素学習 - 全日本高等学校書道教育研究会

日
‘、■ ‘ゞハ■‘く ■ ‘で 〓 ‘ぐ 〓てく
全 日本高等学校
TEL 048-473-8111
Rヽ X 048-470-1061
に
日
昂1
TEL 03-3807-7961
X 03-3807-0981
Flヽ
堂
株 式 会社 至 誠
〒1160013東 京都
荒川区西日暮里 5323
鷹 巣 良 成
め の 正夫 など 、生 徒 の ニーズ に合 った授 業 内
容 や 教 材 開 発 を 行 って いる と ころ に 関 心 い
た し ま した c
仮 名 の書 の分 科 会 では、書 道 I に お け る導
入時 の仮名 指 導 、 多 様 な生 徒 と と も に考 え る
復 元 臨 書 、 仮 名 授 業 の観 点 別 評 価 の実 践 な
ど 、生 徒 の ニーズ に合 った 教 材 配 列 や授 業 内
容 、 そ し て、観 点 別 評価 に つ いて の具体 的 な
取 り 組 み に は す ぐ に 活 用 で き のも の も あ り
ま し たこ
ど の分 科 会 も 発 表 さ れ る 先 生 方 の 取 り 組
み に 聞 き 入 る と と も に質 疑 応 答 な ど が 積 極
的 に行 わ れ、書 道 教 育 に携 わ る先 生 方 の熱 気
に 圧倒 さ れ るば か り でし た。
本 誌 は 長 野 大 会 の授 業 研 究 や 分 科 会 の ま
と め を掲 載 し て いま す の で、今 大 会 に参 加 で
き な か った 全 国 各 地 の先 生 方 に は ご ^読 い
ただ き 、今 後 の授 業 に活 用 し て いただ け るも
のと確 信 いた し ま す 。
来 年 度 は いよ いよ 新 学 習 指 導 要 領 の完 成
年 度 です 。 我 々書 道 教 育 に携 わ る者 と し て、
指 導 と 評 価 の 一体 化 を 図 り 、 授 業 力 ・指 導
力 の更 な る向 上 に努 め な け れば な り ま せ ん 。
そ し て、山 形 大 会 では 一人 でも多 く の会 員 の
皆 様 に参 加 し て いただ き、 そ の成 果 を 互 いに
確 認 でき る大 会 にな る こと を 願 って いま す 。
結 び にな り ま す が 、指 導 助 言 を し て いた だ
き ま し た 加 藤 泰 弘 先 生 並 び に 授 業 研 究 。分
科 会 で発 表 し て いた だ いた 先 生 方 に は 深 く
感 謝 申 し L げ ま す c ま た、 長 野 県 松 本 蟻 ケ
崎 高 等 学 校 長 の伊 藤 公 麿 先 生 を は じ め 長 野
県 の先 生 方 、 大 会 運 営 にご 尽 力 いた だ き ま
し た 関 係 者 の皆 様 に は 心 よ り お 礼 申 し 上 げ
ます 。
埼玉県立志木高等学校
〒3530001埼 玉県
志 木 市 上 宗 岡 111
吉 本 佳 尋
書 に つ い て考 え る ヽ、 高 速 高 校 の泉 先 生 が
﹁国 の前 の生 徒 を ど う 育 てる か ﹂ ヽ 体 験 学 習
や本 物 を 見 せ る 取り 組 み ∼、山 形 北 高 校 の渡
邊 先 生 と 実ヽ
河 江 高 校 の佐 藤 先 生 の共 同 研究 、
﹁見 る こと三 か ら始 ま る授 業 ﹂ ∼電 子型 タブ
レ ット 、デ ジ タ ルカ メ ラ等 を 活 用 し た教 材 開
発 。実 技 指 導 の 一例 ∼G Ⅲ 仮 名 の書 で は、
道 I﹂ にお
東 御 清 翔 高 校 の小 林 先 生 が 、 ﹁呈 日
仮 名﹂ から のア
け る導 入 の 一考 察 ﹂ ∼大 字 ﹁
プ ロー チ ヽ 、 望 月高 校 の小 宮 山 先 生 が 、 ﹁
生
徒 と と も に考 え る原 本 の姿 ﹂ ∼ 継 色 紙 の復 元
仮
臨 書 制 作 ∼ 、豊 岡総 合 高 校 の大 平先 生 が 、﹁
名 の書 の授 業 実 践 ﹂、 分 野ご と に そ れぞ れ 三
つの発 表 を も と に研究 協 議 が 行 わ れ ま し た。
漢 字 仮 名 交 じ り の書 の分 科 会 で は 生 徒 の
共 同制 作 、他 教 科 と の連 携 、 ことば 探 しなど
制 作 過 程 や 言 葉 の 理 解 の場 面 で は いず れ も
言 語 活 動 の充 実 を 図 る た め の 工夫 が な さ れ
て いる と ころが 興 味 深 く 、作 品 制 作 に反映 さ
れ て いる ことを 強 く感 じま し た。
漢 字 の書 の 分 科 会 で は 臨 書 指 導 で 人 と 書
に つ いて考 えさ せ た り、地 元 の龍 渓 硯 など を
実 際 に手 に取 り 見 せ た り、電 子機 器 を 活 用 し
た 教 材 開 発 など 、 思 考 力 ・判 断 力 ・表 現力 を
育 成 す る た め の I夫 や興 味 。関 心 を 高 め るた
尚
事務局
じ茂
書道教育研究会
等
学
校
新学習指導要領完成年度 へ向 け更な る深化 に期待
全日本高等学校
道
寺 尾先 生 が 、 ﹁行 書 を 書 こう ﹂ ∼ 行 書 を 生 活
に 生 か す こと を め ざ し て ∼ を テ ー マと し て
授 業 と 研究 協 議 が 行 わ れ ま し た。
それぞ れ の授 業 では、
1 多 様 な 生 徒 に 興 味 関 心 を 持 た せ る た
︶
め に教 材 や内 容 の 工人 ^
2 知 的 好 奇 心 を 刺 激 す る た め に ﹁言 語
活動﹂ ﹁
課 題 研 究 ﹂を 充 実 さ せ る た め
の工夫 .
3 中 学 校 書 写 の 授 業 に T T と し て 加
わ った、 中 高 連 携 の取 り 組 み。
を念 頭 に据 え た 取 り組 み でし た。 ま た 、全 体
を 通 し て観 点 別 評 価 を し っか り 意 識 し た 展
開 が な さ れ て いま し た が 、 授 業 の進 行 と と
も に観 点 別 評 価 を し な け れば な ら な いた め 、
いか に 絞 り 込 ん だ 観 点 を 設 定 で き る か 今 後
、
も 継 続 し た 研究 が 求 め ら れ ま す ^
ま た 、分 科 会 では I 漢 字 仮 名 交 じ り の書
で は、 長 野 西 高 校 の佐 藤 先 生 が 、 買口作 共 同
作 業 に よ る生 徒 の成 長 ﹂、 大 町 北 高 校 の真 山
他 教 科 と の連 携 によ って深 め る漢 字
先生 が ﹁
山月
仮 名 交 じり の書 に つ いて﹂ ∼中 島 敦 の ﹁
漢
記﹂ を 読 ん で∼ 、安 塚 高 校 の小 黒先 生 が 、﹁
字 仮 名 交 じ り の書 の作 品 構 成 に ついて﹂c Ⅱ
漢 字 の書 では、大 田先 生 が 一
顔 真 卿﹂ ∼ 人 と
科[
長
霊
口又
土半
量日
第 二 十 九 回全 日本 高 等 学 校 書 道 教 育 研 究
会 長 野 大 会 は 昨 秋 十 一月 卜 三 日 ・卜 四 日、
長 野 県松 本 文 化 会 館 ︶
キ ッセ イ 文 化 ホ ー ル ︵
に お い て、 全 国 各 地 か ら 二百 六 十 名 を 超 え
る先 生 方 が 参 加 さ れ 盛 大 に開 催 さ れ ま し た.
本大 会 は ﹁
書 道 教 育 を 通 し て生 徒 を ど う 育 て
る か﹂ ∼ 教 育 活 動 か ら 書 教 育 の原点 を探 る∼
を 大 会 テ ー マに全 国 の先 生 方 が 一堂 に会 し、
新 学 習指 導 要領 を 踏 ま え た授 業 研 究 、分 科 会
で そ れ ぞ れ 意 見 交 換 や 情 報 交 換 す る こと が
でき ま し た。
新 高 等 学 校 学 習 指 導 要 領 は、 平 成 二十 五
年 度 よ り 年 次 進 行 で実 施 さ れ 本 年 度 は 二年
目 にな り ま す . 各 地 域 にお いて、す でに様 々
な 実 践 報 告 会 や 研 究 会 が 進 め ら れ てき ま し
たが 、今 大 会 では 更 な る深 化 に向 け た 取 り組
み と 完 成 年 度 に 繋 げ る た め の確 か な 足 跡 を
残 す こと が でき た も のと確 信 いた しま す 。
授 業 研究 では A 漢 字 仮 名 交 じ り の書 で
は 明 科 高 校 の木 下 先 生 が 、 ﹁
も のづ く り を 通
し て育 て る授 業 実 践 ﹂ ∼ 生 徒 が 学 び に興 味 を
持 つた め のアプ ロー チ ∼ 、 B 漢 字 の書 では
長 野高 校 の佐 藤 先 生 が 、 ﹁呈 日
譜 ﹂ で知 る書 の
伝 統 と文 化 ﹂ ∼生 徒 の知 的 好 奇 心 を 刺 激 す る
∼ 、 C 中 学 校 書 写 と の連 携 では蓼 科 高 校 の
童
号
78
第
△
研
同
全
1112015年 (平 成27年 )3月 27日
口Ⅸ
土¥
筆
6、
000円
5,000円
3,600円
2,600 pl
1、
600円
1,300 Fl
光 を当 てよう。講 演 会 と リ ンク し た
体 系的 な 展覧会 を催 そう。 このよう
に準備 運営 す るう ち に、 通常 名ば か
り後援 であ るはず の松 本市 お よび 市
教 委 に、本格 的 に力 を借 りな いと済
毛
9回
第3
全日本高等学校書道教育研究会
長野大会を終え て
1100円
長 野大会 事 務 局 長
一
一
¨
器
一
1 100F―
小 宮 山
校 には進 学 校 の、 教 育 困難 校 には そ
21001■ l
諭︶
いでし ょ か。
う
じ つ︶ の部 分 であ
さ て大会 の実 ︵
る授業 研究、 研究 発表 に ついて3大
れな り のや り方 が あ って当然﹂ と い
う、ど ちら かと いう と従来 タブ ー視
さ れ て いた こと に果敢 に切 り 込 みま
した。 大会 では期 待 ど おり ︵
つし 生
13.1001劇
︵
長 野県諏訪清 陵高等 学校 ・附属中
今 回は県下第 二の都市松本を会場 に、
中 信 お よび南 信 が中 心 とな って運営
す る形を つくりま した。
人澤 一仁 運営委 員長 は、 ﹁
引き受 け
会 テー マは ﹁
書 道 教育 を通 し て生徒
をど う育 てるか∼教育 活 動 か ら書 教
育 の原点 を探 るヽ﹁ 大会要 項 のご案
内 の文 章 に、容 量 の関係 で割 愛 さ れ
た 一文があります〓 墨 曰
道 に限 った こ
学格験筆筆 讐 会
大棄 受硬毛 願協
4.500円
〔
、
ttp′ /www A:hor、 ―shOsha or,p
50011
,3413
会
定 協
能 検
技
5、
人
園 法
財
一 般
警 写
筆
ま なくな り ま した。夜 の教 育 懇 談会
にし ても、地 域特 産 物 を 用意 す るた
め に、想定 を超 え る幅広 い支 援 を い
ただ く こと にな り ま した。賛 否混活
ですが、創造 性 のあ る長 野 スタ イ ル
の路線 を貫 こう と いう 県 下 スタ ッフ
の気概 は感 じ て いただ け た の ではな
た から にはや っつけ仕事 みた いな人
会 には しな い 一と いう強 い信念 を打
ち出 し て いました。レールに乗 っか っ
てや って いく のは簡 単、 しか しそ う
︶そし て ﹁参加 した人が、〓
はしな い︵
遠
長 野県 は ﹁
信 州合衆 国﹂ など と い
われ るよう に、広 い県土 を急峻 な山
脈が分断す る特殊 な文化事情 のため、
平素 の県高書 研 の活動 は ﹁
北信﹂ ﹁
東
信﹂ ﹁
南 信 ﹂﹁
中 信﹂ の4支部 を基 に
成 り立 って います.支 部 それぞ れ の
地 域性 に応 じ、 研修 会 や支 部 開催 の
生 徒 展 のサポ ー ト等、 独自 の活動 を
展 開 し て いますが、全 国的 な例 に漏
徒 たち は素 のま ま の姿 を さら け出 し
てく れま した。 参 加 観覧 され た方 々
か ら は も ち ろ ん賛 否 あ り ま し た が、
これ ら す べ て、 事 日
道 は生 徒 の人 間
