豊田市PTA連絡協議会 471-8501 豊田市西町 3-60 豊田市次世代育成課内 tel34-6630 平成 27 年 5 月 1 日発行#379 http://toyotapta.web.fc2.com ◆特集 平成 27 年度 PTA 役員予定者研修会 機関紙委員 疋田知登世 平成 27 年 2 月 14 日(土)午後 1 時 30 分から高橋コミュニティーセンター大会議室において、平成 27 年度 PTA 役員予定者を中心に 191 名が参加し、研修会が開催されました。 この研修会の目的は、豊田市 PTA 連絡協議会(市 P 連)の活動内容を知り、PTA に関する理解を深 め、今後の活動に役立てていくことです。 初めて役員をされる方が多く、みなさん緊張した面持ち で始まりました。豊田市民の誓いの唱和から始まり開会宣 言、会長のあいさつの後、市 P 連の概要説明と続きました。 次に、副会長から「携帯電話・スマートフォン等の適正 な利用に向けて」の話が行われ、近年の携帯電話やスマー トフォンの急速な普及による小中学生がトラブルや犯罪に 巻き込まれた事例が報告されました。 そこで市 P 連及び関係諸団体は、子どもたちの安全と健 全な生活を守るため、 「利用ガイドライン」を作成し、今年 2 月末に全保護者に配布しました。 《利用ガイドライン(豊田 《利用ガイドライン(豊田のルール 豊田のルール4か条 のルール4か条)》 4か条)》 その1 家族以外には夜9時以降(推奨時刻) 家族以外には夜9時以降(推奨時刻)はかけません (推奨時刻)はかけません その2 フィルタリングサービスを受けます その3 ながらスマホ・携帯はしません その4 人の心を傷つける書き込み、投稿はしません 後半は、豊田市子ども部次世代育成課の竹端氏から「家庭教育手帳 われ、親子関係や親としてのあり方、しつけ、家庭教育支 援に関する情報を発信できるように「親ノート・小学 1~4 年生/小学5年生~中学生用」の2種類を作成し、活用を 推進していく方針が示されました。続けて参加者同士によ る子育てについてのグループディスカッションを行い、各 家庭での悩みは様々で、改めて「親ノート」の必要性を感 じるものとなりました。 最後に、平成 26 年度役員から一言ずつあいさつがあり、 研修会は終了しました。 親ノート」についての説明が行 ◆がんばってます 「松平わくわくフェスタ」 機関紙委員 岡野友恵 11 月 2 日(日)に、フォレスタヒルズ屋内テニスコートで毎 年恒例の「わくわくフェスタ」が開催されました。 松平大和幼稚園児による鼓隊演奏でオープニング。 コート内では、松平中学校吹奏楽部演奏、松平地区の芸能発表、 子ども会ドッジボール大会、大玉転がしレース、子ども縁日な どが行われました。 芸能発表では、起倒流棒の手・松平わ太鼓・空手など、どの 演技も迫力ある素晴らしいものでした。 起倒流棒の手演技 松平わ太鼓演奏 屋外では、各団体が出店するバザーが所狭しと並び、 つきたてのお餅やしし汁、格安の地元野菜など、松平な らではのバザーが大盛況でした。 松平中学校の生徒も大勢ボランティアとして参加し、 地元を愛し、盛り上げようとする松平の方々の熱意を感 じられました。 松平中学校吹奏楽部演奏 閉会式の最後は、餅投げです。 大人と子どもに分かれて、餅やお菓子が大量に投げられ、中には当たりの餅があり、幸運にもそれを 拾った方は豪華景品がもらえるため、皆さん必死で取りに行きます。 最後の最後まで参加した方々が楽しめるイベントです。 他地区の方にも松平の良さを知っていただきたいので、 是非次回の「わくわくフェスタ」にお越しください。 ◆総合学習 「足助に学び、足助を愛し、足助に根ざす子どもの育成」 足助小 足助小学校 本校が位置する豊田市足助町は、四季折々の自然が楽しめる香嵐渓を中心とした観光地である。