第70回国民体育大会 大会展望

別紙3
第70回国民体育大会
競 技 名
大
大会展望
会 展 望
陸上競技
成年男子 400m 渡邊 和也(ミズノ)日本ランキング上位
成年男子棒高跳 小野寺 晃(佐沼PVC)日本ランキング上位
成年男子やり投 荒井 謙(七十七銀行)日本ランキング上位
少年男子 400mハードル 高橋 塁(柴田高校)インターハイ7位
成年女子走高跳 石岡 柚季(東北高校)インターハイ優勝 日本選手権4位
少年女子A走幅跳
佐々木明日香(佐沼高校)インターハイ3位
少年女子共通やり投
菊地七佳(柴田高校)インターハイ4位
上記の力のある選手を中心に,
「チームみやぎ」一丸となって大会に臨みたい。
サッカー
〇女子
宮城県代表として国体 4 連覇を目指すべく、常盤木学園の卒業生と現役選手
で構成した
オール常盤木チームでまずは東北大会の優勝を狙う。昨年の国体優勝選手 9
名を擁し、中でも年代別代表経験のある、斉藤彩佳、千葉梢恵、小林里歌子、
市瀬菜々などタレントが揃っている。
〇少年男子
今年度の宮城県国体選抜チームには昨年度背番号10番を背負い、チーム
のエースとして戦い、本国体第5位入賞に貢献した齋藤耀之介がいる。持ち前
のキープ力や局面を打開する力があり、さらには大事な局面で点数を取ること
のできる選手である。
チームとしては、昨年、一昨年に引き続き村岡正良監督(仙台第三高校)が
指揮をとり、全員にハードワークを求めると同時に選手の自主性や主体性に大
切にし、指導している。そのため、選手一人一人が考え、判断し、決断をする
ことが求められ、それぞれの自立が重要となる。
テニス
〇成年男子
・東北ブロックは 1 位通過することができ本国体に向け勢いのある若い選手
細野桂佑とベテランの域に入ってきた泉田峻(ソフトバンク)で臨む。
〇少年男子
・1年ではあるが昨年から選手に選ばれている門馬翔太は全日本ジュニア U-16
で
ベスト32に入り実力を伸ばしてきている。
バレーボール
〇成年男子
今年も仙台大学の学生中心で出場いたします。大学生は環境に恵まれ、毎日
のボール練習と、大学の中でも誇れる整った設備でのウエイトトレーニングで、
体力面では充実しています。東北春のリーグ戦も優勝し、これで 9 連覇となり
ました。本大会出場と上位入賞を狙います。
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バスケットボール
〇少年男子
ウインターカップ、2015 インターハイで優勝した明成高校のメンバーで、第
70 回国民体育大会の優勝を目指す。
JBA の 2015 日本代表候補選手に高校生ながらエントリーされた「八村塁選手」
また、JBA U-16 の選手にエントリーされた「八村阿蓮選手」の兄弟の活躍
も期待される。
〇少年女子
夏のインターハイ出場校の明成高等学校がチームの母体となる。スタメン
5 人は低身長ながら内角・外角とバランスよく得点を獲ることができる。特に、
PGでキャプテンの 古郡 環 を主軸として、激しいディフェンスから速攻
を仕掛けていくのが理想パターンである。また、聖和学園高等学校からも大型
フォワードの田村を補強し、ドライブから得点できる選手に厚みがついた。ト
ップエンデバーの選考会に名前が挙がった阿部泉美も加わり、東北のチームら
しく粘りあるバスケットスタイルで和歌山国体では上位進出を狙いたい。
ウエイトリフティング
少年に出場する69㎏級の鳥島輝選手(柴田高校3年)はクリーン&ジャー
ク競技とトータルで,94㎏級の保科魁斗選手(村田高校3年)はクリーン&
ジャーク競技でそれぞれインターハイにおいてメダルを取っており、国体でも
上位入賞が期待できる。
