京都大学謝金標準単価表(平成27年4月1日現在)

平成20年3月12日
総務担当理事 決定
平成26年3月11日改正
平成27年3月31日改正
京都大学謝金標準単価表(平成27年4月1日現在)
1) この標準単価表は上限額を表している。ただし、区分9~12(原稿執筆・原稿校閲・翻訳・通訳の謝金)は、上限額ではなく、標準的な額を表す。
2) 予算責任者(部局の長)は、上限額以下の範囲内で、謝金単価を設定することができる。
3) 国の法令、各補助金交付機関のルール等により謝金単価が定められている場合は、当該法令等を優先する。
4) 個々の謝金支給に当たって、この標準単価表の標準単価によりがたい場合(上限額を超える支給をする必要がある場合)は、各部局において、社会通念上妥当な額を支給すること
ができる。この場合は、算出根拠を明確にして、予算責任者(部局の長)の決裁を得るものとする。(ただし、区分9~12を除く。)
5) この謝金に付随して交通費、宿泊費等が必要な場合は、「国立大学法人京都大学旅費規程」に定める範囲内の旅費相当額を謝金に含めて支給することができる。
6) 事業実施にあたり、事前準備、事後打ち合わせ等に相当の時間を必要とする場合は、当該時間を含めて支給することができる。
7) 本学教職員への支給に当たっては、給与との二重払いにならないよう必要性について充分検討するとともに、勤務時間外における事業、一般市民向けの事業等の限定的な事業に限
るものとする。なお、本学教職員に一般・社会人等に対する謝金を支給する場合は、各単価の1/2とする。
8) 謝金を支給しようとする場合は、事前に事業実施にかかる伺を作成し、予算責任者(部局の長)の決裁を得る。
9) 取扱について不明な点があるときは、事務本部担当部署に連絡する。
区分
謝 金 の 種 類
単 価
内 容
補足説明等
所得税の取扱
事務本部
担当部署
一般・社会人等に対する謝金
1 講演・講義謝金
A 30,000円/時間 ・講演又は講義を学外者に依頼して支払う謝礼
・演奏謝金
・パネリスト謝金
B 18,000円/時間 ・区分Aは、国際的に著名な賞の受賞者、大学役員、官公庁・企業・その他団体役員クラス、著名人等 を含む
を対象とする。
C 12,000円/時間 ・区分Bは、大学教授・准教授クラス、官公庁・企業・その他団体部課長クラスを対象とする。
・区分Cは、区分A、B以外の者を対象とする。
・なお、区分Aのうち、ノーベル賞、フィールズ賞など特に権威のある賞の受賞者については、各部局
において、社会通念上妥当な額を支給することができる。この場合、個々の案件について算出根拠を明
確にして、予算責任者(部局の長)の決裁を得るものとする。
204条
居住者 10.21%
ただし、100万円を
超える分は20.42%
非居住者 20.42%
(税率は復興特別所
得税を併せた率)
※下記定義参照
・また、研修会、研究集会等の講師に対して、謝礼が必要と考えられる場合は、6,700円/時間を支払
うことができる。
・外国人受託研修員研究指導に対する謝金は、区分Cとする。
2 指導・助言謝金
3 会議出席謝金
4,800円/時間 ・スポーツ、文化活動において、学生・受講者等に対する指導・助言を学外者に依頼して支払う謝礼
総務部
人事課
・会社等に依頼する場
合は、請負契約とす
る。
A 20,000円/回 ・会議に出席した学外委員等に対して支払う謝礼(3時間程度)
B 12,500円/回 ・区分Aは、本学の運営等に関する重要な会議(経営協議会等)に出席した委員に対するもの
・区分Bは、上記以外のもので専門分野に関する諮問に対するもの
4 外部評価謝金
30,000円/件 ・専門的知識を有する学外者に評価・審査を依頼し支払う謝礼(書面等にて提出いただくものに限る)
・委員会、会議等に出席して行う場合は、会議出席謝金とする。
5 学位論文調査協力謝金
30,000円/件 ・他大学の教員等に対して学位論文調査を依頼して支払う謝礼
・本学教員が学位論文
調査を行った場合は
「学位論文調査手当」
支給
183条
2ヶ月以内日額表丙
2ヶ月超月額表乙
(ただし、給与所得
者の扶養控除等申告
書を提出している人
は月額表甲)
長期・継続的に労務を
提供する場合は、時間
雇用教職員として雇用
することとなるので留
意すること。