また、 近年では中馬街道の町並みが、国の「重要伝統建造物群保存地区」に指定され、季節を問わず多くの観 光客が訪れ、商業や観光産業で生計を立てる地域の人々も多い。このように歴史や文化、自然や生き物、 人々の暮らしなど、体験的、追究的な活動ができるヒト・モノがあり、総合的な学習の時間で子どもた ちが様々な学習を行える宝庫である。 学年 本校では、総合的な学習の時間のテーマを「足助をゆく」と して、各学年で様々な追究学習を行っている(右表)。 学 習 テーマ 3年 お年寄りの町 みんなの町 4年 足助の安全を守ろう! 5年 足助森林調査団 6年 足助の歴史を探ろう! 足助 3年生の福祉学習では、社会福祉協議会の職員の方の協力を得 て、高齢者擬似体験や各地区の高齢者との交流活動を年間通して 行っている。4年生の防災・防犯学習では、町探検を通して子ど もの目から見た危険個所を洗い出し、防災・防犯マップにまとめ ている。5年生の環境学習では、地域を流れる巴川の水生生物や 植物の観察を通して、足助の自然環境の実態を把握するとともに、 間伐体験で森林保護の活動を行っている。6年生の歴史学習では、 中馬街道や足助城址の歴史をひも解くとともに、重要伝統建造物 (3年:高齢者との交流活動) 群保存地区である足助の町並みの特徴を学習している。 また、1・2年生の生活科においても、足助こども園との交流や町のお店、名所調べなどを通して、 総合学習のテーマに結びつく学習を展開している。 総合学習のまとめとして、毎年1月下旬に保護者や学習でお世 話になった方々を招いて、「生活科・総合学習発表会」を開催し ている。学年縦割りで8会場10人程度の人数に分かれ、それぞ れの学年や個人で追究してきた学習内容を発表したり、質問した りしながら進めている。この発表会を通して、子どもたちの総合 学習の成果を地域へ発信することにもつながっている。 今後も地域学習を中心に据えた総合学習を展開していく中で、 将来、子どもたちが足助を愛し、足助の地域に根ざし、足助の (生活科・総合学習発表会の様子) 伝統を守り育てていくような大人になってくれることを期待したい。 ◆コラムひまわり 大沼小学校 校長 今井 章夫 大沼小学校は下山地区の中心部に位置し、下山支所、郵便局、消防署などの公共施設が近くにありま す。平成 27 年度の児童数は 38 名、職員数は 13 名という小規模校です。 「ひとみキラキラ、こころニコ ニコ、からだグングン」を合い言葉に心身ともに健全な大沼っ子の育成をめざし、教育活動を展開して います。 本校の特色ある活動は「雅楽」です。地元の大沼雅楽会の協力を得て、昭和 60 年に雅楽クラブが発 足し、今年で 31 年目を迎えます。豊田市小学校音楽大会や校内学芸会での発表、卒業式での「君が代」 演奏、地域の祭礼での舞の奉納など多くの機会を捉えて活動しています。また、夏休みに行われる豊田 市文化振興財団主催の「子どもによる日本の伝統芸能」にも毎年参加しています。雅楽の良さを一般の 人へ広める機会にもなっています。大変めずらしい活動として重宝がられています。児童たちも正装に 身を包み緊張した面持ちで参加しています。雅楽の衣装の着付けは児童・職員だけでは難しいので保護 者に応援をお願いしています。 ◆PTAかわら版 「スポーツをする子どもたちの食事」 猿投台中 猿投台中学校 26 年度のブロック講演会は、ブロック PTA 会長 の発案により、会員である保護者が参加しやすいよ うにと、週休日に猿投台交流館での開催を試みた。 講師も会長の紹介により、名古屋グランパス栄養ア ドバイザーの森裕子さんに早々と決定することが できた。当日、交流館のホールにはほどよい数の9 0名の参加者があった。森さんのお話は、 「(Q)グ ランパスエイトの○○選手はどうやってトマトが 食べられるようになったでしょう。