成年に出場する4人の選手は、普段の記録を出せば8位入賞は確実である。
特に、62㎏級の村松選手(仙台大学職員)は4年連続で入賞している。
自転車競技
長崎国体、全日本ロード、インターハイ優勝など数々のタイトルを獲得して
いる、ジュニア世界選手権日本代表の沢田桂太郎(東北高校3年)の優勝の期
待がかかる。
3年連続国体入賞の荒井佑太(法政大学2年)に上位入賞の期待がかかる。
インターハイでケイリン 2 位に入賞した三浦大輝(古川工業高3年)にも同種
目の入賞に期待が掛か
相撲
〇成年
今年度の目標は、予選突破をし、第五位入賞を目指したいと考え、昨年の国
体後から定期的に練習会や合宿を行い、力を付けてきた。
選手の強化については、安藤拓哉(大衡中学校)を中心に取り組んできた。
安藤選手は四つ身の体勢を得意とし粘り強い相撲が魅力的である。また、社会
人1年目の菅原靖史(小牛田農林高校)は力強い押し相撲でチームに勢いを与
えてくれる。大学生の三瓶健太(東京農業大学4年)は大学でどんどん力を付
け、現在はレギュラー候補である。力強い四つ相撲が魅力でチームの要になる。
若い選手が入り勢いのあるチームが出来、コーチも含め選手・役員一丸とな
り、目標達成を目指してる。
〇少年
今年度は予選突破、第五位入賞を目標に昨年の国体後から定期的に練習会や
合宿を行ってきた。
チームは昨年度の国体メンバー、佐藤隆史・松原史敏の2名が残り、新戦力に
なる2年生が加わり一丸となり目標達成に向け稽古に励み力をつけている。
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その中でも、加藤聖也は3月に行われた全国選抜大会において階級別個人戦
80kg以上100kg未満級で第3位入賞や、今年度の県高校総体では2年
生でありながら個人選手権で第1位になるなど力をつけておりチームの要にな
る。3年の佐藤隆史は鋭い出足からの押し相撲が持ち味でチームに勢いを与え
てくれる。松原史敏は1年から国体に出場している経験と大きな体を活かした
力強い相撲でチームの柱になってくれる。2年生の日下雄斗は四つ身が得意で
粘り強い相撲が魅力的である。2年生の大畑宇宙は鋭い出足からの突き押しが
得意でチームによい流れを作ってくれると思われる。
予備登録に選ばれた2人は力的に5人には及ばないがチームにいい雰囲気を
作ってくれるムードメーカーになってくれる。
正選手の5人はいずれも、小牛田農林高校の選手であり、六月行われた東北
高等学校相撲選手権大会においては団体戦第二位という結果であと一歩と言う
ところで悔しい思いをしているので、この思いをばねに今大会に挑みたいと考
えてる。
フェンシング
第 67 回岐阜国体で8位入賞を果たした少年男子の三浦秀也選手(気仙沼3
年)が少年男子で出場
2015 世界選手権女子フルーレ代表で団体 7 位のメンバーである狩野愛巳が
成年女子で出場
バドミントン
〇成年女子
例年得点を上げており、今回も高得点が期待されています。特に成年女子の
北選手はユニバシアード大会にも参加経験があり、得点源となってくれると期
待しています。
〇少年男子
今まで以上の成績を残せるものと期待しています。
ライフル射撃
・岩田聖子(50m3×20W)
昨年の長崎国体での優勝と 2 位。
・秋山輝吉(CP60)
オリンピックを目指すが、この種目が強い。
・鈴木みお(ARS40JW)
選抜 4 位、日韓大会選手。ナショナルチームの下の組織で活躍。上位入賞を
ねらう。
・小林瞭太(ARS60JM)
選抜大会で入賞。上位を目指す。
全国高校選手権 個人2位
・早川実沙(ARS40W)
今年度大学進学し、ナショナルチームの下の組織で活躍。上位入賞をねらう。
