上越市の節目(ふしめ)

上 越 市 立 図 書 館 だ よ り
No. 156 2011(平成23)年 3月 1日発行
編集・発行/ 高田図書館・直江津図書館
URL
http://www.lib.joetsu.niigata.jp/
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上越市の節目(ふしめ)
上越市制も
40年!
今年のレルヒ祭はスキー発祥100周年ということで、各種催し物や加藤清史郎君の
来越などにより、例年以上の盛り上がりでした。しかし、長い歴史をもつ上越市には、
スキーだけでなく、まだまだ様々な歴史的“節目”が控えています。
他にもどのような節目があるのか、幾つか取り上げてみました。
今年で
50年!
◆今年は、小川未明の没後50年です
坪内逍遥・小泉八雲などそうそうたる文化人たちの教えを受け、その生涯を
通じて1000点以上の作品を書き続けた、日本近代童話の父“小川未明(お
がわみめい)”。没後50年のこの節目に「日本のアンデルセン」と称せられ
る未明の作品を、読み直してみてはいかがでしょうか?
○『小川未明童話集』小川未明/著 世界文化社
今年で
120年!
「日本ワインの父」と呼ばれる立志の人、“川上善兵衛(かわかみぜんべ
い)”は、日本の農村の将来を憂い、勝海舟の助言を基に岩の原葡萄(ぶど
う)園を開墾。日本初のワイン作りに挑戦しました。しかし、その過程は困難
を極めます。苦難の連続である川上善兵衛の生き様はこちらの本で!
400年!
この洋治は
289カ
高田所蔵
◆今年は、前島密が日本に「郵便」を作って140年です
現代社会においてなくてはならない「郵便」制度。その確立に尽力したの
が、郷土の偉人“前島密(まえじまひそか)”です。
時代は幕末から明治。動乱の日本における「郵便の父」の人生は、まさに波
乱万丈でした。その偉業はこちらの本でご確認ください!
○『小説前島密』童門冬二/著 郵研社
ちょっと先ですが
平成26年で
高田・直江津所蔵
◆今年は、川上善兵衛がぶどう園を作って120年です
○『越後えびかずら維新』小関智弘/著 小学館
今年で
140年!
913オ
Fト
高田・直江津所蔵
◆平成26年は、高田開府から400年目です
江戸幕府は、徳川家康の六男、松平忠輝(まつだいらただてる)が治める
越後に、新しい城を建築する事を決定します。築城のための総奉行は、あの
伊達政宗。かくして大阪冬の陣直前、高田城は完成しました。
ちなみにその後、忠輝は数奇な一生を過ごすことになるのですが…。
○『捨て童子・松平忠輝』隆慶一郎/著 講談社 Fリ
高田・直江津所蔵
えほん
だいすき
おともだち
ばんがいへん
「バムとケロのもりのこや」
もりのなかで、ふるいこやをみつけた、いぬのバム
と、かえるのケロ。だれもすんでいないなら、ふたりだ
けのひみつのこやにしちゃおう!
ゆかをふいたり、ペンキをぬったりしてりっぱなこや
になったけど・・・?
以前“えほんだいすきおともだち”で紹介した、バム
とケロのシリーズの新作が12年ぶりに出ました!
今回も、にぎやかでとても楽しい2人の様子が、ぎっ
しりと書き込まれています。
ちょこっとだけですが、ガラゴもでてきますよ。
「バムとケロのもりのこや」島田ゆか/作 文溪堂
Eシ 高田・直江津
頸城分館からのおしらせ
こんかいのおはなしに、
でてくるひとたちです。
だれがだれだか、わかる
かな?
「えほんのじかんスペシャル」開催について
毎月第1、第3土曜日に開催されている「えほんのじかん」ですが、本年度最終回と
して、一年間参加してくれた子供たちへの感謝と、読み聞かせサークルワンダーランド
の県優良読書団体表彰を受賞したことを記念し、希望館多目的ホールを会場に開催しま
す!今回は最終回スペシャルとして、普段の読み聞かせとは違った朗読も行います。
入場は無料です。皆様のお越しをお待ちしております。
○期
日
○場
所
○上演作品
この洋治は
3月19日(土) 18時開場 18時30分開演
頸城区希望館 多目的ホール
「赤いろうそくと人魚」「ばんばら山の大男」ほか全6作品