ひめマリアパンフレット

Access
マリア病院
仁豊野
●神姫バス
姫路駅(北口)
⑦番のりばより約 25 分
国道マリア病院
JR播担線
●JR 播但線
仁豊野駅下車(南へ徒歩 10 分)
「国道マリア病院」停留所下車(徒歩 2 分) 「マリア病院」停留所(※)下車(病院正面玄関前すぐ)
N
砥掘
ランプ
姫路聖マリア病院
※
「マリア病院」停留所は、発着時間帯が限られます。
市川
砥掘
至 岡山
豊富
ランプ
山陽自動車道
姫路城
姫路メディカルシミュレーションセンターひめマリア ®
統合シミュレーションという新たなステップへ
至 吹田
野里
播担連絡道路
陸上自衛隊
HIMEJI Medical Simulation Center
312
京口
至 相生
2
山陽姫路
東I C
至 加古川
姫路駅
(北口)
バスのりば
JR 姫路駅
姫路聖マリア病院 タボール館4階
社会医療法人財団 聖フランシスコ会
姫路メディカルシミュレーションセンターひめマリア ®
〒670-0801 兵庫県仁豊野 650 番地
Tel
Fax
Mail
URL
079-265-5145
079-265-5148
[email protected]
http://himemaria-sim.jp
施設利用・見学のお問合せは上記へお願いします
めざせ!
ct Performance
e
f
r
e
P
個人・組織
顧客
Perfect
Performance
個人
組織
学ぶ風土の形成
M
Simulation
急性期医療・看護
C
Simulation
療養・介護・重身
E
Simulation
人生の最終段階における医療
職業意識の向上
高度な全人的ケア
I
Integrate Simulation
統合シミュレーション
個人
私たちは、医療だけでなく、地域ケアで活躍できる人材を育成したいと考
えています。それは、医療のスキルだけでなく、生きる人を、病気の時だ
実践力
教育力
全人的(肉体的・精神的・社会的)にとらえ、支えることができる人を一
人でも多く育成するということです。
マネジメント力
対人力
けでなく、介護が必要になった時、そして人生の締めくくりの時期までを
そのために、従来の医療だけでなく、介護(Care:C)シミュレーション、
人間力
看取り (End of Life:E) シミュレーションを開発し、HIMEmaria® の教育
の中心としています。さらに、M・C・E の 3 つの領域をシームレスにとらえ、
対象者をケアできる能力を持った人材を育成する統合(Integrate:I)シ
ミュレーションを、世界に先駆けて開発しています。
【最高顧問挨拶】
【理念】
姫路メディカルシミュレーションセンター ひめマリア ®(HIMEmaria® )は、キリスト教の倫
理に基づき、医療、介護、福祉を統合的に学べる修練施設を目指します。
東京医科大学病院
シミュレーションセンター
教授 阿部幸恵
【基本方針】
・私たちは、医療、介護、福祉における「質と安全を極大化」させるため、積極的にシミュレーショ
ン教育手法を開発・提供していきます。
当センターのミッションは、全職域の医療人・介護福祉人・介護を担
う方々に対してシミュレーション教育を用いての人材育成を行うこと
です。そのために、病院のスタッフのみでなく、地域や在宅で医療・
ケアを支える方々すべての人を対象としてシミュレーション教育を展
開し、教育支援体制を整えていきます。シミュレーション教育は、疑
似的な臨床場面での体験と、その後の仲間とのディスカッションを繰
り返すことで実践力を向上していく教育です。
教育者と学習者、双方の全人的な支援につながることを目指します。
そして、当センターは、あらゆる活動において互いの「愛」を大切に
していきます。
「在宅医療、在宅看護介護、在宅看取りを十分な状況で
・私たちは、この施設で学習する者に、
行う」ことができるシミュレーション教育手法を開発・提供していきます。
「地域の応急手当、救命手当の効果を高める」ため、シミュレーション教育を用い
・私たちは、
てその啓発、普及に貢献します。
・私たちは、医療、介護、福祉の「統合的学習施設」として、国内外より高い評価を受けるシミュ
レーション教育施設を目指します。
【行動指針】
私たちは、以下に挙げる 4 つの行動指針を大切にしていきます
1
TRUST
3
JOY
( 信頼する )
( 楽しむ )
【センター長挨拶】
姫路メディカルシミュレーションセンター
HIMEmaria® センター長
姫路聖マリア病院 診療部長 乳腺外科部長
丸山修一郎
2
CONTRIBUTE
4
AGAPE
( 貢献する )
( 慈しむ )
シミュレーション教育は、現場で必要な知
識・技術を効果的かつ効率的に学習する教
育法であり、医療の質や安全性の向上に重
要な役割を果たします。当院では、市中病院
としては他に先駆けて、最も機能的なメディ