区l.大
■1,││10う 東京
=島
TEl.08(3● 8● 31Sl(イ
“ t,「 Aヽ 03(1,S'3528
硬
日 本
級
5
級
4
級
3
級
0 0 0
可
圭日
路 長 野ま で来 てよか った﹂ と思 って
も らえるような、 ﹃
お十産﹄ を設け よ
う﹂ と。 例 えば か つては大 会中 に行
わ れ て いた講演 会 の復活 を企 図しま
した。 ついては、今 ま でさ ほど 注 日
を浴び ては いな か った秋 山 自巖 に脚
形成 の重要な ツールとなり得 る のだ﹂
と いう切 に訴 えた いテー マの具 現と
し てご 理解 いただ け た の ではな いか
と思 います。
今 大 会 には 三百六十 人 を超 え る参
加者 を得 ら れま し た。多 く の方 か ら
﹁
充実 した大 会だ った﹂ ﹁
信 州を堪 能
でき た﹂ と の声 を いただ き、 冥利 に
尽 き ると ころ です。 全 国各 地 からご
参集 いただ いた皆 様 に感謝 中 し上げ
ます.分科 会 発表 に際 しご 尽力 いた
だ いた各 県高書 研 ならび に発表 いた
だ いた先生、 細部 にわたり助 言 いた
だ いた前年度 開催 の静 岡県 の先生方 、
教 育 に存 在す る意 義 を失 います.芸
術科書道 の目標が、 一
字 をうまく書 け
るよう にな るため﹂ と い った技術 中
心 にあ るな らば 、 日常 毛筆 を使 う こ
と のな い現代 にお いて、 いず れ書 道
は学校教 育 からな くな る こと でし ょ
中 高書 写書 道 の連 携 の大 切さ を謳
う か ら には、実 際 に中 学 生 対象 の授
そ し て、述 べ てき た とおり の当 県 の
思 いを汲 ん で我 が 儘 を容 認 し てくだ
さ った全高 書 研 の役 員諸先生 方、 す
べ ての皆様 に この場 を お借 り し て御
︲げ ます。
礼申 し︱
う。
﹄前述 の書道教 員 の激減、芸術科
日から の書 道消 滅 を 日 の当 た り にし
て いる県内 教 員 の、 いや全 国 の書 道
教 員 の痛 切 な危 機感。 これ を打 破 し
た い思 いが、今大 会 の根底 ですc
業 を 公開 しよ うと、 そ のた め に 一年
前 から協力 校 の中 学 にお いて実 際 の
生 徒 と何 同も授業 を重 ね、 本番 を迎
えま した。 さら に、 公約 数 を求 め る
ようなありがちな発表を避 け、 ﹁
進学
,
(日
¬じ 確警
に
甕
と ではありませんが、 喜同校生 にど の
よう に成 長 し てほし いのか﹂ と い っ
た 理念 なく し ては、 そ の科 日は学校
れず 近 年 は教 員数 の減 少、殊 に若 手
専任 教 諭 の少 な さが際 立 ち、ど こま
で現在 の支 部制 を維 持 し て いけ る の
かが不安視 され て います.そんな中、
9回全高 書 研長 野大会 の開
今 回 の第 3
催が決 まりました。
長 野 県 で は す で に 平 成 十 二年
、 全 高書 研大 会 ︵
︵
2 00 0年 ︶
第昴
回︶ を 開催 し て います。 このと き は
長 野市 を会 場 に、 北信主 導 で運営 さ
れま したc それ か ら十 四年、今 般 再
度 の長 野 県 開催 にあ た っては、 前述
のとお り実 働 部 隊 の少数 化、高齢 化
が著 しく、 県高 書 研 の体 力 が落 ち て
いる点 で前 回大会 と大 きく異な り ま
す。 したが って引 き受 け る べき では
な いと の声 も当初 は少 なく あ りま せ
ん でした。 し かし ひとたび 開催 が 決
ま ってから は、 久 しぶ り に県内 教 員
が 結束 し、成 功 に向 け ての大 き な力
が生 まれ てきた のを実感 できましたこ
置
場
会
付
●試 験 地
全 国 主 _ 者 F市 .10名
で 試 験
◎全 国 有 名 特 約 書 店 で も 受
0受 験 i4(,肖 費 税 含 む )
2
1級
準
級
1
)
設
雄
、 11月
、翌
… ‐ 6月 21日
∼ 5月 25日
年 ■ 月 の 3回 案
日 )
度 第 1回 …
ヽ‐‐4月 ,日
0試 験 日 (同
0平 成 27年
0願 警 受 イ寸
(毎 年 6月
手
鋼書
F不斗
ゞこ 音
:
整 モ ス婆
る
`ナ
3 准隻
縫豊 歴
1, :
ホ
:こ j箱
‐ 嘉 え 責哉
ヌ ヽ 言式
顔司
(2)
2015年 (平 成27年 )3月 27日
△
研
同
全
号
78
第
だ き、 厚 く御 礼 申 し上げ ま す。
落 ち着 き 、私 が 赴 任 し てか ら の取
十 六 時 十 五分
内 の 一教 科 であ る書 道 の授業 改善
は、単独 では成 し得ず 、 全 教 科 で
取 り組 んだ ことが、 大 き く書 道 に
も作 用 し て成 果 が定 着 し た と感 じ
今 回 の授 業 研究 は、 三年 生 の選
て いま す 。
に繋 が る﹂ でし た。
、
て
黎
鑽
懸
麒
一
勢
し
、
御
く
て いな い、 ﹁チ ャイ ム を 守 る/ 始
デ ザ イ ン化 の観 点 から 取 り組 みま
し た。① では、 当 たり前だ が でき
固 造 ,
・
と係 と在 あ
硯 関芯 自 劉
一
形着 み表
・
嘩湯麻
酬
﹂
晟
涸証鯵昨 年
は暗腑蝙
の
を
ジ
際
訓
か
期
厩
蜀
鼈
躙膨精
瘍
い一
い
隋
陽 堂
鰈
餞
渥
晰
け
炒
晰
り
い
靡
晰
黎
概
げ 、 取 り 組 み 始 め ま し た。 ﹁
①生
そ こで、 改 善 策 を大 きく 2 つ挙
実 用書 道 ﹂ ︵
学 校 設定 科
択科 目 ﹁
刻
目 三単 位 ︶ の講 座 で、 単 元 は ﹁
徒 に ⋮授 業 を 受 け る た め の スキ
る﹂ これ らを授 業 の ユ ニバー サ ル
ル指 導 ﹂ ﹁
② 教 師 が ⋮授 業 を 変 え
グ
字 ガ ラ ス エング レービ ング ︵
スの コ ップ に書 字 を彫 ると いう授
ラ ス刻 字 と を 扱 いま し た。 ガ ラ
私が本 校 へ赴 任 した のは 四年 前
業 終業 の挨 拶 / 遅刻 を し たら静 か
業 です 。
ですが 、 当時 の三年 生 の講 座 の生
に着 席/ 書 道 用 具 以外 は机 上 から
ま した。② では ﹁
も の作 り を中 心
と し た 授 業 展 開 ﹂ を 試 み ま し た。
い
ハ性boku― undo co jp/
http:/ノ `
東京店 ・札幌 (営 )・ 福岡 (営
)
思 い返 し ます と、 研究 テー マに
第 二十 九 回全 日 本 高 等 学 校 書
分 科会
十 四日 ︵
金 ︶ 九 時 ∼ 十 一時
全体 会 ・閉会式
十 二時 三十分
十 四日 ︵
金︶ 十 一時 二十分 ∼
た。 な お、 こ こには明科 高 校 全 体
の取 り組 みも含 ん でお り ます 。校
り 組 み を 整 理 す る こと に し ま し
二 十 六 年 十 一月 十 三 日 ︵木 ︶、
十 四日 ︵
金 ︶ の 二日間 にわた り 開
催 さ れ ま した。
△ム 担
物
キ ッセイ文 化 ホー ル
長 野県 松本 文 化会 館 ︶
︵
ホ テ ルブ エナビ スタ
十 三日 ︵
本︶ 十 四時 二十分 ∼
道 教 育 研 究 会 長 野 大 会 が、 平 成
は長 く悩 みま し たが 、 本 校 のあ り
研究 授 業 ・研究 協議
のまま を お 見 せ しよう と いう所 に
口Ⅸ
幕千
受 付
十 三日 ︵
木 ︶ 九 時 三十分 ∼
十 三日 ︵
本 ︶ 十 時 ∼十 一時
総 会
十 三日 ︵
木 ︶ 十 一時 十分 ∼
間会 式
十 二時
の学び から逃 避 し て いる傾 向 が あ
降 ろす/ 携 帯 電 話等 は預 け る/ 用
具 の準 備 片 付 け 指 導 ﹂ 等 を 行 い、
徒 は、学 ぶ 喜び に気 付 く前 に、 書
〒 6308043奈 良 市 六 条 1535
●擦 をみヽ■督林゛
'各
種 (書 道・国語・英語・:部 較)、
高等学校教続
中学校教諭 (国 語 ・英語 )、 小学校教諭 1種 、
幼 稚 購教 諭 1種 、学 芸 員 、図書 館 司警 、
学校 図書館 司書教論 、日本語教 員資格 ほか
URL
痰 轟 機を入攀・入奪臨
圭日
古同
十 三日 ︵
木 ︶ 十 三時 ∼
情報交換会
十 四時 十分
りま し た。生 徒 によ り違 いはあ り
不十 分 / 休 み時 間 の延 長 のよ うな
Tel:0742-52-0310 Fax:0742-45-6880
maill infoOboku― undo co jp
聾墨 運
人試 7'‐ ,“ ヤル ●12066118
80
テ5012ヽ 92 崚 や市太誨i丸
ま すが 、授 業 中 の問 題点 は複数 確
A 漢 字 仮名 交 じ り の書
準 備 や片 付 け が
認 でき ま し た。 ﹁
振 る舞 い/ 無気 力 / 携 帯 電 話 等 の
使 用/ 飲食 / 離 席﹂ 等 々。
生 徒 に注 意 を す る場 面 ではカ ー ド
も 利 用 し、表 示 や整 理 の工夫 も し
も のづ くりを
通 し て育 てる授 業実践
∼ 生 徒 が 学びに興味を
持つためのアプローチ∼
く い/ 持 続 的 に 取 り 組 み や す く 、
ン スを 取 り やす い/ 単 調 にな り に
も の作 り の利 点 は、 ﹁五 感 のバ ラ
半紙 一
完 成 時期 も わ か り やす い ︵
書道教育 理―ス
墨 づ くり200
―
雛1,1
逓 :ふ
・
大学 ..:通 羊
長野県明科高等学校教諭
授 業 のな か で気 付 いた こと は、
手/ 視 覚 的触 覚 的 アプ ローチが 有
枚 書 い て ﹃も う 終 わ り。﹄ と は な
﹁
座 学 が 苦 手 / 耳 か ら の情 報 が 苦
こ の度 、 全高 書 研長 野大 会 で授
わか り やす さが 動機 付 け や持 続力
効/ 単 調 を避 け 五感 活 用が 大 切/
木 下 直 樹
業 研究 を担 当 さ せ て いただ き ま し
た。全 国 から先 生方 にお越 し いた
文化創造学部 書道・圏護専修
78
号
第
△
ム
研
全
27日
)3月
(平 成27年
02015年
口Ⅸ
轟千
やす い/ 制 作 後 に作 品 を愛 用 でき
的 にわ かり やす く 、 過程 を楽 し み
ら な い︶/ 作業 の積 み重 ねが 視覚
な ってお ります が、 今 後 に益 々 の
着 きを 取 り戻 し、魅 力 あ る高 校 と
な りま し た。 明科 高 校 も年 々落 ち
頂戴 でき、今後 の教 育 活 動 の糧 と
大 きな課題 でした。 こ のよう な状
り、幾度 も押 し潰 れ そ う にな った
二年 目 に 入 った ば か り の私 に と
く 、勤 務 一年 目が 終 わ り よう やく
今 ま で進 学 校 で の勤 務 経 験 が な
●グ ル ー プ 活 動 な ど を 通 し て
施 す ことが 目的 ではな い。
施 す こと を 取 り 入 れ、 訓点 を
●学び の つなが りを 知 り 、知 識
を生 かす 。 そ のた め に訓点 を
の入室 ・用具準 備 か ら、片付 けま
校 の書 道 教 室 を ほぼ 再現 し、生 徒
ま し て、 私 の役 目を無事 終 え る こ
し いただ いた先 生 方 のお陰 を も ち
職 員 と生 徒 、 そ し て全 国 から お越
大 会 スタ ッフを はじ め、 明科 高 校
中 、生 徒 同士 の会 話 の中 に、 他教
進 学校 な ら では の取組 を模 索 す る
お詫び 申 し上げ ます。
さ て、今 大 会 のテー マに則 し て
表 であ り ま した こと、 まず も って
にも準 備 不 足 で の授 業 実 践 及び 発
と いう ことを中 核 にしよう と考 え
感 じ ても ら いた い。
ず 、 面白 いと いう ことを先 に
●漢 文 に苦 手 意 識 を持 つ生 徒 も
キ ャリ ア教 育 的 能 力 を育 む。
空磨 り防止機 能 ランプ付 き
鷲
一
睾
.
攀
一
一
磋
薇
瘍
繹
彎
.
