津波いのちのパネル

自治体の防災御担当の皆様へ
津波の浸水が予想される地域の皆様へ
(株)インサイト
ブースへお⽴ち寄り有難うございます。
東⽇本⼤震災の津波によって多数の⼈命が⼀度に失われたことについて、今後このよう
な津波の場合、何とかして⼈的被害を最小にすることは出来ないかを考え、「津波いのちの
パネル」を危機管理産業展 2015 に出展させて頂きました。
現在、予知困難な地震・津波ですが、何とかして犠牲を少なくできないかを考えた時、弊
社で開発中の LED による動画看板が事前防災表示装置としてお役に⽴てると判断いたしま
した。
津波には発生から到達するまでに必ず避難できる時間があります。その間に安全地帯へ
の移動に個々⼈が全⼒集中することが重要です。これが津波から助かる唯⼀の方法です。
そこで弊社では、津波発生時の避難路を地図上に動画表示して、⾒る⼈にわかりやすく覚え
て頂く表示装置「津波いのちのパネル」を作製しました。
この装置は、平常時に何年間も避難路が動いて繰り返し表示します。紙媒体のハザードマ
ップより⾒る⼈の興味を引きやすく、高齢者からお子様まですばやく覚えて頂けるように
なります。
地震・津波の場合、この表示を⾒慣れた⼈はすぐに避難⾏動に⼊れます。
この装置は自治体の要所要所の⼈通りの多い商業施設や公的場所等への設置を想定してい
ます。設置地区の⼈に避難路を記憶して動いてもらう事で⼈命を守ることが出来ます。
貴自治体で本装置の導⼊の御検討を是非お願い申し上げます。
株式会社インサイト
代表取締役社⻑
山尾純夫
<< 何故 津波の時の犠牲者を少なくできるのか >>
津波は突然発生し、僅か数分で押し寄せることもあります。
津波が発生してから避難路を確認したのでは間に合いません。
あわてたり、考え込んだり、試行錯誤を重ねたりで
結果として安全な時間内に避難できなくなってしまいます。
迅速な避難を行うためには、平時から避難路を知ってもらうことが大切です。
しかし、平時には人々の関心が薄く、従来からあるような紙媒体の
ハザードマップを掲示してもなかなか見てくれません。
当社が開発した避難路を動画で示すハザードマップ
「津波いのちのパネル」ならインパクトが強く
繰り返し表示をするので、自然に目に入り、記憶に残ります。
これを見慣れた人には平時の間に避難路が記憶蓄積されますので、
災害時には即座に迅速な行動がとれ、
津波の人的被害を大幅に防ぐことができます。
津波の恐れのある地域を持つ自治体に働きかけて、この製品を効果的な
場所の要所要所に設置すれば、津波の時には自治体の最大の使命である
人命を守ることができます。
東日本大震災で浸水地区から助かった人は、
ほとんど早期避難の決断で行動した方々です。
当社の「津波いのちのパネル」表示装置は、
「備えあれば憂いなし」が実現できる製品です。
事前防災表⽰装置
「津波いのちのパネル」
( 特許出願中 特願 2015-84550)
突然襲う津波!!
避けることが出来ない港湾・海岸・河口を持つ自治体の被害
この商品はどうすれば人的被害を少なくできるか、
そのための装置の提案です。
■ サンプル例(この装置の具体的サンプルを弊社で独⾃に作成してみました。
⾃治体の許可を頂いたものではありません。)
(http://www.insightj.co.jp/evac/ で本装置のいろいろな表現をご覧ください。)
< 館⼭市 北条海岸 >
< 岸和⽥市 >
< ⿅児島市 >
■ 構成図
専⽤ソフトで動画作成
地図を印刷した電飾フィルム(⼤型プリンターで印刷)
動画データを USB メモリーへ
津波いのちのパネル 本体
AC アダプター
AC100v
事前防災表⽰装置「津波いのちのパネル」について
【⽬的】 早期避難で⼈命を守る。
⽇頃から津波が予想される地域のハザードマップの避難路を当装置で動画で⽰し、⾒る⼈に記憶
させイザという時には即座に逃げて、⼈命を守るというものです。この装置は、⾒ながら逃げる
避難標識ではありません。⽇々避難路を覚えてもらう装置です。
【装置構成】 LED 表⽰装置を年単位で動かす。
⾼輝度 LED を MATRIX 状に配置し、その上に避難路を印刷したハザードマップを置き、避難路
を背⾯の LED 点滅で⽰します。何年間も繰り返し表⽰して⾒る⼈に逃げ道の徹底したスリコミ
を⾏います。
【なぜ助かるのか】 ⾃助避難をサポートします。
津波時の⼈命の損失のほとんどは逃げ遅れによります。どんな⼤津波でも発⽣から到達までの間
に安全地帯へ移動可能な時間帯があります。
津波の避難は⼀瞬の判断が勝負です。この装置は、⽇々避難路を覚えてもらい、揺れが来たら昼
夜にかかわらず、津波警報の有無にかかわらず、即、⽇頃覚えた避難路をただひたすら愚直に逃
げることが唯⼀の助かる⽅法であると、⾒る⼈に教え込みます。津波が迫っているのに標識を⾒
ての避難は実質無理な話です。
実際、東⽇本⼤震災で⽔没地区から助かった⼈は早期避難の決断で⾏動した⼈々です。
【夜間の避難】 ⾃助の訓練が必要です。
夜間の津波避難路は昼間と同じとなりますが、津波が地震と併発の場合は全電源の喪失、交通信
号停⽌、通信不通等が発⽣し、真っ暗闇の世界となります。
加えて、降⾬、降雪等の条件もありえますので、年⼀回程度平時にライトを持って避難路の昼と
夜の違いを確認をしておかなければなりません。これがなされて初めてこの避難路記憶 / 揺れた
ら即避難のシステムは完成します。
(警報を待っていては遅い場合もあるからです。)
因みに三陸では東⽇本⼤震災の前 120 年間に⼤型津波は 4 回あり昼間に来たのは今回だけで、
他の 3 回はいずれも深夜早朝の就寝時間に起こっています。特に明治 29 年の三陸⼤津波では、
今回より多い 22,066 名の犠牲者が出ています。
【避難路の設計】 ⾃治体の御指導の下に制作します。
避難路設計は地元⾃治体の防災セクションに作成をお願いいたします。図法・縮尺は⾃由です。
弊社はそれを元に動画を作成し稼働できるようにします。
【本装置の納品・設置・保守】 避難路を元に動画を作成し、弊社の協⼒会社により納品・設置・保守を⾏います。
【どんな場所に設置するか】
<⼤中都市部> 都市住⺠は⽇頃正しい⽅位や海抜等の意識はしないで⽣活している⽅がほとん
どなので、イザという時に全く⽅向を失ったり、考え込んだりして不要な時間をつぶし避難が遅
れる⽅が多いと思われます。その意味で昼間の⼈⼝集中地区では、⽇頃から適正な避難路を⾝に
着けておくことが安全な避難を可能とすることとなります。
本装置の⽰す太い⽅向⽮印と避難路に従えば避難が可能となります。
<地⽅の市町村> 津波が⽣じやすい地形や、過去に津波に被災した経験のある地域を中⼼に
中規模以上の集落単位に設置します。
www.insightj.co.jp/evac/
[email protected]