カルシミュレーションセンター「HIMEmaria®」
を開設しました。
このセンターでは、当院の医療者のみなら
ず、他施設の方々の利用も可能とし、将来的
には地域の方々の介護技術などの習得・研
修ができる、中心的な役割を担う施設とし
て役立てたいと考えています。
【特徴】
私たちは、地域に根差した施設として、対象者の生活を全人的に支える視点を持った医療・介護・福
祉の専門職者の能力開発を支援したいと考えています。
広く行われている医療(Medical:M)シミュレーションだけでなく、施設・在宅・訪問看護を含めた
介護(Care:C)シミュレーション、様々な場所や状況での看取りを想定した看取り(End of Life:
E)シミュレーション、M・C・E それぞれを組み合わせ、対象者の継続的な支援を想定した統合
(Integrate:I)シミュレーションを開発しました。
市中病院・老健施設などを併設している HIMEmaria® は、臨床・現場ですぐに生かせる能力開発を
支援します。併設施設から対象者の声を反映したフィードバックがすぐに得られ、そこから抽出した
問題点をシミュレーションシナリオとして学習に反映することができます。また、臨床現場で働く高
いスキルを持った専門職が、トレーナーとして学習支援に当たります。
キリスト教を母体とする HIMEmaria® は、スキルだけでなく、人間性を含めたトータルな人材育成
を目指しています。臨床実践力だけでなく、教育力、人間力、対人関係能力、倫理性、そしてマネジ
メント力を織り込んだプログラムを開発し、地域ケアの担い手としての総合的な能力を開発するた
めの支援をしたいと考えています。
安全で確実なチーム医療を目指す M(医療)シミュレーション
M
チームアプローチトレーニングでは、生体反応を再現できる高機能シミュレータを用い、
病室や医療機器などの臨床状況をできるだけ忠実に再現することで、プレッシャーのか
かる場面での安全で正確な医療処置及び介助の実施、コミュニケーションスキルおよび
リーダーシップスキルの習得、
患者対応などを学ぶことができます。目標設定によっては、
安全管理・感染管理を含めたマネジメント力向上のためのプログラム設定も可能です。
地域で生活者を支える C(介護)シミュレーション
C
近年専門性が高まっている、
地域で生活者を支えるための介護専門職のためのシミュレー
ションです。施設や居宅をできる限り再現し、移動用リフトや介護用ベッドなどを備えた
シミュレーションルームで、併設の施設からフィードバックを得た最新の問題状況を再
現することが可能です。
人生の締めくくりを振り返る E(看取り)シミュレーション
病院だけでなく、施設・在宅と様々な状況での「看取り」に問題意識が高まっています。
E
HIMEmaria® では、専用のシミュレーションルームを使用し、ホスピスだけでなく、一般
病床や施設・在宅での、見取り場面の様々な問題状況や気になる場面を再現し、その解
決のための能力開発を支援します。併設の緩和ケア内科(ホスピス)病棟スタッフや緩
和ケア認定看護師、緩和医療認定医からバックアップを受け、感覚だけでなく理論に裏
打ちされた学習体験を得ることができます。
全人的な理解を目指した I(統合)シミュレーション
地域ケアに携わる私たちは、対象者を全人的(身体的、精神的、社会的、霊的)に理解し
I
たうえで自らの専門性を発揮し、その生活を支援することを目指しています。そこで、
HIMEmaria® では、M ( 医療 )、C ( 介護 )、E ( 看取り ) シミュレーションをシームレスに体
験する統合 (Integrate : I ) シミュレーションを提案します。一人の対象者の、地域におけ
る治療・介護・そして看取りを継続的に体験することで、対象者の生活とそれに伴う苦
痛や苦悩などの理解を促すことができ、また地域における多職種間の連携力が格段に向
上することが期待できるプログラムです。
・医学系シミュレーション
・看護系シミュレーション
・コメディカル用シミュレーション
・チームトレーニングシミュレーション
・AHA BLS/ACLS コース
・介護専用のシミュレーションルームの設置
・医療施設から在宅まで、多彩なシナリオ
・基礎的介護技術トレーニングにも対応
・介護専門職の専任トレーナー
・知識や技術だけではない多彩なシナリオ
・終末期患者の持つ様々な苦痛を
緩和するための専門的知識
・高度化する緩和ケア、
終末期医療のスキルにも対応
・様々な専門職が学習をバックアップ
一人の対象者の治療期から終末期までのプロ
セスを追うことで、対象者の人生を中心とし
たかかわりや援助を学ぶ機会を得ることがで
きると考えます。
また、多職種が、場面に応じた専門性を発揮
することで、
お互いの専門性を理解し、
施設間、
施設―在宅間での理解を深めることができ、
よりよい地域ケアの構築に貢献できると考え
ています。