剣道
〇成年男子
全日本剣道連盟強化指定選手 武田選手を中心に5位入賞を狙う。
少年男女ともに5位入賞を狙う。
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山岳
今年の宮城県山岳競技チームは,昨年同様,成年女子にご注目ください。
三浦絵里菜選手と松島由希選手は,昨年の長崎国体では皇后杯 4 位入賞のペ
アです。特にボルダリング種目では,見事に優勝しました。
三浦選手は競技に専念するため,昨年秋には大学を中退して練習しています。
今年の 5 月にアメリカとカナダで開催されたリードクライミングワールドカッ
プに参戦するなど,めきめきと実力を伸ばしています。
また,松島選手は宮城県の選手として頭角を現し,その後,東京に在住して
強豪選手と練習をしながら実力を蓄えて東京代表となり,一昨年の東京国体成
年女子で優勝した実力の持ち主。昨年より,宮城県のふるさと選手となりまし
た。
また,両選手は昨年の秋に千葉で開催されたリードクライミングのワールド
カップ,今年 2 月のボルダリングジャパンカップにも参戦しています。
現在,三浦選手は日本山岳協会の日本代表選手,松島選手も強化指定選手と
なっています。今年の和歌山国体でも,成年女子は他県を圧倒するパフォーマ
ンスを見せてくれることでしょう。
成年男子の佐藤,増山は,一昨年度からのペア。東北大会の反省を生かし,
何度も合宿をはり,全国に通用するように練習をして技に磨きをかけている最
中です。他県チームとどこまで戦えるか,そのパフォーマンスが見ものです。
宮城県チームは成年女子の活躍を中心としながら,成年男子もパフォーマン
スを発揮して和歌山国体で観客にアピールします。
カヌー(スプリント)
〇成年男子 カナディアンシングル 永沼崚
昨年の長崎国体では500m で2位に入賞するなど好調を維持している。
〇少年男子カナディアンペア 及川・日野組
東北大会では上位入賞するなど実力を付けてきたペアである。
〇少年男子カヤックシングル
昨年度は文部科学大臣杯でカヤックフォアで入賞するなど活躍している選手で
ある。
アーチェリー
〇少年男子
突出した点数を出す選手はいないが、3名共安定した点数を出すことが出来
る。
特に、現在2年生の鈴木達真(仙台工業高等学校)は、点数が伸びている時
期なので、本国体までにも、点数を上げてくると考えられる。
〇成年男子
・小野寺公正(倉元製作所)
パラの日本代表として、海外の大会へも遠征している。昨年の本国体はインチ
ョンでのアジアパラのために出場辞退しているが、アジアパラで個人3位とな
り銅メダルを獲得した。東北ブロック大会は、ドイツでのパラアーチェリー世
界選手権へ参加のために出場していないが、国際試合で経験を積んでいる選手
である。
別紙3
空手道
銃剣道
なぎなた
ボウリング
成年男子組手では、山口国体で第3位の佐々木廉太郎(エーエムエー株)
と昨年、第4位の工藤開(近畿大学4年)、同じく第5位入賞の児玉侑也(児
玉興業)の活躍が期待される。また成年女子ではナショナルチームに選ば
れ、学生世界大会優勝メンバーの川村菜摘(帝京大学3年)の上位入賞に
期待したい。
また、形競技では国体入賞経験がある木戸浩貴(MSK 設備)と2年連
続第5位入賞の中川晴絵(聖和学園高校3年)で上位入賞を狙いたい。
さらに、昨年の国体では団体戦で優勝候補の大阪を破り、第5位入賞を果
たしている。少年男子・少年女子(成年女子)
・成年男子でメンバーを組み、
それぞれの選手が力を発揮できれば上位に食い込むことができる。ここ最
近の本国体の成績は長崎国体、天皇杯第8位。東京国体、皇后杯第8位。
