プレスリリース 2009年10月23日トリップアドバイザーが「世界遺産」に関するユネスコとのパートナーシップを開始持続的な観光の確立を目指し、2500万サイトユーザーに協力を呼びかけ！ ∼世界遺産意識調も実施；日本人の９割が世界遺産の保護・保全に協力したいと回答∼ 世界最大の旅行クチコミサイト「TripAdvisor®」（本社：マサチューセッツ州ニュートン、CEO：スティーブン・カウファー、日本語版サイト： http://www.tripadvisor.jp 以下トリップアドバイザー）は、ユネスコ（国際連合教育科学文化機関）と共同で、世界遺産の保護・保全に関する２年間に渡る取り組みを開始したと発表しました。この活動は、トリップアドバイザーが持つ月間利用者2500万人を数える旅行者のオンラインコミュニティを最大限に活用し、世界遺産の保護・保全に向けてを提案、実施していくもの。日本では、「みんなで守る世界遺産キャンペーン」として展開します。その第一歩として、トリップアドバイザーでは、現在登録されている890件すべての世界遺産に関する情報ページを、世界９言語（日本語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、オランダ語、ポルトガル語、スウェーデン語）でサイト上に開設（日本語版ページ http://www.tripadvisor.jp/ WorldHeritage ）。世界中のユーザー（旅行者）に対して、各世界遺産の保護・保全に役立つ、世界遺産の現状に関する最新の口コミ情報を投稿してもらうよう、呼びかけていきます。また、トリップアドバイザーでは、150万米ドル（1ドル=91円でおよそ1億3650万円）の予算で、今後２年間に渡り寄付や活動援助をユネスコ世界遺産センターに対して行うことを約束しています。トリップアドバイザーでは、グローバルな旅行者のコミュニティと、双方向性を持つインターネット上の旅行口コミサービスの利点を生かし、ユーザーである旅行者と共に考え参加できる活動を実施していきます。トリップアドバイザーでは、各世界遺産に関する詳しい情報を掲載した情報ページを開設したほか、すべての世界遺産に対して口コミや写真の投稿ができるようにサイトを見直しました。これにより、世界890 にのぼる世界遺産登録地のより詳しい、最新の情報を、ユーザーが投稿できるようになります。トリップアドバイザーでは、ユーザーである旅行者のコミュニティの力を活用して、まずは世界遺産に関する情報を拡充し、UNESCOおよび、世界各国のユーザーで共有し、保護・保全に役立てていくことを図ります。今回の取り組みに関して、ユネスコ世界遺産センター所長のフランチェスコ・バンダリン氏は「強力な旅行者コミュニティを持つトリップアドバイザーと私たちが協力することで、世界遺産に対する関心を高めるだけでなく、コミュニティから世界遺産に関する多くの情報や意見を受け取ることができると考えています。これにより、世界遺産が直面している問題への注意を促し、世界遺産を訪れる旅行者が、これらの問題にどのように関わることができるのか、有効な情報をもたらしてくれるものと信じています」とコメントしています。また、今回のスタートに先立ち、トリップアドバイザーでは、世界各国で旅行者の世界遺産に対する意識調査を実施。日本人の55%がこれまでに世界遺産登録地を訪れたことがあり、96%が将来訪れてみたいと回答。89％が何らかの世界遺産の保護・保全活動に協力をしたいと考えているなど、世界遺産に関して高い関心があることが分かりました。意識調査の詳しい内容は別紙プレスリリースをご参照ください。トリップアドバイザーとは： 2000年2月創設、本社はマサチューセッツ州ニュートン。月間ユニークユーザー数2500万人、会員数 1000万人を誇る世界最大のオンライン旅行コミュニティ。2008年10月より日本語によるサービス（http:// www.tripadvisor.jp）を本格的にスタート。現在、世界15カ国でサイトを展開し、「楽しい旅のプランニングをお手伝い」をミッションに、約2500万件のクチコミや旅行情報を掲載していますキャンペーントップページトップ http://www.tripadvisor.jp/WorldHeritage 各世界遺産の情報ページ（知床）この件に関するお問い合わせ先はトリップアドバイザー株式会社広報担当三橋竜二 Tel: 03-6416-9336 E-mail: [email protected]