呉 竹 墨 す り機
一﹁い、
る﹂ 等 が挙げ ら れ ます 。
況 でした の で、皆 様方 には、 何分
でご 覧 いただ き ま し た。生徒 が 緊
とが でき ま した。 心 よ り御礼 申 し
ま した。
最 後 に な り ま す が 、 こ の度 は、
期 待 が 膨 ら みます 。
以上 のよう な 取 り組 みを発 表 さ
張 し てしまう のではな いか と 心配
上げ ま す 。
全 生徒 に配布 し た 二〇 枚 近 く の
せ て いただ き ま し た。会 場 には本
でした が、 彼 ら の全 く普 段 通 り の
科 、特 に国語科 の職 員 と会 話 す る
書 譜 ﹂ の本 文 など 全 て の
資料 の ﹁
い る の で ハー ド ル を 高 く せ
様 子 に少 し驚 き、 そ の援 護 も あ っ
て、 私 も動 じず 授 業 を進 め る こと
から指定 さ れ た ﹁SG H﹂ で の活
B 漢 字 の書
中 に、 ま た今 年 度 よ り文 部 科 学 省
前 述 の取 り組 み の成 果 は、 まだ
文 章 は手 で打 込 み、 図版 は切 張 り
を しま し た。 そ のため書 き 下 し文
しを生徒 と行 いなが ら の授 業 とも
動 に ヒ ントを 得 る ことが でき ま し
た。 も ち ろん そ れ は スト レー ト な
な り、意 外 と盛 り上 が り も しま し
今 回 の授 業 研究 の発表 は、本 校
の歴史 的 仮名 遣 いなど の間違 い探
も の ではあ りま せ ん でし たが 、 こ
の機 会 が な け れ ば 現 役 生 徒 の姿 、
た。
意 識 す る こと はな か った かも しれ
と大 会会 場 が 遠 く離 れ て いる事 情
詳細 に ついては大 会 集 録 に譲 り
“
が でき ま した。
﹁
書譜 で知る
﹂
書の伝統と文化
さ ら には卒 業 を し社 会 人 とな った
﹁
書 譜 ﹂ の展 覧 が な さ れ る こと も
ま せ ん。 ま た東 京 国立 博 物 館 に て
ますが 、書道 に係 る こと と し ては、
【お 問い 合わせ】
まだ 充 分 に現 れ て いると は言 えま
せ んが 、生 徒 が 活 き活 き と取 り組
む表 情 や姿 を通 し て、ご 参 加 いた
だ いた先 生 方 にお 見 せ でき た か と
∼生 徒 の
知 的好 奇心を 刺激 す る∼
長野県長野高等学校教諭
生徒 の将 来 の姿 を 、 これ ほど 強 く
昨 年 度 の静 岡大会 では、前 任 校
佐 藤 充
で生 徒 と地域 の方 々とが作 成 した
あ り、授業 研究 のテー マを 設定 し
さ せ て いただ き ま し た。 それ に引
ま し た。
き続 き今 年 度 今 大会 でも、授 業 研
奈艮市南京終町7576 〒6308670
191
縦嶺継目 た おや 0`
◇高校生 のための書道講座
urelake株 式会社呉竹 TEL10742 50 2050 FAX10742 50 2070
7346
(03-5399‐
TEL03-5399-7345 Fん
書道研究所
〒 175-8571
東京都板橋区高島平
大東 文化大学
中 村 不折 に係 る伊 那市 高 遠 町 の散
策 マ ップ に ついて、分 科 会 発 表 を
究 と いう 場 で発 表 を さ せ て いただ
書 道 以外 の こと に係 る こと と し て
書 への思 いを感 じ 取 る。
● ﹁
書 論 釜自
譜 ご によ り書 の伝
統 と文 化 、 つま り先 人 たち の
存 在 を まず は知 る。
書 譜﹂ を 通
●今 回はあ く ま で ﹁
して ﹁
書 論﹂ と いう も の の
きま し た。
今 回、私 の授 業 研究 のテー マ︵
課
の特 質 や本校 が 置 か れ て いる状 況
題 ︶ は、 進学 校 と し て の本 校 生 徒
を特 に生 か した授業 実 践 と いう こ
と でし た。
◇大束文化大学主催全 国書道展
一―
―
―
圭日
,'4名 にしまつて下さい。
塚以兵け え友基 亀
―
―
-
◇月刊 『大東書道』
―
感 じ、 嬉 しく 思 ってお ります 。 ま
た、 研究 協 議 では貴 重 なご 助 言 を
ケータイ
ゲ ームを
(4)
2015年 (平 成 27年 )3月 27日
△
ム
研
同
全
号
78
第
口Ⅸ
専干
78
号
第
△
ム
圭日
研
同
全
(5)2015年 (平 成 27年 )3月 27日
今 回 の機会 が な け れば 恐 ら く 取
非常 に有 意 義 な場 であ りま した。
をご 指 摘 いただ く など 、私 にと り
品制 作 の指 導 に ついて のポ イ ント
ついて の悩 みが 共有 でき たり 、作
に思 わ れ て いる皆 様 も多 いかと 思
います が 、 討議 の場 では、 評価 に
き た か申 し訳 な く 思 い、 ま た残念
けず 、 ど れだ け の ことを お伝 え で
た。生 徒 の生 の活 動 を 見 て いただ
か ら 、 映 像 で の発 表 と な り ま し
松 本 市 教 育 委 員会 が 、数 年 前 よ り
さ れ て いる のが 実情 です 。 そ こで
保 できず に、先 生方 が 指 導 に難 儀
現場 では書 写 の授業 が な かな か確
て いただ きま し た。 小 ・中学 校 の
高 の連 携 ﹂ と いう こ と を 大 き な
テー マに掲げ て、授 業 を 展 開 さ せ
礼 申 し上げ ます 。
中・
さ て、︿ワ回 の長 野大 会 では ﹁
越 し いただ きま し た こと に厚 く御
だ き、全 国 から多 く の先 生方 にお
言 も いただ き ま したが 、 近藤 先 生
全 部書 かせ た らど う か﹂ と いう助
姿 を 見 て いただ き た いと考 えま
﹂
し た。 ま た ﹁
小 筆 で自 作 の短歌 を
生 き生 き と書 く
く 、生徒 たちが ﹁
よ る授業 を 見 て いただ く のでは な
でした。単 な る作業 や話 し合 いに
場 面を 見 て いただ く か と いう こと
す 。 二 つ日 は、 公 開授業 でど んな
を 重 ね、 な ん と か形 にし た次 第 で
成 でした の で、 情報 収 集 や 研究 会
ば と幸 いと思 ってお りま す。
校 書 写 の充 実 を 図 る ことが でき れ
す 。 今 回 の取 り組 みを機 に、中 学
と に他 な ら な いと実 感 し ており ま
た て て書 く こと﹂ が実 践 できた こ
筆を
理解 でき た のは、 ひとえ に ﹁
の様 子 や励 ま しを いただ いた先 生
後 の こと を振 り返 りま す と、生 徒
し て いただ いた こと に感 謝申 し上
や ア ンケ ー ト等 を、 細 や か に実 施
ド リ ル︶
硬 筆 に よ る行 書 の練 習 ︵
業 で足 り な か った補 足、 学 活 で の
業 を実 施 す る ことが でき た の では
な いか と思 ってお ります 。 ま た授
ら、出 前 授 業 の域 を超 え た公 開授
側 の生 徒 理 解 を き ち ん と 得 な が
指 導 の按 分 や呼 吸を揃 え、中 学 校
ただ き ま した。 近藤 達 也 先 生 と の
テ ィー チ ング で授業 を 行 わせ て い
年 四 組 の生 徒 を 対 象 に、 チ ー ム
も と に、 松 本 市 立 旭 町 中 学 校 二
た教材 を 用意 す る ことが でき た の
う部分 も あ り、 生徒 の実 情 にあ っ
自 力 で考 えな け れば 書 け な いと い
つも、筆 や 墨 の使 い方 は、各 自 の
生 徒 におぼ ろげ な ヒ ント を与 え つ
さ ら に硬 筆 の ミ ニ ュチ ア手 本 は、
いう方 向 で取 り 組 ん で み ま し た。
徴 を 生 か し な が ら、 行 書 を 理 解
し、行書 に合 った平仮 名 を書 く と
場 合 は、作 品 の出 来 栄 えば か り に
て いた と いう こと です 。高 校 生 の
と等 ︶ に対 し て極 め て素 直 に書 い
筆 を た て て書 く こ
の基 礎 ・基 本 ︵
校 の授業 と の 一番 の違 いは、 毛筆
を改 め て痛 感 さ せ ら れま した。高
と の授業 を 通 じ て、書 写 の重 要性
最後 に、旭 町中 学校 の生 徒 たち
せ ら れま し た。
気 持 ちが違 う﹂ と い った意 見が寄
自 分 の言 葉 を書 いて いる の
い﹂、 ﹁
で、 教科 書 の課題 を書 く と き と は
術 教 科 、 書 道 は必 要だ と 一定 の理
をず っと模索 し ており ま した。芸
な 現 場 にお いて、 書 道 教 育 の意 味
進 学 中 心 の座学 偏 重 にな りが ち
ま ま の姿 を 見 て いただ きま した。
四年 にな ります 。 普 段 の授 業 そ の
会 を いただ き、 と ても勉 強 にな り
ま し た。 合 作 を授 業 に取 り 入 れ て
この度 分 科会 にお いて発表 の機
と相談 の上 、生 徒 の実 態 に合 わ せ
て、半 紙 四∼六 字 程度 で中 筆 の特
方 のお陰 により、 ライ フワーク 的
げ ます 。
気 を とら れ て、 用筆 法 が お ろ そ か
解 はあ るも のの実 際 は受 験 科 目 に
指 導 を推 奨 し てき たと いう背 景 を
な も のと し て改 善 を 行 いな が ら 、
今 回 の公 開授 業 のポ イ ント は主
にな ってしま う傾 向 が あ り、楷 書
高 校 の先 生 方 によ る義務 教育 への
今 回 の実 践 を もう 少 し続 け てみよ
一
に 二 つあ った よう に思 います 。
はあ る程度 書 け るけ れど も 、行 書
押 さ れ、 単 位数 。講座 数 減 の危 機
にさ ら さ れ、 現状 維持 を 保 つこと
組 ま な か った実 践 でしたが、 準 備
う と思 ってお り ます 。今 は、 日本
つは指 導 案 作 成 です。 中 学 校 の学
や仮 名 は苦 手 と い ったケ ー スが よ
期 間 か ら始 ま り大 会 中 そし て大 会
の書 論 にも触 れ ら れ れば とも考 え
習指 導 要領 に沿 いなが ら 、書 写 と
く 見受 けら れま す 。今 回、 生 徒 一
を高 め書 を愛 好 す る心情 の涵養 に
が 難 しく な って います 。書 写能 力
ではな いか と思 ってお りま す。 生
るよう にな って います 。
最後 な ります が 、 挫 け そう な と
国語 と の連 携 、 そ し て高 校 書 道 ヘ
人 ひとりが 、自 分 な り に行 書 や行
行圭ヨ冴︺
圭日
ワ
﹂﹃
つ
∼行書 を生活 に
生 かす ことを めざ し て∼
長野県蓼科高等学校教諭
寺 尾 賢明
自 分 の言 葉 を 書 く の
徒 か ら は、 ﹁
で、 他 の友 達 と 比 較 し な く て よ
き に励 ま し支 え て いただ きま した
の発 展 と いう こと に重 点 をお き な
書 に合 った仮 名 を書 くポ イ ントが
は じ め に、全 高 書 研 長 野大 会 に
佐 藤 千英
長野県長野西高等学校教論
合作 共 同作業 によ る
生徒 の成 長
多 く の皆 様 に、感 謝 申 し上げ ま す 。
が ら、 単 元 を 設 定 いた し ま し た 。
C 中学校書写との連携
教 鞭 を と った こと のな い指導 案 作
お いて研究授 業 を担 当 させ て いた
口Ⅸ
専干
圭曰
て形 にな り ま し た。 言葉 や そ こに
合 作 は本 校 へ赴 任 し てから初 め
し た。
いこと は何だ ろう と自 問 し て いま
は何 か、 書 道教 育 を 通 し て伝 えた
道 の授 業 にお いて生 徒 を育 てると
努 め る こと はも ち ろ ん ですが 、書
が なさ れ ま す。 たと え自 分 の意 見
き るよう 、 し ょ っち ゅう話 し合 い
同 じ思 いを共有 し て他 者 へ説 明 で
な った のか、 そ こに携 わ った皆 が
重 要 で、 この表 現 はど う し てそ う
す.作 品 同様 、 そ の過 程 も と ても
と て も 大 き な 満 足 に つな が り ま
す が、 生 き て いく 力 に つな が る、
す 。 この授 業 は小 さな き っか け で
き る環境 を整 え る意 味 を 痛 感 しま
あ りま せ ん。感 性 豊 か な この時 期
に、書 道 I ・Ⅱと継 続 し て学 習 で
積 み重 ねが あ る こと は言 う ま でも
芸 術 科 と 国語科 の両方 に属 し て い
す が 、私 も勤 務 し て いる初 任 校 で
行 って いる先 生 方 も多 いと 思 いま
にも、 国語 と書 道 の両方 の授業 を
国語科 で採 用 さ れ ま し たc全 国的
が 、国語 の常 勤 講 師 を 一一
年 間勤 め、
き る方 法 と し て前 々か ら自 分 の中
め る の で、客 観 的立 場 に いては面
と によ って自分 が納 得 し て次 へ進
が採 用 さ れ なく ても、 話 し合 う こ
できず 、 さ ら に担 任 業 に時 間を 取
の教 材 研究 に時 間 を かけ る ことが
る状 況 です 。 な か な か両方 の教科
そう願 って いま す 。
で構 想 は練 って いた の ですが 、完
白 くな いと いう こと に気 が つきま
込 めら れ た 思 いを直 接 的 に実 感 で