岐阜国体では天皇杯第8位。山口国体では天皇杯第7位入賞を果たしてお
り、今年度はさらに上位を目指し頑張りたい。
成年男子チームは、陸上自衛隊第 22 普通科連隊 銃剣道訓練隊のメンバー
で構成されている。
昨年 4 月に日本武道館で開催された、全日本優勝大会では優勝、今年度開催
された同大会でも第 3 位の入賞をしている。
また、大将:小野雄大は 8 月に開催された全日本銃剣道選手権大会に出場して
いる。
先日開催された東北総体では第 2 位に入賞している。
国体では 8 位以内入賞を目標としたい。
少年女子
齋 藤・千葉 チーム は二人 とも小学 校から 岩出山 スポーツ 少年団・岩出
山中学校・仙台育英高校となぎなた歴も長く、また平成27年度の東北総体な
ぎな た大会においては少年女子の部の演技競技で優勝をするなど、実力のあ
るチームなので大いに期待できる。
成年女子
岩渕は岩出山スポ少・岩出山中学校・仙台育英高校出身である。高校時代と
10代のころは国体経験者である。
片倉は岩出山スポ少・岩出山中学校・古川黎明高校・東北福祉大なぎなた愛
好会出身でインカレにも出場している。今後が楽しみである。
森は、仙台秀光中、仙台育英出身で現在神戸松蔭女子大学の1年生で今後の
成長が楽しみである。3名ともキャリアは十分ありチームワークもよい。
成年男子
2 人チーム戦、個人戦に期待する。
早坂友伸・千葉達也の A チームは、第 68 回東京国体、第 69 回長崎国体とも
それぞれ
第 8 位、第 7 位に入賞。
〇成年女子
遠藤明日香の個人戦に期待。
国体に少年女子の部で 3 年間連続出場し、第 66 回大会では第 6 位に入賞。
〇少年男子
小原栄輝は、第 67 回国体で個人戦第 3 位、団体戦第 7 位に入賞。
別紙3
ゴルフ
成年男子は強豪の福祉大チームでの構成となり、上位入賞が期待される。
少年男子は東北総体で優勝したメンバーでそのまま国体へ出場。チームワー
クも良い。
女子は佐久間が安定しているので、他2名が実力を発揮できれば入賞も可で
はないか
別紙資料3
第70回国民体育大会(会期前競技)宮城県選手団大会展望
競 技 名
水泳(競泳)
大 会 展 望
5月に行われた『ジャパンオープン2015』において、6位入賞を果たし
た少年男子Aの猪狩雄哉選手に優勝の期待がかかる。
水泳(飛込)
・成年男子
遠藤正人(日体大2年)はトップアスリート特別枠で参加をする。種目の難
度を上げ成年となり初の入賞を目指す。
・少年男子
佐々木康平(利府高2年)は初出場の昨年長崎国体では1年生ながら5位入
賞を果たした。今年はさらに上位の期待が持てる。
水泳
難易度のあるプログラムをこなす力を持っており、スピード感のある演技で
(シンクロナイズドスイミング)
高得点が期待される。
体操競技
・成年男子
エースの古橋を中心とし、各種目を計53点台にまとめ、入賞を狙う。
・少年男子
高島を中心とし、入賞を狙う。あん馬とつり輪を50点台まで上げることが
課題となる。
・少年女子
長野を中心として入賞を狙う。平均台の演技が重要となる。
体操競技(新体操)
個人競技と団体競技で総合順位が決定するのでどちらに重きを置くかが重要
となる。個人フープ(菊池)、ボール(佐藤)
、クラブ(伊藤)、リボン(泉田)
のできばえが上位進出の鍵となる。団体競技は個人4名と針生で臨む。完璧な
演技が求められるので、交代選手ながらチームをサポートする太田・志賀の存
在もきわめて重要である。
セーリング競技
・少年女子
セーリング競技少年女子では、宮城県初の中学生代表を派遣することになる。
全国で上位になることは簡単ではないが、自分の力がどこまで通用するか思い
切ってぶつかってもらいたい。