お客様各位 ロックウェルオートメーションジャパン㈱ 〒104-0033 東京都中央区新川 1-3-17 新川三幸ビル Tel. 03-3206-2786 Fax 03-3206-2386 マーケティング部 部長 畝 忠孝 Mail: [email protected] ロックウェルオートメーション製 インバータ及びサーボドライブ 一部製品仕様変更及び輸出管理についてのお知らせ Date: 2015/01/29 平素より格段のお引き立てをいただき、誠にありがとうございます。 現在、弊社製インバータ、サーボドライブ製品の一部において、輸出貿易管理令別表第1、2 の項(8)及び 外国為替令別表、2 の項(1)に該当する製品がございます。この度、これら製品仕様の見直し及び変更を実施し、 それに伴い両政令に対する該非判定も変更することとなりました。 また、これら対象製品の輸出管理に関しては、米国で 2014 年 8 月 7 日に発行されました Federal Register に 基づく米国輸出管理規則(EAR)の改正にも関係いたしますので、あわせて下文にてお知らせいたします。 お客様におかれましては下文内容をご確認いただきました上、ご不明点等ございましたら弊社及び代理店 担当営業、もしくはマーケティング部 畝(ウネ)までご連絡いただけますと幸いです。 内容ご理解いただくと共に、引き続きご愛顧いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。 ご連絡先:ロックウェルオートメーションジャパン株式会社 マーケティング部 部長 畝 忠孝(ウネ タダタカ) 電話:03-3206-2783 Mail:[email protected] 携帯電話:090-4095-3643 1. 対象製品の仕様変更内容及びその背景について 国際的な枠組みである国際輸出管理レジームのひとつである原子力供給国グループ(NSG)のガイドライン 変更に伴い、日本では 2013 年 10 月 15 日から周波数変換器の輸出に関して、政令の一部変更がございました。 その変更に伴い、それ以降、弊社製インバータ及びサーボドライブの一部製品に関しては弊社周波数変換器の 最大出力周波数が 600Hz 以上のものが規制対象となり、現在下記政令に該当しています。 - 輸出貿易管理令別表第1、2 の 8 項 該当 - 外国為替令別表、2 の 1 項 該当 また、上記 NSG 参加各国も各国内での法令化が進んでおり、米国では 2014 年 8 月 7 日及に発行されました Federal Register/ Vol.79 No.152 及び 9 月 5 日に発行されました Federal Register/ Vol.79, No.172 に伴い、周波 数変換器に関しては米国輸出管理規則(EAR)の運用が 2015 年 2 月 9 日より正式に変更となります。 以上のことから、この度、対象となっておりました一部製品に関して、新ファームウェアに変更することで 最大出力周波数を 590Hz に制限し、それ以上の出力周波数では動作できないように仕様変更いたしました。 Date: 2015/01/29 Page 2 of 4 各政令に非該当となる新しいファームウェアに一度変更した後は、該当となる旧ファームウェアに書き換え できないように制限を設けることで、一般に使用される方が 600Hz 以上の出力周波数で使用することができない ようにいたしました。 2. 対象製品のファームウェア番号と該非判定、ECCN コードについて この度の仕様変更に伴い、3 つのケースで輸出貿易管理令別表第1、外国為替令別表での該非判定結果と 米国輸出・再輸出規制に必要となる ECCN をお知らせいたします。 ① 旧ファームウェアを搭載した製品の場合 下記製品に関して、下記旧ファームウェア番号もしくはそれ以前のものが搭載されている場合は従来の判定 どおりとなります。 - 輸出貿易管理令別表第1、2 の 8 項 該当 - 外国為替令別表、2 の 1 項 該当 ECCN に関しては、米国輸出管理規則(EAR)の変更前(2015 年 2 月 8 日以前)と、変更後 (2015 年 2 月 9 日以降)とで変わります。ECCN のご確認を実施し、カントリーチャートのご確認、License Exception (許可例外)である Part740.16 Additional Permissive ReExports (APR)の適用可否をご確認 いただくことを推奨いたします。 Date: 2015/01/29 Page 3 of 4 ② 新ファームウェアを搭載した製品の場合 下記製品に関して、下記新ファームウェア番号が搭載されているものは非該当判定となります。 - 輸出貿易管理令別表第1、2 の 8 項 非該当 - 外国為替令別表、2 の 1 項 非該当 ECCN に関しては、米国輸出管理規則(EAR)の 2015 年 2 月 9 日の変更前、変更後にかかわらず EAR99 となります。 3. 対象製品のファームウェア番号の見分け方について 該非判定をする上で、弊社製品に搭載されているファームウェア番号が判定の基準となります。2015 年 2 月 9 日以降のアメリカ倉庫出荷分に関しては新ファームウェアを搭載して出荷いたしますが、お客様が海外に輸出され る際には新ファームウェアと旧ファームウェアが同時期に輸出対象となることが考えられます。 お手数をおかけしまして大変申し訳ございませんが、輸出の際にご必要となる弊社からの該非判定書発行の際に は、場合により製品に貼付されている製品ラベルもしくは梱包箱に記載のファームウェア番号をお知らせいただくこと が必要となります。ご確認及び弊社へのご連絡にご協力をいただけますと幸いです。 製品梱包箱に貼付されているラベル例 製品本体に添付されているラベル例 Date: 2015/01/29 Page 4 of 4 4. 修理品に対しての対策 お客様より修理ご依頼をいただきました製品に関しては、代理店経由でロックウェルオートメーションジャパンにて 受付をし、各製品担当工場(海外)で修理をさせていただきます。修理に時間がかかる、ご物件のスケジュールに間 に合わない場合は弊社担当工場で在庫しています Remanufactured Product を代品として納品させていただくことも ございますが、その場合は以下のようなラベルが貼付され、該非判定は Date Code を基準に実施させていただきま す。上記、Remanufactured Product を輸出される場合に該非判定書をお求めの場合は、以下ラベルをご確認してい ただき、ご依頼時に弊社へご連絡いただくこととなりますので、ご協力いただけますと幸いです。 Date Code が、2014/12/15 以降のものに関しては担当工場で New ファームウェアを搭載いたしますので 非該当判定となります。 5. 製品をご使用になられる際の技術面に関して 今回のファームウェア変更に伴い、各ファームウェア番号と弊社製設計ソフトとの互換性を別紙にてお知らせいた します。政令に非該当となる新ファームウェアが搭載されている製品に関しては、輸出貿易令別表第一、2 の 8 項 該当となる旧ファームウェアに戻すことができない仕様になっています。もし、政令に該当となるファームウェア(最 大出力周波数が 600Hz 以上)がご必要になる場合は、弊社営業もしくは代理店担当者までご連絡ください。 本件に対するお問い合わせは下記までお願いいたします。 ロックウェルオートメーションジャパン株式会社 マーケティング部 部長 畝 忠孝 (ウネ タダタカ) Mail: [email protected]
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