成 図が 想 像 できな い、 も し か した
す 。 も ち ろ ん人付 き合 いが苦 手 な
じ 思 い切 って 行 動 に 移 し て み た
しか し、 日 の前 の牛 徒 の力 を信
が薄 く な って、 面 と向 か って話 を
た も の です 。他 者 と直 接 的 関 わ り
いく補 助 が生 徒 間 で でき ると しめ
私自 身 、全高 書 研 への参 加 は前
書 道 を 選 択 し て き ま す. 書 道 パ
フォー マン スを行 う学校 が 県内 で
名 と 約 半 数 の 生 徒 が 第 一希 望 で
徒 が 一番 多 い で す 。 学 年 総 数 が
百 二十 名 の中 、 書 道 選択 者 は 五十
う と いう 非 現実 的 な も の です. し
か し、生 徒 の感 想 の中 には李徴 の
人 と協 調 できず に虎 にな ってしま
の定 番 教 材 で、主 人 公 の李 徴が 他
の芸 術 科 日 で書 道 を 選 択 す る 生
分 科 会 の中 でも発 表 させ て いた
だ き ま し たが 、本 校 では、
一年 次
ら れ る毎 日 です 。
ら作 品自 体 が制 作 でき な いで終 わ
﹁
他 教 科 と の連 携 に よ っ て
深 め る漢 字 仮 名 交 じ り の
書 ﹂ に つい て
生 徒 も います の で、 役 割 を 見 つけ
ら、 心 配 は杞 憂 に終 わ った ことが
す る こと やぶ つか る ことを避 け る
年 度 の静 岡 大 会 が 初 め て で し た。
ではな く 、自 分 達 から動 け る よう
ま しく感 じられ ま し た。指 示待 ち
党 、 いろ いろな部 分 の成 長が 日覚
シ ョン能 力 、個 々人 の責 任感 と自
あ りま せ ん。
創 造 力 、コミ ュニケ ー
ど 事 前 事 後 の変 化 が 激 し い単 元 は
す 。 わず か 五時 間 ですが 、 これ ほ
す。
越 え て いく のが この授 業 の特 徴 で
も 吸収 出来 て いな い自 分 の実 践 発
も あり ま し たc まだ 教 員 と し て何
謝 す ると 同時 に、 戸惑 いの気 持 ち
機 会 を与 え て いただ いた こと に感
大 会 にお いて、分 科 会 で発表 す る
感 動 を覚 え ま し た. この度 の長 野
会 での先 生 方 の発表 を 見 て、深 い
り 吸収 でき て いな い中 で、静 岡大
し た。 県内 の先 生 方 の実 践 も あ ま
強 のた め に参加 さ せ て いただ きま
者 に決 ま ってお り、自 分 自 身 の勉
次 年 度 の長 野大 会 での分 科 会 発表
み、何 よ りも書 道 を楽 し いと 思 っ
が 書 道 の授 業 に 意 欲 的 に 取 り 組
子ど も たちが ほ と んど です。 彼 ら
る ことが高 校 の授 業 で最後 にな る
は、本 格 的 に筆 を持 って作 品 を創
多 いよう でした。 本 校 の生 徒 た ち
去 法 で選択 し てき た 子ど も たち も
字 を書 いて いるし ⋮﹂ と い った消
だ か ら ⋮﹂ 罫 [
道 な ら普 段 か ら 文
い て み る と、 翌日楽 も 美 術 も 苦 手
実 際 に選択 し た生 徒 たち に話 を 聞
筆 文 字 を 見 る機 会 が増 えた と いう
のも 理由 の 一つか も し れ ま せ ん。
な か った こと にも驚 きま し た。 国
の中 で選 んだ 部 分 が 一人 も重 な ら
ペ ージ と 長文 の作 品 ですが 、講 座
を行 ってみ ると、 教 科 書掲 載十 四
現す る こと は でき な いか と考 え た
のが き っか け でし た。実 際 に授 業
そ ん な生 徒 の心 に響 いた山 月記 の
一節 を 、漢 字 仮 名 交 じり の書 で表
る も のが あ った のだ と 思 いま す 。
が 、 山 月記 と いう作 品 に何 か感 じ
う に 固 ま って し ま う 子 ど も た ち
し た。感 想 を書 か せ ると、 石 のよ
のが 非常 に多 く 、 私 自身 も驚 き ま
生 き方 を 通 し て自 分 自身 に ついて
真 山 愛 美
に変 わ る の で、
一度 殻 を破 れば ど
表 を、 全 国 の書 道 教 員 の方 々 の前
てく れ る授 業 が し た いと考 え、今
語 の授 業 では固 ま って いる生 徒 が
一番 の収 穫 は 生 徒 達 の成 長 で
感 興 や 意 図 に 応 じ て表 現 を 工 夫
生 徒 達 は 言 葉 に意 味 を 見 出 し、
し、自 分 達 で枝 葉 を つけ て作 品 を
考 え るき っかけ と な った と いう も
んど ん積 極 的 にな れ る のも特 筆 す
で す る と いう こ と に、 大 き な プ
回 の研究 発表 のテー マに つなが り
い った のは 子供達 でした。
べき点 です 。
レ ッシ ャーが あ ったか ら です 。
書 道 の授 業 に な る と、 こち ら が
育 て て いきます の で、 喜び と共 に
私 は、 大 学 では書 道専 攻 でし た
ま し た。 山 月記 は、 国語 の教科 書
そ の人 の良 いと ころを 引 き出 し て
る可能 性 も否定 できず 、授業 への
大 き な驚 き でし た。枠 を 設け て い
傾 向 が 見 ら れま すが 、 そ こを乗 り
長野県大町北高等学校教諭
た のは大 人 の方 で、軽 々と越 え て
導 入 に躊 躇 し て いま し た。
│
も 増加 し てき てお り、 テレビ でも
∼中 島 敦 の ﹃
山 月 記﹄ を
読 ん で∼
鰊 1輻1躙1躙 陽褥
1躙 1靱
0
2015年 (平 成27年 )3月 27日
△
ム
研
同
全
78
号
第
とが今 回 の発表 を 通 し てより楽 し
が あ り ま す. 書 道 には生 徒 の可能
は っと させ ら れ る表 現をす る こと
も に多 岐 に 渡 って いま す. 限 ら
し た . 高 等 学 校 の 芸 術 ■ 日道 ︶
の内 容 は、 表 現 と 鑑 賞 の領 域 と
前 置 き が 長 く な って し ま いま
︲
て書 こう と す る と き に、 一
効 果的
と 思 いま す いざ 、紙 面 に向 か っ
ば を た だ 書 け ば い い訳 で は な い
写 童c .
た ︵
入 れ て いく 作 業 を 取 り 入 れ ま し
節 や、 こ と ば の句 切 れ ︶ を 書 き
文
カ ット し 、 そ の中 に文 字 集 団 ︵
し たc 具 体 的 に は、 卓 稿 の 制 作
で は さ み を 用 い、 構 成 の 外 形 を
意識 す るよう な授業 を 展 開 しま
間 や 文 字 を 一か た ま り ﹂ と し て
き、 草 稿 の 段 階 を 充 実 さ せ、 空
よ り も は る か に生 徒 の順 応 性 が
に 関 し て は、 わ た し が 想 像 す る
め て文 字 を 当 て は め て いく 作 業
こち ら の 心 配 を よ そ に、 形 を 決
惑 って いた よ う で し た。 し か し、
を カ ット し た 紙 に 書 く こ と に 戸
業 で は さ み を 使 う の? 一と 外 形
最 初 は 生 徒 た ち も ﹁書 道 の授
し上げ ま す.
りま した. 全 国 か ら多 く の先 生 方
に参 加 し て いただ き、誠 に感 謝 申
見 つめ直 す大 変 良 いき っかけ と な
経 ち ま す が 、改 め て自 分 の実 践 を
だ き ま し た.教 職 に就 いて何年 も
いて、 分 科 会 の発表 を さ せ て いた
高 く、 個 性 豊 か な 表 現 を 試 み て
い た の が 印 象 的 で し た ま た、
判 断 力 ・表 現力 を 育成 す る にはど
を 伴 う も の であ る。 こ の思考 力 ・
あ れ これ考 え るわ け です .
こ の 間 の指 導 と し て、 形 を 意 識
か と検 討 しま し た。
の指 導 上 の効 果 的 な 要 素 は な い
げ る の は も ち ろ ん の こ と、 教 員
に な る の か と いう こと を 考 え ま
し た。 今 回 は、 作 吊 の効 果 を 上
て も、 何 を ど う す れ ば 、 効 果 的
あ りま す .
ま ず 、 単 に ﹁効 果 的 ﹂ と 言 っ
いま す . は さ み を 実 際 に 使 わ な
く て も、 使 った と き の 経 験 が 生
か さ れ て い る の であ れ ば 、 わ た
が で き る よ う に な った と 感 じ て
吊構 成 に関 し て ﹁
効 果的 な表 現﹂
一は さ みを 使 った 授 業 の こと を 思
い出 し て書 い て み よ う ¨
ご で、 作
し た 生 徒 は は さ み を 使 いま せ ん﹁
.
そ の後 です が 、 この単 元を 学 習
生 徒 の思考 力 ・判 断力 ・表 現力 を
似 を し て書
の形 を 、 そ っく り に童︵
古 典 の文 字
生 徒 の実 態 と し て、 ﹁
を 見 て、ど のよう に書 けば よ いか﹂
と いう こと であ る。 臨書 に対 す る
みま し た。臨 書 にお いて考 えな く
占 典 の何
て は な ら な い こと は、 ﹁
のよ うな手 だ てが 必 要 な のか、 今
回、顔 真 卿 の臨書 を 通 じ て考 え て
う こと は 思考 力 ・判 断 力 ・表 現力
し す ぎ て無 理 な 構 成 に な ら な い
仮 名 交 じ り の書 を 制 作 す る場 合 、
し にと って何 よ り の収穫 です 。
よう に助 言 しま し たD
る と 感 じ、 今 回 発 表 し た 次 第 で
こ の 度 の全 高 書 研 長 野 大 会 に
文 字 の字 形 や 線 質 を 考 慮 し、 同
は 到 底 及 ば な い、 経 験 が 必 要 で
小 黒 哲 也
新潟県立安塚高等学校教諭
漢 字 仮 名 交 じ り の書 の
作 品 構 成 に つい て
本 当 にあ りが とうご ざ いま した。
お い て、 多 く の 先 生 方 と 意 見 ・
時 に 紙 面 構 成 を 意 識 し て書 く こ
の臨 書 を段 階的 に進 め た.
あ る と 常 々 感 じ て いま し た. 結
∼ 人 と 書 に つ い て考 え る ∼
長野県長野古田高等学校教諭
太 田 直 樹
こ の度 の全 高 書 研 長 野 大 会 に お
重 点 を 置 いてと ら えよ う とす る態
筆 のリズ ムなど 、 形 以外 の要素 に
意臨 は ﹁
古 典 に漂 う 雰 囲気 や 通
観 察 と 用筆 により辿 る。
よ う に書 き進 め て いく か を生 徒 は
であ ると考 え る。
一点 一画をど の
態 度 ﹂ とあ る. 行 書 では字 形 は結
果 であ り 、 過程 であ る用筆が 重 要
古 典 の字 形 ・
教 科 書 で形 臨 は 一
育 成 す る手立 てが あ る の ではな い
か と感 じ、顔 真 卿 の ﹁
争座 位 文 稿 ﹂
こう し た 現実 の中 、臨書 を 通 じ て
く こと﹂と考 え て いる傾 向 が あ る。
情 報 交 換 を さ せ て いた だ き ま し
と は、 実 は か な り 高 度 な 技 術 を
用筆 にそ っく り にせま ろう とす る
書 に限 らず 、芸 術 と呼ば れ る分
次 に、 現 状 の把 握 で す。 漢 字
たじ こ の場 を お 借 り し て、 御 礼
効 果的 ﹂ に
要 しま す。 し かも、 ﹁
な る に は、 一
勘 ﹂ や偶 発 性 な ど で
野 にお いて ﹁
効 果的 な表 現 ﹂と は、
論 と し て、 あ ま り 欲 張 ら ず に、
いま し た。
永 遠 の テ ー マと い え る の で は な
表 現 のポ イ ント を 絞 って制 作 す
本 単 元 で は、 漢 字 仮 名 交 じ り
いでし ょう か。 書 は、漢字 ・
仮名 。
な カ テゴ リ が あ り ま す。 そ こ で
︲
の書 の表 現 に お い て、 一
作 品構 成
る内 容 を 設定 しま した c
制 作 に あ た り、 墨 日は ことば が 大
力 を 育 成 ﹂ す る こと に 重 点 を 置
漢 字 仮 名 交 じ り の書 な ど、 様 々
切 ⋮﹂ な ど と 言 い ま す が、 こ と
顔 真卿
申 し 上 げ ま す. あ り が と う ご ざ
機 会 を 与 え てく だ さ った先 生 方 、
最後 にな り ま したが 、発表 す る
が 、 私 自 身 、書 道 の授 業 を す る こ
た と 自 分 自 身 で感 じ て お り ま す
課 題 も沢山 残 る研究 発表 であ っ
な 表 現 ﹂ と は 何 な のだ ろ う か と
く な り ま したЭ これ か らも生 徒 の
べ き ︶内 容 を 黎 理 す る 必 要 が あ
れ た授 業 のな か で、実 践 す る ︵
す
を行 う 中 で実 感 しま した.
圭曰
書 道 の学 習 にお いて、書 く と い
いき た いと思 います .
心 に残 る授業 づ く り に取り組 ん で
性 を広 げ る魅 力 が あ る のだ と授 業
口Ⅸ
専千
78
号
第
△
研
同
27日
全
)3月
(平 成27年
m2015年
口X
土¥
2015年 (平 成27年 )3月 27日 IЫ
△
圭日
研
同
全
78
第
間 の関係 も あ り 、十 分 な説 明が で
す.
