広島国際会議場 機械警備業務仕様書 この業務は、広島国際会議場(以下「会議場」という。)における夜間の火災、その他の事故を未然 に防止し、秩序維持及び施設保全を図るものとする。 1 業務実施場所 機械警備対象施設は次のとおりとする。 地上3階地下2階建 建 築 面 積 延 3,497.07㎡ べ 面 積 24,649.02㎡ 2 各年度の業務内容 業務の内容及び従事する日時等については、次のとおりとする。 (1) 警備の内容 ア 施設に警備機器を設置し、警備会社の警備受信装置に結線するものとする。 イ 警備期間中、警報機受信装置を間断なく監視するとともに、常に巡回要警備員と連絡を保ち、 警備の万全を図るものとする。 ウ 警報受信装置等により異常の発生を知ったときは、直ちに緊急要員を現場に急行させ、常駐 警備と協力し、必要な処置をとるとともに、発注者が指定した者へ連絡するものとする。 (2) 警備の時間(4 月1日午前0時から 3 月31日は午後12時まで) 区 分 時 間 4 月 1 日から翌年 12 月 28 日まで 1 月 4 日から 3 月 31 日まで 午後 9 時 15 分から 翌日の午前 7 時 00 分まで 12 月 29 日から翌年 1 月 3 日まで 午前 7 時 00 分から 翌日の午前 7 時 00 分まで (3) 警備機器 警備機器の設置基準及び保守点検については、次のとおりとする。 ア 設置基準 警 備 送 機 器 信 数 量 機 1台 受 信 装 置 1台 電 源 装 置 1台 ス 2個 マ グ ネ ッ ト ス イ ッ チ 178個 カ 熱 ー 線 ド セ ボ ッ ン ク サ ー 24個 警 備 機 器 数 量 シ ャ ッ タ ー セ ン サ ー 1個 非 常 用 押 し ボ タ ン 1個 回 路 別 確 認 受 信 機 6台 イ 保守点検等 (ア) 警備機器の正常な機能を維持するため1か月に1回保守点検を行い、その結果を甲に報告 するものとする。 (イ) 受注者の責により警報機器が作動丌能になった場合は、代替警備対策を講ずるものとする。 (ウ) 契約解除の際は、原状に復するものとする。 (4) 鍵の預託 ア 発注者は、警備上必要な鍵を受注者に預託する。 イ 受注者は、預託された鍵の管理については、厳重に行うものとする。 (5) 非常事態の処理 ア 発注者への対応 (ア) 火災、盗難その他の事故が発生し、又は、発生する恐れがあると認められるときは、関係 機関への通報等の臨機の処置をとるとともに、発注者が指定した者へ連絡するものとする。 (イ) 警報受信装置により異常の発生を知ったときは、常駐警備業務を受託している会社と協力 し、必要な処置をとるとともに、発注者が指定した者へ連絡するものとする。 (ウ) 火災、盗難、浸水、破損等の事故発生時において対応した場合は、別紙様式により報告す ること。 イ 火災の場合 (ア) 警報受信装置により火災の発生を知ったときは、現場に急行し初期消火にあたり、それが 困難な時は119番通報する。 (イ) 現場では、負傷者及び逃げ遅れた者がいないか確認し、避難誘導を行うこと。 (ウ) 消火活動にあたっては、大声で付近の人々に知らせるとともに、応援を受け消火に全力を 傾注する。 (エ) その状況を発注者に報告する。 ウ 盗難の場合 (ア) 警報受信装置により盗難の形跡または発生を知ったときは、現場に急行し関係者以外を遠 ざけ現場保存を図り、直ちに110番通報をするとともに、防災センターの警備員に連絡を する。 (イ) 犯人発見の時は、直ちに110番通報をするとともに、防災センターの警備員に連絡をし 応援を求め、犯人を監視する。 (ウ) その後、発注者に報告する。 エ 危険行為等の場合 (ア) 警報受信装置により明らかな危険行為または、破壊行為の発生を知ったときは、現場に急 行し、現場確認後、直ちに110番通報をするとともに、防災センターの警備員に連絡をす る。 (イ) その後、発注者に報告する。 オ 豪雨等の場合 (ア) 平和公園内の雨水が会議場の地下に流れ込む恐れがある場合は、直ちに現場に急行し、防 災センター警備員と協力し、土のうで防ぐ。 (イ) その後、発注者に報告する。 (6) 特別警備 通常警備以外に特別警備を要すると発注者が認める時間については、当該時間においても業務 を行うものとする。 3 業務に当たっての留意事項 受注者の従業員の遵守事項は、次のとおりとする。 (1) 勤務中は、服装を正しくし、入館者に対しては礼儀正しく応対すること。 (2) 休憩は指定した場所で行うこと。 (3) 従業員は、受注者の名前入りの統一した衣服を着用すること。 4 報告事項等 (1) 受注者は、あらかじめ発注者に対し、現場責任者及び従事者の名簿を所定の様式により提出す るものとする。現場責任者及び従事者に変更があった場合も同様とする。 (2) 委託契約約款第6条に定める委託業務実施計画書は、年間計画書とし、3 月25日までに(契 約の初年度については、契約締結の日から10日以内)所定の様式により提出して、発注者の承 認を受けるものとする。 (3) 委託契約約款第12条第1項に定める委託業務実施報告書は、各年度、各月の業務終了後速や かに(ただし 3 月については、3月31日までに)提出して、発注者の検査を受けるものとする。 5 費用の負担等 費用の負担は、次のとおりとする。 (1) 受注者は、業務に必要な限度で、資料館本館及び会議場の施設並びに設備を無償で使用するこ とができる。 (2) 業務に要する経費のうち、次のものは発注者の負担とする。 配管工事及び施設に配置する警備機器に必要な電源費用 (3) 業務に要する経費のうち、次のものは受注者の負担とする。 通線工事費、警備機器(取付費含む) 、電話専用回線使用料等委託業務を行うために必要な費 用 6 その他 この仕様書に疑義があるとき、又は、定めのない事項については、発注者と受注者が協議して定 めるものとする。 別紙様式 事故等処理報告書 隊長 担当 主査・主任 主幹・課長補佐 午 前 ・ 午 後 時 課長 発 生 件 名 発生年月日 平成 年 月 日 発 生 時 間 分 頃 被・加害者 氏 名 被・加害者 住 所 発 生 場 所 発 生 状 況 対 処 方 法 現場写真・身分証明書の写し 添 付 資 料 上記の通り処理しましたので、報告します。 処理担当者名 平成 年 月 日
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