派遣社員秘密情報保持規程

派遣社員秘密情報保持規程
2006年8月1日制 定
2015年1月1日一部改定
旭化成アミダス株式会社
(目的)
第1条
この規程は、旭化成アミダス株式会社(以下「会社」という)の雇用する派遣社員が、
労働者派遣契約または業務上指示された施設(以下「派遣先等」という)において業務を遂
行するにあたり、派遣先等の秘密情報に関して遵守しなければならない事項を定めることを
目的とする。
(適用範囲)
第2条
この規程は、派遣社員就業規則の定めるところにより採用した派遣社員に適用する。
(定義)
第3条
この規程に定める秘密情報とは、下記のものをいう。
(1) 業務を遂行するにあたり派遣先等から提供または貸与を受けた文書、図面、 フィルム、
テープ、外部記録媒体、その他データ等による全ての情報
(2) 派遣先等の財務および人事に関する情報
(3) 派遣先等の取引先および取引内容に関する情報
(4) 派遣先等の顧客リスト等に関する情報
(5) 派遣先等の商品・技術・サービス・ノウハウに関する事項
(6) 派遣先等の業務に関連した未発表の論文やデータ等に関する情報
(7) その他、派遣先等が特に指定する情報で、明確に秘密事項に区分されているもの
(8)
派遣先等で業務遂行上知り得た個人情報
生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述
等により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することがで
き、それにより特定の個人を識別できることとなるものを含む。)をいい、個人のプラ
イバシー情報も含む。
2. 前項に関する情報で既に一般公開されているもの、事前に派遣先等から情報公開について
承諾を得ているものについては秘密情報としない。
(秘密情報の区分)
第4条
会社において秘密情報の区分は原則として次のとおりとするが、派遣先等における取り扱
い区分および名称に関しては、派遣先等の規程に定められた事項によるものとし、 派遣社員は
派遣先等の責任者の指示に従わなければならない。
(1) 極秘
秘密情報のうち、秘密保全の必要性がきわめて高く、その流出によって、会社に甚大な損
害や損失を与えるおそれがあり、社内で特定の者以外には開示することができないもの
(2) 秘密
極秘以外の秘密情報のうち、その流出によって、会社に重大な損害や損失を与えるおそれ
があり、社内で特定の者以外には開示することができないもの
(3) 社外秘
極秘、秘密以外の秘密情報のうち、社外に開示することができないもの
(秘密保持義務)
第5条
秘密情報の開示を受けた派遣社員は、知り得た秘密情報を、派遣先等が定める開示可能
範囲外の者に開示、または漏洩してはならない。
2. 秘密情報の開示を受けた派遣社員は、知り得た秘密情報を、業務遂行の目的のみに使用する
ものとし、他の目的のために使用、流用してはならない。
3. 秘密情報の開示を受けた派遣社員は、業務上の事由であって、派遣先等の指示により秘密情
報をその開示可能範囲外の者に開示する必要が生じた場合には、事前に派遣先等の責任者に報告
し、その指示に従って行わなければならない。
4. 秘密情報の開示を受けた派遣社員は、知り得た秘密情報を業務上の指示なくして、いかなる
方法によっても複製または複写もしくは外部に持ち出してはならない。
5. 派遣社員は、業務遂行上アクセス権を与えられた情報以外の情報に一切アクセスしてはなら
ない。
6. 派遣社員は、他社で得た秘密情報を派遣先等に開示、または漏洩してはならない。
7. 派遣社員は、派遣契約終了時または派遣先等の指示を受けた場合は、直ちに秘密情報に関す
る全ての資料等を派遣先等に返還しなければならない。
8.この条に定める秘密保持義務は派遣社員でなくなった後も同様とする。
(懲戒)
第6条
この規程に違反した場合は就業規則に定める懲戒の対象となる。
(損害賠償等)
第7条
派遣社員がこの規程に定める事項に違反し、派遣先等に損害を与えた場合は、派遣社員はそ
の損害を賠償しなければならない。
2. 派遣社員は、前条により懲戒処分を受けた場合も損害賠償の責は免れない。
付則
(実施時期)
第8条
この規程は2015年1月1日より一部改定の上適用する。