本 来 は、 そ の学校 で何 年 か経 験
わ って いく こと へのよ ろ こび を感
じ収 る ことが できた、 書道 の授 業
き ま せ ん でした が 、本 校 が 研究 し
度 ﹂と教 科 書 にあ る.意 臨 の F屋
は心 であ り作 者 の心 は、 用筆 を 通
一年 日 の
表 す べき と ころ です が 、
生 徒 にと って大 変 有 意 義 な機 会 ヒ
´
しル
午 そ こ で の地 域 と の交 流 は、
し、宮 洋 正 明先 生 一
綱の ﹁
常 用漢 字
点 と も 古 向 き に 書 か れ て いま す
筆 書 写技 能 検 定 の模 範 例 では、 四
た .し か し、文 部 科 学 省 後援 の硬
福 を お祈 り いた しま す。
れ、 帰 ら ぬ人 とな り ま し た.ご 冥
題 等 、 大 き な掲 示物 も書 く機 会 を
な って います ︰生 徒 は、 そ の児 童
書 き か た字 典 手ヽ
確 認 できます が 、
漢 字 の 四 つ の点 の方 向 に つ い て
は、小 学校 では 一点 目を左 向 き に
に応 じ て接 し方 を者´
え て挿 導 す る
得 て、 丁寧 に書 か せ て いただ きま
した.´
﹂ち らも勉 強 にな りま した 。
1手 く教 え ら
難 しさを知 った り、1
同 じ方 向 に書 く方 が よ いと考 えま
許 容 の範 囲 です 〓 手書 き の場 合 は
書 か せ て います . 昨年 度 、小 学 校
の先 生 に確 認 し た と ころ、 四点 が
私 の分 科 会 の発表 は、 長 野大 会
れ 、児童 が 上手 く言 け た と き など 、
最 後 にな り ま し たが 、今 回 の私
書教 育 を 通 し て生 徒 を
のテー マ ﹁
自 分 に自 信 が つきま す .コミ ュニ
で不 正解 にし て いると の こと でし
ど う育 てるか﹂ に即 し、本 校 の生
ケ ー シ ョン能 力 を育 てる のに大 変
右 向 き の場 合 は、漢 字 の書 き取 り
徒 にど のよう な力 を つけ ても ら い
す. これ から も各 世 代 の人 たち と
近隣 の小 学校 や中 学校 への書 写指
´
た いか を考 えま した.
書道 I の導 入 では、 地 元 の龍 渓
関 わ る こと で自 尊 心 を育 て、 更 に
導 の様 子を 紹介 さ せ て いただ きま
吊 り看 板 、 秋 山自 巌 の講 演会 の演
し て、内 容 を十 分 検討 し てから 発
てき た中 村 不折 の作 品 や資 料 、 比
田丼 天末 や 川付 膜 山 の作 品、龍 渓
を通 じ て思う こと は、 生 徒 が 答 え
生 徒 を観 察 しなが ら試 した報 告 と
な り ま し た。 しか し、授 業 を見 直
を出 す と いう こと であ るっム/後 も
硯 の硯 工 の作 品 や自 刻 の作 品を 並
べま した. そ れ に ついては、 信 州
す よ い機 会 とな り ま した. あ りが
と うご ざ いま し た。
し て表 れ る。 意 臨 にお いては、作
ら しさを 示 せ た と 思 います 。
研究協 議 の中 では、 硬筆 の指 導
今 回は、 長 野大 会 の十一
て看 板 や
者 の心 を 理解 す るた め に、 時 代 ・
最後 にな りま したが 、今 回 の発
で の質 問 が あ り ま し た。 ﹁
鳥﹂ の
授 業 改 善 の に夫 を し て、 より良 い
知 る必 要 が あ る.
1を踏 ま え、 顔 真 卿 の生 き方
以1
表 に向 け てお世 話 にな った多 く の
内 容 ・日的等 占 典 の背 景 に ついて
と書 と の関係 に ついて考 え る こと
先 生 方 に感 謝申 し上げ ま す. 本 当
∼体験学習や本物を
目 の前 の生徒をど う育 てるか
にあ り が とうござ いま した。
´
授 業 を し て いき た いと思 う.
を 通 し て、 生 徒 の 思 考 力 ・判 断
力 ・表 現力 を育 成 す る ことを 目指
し た。
今 ま で形 に のみ こだ わ って いた
臨 書 を 、 この段階 で終 わら せ る の
ではな く 、古 典 が なぜ そ のよう に
硯 や 便筆 を使 っての授業 の取 り組
コミ ュニケ ー シ ョン能 力 を高 め て
誰 に でも初 め てや る こと に直 感
書 か な け れば な ら な か った のか、
み を 発 表 さ せ て いただ き ま し た。
いき た いと思 います ﹁そ し て、様 々
て の結 果 でも 過程 に不 具合 が あ っ
見 せ る取 り 組 み∼
そ こでは、 基本 的 な生 活 習慣 や学
な 体 験 を 通 し て生 き る力 を 育 て、
た り す るよう な経 験 はあ ると思 い
筆 者 の心 をく み 取 り、筆 者 や古 典
習 習慣 を定 着 させ るた め の 一つの
社 会 に通 用す る人 間 に成 長 し ても
ら いた いと 思 います 〓
ま す 。 私自 身 、 事 前 に情報 が あ れ
の発表 や大 会 の協賛 でも大 変 にお
t
︲・
1
話 にな りま した龍 渓 硯 の翠 川希
︱
石氏 が 、大 会 の 二ヶ月前 に突 然 倒
試 みを 示 しま し た. 龍 渓 硯を使 っ
今 回 の発表 では、 本物 を 見せ る
ば と 思 った こと は 一度 や 度 では
を踏 ま えたL で、 言 わば 自分 が顔
め ま し た。
て の授 業 では、物 を大 切 に扱 う気
泉 逸 男
長野 県高 速 高 等 学校教 論
真 卿 に成 り代 わ り意 臨 を行 ったc
︿/回生 徒 の制 作 後 の感 想 か ら、
持 ち を育 てると 同時 に、地域 の文
取 り組 みと し て生 徒 に見 せ て いる
の背 景 に ついて学 習を し、 そ れ ら
感 情 や気 持 ち を 込 め て作 品を書 く
こと の難 しさ や、 自 分 の作 品 が変
化芸 術 を 理解 し ても らう 狙 いも含
作 品や資 料 を、全 国か ら 見 えた先
あ り ま せ ん。
のみ で対 応 し挫 折 した り、 T夫 し
佐藤 勝
山形県立寒河江高等学校教論
渡邊 誠
山形県立山形北高等学校教論
﹁
見
こ
から
る
と
﹂
始 ま る授 業
芸 術 コー ス書 道専 攻 の取 り組 み
生方 にも 見 て いただ き ま したc時
よ い機 会 を 与 え て も ら って いま
で は、 東 京 の書 道 博 物 館 の見 学 、
口Ⅸ
←千
童日
え る立 場 から す れば 、 マ ニ ュアル
た授 業 時 間を有 効 に使 いた いと考
同きも あ りま すc しか し、 限ら れ
′
を ﹁マ ニ ュア ル世 代﹂ と椰楡 す る
は、 指 示 さ れ な いと 動 け な い者
で模 索 し て き た 諸 先 輩 方 の中 に
頼 るも のが なく 、全 てを手 探 り
生 徒 たち と違 う﹂ と は、 職 場 で毎
﹁
今 年 の生 徒 た ち は これ ま で の
学ば な け れば な らな い こと は山 の
よう にあ ると思 う の です じ
らわ か るよう に、古 か ら学ぶ こと、
し ょう かじ 一
温 故 知 新 ﹂ の ご葉 か
験 す る ことも必 要 な の ではな いで
るも のを占 く か らあ るやり方 で経
忘 れ ては いけま せ ん. 古 く か らあ
添 った授 業 作 り を し て いか なけ れ
我 々 教 員 は、 今 あ る 生 徒 に寄 り
法 が 必 要 では な いか と 考 え ま す.
味 や関心 を喚 起 す る流 行 の指 導方
中 にあ る不 易 の日標 と、生 徒 の興
な情操 を養 う﹂ た め には指 導 者 の
芸術 を愛好 す る心情 を育 て、豊 か
教 科 です。 そ の授業 には 不 易 と流
行 が 存 在 し ま す。 ﹁
生 涯 にわ た り
て発表 し てみ よ う かとも考 えま し
ど う し たも のか と 困惑 し てお りま
し た。 前任 校 で の実 践 例 をま と め
な らな い中 、 日 々 の対 応 に追 わ れ
て いる のが 精 一杯 と いう 状 況 で、
生 徒 の実 態 を把 握 す る ことも ま ま
も あ り、 ま た 転 勤 し たば か り で、
﹁
仮 名 ﹂ 分 野 で の発 表 と いう こと
であま り実 践 を積 ん で こな か った
化 を はか るか、 と いう こと にあ る
少 な く し、単 位 修 得 のため の効 率
は続 いて いるも の の、 学年 末 ま で
であ る B子 は、 な んと か高校 生 活
てしま いま したc ま た、他 の 一例
ワク に耐 えら れな く な り、 退学 し
事 は、 定 め ら れ た単 位 修 得 のた め
に、 いか にし て出 席 す る授業 数 を
あ と わず か に こぎ つけ た今 の関 心
て様 々な経 験 を さ せ る時 間 に充 て
で でき る のな らば 、 それ を活 か し
つも と変 わら な い生 徒 な のだ と気
れます が、 個 別 に向 き合 えば 、 い
した全 国 の先 生 方 に深 く 感 謝 中 し
いてご 意 見 、ご 指 導 を いただ きま
野大会 の発 表 に際 し、 お世 話 にな
りま し た関係 各位 、 研究 討 議 にお
う かと思 いま す 。
ト のひと つにな る のではな いだ ろ
か、何 を伝 え て いく のかがポ イ ン
に 対 し て ど う 向 き 合 って いく の
も のであ り 、今 日 の前 に いる生 徒
の低 下 と とも に墨 のお りが 悪く な
碑 の臨 書 か ら初 唐 の三人家 へと つ
なげ て いく 予定 でしたが 、 外気 温
の用筆練 習 を メイ ンに、顔 氏 家 廟
の臨 書 によ って筆 を 開 かせ るた め
後 期 の授 業 展 開 は、牛 版 造 像 記
よ う です.
見 る こと﹂
書 道 の授業 にお いて﹁
づ きま す c自 身 の書 道 の指 導 方法
上げ ま す。
り 、細 字 仮名 へ移 行 せぎ るを えな
の時 々 にお いて常 に変 化 し て いく
たが 、実 践 発表 と いうも のは、 そ
は、生 徒 にと って最高 の マ ニ ュア
は少 しず つ変 わ ってきま した。 し
く な り ま した.今 は 一年 間 のま と
最後 にな りま すが 、 この度 の長
ば な らな いの ですc
ル にな って いる の ではな いか と 思
か し、 教 材 や指 導方 法 が変 わ って
そ こで、完 成 さ れた立 派 な作 品
毎 に見 て いけば 傾向 に違 いは見 ら
年 会 話 が な されま す .確 か に学 年
います 。 しか し、 そ れも使 わ な け
が 出 来 上 が る発 表 例 では な く と
た いと考 え る のではな いでし ょう
かc
れば 何 の意味 もあ り ま せ ん. 授業
は変 わ って いま せ ん. いか に生徒
によ ってひたす ら細 か い作業 に没
.
大字仮
今 回 初 の試 み と し て 〓
頭 し て いま す。
め の時 期 に入 って いま すが 、蒙 刻
中 し上げ ま す c
さ て、 そ の 後 の彼 女 ら は ど う
表 とな ってしま った こと を お わび
そんな わけ で、 現在 進 行 形状 態
で、 ま とま りが な い中 途 半端 な 発
さ せ て いただ く こと にしま し た。
ば と考 え、 現任 校 での実 践 を発 表
て いただ き、 知 って いただ く こと
で、 ひと つの問 題提 起 に つなが れ
も 、今 自 分 が直 面 し て いる生 徒 の
も 、 そ こで身 に つけ てほし いも の
書道︱における導入の 一考察
大仮名 文字﹂
∼ ﹁
か ら の アプ ロー チ ∼
長野県東御清翔高等学校教諭
実 態 と問題 を 全 国 の先 生 方 にも 見
の中 で考 えれば 、 範書 し ても、 そ
芸術 教 科 は伝 統文 化 を 重 んず る
ます 。
れば か り を考 え てき た よう に思 い
の興味 、 関心 を喚起 でき るか 、 そ
れ を生 徒 が 見 て いな け れば 範 書 は
無 駄 な 時 間 と いう こと に な り ま
すっ
今 回 の発表 は、デ ジ タ ル カ メ ラ
やタブ レ ット を使 った実践 発表 の
よ う に思 わ れ る か も し れ ま せ ん
が 、内 容 は従 来 か ら行 ってき た授
業 を 、 も っと生 徒 に関 心 を持 って
臨 ん でも ら う た め の 工夫 であ り、
今 回 の全 高 書 研長 野大 会 の分 科
な って いる の でし ょう. 果 た し て
小林 小 百合
会 にお いて発表 を させ て いただ く
各 種 機 器 は生 徒 に ﹁見 ても ら う ﹂
I C T の活 用 は今 後加 速 し て い
や ってき た ことを振 り返 り、 ま と
ち のひと り であ る A子 は、 きち ん
機 会 を得 た こと で、︿/ま で自分 が
め てみ る よ いき っかけ とな り ま し
た。
と席 に座 って授 業 を受 け ると いう
発表 の中 で 一例 と し て挙げ たう
しか し、当 初 私 と し ては、今 ま
く こと は間違 いあ り ま せ んc 指 導
に継 水し て いく 存 在 であ る ことを
,
わ る技 術 や伝統 、文 化 を生徒 た ち
し か し、 我 々書 道 教 員 は古 よ り伝
者 の誰 もが 気 兼 ね な く授業 に取り
入 れ ら れ る 日 は も う 来 て いま す。
た め の 一道 具 に過ぎ ま せ ん。
●●懸 │
生 き る力 は育 め て いる の でし ょう
か。
酢鯛 ≫ ≫ ξ ≫
1
11饗
78
号
第
△
ム
研
同
全
1912015年 (平 成27年 )3月 27日
口Ⅸ
土¥
2015年 (平 成27年 )3月 27日 1101
△
ム
圭日
研
同
全
名 ﹄ か ら の導 入 を 取 り 入れ てみま
したが 、 利点 と し ては、行書 が 書
本校 は、 全校 生徒 数 瑚名 の小規
6年 度 2
模 な地 域 校 であ る ︵
平成 2
1
月 現 在 ︶. 比 田井 天来 ゆ か り の佐
6年 目を
久 市望 月 に位 置 し、創 立 8
き やす く な る こと と、 日本 の占 典
や古筆 にふれ る こと で、自 国文 化
迎 えた.