①マヨネーズを たっぷりつけた。②スープなどにして形をなくした。 ③トマトに含まれる栄養素を聞いた。④トレーナー から注意された。⑤監督命令」といった具合に、 講師 森裕子氏 名古屋グランパス栄養アドバイザー 意外性や説得力があり、とても好評であった。 講演後には、グランパスエイトのグッズや親子観戦チ ケットが当たる抽選会が行われ、会場は大いに盛り上 がった。 今後の課題として、各学校や園の PTA 会長を中心と した横の連携を深め、ブロック PTA 役員が一層活動の 中心となるようにしていきたい。 ◆教室の窓から ◆教室の窓から 「はなまるは魔法の言葉」 はなまるは魔法の言葉」 市木小学校 教諭 中島 沙弥 「やったぁ!はなまるが3つだ!あしたはもっとがんばるね!」 上手に書くことができているひらがなや数字には「はなまる」をあげている。毎日のプリントに少し ずつ「はなまる」が増えていく。友だちに負けたくなくて、もっとはなまるが欲しくて、もっと上手に 書きたくて、ゆっくり時間をかけて一画一画丁寧に字を書く姿をよく見かけるようになった。はなまる 一つでキラキラ笑顔になる。その屈託のない笑顔を見て、私もとてもうれしくなり、思わず笑ってしま う(丸付けはどんどん大変になるが…)。 子どもにとって、 「褒められる」ことは、どんな言葉でも『魔法の言葉』だと思 う。褒めてあげれば、子どもはキラキラ笑顔いっぱいの明るい子になるし、認め てあげれば、自信をもち、自分のことが大好きになる。担任や友だちから掛けら れた言葉は一生忘れられないほどの力をもっていると感じる。 「今日は一人で教室まで来たね!はなまる!」 「嫌いな野菜も食べたんだね!すごいぞ!はなまる!」 「トイレのスリッパを揃えてくれたんだ!ありがとう。はなまる!」 毎日、子どもたちの小さな「はなまる」を見逃さず、褒めて、褒め て、褒めちぎって、はなまるとキラキラ笑顔、自信いっぱいのステキな人になってほしい。 ◆子どもを見る目 パルクとよた ふれあい教室 不登校専門員 薮押 邦江 新年度が始まって、もう一か月。毎年のことですが、どんな所でも、新年度の生活が始まると、ま ずルールの確認があり、協力が求められます。でも、なぜルールを確認するのか考えてみたことがあ りますか。例えば、学校などの集団の場では、さまざまな価値感をもった人が一つの場所に集まって きます。そのため、トラブルが起きたり、ストレスを感じたりすることが多々あります。出来るだけ、 そうしたことをなくして、子どもたちが安心感のなかで学べるようにしたい、そこで、考えられた生 活の知恵が、ルールだったのでしょうね。 安心感は居心地がよいとうまれてくるものです。子どもも大人も居心地の良い場所では、頑張れた り、挑戦したりしようとする気持ちになります。その気持ちが「心のスイッチ ON」につながり、見 えなかったものが見えたり、聞こえなかったものが聞こえたりします。 そのためにも、ルール定着に向けての言葉がけは「・・してはだめ」という禁止語ではなく、肯定 語を使い、子どもたちが前向きに守ろうという気持ちになるようにしたいし、子どもたちがルールを 守って学習や活動をする姿を見逃さず、「認める」言葉がけができるようにしていきたいです。 ◆子どもの作品 ●図画●(今回 ●図画●(今回は (今回は都合によりお休みさせていただきます。) ●習字● 『 湖 』 岩倉小学校 岩倉小学校 6 年 川上 花暢(カワカミ カノン)さん カノン)さん この単元の学習課題は、漢字の3つの部分のバランスを考えながら文字を完成させることです。花暢 さんの作品は、3つの部分のバランスがよく取れているのはもちろんですが、特筆すべきはその線のの びやかさと美しさです。鏡のような水面を連想させる作品です。
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