綾川町立陶小学校 平成27年6月号 めあてをもって取り組む 5 月 30 日(土)の運動会は晴天に恵まれ, すばらしい運動会になりました。子どもたち は,めあてをもって運動会の練習に取り組み, その成果を存分に発揮することができたと 思います。運動会当日は,陶小の子どもたち の底力を改めて感じました。 PTA や地域の方々には,前日の運動会準 備,当日の運営等,本当にありがとうござい <5・6 年生 新たな旅立ち> ました。子どもたちの出し物にも PTA の方が用具を運んでいるのをみて,地域と一体とな った運動会だと強く感じました。今後とも,よろしくお願い申し上げます。 さて,1学期も早いもので半分過ぎました。運動会は終わりましたが,子どもたちには 次のめあてをもって学校生活を過ごして欲しいと思います。学習や水泳など,こんな風に なりたいと自分の姿を描くことが大切ではないでしょうか。そして,一つずつ自分のでき ることを増やしていって欲しいものです。充実した学校生活を送るためには,心や行動面 でのめあてをもつことが大切です。 相撲の世界に「3年先の稽古」という言葉があるそうです。目先の勝負にこだわらず将 来を見据えて,今がむしゃらに稽古をしろ,という意味だそうです。元横綱の千代の富士 は,「今日,明日とか1週間ぐらい稽古をやったからといって,すぐには力がつかない。 毎日毎日稽古することによって3年くらいたって,ようやく稽古の貯金ができて,本当の 相撲の力がでてくる。そういう信念をもってがんばれる子はよくなっていく。」とインタ ビューで話しています。 めあてをもったから,それがすぐにかなうというわけではありませんが,毎日毎日の積 み重ねという努力によって,少しずつめあてに近づいていきます。根気と忍耐がいること ですが,めあてをもたなければ毎日の努力をすることもありません。自分で決めためあて を忘れず,少しずつでも努力を積み重ねることが大切です。 一学期の後半に向けて,一人一人が自分のめあてをもって取り組んで欲しいと思います。 学校でも家でもそんな子どもたちを応援していきたいです。今後とも,ご支援,ご協力を よろしくお願い申し上げます。
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