冒頭 の場 面 は、 あ る 日 の書 道 の
の良 さ を 見直 す き っかけを与 え ら
れ る ことが挙げ ら れ る のではな い
法 に つ い てご 教 示 い た だ い た の
先 生 方 か ら 、 さ ま ざ ま な 工夫 や 方
い ては 、 大 会 発 表 の場 で、 全 国 の
え ら れ る点 も あ った 。
こ の 発 表 、 発 信 と いう 活 動 に つ
く と と も に、 指 導 法 を よ り 明 確
基 準 ﹂ に 関 す る 研究 を 進 め て い
課 題 と し て ﹁観 点 別 評 価 。評 価
改 善 、 意 識 向 上 に つな が り ま す 。
が 確 認 でき ると、よ り 一層 の授 業
感 しま し た。
たせ る
●実 技 はあ る程 度 の難 易度 を持
い浮 か べ るが 、実 際 の生 徒 た ち は
いた.
ことを 日標 と し て、 色 紙 の復 元
継
5年 度 の書
臨書 制作 を行 った 平成 2
道 Ⅱ の様 子をご 紹 介 さ せ て いただ
学 習 指 導 要 領 の意 図 す る 内 容
0 以卜 を踏 ま えたう え で、実 技
で、 ぜ ひ今 後 の授 業 に牛 か し て い
動 を 取 り入 れ る
と 理論 とを結び つけ た内容 に
き た い。
● 考 えを 百葉 にし、 発信 す る活
する
様 々な事 情 か ら、自 尊 感 情 や自 己
こ の授 業 の柱 は、 ﹁
筆 者 の追 体
授 業 か らの この様 子だ け を切 り取
肯 定感 が 低 く物事 に消 極 的 な場合
験 をす る﹂ こと と、簡 易的 な ﹁
粘
でし ょう か。 具体 的 な 用筆法 と し
が 多 い. そ のた め、 冒 頭 のよ う な
倒 で あ る と 思 いま す 。 今 回 発 表
ろ そ か に な って し ま う と 本 末 転
化 ﹂ と いわ れ ま す が 、 評 価 に エ
ネ ルギ ー を 注ぎ す ぎ、 指 導 が お
今 日 よ く ﹁指 導 と 評 価 の 一体
芸 術 科 書 道 が 今 日 の教 育 課 題 を
葉 ︵
文 字 ︶ を 通 し て自 ら の意 図
を 表 現 す る活 動 であ り ま す か ら、
重 要 な 事 項 と な り ま すら 書 は 言
に適 切 に 実 施 す る こと は 自 己 の
声 が 聞 け ると、担 当 者 と し てはと
葉 装 の冊 子本 を制 作 す る﹂ こと に
据 え、色 紙 の現状 か ら制 作 当初 の
担 って い る と い っても 過 言 で は
な いと 考 え ま す 。 書 道 のも つ可
ると、 前向 き で活 発 な高 校生 を思
と、多 面的 な筆 使 いが でき るよ う
ても嬉 し い〓
本 校 は、地 元中 学校 から の入学
姿 を生徒 に想 像 し ても ら い、 学 習
能 性 は無 限 に広 が って います G
て は、 息 の 長 い線 が ひ け る こと
にな る ことか な と考 えま す。 し か
し、 全 体 的 に ひ ょろ っと した線 が
生 を中 心 に、生徒 会 活 動 に力 を 入
を進 め る ことを試 みた
指 導 の研 鑽 に と ど ま ら ず 、 授 業
多 く、 筆 を 開く ことが苫 手 にな っ
て いる よ う です 。 ま た、古筆 に多
れ、 地 域 と の連 携 も 図 って いる´
本 大 会 を 機 に 、 これ ま で 以 上 に
ラ ンスが 悪く な ってしま った よう
一方 で、 長 い不 登校 経 験 を持 つ生
あ った よ うだ が 、時 間を 経 るご と
に、和歌 の内 容 を踏 ま え て考 えた
生 徒 の知 的 好 奇 心 を 刺 激 でき る授
な気 が し て いま す 。
徒 、集 団 の中 で生 活 す る ことを 目
の 質 の 向 上 に も つな が る 極 め て
.
まだ まだ 課題 の多 い一
人字 仮 名 ﹄
ですが 、 取り 入 れ る こと への意 義
標 と し て入学 し てき た生徒 、学 習
仮名 の書 の授業実践
業 が 展 開 でき れ ば 、と 考 え て いる 。
t含 め 、教 授方 法 や手 段 。内 容 等
り、 筆者 だ け ではな く読 み手 の立
く の時 間 を割 きすぎ て、全体 のバ
更 に精 選 し て いき た いと考 え て い
に困難 を抱 え る生 徒 、 基本 的 な生
最初 は信 れ な い作業 に百惑 いも
ます c
場 にな って考 えた り、 と意 欲 的 な
生 徒 自 己 評 価 を 見 る と、 一
当時
を さ せ て いた だ き ま し たc あ ん
お い て仮 名 分 野 の分 科 会 の 発 表
こ の度 、 全 高 書 研 長 野 大 会 に
学 校 ご と に ニー ズ に あ った 評 価
よ う に感 じ ま す. 県 ご と に ま た
ら試行錯 誤を繰 り返す しかな い
ン ス のと れ た 評 価 を 目指 しな が
の計 画 ﹂ を 学 校 ご と 。分 野 ご と
に 考 え、 そ の規 準 に 合 った バ ラ
さ せ て い た だ い た ﹁指 導 と 評 価
のひと の気 持 ち にな って考 え る こ
な にも 大 き な 会 場 で の発 表 は 初
大 平 沙 依
豊同総合高等学校教諭
とが でき た﹂ や ﹁
難 しか ったが ど
め て で し た の で大 変 緊 張 し ま し
取 り組 みが 見 ら れ、押 当 者 とし て
こう し た状 況 が あ ってか、 書 道
う し て こうな の?と疑 間 を持 てる
活 習慣 を身 に つけ る ことを 目標 と
し て いる生徒 ︰、 と個 別 の対 応 や
の授業 では、 個 人 で進 め る ことが
よう にな った﹂ など 、 あ る程度 の
支 援 が 必 要 な生 徒 たち も 、 ま た 一
でき る実 技 には ひた むき に、意 欲
も大 いに勉 強 にな った.
的 に取 り細 む姿 が 見 ら れ るが 、想
学 習成 果が 感 じ られ る感 想 が多 く
長野県望月高等学校教論
小 宮 山 碧
て︶ ﹁
見 て み て ︱ こ こ、上 手 く い っ
消 極 的 な様 子が あ った。
そ こで、 長 野大会 の発表 では、
た﹂ と いう達 成感 は低 く 、授業 の
ただ 、意 見 を 一
持 つ 一こと は で
きたが 、 ﹁
発表 でき た﹂ ﹁
発信 でき
学 校 の実 態 を 把 握 し、 日 々 研 究
容 を し っか り と 理 解 し た う え で、
学 習 指 導 要 領 で 謳 わ れ て いる内
た が、 実 践 内 容 や 評 価 方 法 な ど
見 直 す 良 い機 会 と な り ま し た ︵
.
け れ ば な ら な いと 発 表 を 終 え て
内 容 に 関 し て は 改 善 し て いか な
り 入 れ な が ら、 評 価 方 法 や 授 業
んc 同 時 に、 他 府 県 の情 報 を 取
感 じ ま し た。
方 法 を 模 索 し な け れば な り ま せ
●自 ら ﹁
なぜ ?﹂ を追 求 す る活
し て いか な け れ ば な ら な いと 痛
動 を 取り 入 れ る
進 め方 を T夫 す る必 要が あ ると考
定 数 いるc
像 力 を 働 か せ たり、 意 見を ま と め
寄 せ られ た 。
生徒とともに
考 え る 原 本 の姿
﹁
今 日 は何 書 く の ? 一
て発表 し た り、 と い った活動 には
∼継色紙の復元臨書制作∼
︵
新 し い教 材 を 見 て︶ ﹁﹂れ 、 前
た !﹂
︵一見 難 し い箇 所 が 上 手 く 書 け
のや つよ り 好 き か も ﹂
78
号
第
口Ⅸ
■千
78
号
第
△
ム
圭日
研
同
全
(11)2015年 (平 成27年 )3月 27日
を 今 回 は 取 り 上 げ ま し たが、 と
出 来 上 が った 作 品 の点 数 評 価
指 導 いた だ け ま し た こ と に 深 く
お 会 い し、 研 究 討 議 等 の場 でご
ま す 。 全 国 か ら 多 く の先 生 方 に
な 課 題 が 見 え てき た よ う に 思 い
準 ・評価 方法 に ついて、 学 校 現場
等 学 校 書 道 教 育 にお け る評 価 規
た も のです 。
1.新 学 習指 導 要領 に示 さ れた高
答 いただ いたも のを簡単 にま と め
以下 は、 ア ンケ ー ト項 目 とご 回
成 し よう とす る指 導 例
徒 の思考 力 ・判 断 力 ・表 現力 を育
︵2︶ 言 語 活 動 の充 実 を 図 り、 生
た。
授 業 例 が 紹介 さ れ て いま す。
り 、側 款 や印 袴作 り など 発 展的 な
陶 芸 によ る文 房 具制作 、表 札 作
も す れ ば 新 た に 示 さ れ た ﹁評 価 ﹂
感 謝 申 し 上 げ ま す。 本 当 に あ り
実 施 した授 業 研究 例 も 示 さ れま し
を 実 施 し て いか な け れ ば な り ま
が とうご ざ いま した。
準 備 か ら 授 業 全 体 を 通 し て生
れな く てはな り ま せ ん。
に 授 業 の質 的 向 上 も 確 実 に な さ
導 の改善 に生 か し て いる指 導事 例
徒 の学 習 の実 現状 況 を把 握 し、指
か。評価 基 準 を適 切 に設定 し て生
ではど のよう に展 開 さ れ て いま す
︵3︶ 地 域 素 材 を 活 用 し た指 導 や
が 紹介 さ れ て います 。
用 、自 作 の言葉 を制 作 す る こと等
テー マにし た相 互 評価 シー ト の活
を 重 視 す る こ と や、 学 校 行 事 を
の言葉 で作 品 に ついて述 べ る こと
例 ﹂ 等 の研究 。実 践 の情 報 収集 を
評 価 方 法 及 び 指 導 方 法 の改 善 事
ま す 。 併 せ てご 案 内 いた しま す 。
いて、 紹 介 さ せ て いただ いてお り
準 ・評 価方 法 L i nk情報 ﹂ にお
学 校 芸 術 科 書 道 にお け る評 価 基
ト上 で公 開 さ れ てお りま す ﹁
品等
一
授 業 研究 例 は、 現在 イ ンタ ー ネ ッ
な お、お寄 せ いただ いた指 導案 、
せ ん。 こ れ に は、 指 導 す る 側 の
徒 に身 に付 け さ せ る べ き力 を
が あ れば 、 そ の実 態 を報 告 し てく
博 物 館 等 と の積 極 的 連携 を 図 った
鑑 賞 や発表 の機 会 を 設 け、自 分
向 上 心 が 常 に求 め ら れ る と と も
は っき り と 意 識 し、 何 の た め に
だ さ い。
別 の点 検 、 小 テ スト実 施 によ る評
自 己評価 シー トを活 用 した観点
研究 部 では、︿7後 も ﹁
評価 規準 ・
そ の活 動 を 仕 組 む の か を 明 確 に
す る こと が 大 切 であ る と 改 め て
価 方法 、 観 点 別 評 価 と指 導 の 一体
用を 見据 え た授業 内 におけ る IC
ま た 、今 後 のIC T教育 機 器 の活
の情 報 も お寄 せ いただ け れば と 思
T の積 極 的 活 用 の研究 ・実 践 など
情 報 提 供 等 を お 願 い いた しま す 。
書 道 パ フオー マンスなど 、地 域 の
ま した。 改 めま し てご 協 力 に感 謝
い育 てる ことを 研究 テー マと し て
の文 化 や伝 統 を尊 重 す る態 度 を養
含 む表 現 の指 導 例
︵5︶ 裏 刻 ・刻 字 や 工芸 的 要 素 を
会 で 発 表 し た 内 容 の 一部 に つ い
て、 要 点 を ま とめ て報 告 します 。
調 査 部 か ら は、 全高 書 研 長 野大
遠 藤 克久
埼玉県立浦和西高等学校教諭
平 成 二十 六 年 度 全 国 高 等
学 校書 道教 育 に関す る実
態 調 査 に つい て
いま す 。
特 性 を生 か した 取 り組 みが 紹 介 さ
構 想 し、 漢字 と仮 名 の調和 を 図り
2.書 道 I 。Ⅱにおけ る指 導 に つ
ば 、 報 告 し てく だ さ い。 ︵回答 で
き る事 例 のみ で結構 です 。︶
連 の学 習過 程 を 工夫 し た指 導 例
仮名 、漢 字 の古 典 を生 か し た表
た。
地域 の博 物館 、美 術館 で の鑑 賞
進 め て参 り ます 。 全 国 の先 生方 の
考 え さ せ ら れ ま し た。 ま た、 ﹁
思
と の コラボ レー シ ョン企 画 によ る
会 で の石碑 の拓 本 採 取、地 域 産 業
指導例
考 ・判 断 ・表 現 力 の育 成 ﹂ ﹁
伝統
工夫 など の研究 報 告 が 示 され ま し
化 への結び つけ、 評価 評点 算 出 の
研究部報告
大束文化大学第 一高等学校教諭
と文 化 の尊 重 ﹂ ﹁日本 文 化 の理解 ﹂
な ど の教 育 課 題 を 視 野 に 入 れ な
が ら 改 善 を 重 ね て いき た いと 考
え ま す 。 同 時 に、 チ ャ レ ンジ し
︵1︶ ﹁
書 の伝統 と文 化 の尊 重 ﹂ を
れ ま し た。
4年 度 の東
研 究 部 では、 ﹁平 成 2
京 大会 で の研究 内容 を 5年 度 静 岡
2
6年 度 長 野大 会 、 7年 度 山
大会、 2
2
形 大会 へと継続 し て取 り組 ん で い
重 視 した指 導 例
いて、特 にそ の取 り組 みが積 極 的
く﹂ と いう方針 のも と に、昨 年 同
現 、 郷 上 の文 人 歌 人 の書 を 取 り
佐藤 敦 子
知 識 だ け を 与 え る の で は な く、
様 事 業 部 と 協 力 し、 ﹁評 価 規 準 ・
日 本 の文 化 を 継 承 す る 観 点 か
扱 った授業 、手 紙 の書 への取 り組
た い様 々 な 内 容 が こ の研 究 大 会
生 徒 の想 像 力 を 使 って考 え さ せ、
ら、時 代 性 を考 え る古 筆 の鑑 賞 指
みなど が 紹介 さ れ て います 。 ま た
︵
漢 字 仮名 交 じり の書 ﹂ にお
4︶ ﹁
好奇心 を引き出す授業 を展開 で
導 、継ぎ 紙 など の料 紙 作 り 、 墨作
書 作 品 を 英 語 で紹 介 し、 書 、 琴 、
いて、名 筆 を生 か しなが ら作 品 を
き る よ う 今 後 も 努 力 し て いき た
評 価方 法 ﹂及び ﹁
伝 統文 化 の継 承﹂、
﹁
言 語 活 動 の充 実 ﹂ 等 に 関 す る 現
り体 験 、地 域 の伝統 を重 ん じ る拓
お茶 の コラボ レ ー シ ョンでおも て
に行 われ て いるも のに ついて下 記
い と 思 い ま す 。 そ し て、 本 県 の
状 のア ンケ ート を実 施 さ せ て いた
本 採 取 や文 房 四宝 の学 習等 の事 例
な しをす ると いう企 画 の報 告 も あ
りま した。
項 目 の具 体 的 な 授 業 実 践 が あ れ
書 道 教 育 が 魅 力 あ る も のと な り 、
だ き、各 都 道府 県 理事担 当 の先 生
が 報告 さ れ ま し た。 更 に県 の高 等
に お い て浮 き 彫 り に な り ま し た。
書 写 能 力 を 高 め、 豊 か な 感 性 と
方 よりご 回答 いただ きま した。ご
学 校書 道 教 育 研究 会 にお いて自 国
申 し上げ ま す。
なが ら表 現 の深 化 を 図 って いく 一
人 間 力 の育 成 に 努 め て いき た い
野大会 に てご 報 告 さ せ て いただ き
提 供 いただ いた情 報 に ついて、 長
の取 り 組 み に 驚 か さ れ た と 同 時
この研 究 大 会 を通 じ て、長 野 県
加 え て、授業 で の説 明← 動 き← ま
と め のサ イ ク ル を う ま く 使 って、
です 。
に兵 庫 県 で も 取 り 組 む べ き 様 々
の割 合 に ついて
一、 学 校 数 に対 す る書 道 開講 校 数
0 3%
。全 国平均 7
.