183条
2ヶ月以内日額表丙
2ヶ月超月額表乙
(ただし、給与所得
者の扶養控除等申告
書を提出している人
は月額表甲)
教育推進・学
生支援部
教務企画課
学生等に対する謝金
6 研究補助謝金・資料整理謝金
A 1,000円/時間 ・研究補助謝金・・研究等に係る資料収集、実験補助等を本学学生等に依頼し支払う謝礼
・資料整理謝金・・教育研究、事務処理のための資料整理、データ入力を本学学生等に依頼し支払
B 1,200円/時間 う謝礼
・区分Aは、学部学生等を対象とする。
・区分Bは、大学院生等を対象とする。
7 留学生チューター指導謝金
1,200円/時間 ・外国人留学生の学習指導、生活補助を本学学生に依頼して支払う謝礼
8 障害学生学習支援謝金
1,200円/時間 ・障害のある学生の修学支援に関することを本学学生等に依頼し支払う謝礼
研究推進部
研究推進課
教育推進・学
生支援部
国際教育交流
課
・情報保障支援謝金
・移動支援謝金 等
教育推進・学
生支援部
学生課
請負的要素を持つ謝金
9 原稿執筆謝金
(日本語)(1枚400字)
10 原稿校閲謝金
(外国語)(1枚300語)
一般原稿
11 翻訳謝金
(日→英)(1枚400字)
(英→日)(1枚200語)
12 通訳謝金
同時通訳(日⇔英)
逐次通訳(日⇔英)
1,800円/枚 ・広報等印刷物の原稿作成を学外者、本学教職員及び学生等に依頼して支払う謝礼
※これによりがたい場合は出版業者等の意見を参考に随時決定する。
2,500円/枚 ・各種原稿の校閲を学外者、本学教職員及び学生等に依頼して支払う謝礼
※これによりがたい場合は、原稿校閲業者などの専門業者等へ具体な事例を示して見積を取り、その額
を上限として単価を決定すること。
・上限額ではなく、標
準的な額である。
・翻訳を学外者、本学教職員及び学生等に依頼して支払う謝礼
(日→英)5,400円/枚 ※これによりがたい場合は、翻訳業者などの専門業者等へ具体な事例を示して見積を取り、その額を上
限として単価を決定すること。
(英→日)2,600円/枚
204条
居住者 10.21%
ただし、100万円を
超える分は20.42%
非居住者 20.42%
(税率は復興特別所
得税を併せた率)
※下記定義参照
財務部
経理課
・翻訳を学外者、本学教職員及び学生等に依頼して支払う謝礼
同時通訳12,000円/時間 ※これによりがたい場合は、通訳業者などの専門業者等へ具体な事例を示して見積を取り、その額を上
限として単価を決定すること。
逐次通訳 7,300円/時間
その他の謝金
13 各部局特有の謝金
-------14 弁護士謝金等
・個別案件処理
・顧問契約
・上記1~12において定めのない謝金については、当該部局において、予算責任者(部局の長)決
裁により決定できる。
・単価算出に当たっては、他大学の状況を把握し、物価資料等参考図書を参考にすることとする。
※本件謝金単価を設定したときは、財務部監理課へ連絡する。
・弁護士、税理士、弁理士等に個別案件を依頼するもの、年間顧問契約を締結するもの
・個別に交渉して決定することから、標準単価は設定しない。
--------
15 その他の謝金
実状を勘案して算出する
・上記区分に該当しない謝金
・その都度、単価を決定することとする。単価の決定に当たっては、社会通念上妥当な範囲で算出根拠
を明確にして算出し、予算責任者(部局の長)の決裁を得るものとする。
・治験被験者謝金
基本的に雑所得処理
・解剖体謝金
等
204条
居住者 10.21%
ただし、100万円を
超える分は20.42%
財務部
非居住者 20.42%
監理課
(税率は復興特別所
得税を併せた率)
※下記定義参照
それぞれの内容に
よる
所得税法関係の定義 ※
居住者とは、「日本国内に住所を有し又は現在まで引き続いて1年以上居所を有する個人」
非居住者とは、「居住者以外の個人 = 次のいずれかに該当する人 ①日本国内に住所も居所も有していない人 ②日本国内に住所がなく、かつ、日本国内に引き続き居所を有している期間が1年に満たない人」
居所とは、「その人の生活の本拠ではないが、その人が多少の期間継続して居住する場所」
*既に、改正前の単価表によって支給することが決定している場合(実施伺が決裁済み)は、当該単価で支給することができる。