おはようございます。 来年 2016 年 11 月に、築地市場が移転します。 市場移転の件は永年、地域・関係者の関心を集めてきました。私自身もこの件に、議員秘書・ 候補者として関わってきました。 先日、この市場の移転について、このような報道がなされていました。気になりましたので、 紹介いたします。 豊洲移転 築地の東卸組合・伊藤理事長 都の支援強化要望 http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20150215/CK2015021502000102.html 豊洲新市場の「場外」足踏み まぐろチーム、折り合わず http://digital.asahi.com/articles/ASH2M03CNH2LUTIL05S.html?iref=comkiji_txt_end_ s_kjid_ASH2M03CNH2LUTIL05S 要点をまとめます。 ・ 来年 11 月の豊洲移転について、開設者である東京都の支援が足りない。責任を持って 対応をすべき。 ・ 豊洲新市場と同時開場予定である、隣接する『千客万来施設』(食材などを扱う約 140 店 が入る「豊洲場外市場」や首都圏最大級の温浴施設、千席のフードコートなどを開設予 定)の工事着工が遅れている。市場開場と同時オープンでないと、市場関係者・利用者双 方に混乱をきたす。 ・ 豊洲新市場の開場前に、中央区は来年、築地市場の場外に「築地新市場」(仮称)を開 く予定。ネーミングや開業のタイミングをめぐって、市場関係者に不安が広がる可能性 がある。 このような内容です。 築地市場の移転は、既に決定した話であり、議論をすべきことではありません。年末繁 忙期の直前、11 月に移転することに不安はありますが、期日厳守する前提で、業界団体 も動き始めています。この流れを止めるべきではないでしょう。 私が今回、この報道を見て感じたのは、開設者である東京都もさることながら、地元の 中央区が移転に関して、まだまだ関与が足りないのではないかということ。築地には卸 売りで生計をたてるひと、卸売りから商品を買うひと、場内・場外のひと、全ての関係 者が一体的に動いています。中央区はもっと積極的に関与をすべきです。 具体的には現在の晴海通り渋滞の解消、新たな交通アクセスの整備、築地市場跡地の利 用方法などについて、東京都、移転先である江東区と積極的な交渉を行うべきです。そ のためには、中央区が現在以上に、関心を持ってことにあたるべきではないでしょうか。 今後も、意見提言をしていきます。
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