21
138
141
13
146
13
14
457
21
310
903+307
409
19
14
1098■ 281
13
1260+347
887+334
12
1267+358
954+350
528
370
3 ・6 %
。全 国 平均 3
20
割 合 に ついて ︵
国公立 高校 ︶
三、 書 道 開講 校 数 に対 す る教諭 の
12
二、 書 道 教 諭 の持 ち 時 間数 に
140
14
135
ついて ︵
国公立 全 国制 ︶
・全 国平均 3
1 。7時 間
22
15
15
939+332
22
口Ⅸ
轟芋
134
1087+318
圭自
23
15
の開 講 状況 に ついて
四、 国公 立高 等 学校 におけ る書 道
4 ・4 %
︲
3 .9 %
3
2 ・3 %
8 ・4 %
︲
︿全 日 制 ﹀
︵一︶教 育 課程 の状 況 に ついて
書道 Ⅱま で開講
書道 Iのみ開講
書道 Ⅲま で開講
書 I十学校設定科 目
書 Ⅱま で十学校設定科 目 H・
6%
書 Ⅲま で十学校設定科 目 0
1%
1・
そ の他 0・
4%
︿
全 日制﹀
︵
二︶必修 と選択 の開講状況
◎ この場 合 の ﹁
必 修 ﹂ と は芸 術
と は他 教科 と の選択 を さす
教 科 内 の選択 を さ し、 ﹁
選択﹂
書道 I
必 修 皿校
3校
選択 2
5
5
選択 8
8校
21
135
1051+353
7校
選択 5
8
15
16
403
391
16
942+301
16
書道 Ⅱ
2
必修 4
7校
書道 Ⅲ
9校
必修 2
学校設定科 目
1007
745
24
1092+333
6校
選択 5
4
22
12
138
17
2校
必修 3
16
726
17
375
413
24
17
872+351
1011+323
五、 ﹁
学 校 設定 科 目﹂ に ついて
1022
13
136
〇 国 公立 高校 の専 任 数
︲名
専任 6
5名 + 兼 任 2
7
7
25
709
718
135
735
14
720
15
18
25
18
860+353
18
24
5講 座
・のべ開講 数 9
5
17
校
実 用書 道 ︵
実 用書 、実 用 の書 ︶
︿内 容 ﹀
19
名
名
︿開講 数 の推移 ﹀
18
年度
校
年度
137
19
73 1
725
731
16
21
734
731
17
731
25
706
0。
年度
%
年度
時間
年度
年度 時 間
%
年度
%
年度
専任 +兼 任
年度
専任 +兼 任
年度
(12)
2015年 (平 成27年 )3月 27日
△
ム
研
同
全
号
78
第
︲講 座
︲
2
3
ペ ン字 ︵
ペ ン習字︶
5講 座
書道創 作 ︵
創 作 書道 、 書 創 作 ︶
八、 教 員採 用試 験 に ついて
4年 度 実 施 9 県 、 平 成 5
平成 2
1
2
年 度 に は、 専 任 6 名 ・兼 任 7名
3
の採 用 が あ った。 5
2年 度 は 実 施
9 県 、 6年 度 に 専 任 6名 ・兼 任
︲
2
2
8名 の採 用 が あ った。 採 用 者 数
置 の増 加 を 推 進 し、 よ り 充 実 し
とご 協 力 を お 願 い申 し上げ ま す 。
の項 目 を 挙 げ る学 校 が 増 加 し て
いる。
昨 年 か ら の変 化 と し て、 以 下
︵一︶ 授 業 に関 わ る変 化 に ついて
く 、 高 校 書 道 教 育 の危 機 的 状 況
て いな いと こ ろ も 依 然 と し て多
体 は ご く 一部 に 限 ら れ 、 何 年 に
も 渡 って、 採 用 試 験 が 実 施 さ れ
れ る。 さ ら に、 採 用 の あ る 自 治
世 代 の退 職 に伴 う も の と考 え ら
な 採 用 は、 多 く の採 用 が あ った
人 数 把 握 が 必 要 であ る が、 新 た
し い分 析 に は 退 職 者 と 再 任 用 の
減 少 に 転 じ た か に も 見 え る。 詳
い て いた が 、 昨 年 度 を ピ ー ク に
こ こ数 年 間 は 微 増 の傾 向 が 続
様 各 都 道 府 県 理 事 担 当 の先 生 方
諸 問 題 に つ い て﹂ と いう テ ー マ
に 絞 って実 施 し ま し た。 前 回 同
教 員 の採 用 ・配 置 を 中 心 と す る
前 回 静 岡 大 会 で の全 国 の先 生 方
か ら の情 報 提 供 を も と に、 呈 日
道
情 報 交 換 の 二部 構 成 と しま し た。
今 年 度 事 業 部 の 情 報 交 換 は、
に 関 す る 研 究 報 告 と、 事 業 部 の
よび 指 導 方 法 の実 践 状 況 の報 告 ﹂
研究 部 の ﹁
評価 規 準 ・評価 方 法 お
内 容 は、 昨 年 度 の静 岡 大 会 同様 、
加 い た だ く こ と が で き ま し た。
会 第 1 日 日 午 後 の設 定 と 言 う こ
と も あ り 、 多 数 の先 生 方 にご 参
長 野 大 会 の情 報 交 換 会 は、 大
授 業 の 工 夫 な ど 、 生 徒 への働
は 変 わ って いな いと いえ る で あ
努 力 し て いく 必 要 が あ る。
た 教 育 活 動 を 展 開 でき る よ う に
2県 に と ど ま った。 書 道 教
県は︲
育 の重 要 性 。有 用 性 を 説 き、 配
そ の他
︲
4講 座
4講座
書道表 現
6
︲
生活 の書
3講 座
0講 座
象刻 。刻 字
3
0講 座
硬筆
3
総合書 道 ︵
総 合 芸術 ︶ 8講 座
5
仮名 の書 8
3講座
漢 字 の書 9
1講 座
0講 座
応 用 の書 3
に ついては大 き く 減 少 し た。
き か け の成 果 も 一部 で は 上 が っ
て いると推 察 さ れ る。
スピつ。
学 校 設定 科 目 を 開 講 し て いる
・受 講 生 徒 数 の増 加
・単 位 数 の増 加
ついて
六 、各 学 校 の書 道 教 育 の現状 に
︵二︶ 特 色 あ る授 業 展 開
か に こ の採 用 問 題 に 対 し て の 関
前 回 回 答 が 二十 五 だ った の に 対
し、 今 回 は 三 十 七 と 増 加 し、 い
に情 報 提 供 を お 願 いし ま し た が 、
今 年 度 も 書 道 教 育 の実 態 調 査
心 が 高 く、 情 報 提 供 が 必 要 であ
おわり に
にご 協 力 いた だ き 、 あ り が と う
学 校 が 年 々増 加 し てお り、 現 場
の先 生 方 の努 力 が窺 え る。
ご ざ いま し た。 現 場 で の教 育 課
七 、指 導 主 事 に ついて
教 育 委 員 会 指 導 主 事 に つ いて
るか を改 め て痛 感 いた しま した。
︿全 国 か ら の情報 提 供 のま とめ﹀
程 編 成 の段 階 で、 こ の 調 査 が 活
用 さ れ る ことが あ れば 幸 いです 。
今 後 と も、 本 調 査 へのご 理 解
は、 専 任 ・兼 任 を あ わ せ 配 置 さ
。
れ て いる 県 は 6
2県 で あ った ま
た 教 育 セ ンタ ー 指 導 主 事 の配 置
口Ⅸ
手千
圭曰
1 ﹁書 道 教 員 の採 用 ・配 置 に 関
す る各 都 道 府 県 の現 状 ﹂ に つ い
く し て いく事 が 重 要
② 教 育 委 員 会 の指 導 課 。人 事 課
会 長 や 各 高 等 学 校 長 か ら の書
に 対 し て、 教 育 研 究 会 芸 術 部
道専 任 教 員配 置 の要望 が 必 要
て
①採 用試験が実施 されな い
を輩 出 す る ことが 必 要
④ 芸 術 科 か ら 指 導 主 事 ・管 理 職
要望 書 作 成等 ︶
強くす る ︵
合 同会 議 や 研修 会 ・
教 育 委 員 会 等 への働 き か け を
ま った 行 動 を と り、 各 学 校 ・
③ 音 ・美 ・工 。書 の 四 科 が ま と
② 退職 者 が 出 ても補 充 さ れ な い
③ 専 任 が 講 師 に変 わ ってしま う
④ 2校 兼 務 。国 語 と の兼 任
⑤ 新 規 採 用 者 の特 別 支 援 学 校 へ
の配 属
⑥ 書 道 採 用 試 験 に 国 語 の試 験 実
要
施 ・受 験 資 格 に 国 語 免 許 が 必
校 の教 育 課 程 編 成 等 で発 言 権
は じ め とす る芸 術 科 教 員が 、各
⑤ 各 高 等 学 校 に お い て、 書 道 を
因 。理 由﹂ に ついて
2 ﹁1 の状 況 が 起 こ って い る 原
① 各 高 等 学 校 の教 育 課 程 編 成 で
⑥非 常 勤 講 師 を 含 め た 講 師 と の
を確 立 す る
よ る持 ち 時 間 数 の減 少 に よ り 、
連 携 や 、 研 究 会 。研 修 会 の実
の芸 術単 位 数 減 少 、生徒 数 減 に
専 任 教 諭 と し て の授 業 持 ち 時
施 を 通 し て 情 報 を 共 有 し、 資
質向 上 に努 め る
間数 等 の条 件 が 成 立 しな い
② 学 校 の 小 規 模 化 に 伴 い、 芸 術
業 時 数 の 不 足 ︶、 兼 務 ・兼 任 、
専 任 が 講 師 へ、 と いう 状 況 が
昭 先 生 、 新 潟 県 ・樋 熊 み ち よ 先
。天野 広 美 先 生 、 千 葉 県 ・津 本 英
科 目 全 てを 開 講 で き な い ︵
授
生 じる ︵
教 員定 数 の問題 ︶
生 の 3 名 の先 生 方 か ら、 そ れ ぞ
情 報 交 換 会 の後 半 には、愛 知 県
③進 学 重 視 の傾 向 に よ る主 要 科
れ の県 の教 員 採 用 の状 況 や 取 り
か った の は 残 念 で す が 、 今 後 も
目 の 専 任 確 保 の た め、 芸 術 科
3 ﹁採 用 試 験 実 施 ・書 道 教 員 確
全 高 書 研 会 員 の皆 様 が 、 全 国 の
組 み が 報 告 さ れ ま し た。 時 間 の
保 に向 け た対 策 ・取 り組 み﹂ 等
高 等 学 校 書 道 教 育 の現 状 や 課 題
目が 軽 視 さ れ専 任 が 配 置 さ れ
① 文 科 省 の指 導 要 領 編 成 や 各 都
に つ い て情 報 交 換 が で き る よ う
関 係 で十 分 な 意 見 交 換 が で き な
道 府 県 の教 育 課 程 の編 成 方 針
取 り組 ん で いき た いと 思 いま す 。
ない
に 関 し て、 全 高 書 研 ・全 書 研
か ら の ﹃要 望 書 ﹄ 等 の要 望 を 、
小 ・中 上局 。大 が 連 携 し て 強
埼玉
小 林 血︵
彦 ︵
東 予 ・校 長 ︶
市 立 神 戸 工科 ・校 長 ︶
前 全 高 書 研会 長 ︶
齋藤 克美 ︵
大 東 文 化大 学 書 道 研究 所 ︶
媛
佐 川 折口治 怠夕
古 溝 茂 盆︵
庫
鶴 岡中 央 ・校 長︶
