平成27年度そうま復興おもてなし隊補助事業要領

平成27年度そうま復興おもてなし隊補助事業要領
○趣
旨
平成23年3月11日に発生した東日本大震災により相馬市及び相馬市民が被ったブランド・イ
メージの低下等からの回復に向け、市内で実施する、各界、各層の実情に応じたきめ細かな取組を
「そうま復興おもてなし隊事業」とし、それら県外へ向けた先駆的かつ積極的な取組に対し、財政
的支援を実施し、風評被害払拭・地域振興を図ることを目的とします。
○対 象 者
上記趣旨を達成するために活動している市民を中心に構成された団体とします。
○対象事業
市内において実施する不特定または多数の参加者が見込める以下の事業を「そうま復興おもてな
し隊事業」と称して、対象事業と認めます。
(1)交流人口増加につながる事業
(2)相馬の産品をPRする事業
(3)風評被害払拭につながる事業
(4)その他、そうまの復興への効果が認められる事業
○補助しない事業
原則として以下の事業に対しては補助しません。
(1)目的に合致しない事業
(2)他の補助制度等を利用する事業
(3)委託や備品の購入がメインとなる事業
(4)営利を目的とした事業
(5)活動内容が飲食のみの事業
なお、個別の事案については、委員会で審査します。
○事業の期間
平成27年4月1日から平成28年3月18日までとします。
○補助額
そうま復興おもてなし隊事業に対して、下記のとおり補助します。
(1)市の予算の範囲内で、市が認めた事業費の3/4以内を事業者に対して補助します。ただ
し、一部経費については定額とします。
(2)上限額は一事業あたり50万円とします。
(3)市の予算を超える応募があった場合の補助額は、市が定める額とします。
(4)補助額に千円未満の端数がある場合、これを切り捨てます。
(5)補助額の範囲内での各経費間1/5以内の流用は認めます。
○補助額及び補助対象経費等
補助額及び補助対象経費等としては別表1のとおりとします。
○補助金交付
実際の補助金の交付に際しては、相馬市補助金等交付規則及び相馬市補助金交付要綱に基づいて
交付することとします。
○事業応募
補助金の応募をする者は、別に定める期限までに、以下の書類を提出してください。
(1)事業応募申請書(様式1)
(2)事業概要シート(様式2)
※事業日程、事業場所等の概要、目的や活動内容等を記載すること
(3)事業参加者名簿及び事業行程表
(4)事業の内容が分かる資料
(5)その他委員会が必要と認める書類
○補助事業の採択
補助事業の採択にあたっては、住民代表、各商工団体等の代表者で組織された相馬市復興交流推
進委員会の中で協議し、採択の可否を決定します。
また、決定したときは速やかに採択通知書(様式3)をもって申請者に通知するものとします。
○実績報告
事業実施完了後、相馬市補助金等交付規則第13条に基づき提出する実績報告と併せて以下の書
類を市へ提出してくだい。
(1)事業報告書(様式4)
※活動内容や活動状況、事業実施後において今後見込まれる効果などを記載すること
(2)領収書の写し
※領収書については、宛名・金額・但し書・日付を必ず記載すること
(3)事業参加者名簿及び事業行程表
(4)活動状況写真
※活動内容が分かる写真を提出する(データと紙で提出すること)
(PR 産品の配布、パンフレットの配布、PR イベントの実施等)
相馬市への訪問者と活動を行った隊員全員が一緒に写っている写真等を必ず添付すること
(5)その他委員会が必要と認める書類
○事業の公表
本補助金を活用して実施した事業については、提出のあった実績報告に基づいて、事業内容及び
活動状況写真等を相馬市HP等において公表することとします。
○その他
個別事項についての疑義が生じた場合には、交流委員会に諮って検討します。
別表1
項目
報償費
委託料
説明及び注意事項
不特定多数の講演会やイベント等の講師や発表者、イベント当日の外部専門
スタッフ等(ボランティアは除く)に対して支払われる謝礼です。講演、発
表、作業等を依頼する段階で、補助事業として実施する(=税金で行う事業
である)旨相手方によく説明し、最小限の金額で引き受けていただく必要が
あります。
講演会等の講師や発表者への報償費については原則 1 人あたりの補助上限を
合計5万円とします。
おもてなし隊事業実施団体への謝礼は対象外です。
事業内容の一部を他団体等に委託する経費となります。
備品購入費
事業実施のために必要な備品購入経費となりますが、原則リース契約(⇒使
用料及び賃借料)にて対応してください。
リース契約ができないなど、やむを得ない限り対象とします。
旅費
不特定多数の講演会やイベント等の講師や発表者、イベント当日の外部協力
スタッフ等の交通費、宿泊費等の経費となります。
事業実施のために必要と認められる経費を対象とします。
旅費については、原則実費負担額としますが、1人あたりの補助上限額を5
万円とします。
交通費については、公共交通機関運賃、レンタカー代、バス借上げ費、ガソ
リン代、高速代を対象とします。
宿泊費の 1 人あたりの上限額は,11,800 円とします。
事業実施に必要な消耗品(物販に係る材料費を除く)購入経費が対象となり
ます。
リース可能な物品については、原則としてリース契約(⇒使用料及び賃借料)
での対応となります。
そうま復興おもてなし隊事業以外の目的で使用できる消耗品は対象外です。
その他、おもてなし費用として、市外からの来訪者に対し、市内での飲食代、
相馬の特産品等の無料配布をする費用として、1 人あたり 2,000 円を上限とし
て対象とします。
(市内飲食店・商店での領収書及び名簿必須)
(定額経費)
発電機等の燃料が該当となります。
消耗品費
燃料費
印刷製本費
通信運搬費
使用料及び賃借料
事業実施のために必要なポスター、チラシ、パンフレット等の印刷代が対象
となります。
事業実施に伴う切手代、運送料等が対象となります。
団体の運営費と明確に区分できるものが対象となりますので、事務所で通常
使用する電話代等を事業で使用する場合などは、対象となりません。
会場使用料、機器リース(レンタル)料が該当となります。