同士心︶
昔
松 本 蟻 ヶ崎 ・校 長︶
聖徳 大 学 附 属女 子︶
伊藤 公麿 ︵
長野
山 田 血︵
生 ︵
福井
玄洋︶
山形
井上 利也 ︵
千葉
小室 信 男 ︵
︵
第 三九 回長 野大 会 ︶
平 川 友 之 ︵
福岡
調査 部 長
小 出 水 博 盆︵
庫
千葉
鹿 野 美彦 ︵
遠藤 克久 ︵
埼玉
佐藤 敦 子 ︵
東京
八千 代 ︶
浦 和 西︶
大東 文 化大 学 第 一︶
高 橋 邦 夫 谷 奈川 向 上 ︶
事業部 長
土
寸M
凹 給”︵
神奈川 市 ヶ尾︶
︵
東 北︶
國定 二
群馬
貝︵
松 戸 靖 ︵
岩手
高 崎 工業 ︶
水沢︶
本 間 勲 Ω 海道 札幌 西︶
︵
関東 ︶
十 日町︶
旭丘 ︶
阿波 ︶
天野 広美 ︵
愛知
伊 万里︶
成 田 年 樹 ︵
新潟
徳島
三木 敬 宇 ︵
︵
東海 ︶
佐賀
池 田 啓 二 ︵
諏訪 清 陵 ︶
松本 蟻 ヶ崎 ︶
︵
北信 越 ︶
︵四国︶ ︻
理事 ︼
大 澤 一仁 ︵
長野
上 山 明新館 ︶
江津 工業 ︶
︵
九 州 。沖 縄 ︶
小宮 山健 司 ︵
長野
志木︶
東宇治 ︶
大 会担 当 役 員 ︻
理事︼
二宜 ︵
山形
栗原 一
島根
石橋 早苗 ︵
大会担当役 員
埼玉
吉木 佳尋 ︵
村 上 誡 金京都
大会担当役 員
大宮光陵︶
︵
近畿 ︶
事 務 局 事 務 局長
高 崎 工業 ︶
″ 会 計
〃 ︿
本ユ
耐
理事 ︼
〃 書 記 ︻
利美 ︵
山形
板 層一
埼玉
会 田 浩 子 ︵
納 所 佳 子 全二重
東京
名護 幸江 ︵
南 関 ・教 頭︶
山 形 北 ・教 頭 ︶
松伏 ︶
志摩︶
調布 北︶
監 事
有 働 道生 釜︵
本
″ 書 記 ︻
理事 ︼
次長 ︵
全書 高協 担 当 ︶
國定 〓
群馬
貝︵
常 副 副 副 理 大 大 副 会 顧 顧
山 下 剛 ︵
埼玉
︵
中 国︶
ブ ロック代表 ︵
北海 道 ︶
伊 川谷 北︶
庶 務部 長
渉外部 長
研究 部 長
全 総文 担当 ︶
︵
︵
第 四〇 回山 形大 会 ︶
事 会 会 会
鐘 彗 彗 彗
事 長 長 長 長 長 長 長 長 問 問
″ ″ ″ ″ ″ ″ ″ 〃 〃 〃 〃 〃
号
78
第
△
ム
研
同
全
27日
)3月
(平 成27年
(102015年
平成 26年 度全 日本高等学校書道教育研究会本部役員一覧
78
第
全
号
授業研究・研究協議
11月
5日
(木
高
書
研
会
)13:10∼ 15:30
2015年
報
(平 成27年
)3月
27日
山形テルサ
A
研究テーマ 書 くこと(表 現)「 書 くことの楽 しさを、感得する表現指導」
『 漢字 の書 「九成官酷泉銘」を学ぶ ∼先人 の書を生か して∼』
山形県立楯岡高等学校 佐藤 勇二
B
研究テーマ 見る こと (鑑 賞)「 見る ことの喜びを、感受する鑑賞指導」
「
『 見ること」か ら始まる授業
∼象刻 の学習 ICT機 器を使用 した実技指導∼』
山形県立寒河江高等学校 佐藤
C
研究テーマ 地域に学ぶ
勝
「地域に学び、活かす書教育」
『「郷上の歌人 齋藤茂吉の短歌を書こうJ∼ 協調学習 を取 り入れた漢字仮名 交 じりの書∼』
山形県立谷地高等学校 柴田 百合
11月
分科会・研究協議
A
6日
(金
可可 :00
) 9:00∼
山形テルサ
研究テーマ 書 くこと (表 現)「 書 くことの楽 しさを、感得する表現指導」
① 『
未定
北海道
』
② 『 芸術科 の音楽・美術 と連携 した書道学習 の実践 と成果 ∼仮名 を通 し、 日本 の文化に触れる∼』
山形県立酒 田光陵高等学校 荘司麻衣子
B
研究テーマ 見る こと (鑑 賞)「 見ることの喜びを、感受する鑑賞指導」
みる"こ とからはじめよう !Part 2』 一博学連携による鑑賞授業一
① 『“
千葉県立国府台高等学校 後藤
浩
② 『書道 の鑑賞授業の実践 ∼ 山形美術館 との連携∼』
日本大学山形高等学校
C
研究テーマ 地域に学ぶ
中村 寿一
「地域に学び、活かす書教育」
① 『 満蒙開拓 か ら学ぶ ∼郷 土の歴史を知 り、表現 し、伝 えてい く∼』
長野県阿智高等学校 松村
夕子
② 『郷土に生きる文学を活か した書教育 の実園
山形県立酒 田西高等学校 大坂 禎子
大 会 講
情 報 交 換
大 会 参 加
教 育 懇 談
師
会
費
会
文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官 加藤 泰弘 先生
11月 5日 (木 ) 15:45∼ 17:OO 山形テルサ アプ ローズ
6,000円
11月
催
(木
) 18:30∼ 20:30
―
山形市香澄nl‐ 丁 目4番 5号
会費
併
5日
山形国際ホテル
T E L023 633 1313
7, 000円
展 『村山地区高等学校書道展』
文翔館 (旧 県庁舎 :重 要文化D
山形市旅篭町 3丁 目4番 51号
)
(お 問い合わせ先
3Fギ
ャラリー 1,
2, 3, 4
T E L023 635 5500
第40回 全日本高等学校書道教育研究会 山形大会
事務局】 山形県立山形南高等学校内
平田 康裕
【
9900034
6番
16号
〒
山形 県 山形 市東原 町 四丁 目
T E L023-622-3350
E―mail :
F A X023-624-6945
shiratay@pref― yamagata.ed.jp
(14
(15)2015年 (平 成27年 )3月 27日
全
高
書
研
会
大
形
78
書 道 教 育 研 究 会
△
′ 、
第
校 案
○回 全 日 本 高 等 学
報
内
(_
(第 4次 案内)
山形大会 テー マ
現代社会 の多様な価値観 の中で、教育を取 り巻 く状況 も変容 し 「生きる力」 の育成 を 目指す
新学習指導要領 が平成 25年 より年次進行 で実施 され、平成 27年 には完成年度 を迎 えます。
改訂学習指導要領 は、基礎的・基本的な知識 ・技能 の習得 を柱 に、思考力・判断力・表現力 の
育成、主体的に学習 に取 り組む態度 の育成等 が求め られています。
また、学力格差、生活 モ ラルの低下、少子化 による生徒 の減少、学校 の統廃合、体罰や い じ
め等 が課題 とされ教育現場 での早急な八藤 が望まれてい ます。
さて、芸術科書道 においては 「芸術文化についての理解 を深 める」 ことが新 しく目標 に加 え
られ、伝統 と文化 を尊重す る態度 の育成や国語教育 ・言語教育 を重視す る学校教育 の充実 を目
指す ことも求め られてい ますも さらに、生涯 にわたつて書 の文化 を愛好 し、 日常生活に潤 い を
与えられ る人生を送 るための生涯学習社会 の確 立 も望まれ てい ます。
今大会地周 辺では、東 日本大震災 の爪 あとは大きく、東北地方 はいまだに復興 の途上にあ り
ますが、人 と人 、人 と地域 のつ なが りを表す 「絆」が合言葉 にな り、「生きる力Jと 「愛情」を
生まれ育 った郷 土へ とそそぎ、郷土へ の理解 を深めることによ り、豊かな人間性 を構築 してい
こ うとい う思いが広がっています。地域 の特 性を生か した書文化 を各地域 にあるべ き姿 として
残 し、独 自の教材 として学習活動 で取 り上げることも大切だ と考 えます。
本研究会 山形大会は第 40回 大会 とな り、広義に芸術文化 の 中の書道 とい う認識 に立脚 し、
変 え られない 「不易」 と、変 えなければな らない 「流行」を念頭 に掲げなが ら、「私達は書道 を
通 して生徒 に何 を伝 えたいの力Ъ」 を検証 し、発信 で きる大会になれば と考 えています。 よ り多
くの皆様 のご参加 をお待 ちいた します。
エ
︿ム キ
期
会 場
平成 27年 11月 5日 (木 )・ 6日 (金 )
(全 体会・授業研究・分科会・情報交換会)
山形市双葉町一丁 目2番 3号
山形テルサ
日
T E L023 646 6677
程
◇第 1日 目 1¬ 月 5日 (木 ) 山形テルサ
10:0011:10′ ∼
12:00-
9:30受付
11:00
打ち合わせ
総会
◇第 2日 目
8:30受付
11月
´
9:00´ヽ
6日
12:00
13:00
開会式
壁
(金
)
11:20´
12:30
分科会
全体会
研究協議
開会式
15:45-
18:30′ ^V
15:30
17:00
20:30
情報交換会
教育懇談会
研究授業
研究協議
山形テルサ
12:30-
`
V
11:00
13:10-
13:30-
13:30
村山地区高等学校
験
書道展
号
第
78
全
号
第
41回
高
書
研
会
2015年 (平 成27年 )3月 27日
報
(10
全 日本 高 等 学 校 書 道 教 育 研 究 会
北 海 道 大 会 ご 案 内
(第 1次 案内)
北海道大会 テー マ
期 場 程
△〓△不□
日
平成 28年 11月 21日 (月 )。 22日 (火 )
ホテル ライ フ オー ト札幌 (札 幌市 )
◇第 1日 目
9:30受付
10:00^―
11:10-
12:00´ ^V
13:30-
15:45-
18:30-
11:00
12:00
13:30
15:30
17:00
20:00
開会式
強
情報交換会
教育懇談会
打ち合わせ
総会
研究授業
研究協議
◇第2日 目
8:30受付
9:00^V
11:15′ ∼
ll:00
12:30
分科会
全体会
研究協議
開会式
大会研究 テーマ
未定
大会講師
藤 泰弘 先生 (予 定 )
文部科学省初等 中等教育局教育課程課教科調査 官 カロ
研究授業 、授業会場
北海学園大学】
(1)「 漢字仮名交じりの書」 北海道札幌あすかぜ高等学校 吉野 実穂 【
土
の
北海高等学校】
井
伸也
北
海
高等
学
校
【
漢字
仮
名
交じ
り
書
」
(2)「
北海道札幌南高等学校】
水間 臥猪 【
北海道札幌南高等学校
(3)「 未定」
(お 問い合わせ先
)第 41回 全 日本高等学校書道教育研究会
ゴヒ
海道大会
小林 雅澄
事務局】 北海道有朋高等学校内
【
〒002… 8504 北海道札幌市北区屯 田 9条 7丁 目
丁EL 011… 773-8200
FAX 011-773… 8300
9 回 全 日本 高 等 学
第3
校 書 道教 育 研究 会 長 野
大 会 は、全 国 より 2 6 0
名 を超 え る参加 が あ り
ま し た。 大 会 開 催 に 関
わ って い た だ い た 先 生
方 に御 礼 を 申 し 上 げ ま
す 。 ま た、 長 野 県 の 先
生 方 には大変 お世 話 に
な り ま し た。 こ こ に 改
め て深 く 感 謝 申 し 上 げ
ます。
7年 度 は
さ て、 平 成 2
現 行 学 習 指 導 要 領 の完
成 年 度 と な り ま す。 改
訂 の 趣 旨 を 再 確 認 し、
各 校 に お い て教 育 実 践
を 積 み 重 ね て いく こ と
が 重 要 と考 えま す 。
事 務 局 吉本 佳 尋
山 下 剛