（別紙様式２） 平成２７年度の目標及びその達成に向けた活動計画 都 道 府 県 名 ： 和歌山県 農業委員会名 ： かつらぎ町農業委員会 Ⅰ 法令事務（遊休農地に関する措置） １ 現状及び課題 現 状 （平成２７年４月現在） 課 題 管内の農地面積（Ａ） ２，４１４ｈａ 遊休農地面積（Ｂ） ２１４ｈａ 割合（Ｂ／Ａ×１００） 8.86% 急傾斜地での果樹栽培が多い本町の立地条件や、農家の高齢化と担い手不足、農産物販売価格の 低迷などにより耕作放棄地が増加している。 特に耕作放棄地の大部分が山間部の急傾斜地に存在 し、耕作不便で労力の面で多大な負担を強いられることから、所有者に貸付希望があっても借り手が見 つからず、一度放棄地になると農地への復元が困難である。 ※ 遊休農地面積は、農地法第３０条第１項及び第２項に規定する農地の利用状況調査により把握した 同条第３項第１号又は第２号のいずれかに該当する農地の総面積を記入 ２ 平成２７年度の目標案及び活動計画案 遊休農地の解消面積 １０ｈａ 目 標 案 目標案設定の考え方： 遊休農地の大部分が山間部の急傾斜地であり、労力負担が大きく農地と しての維持が困難であることから、景観作物の植栽や山林への転用を図る とともに、平坦地や緩い傾斜地など比較的に解消を図りやすい農地から順 に段階を経て解消を目指す。 調査実施時期 調査員数（実数） ４月～１月 活 農地の利用状 動 況調査 計 画 ３１人 調査結果取りまとめ時期 ４月～２月 農業委員と町担当職員の連携により現地確認を行い、所有者、番地、面積、 現況を調査し、その状況を耕作放棄地管理システムに入力し、地図データとリ ンクさせデータベース化を図る。 また、農業上利用を図るべき農地と活用が困 調査方法 難な農地に分類する。 遊休農地への指導 実施時期：１２月～３月 ※１ 目標案は、１年間に１の遊休農地面積をどの程度減少させるかを記入 ※２ 目標案には、市町村等が策定した目標を農業委員会が共有している場合には、当該市町村等 の目標を記入しても差し支えない（以下同じ） ３ 地域の農業者等からの意見等 目標案に対する意見等 活動計画案に対する 意見等 ※ 地域の農業者等から寄せられた主な意見等について、同内容のものは集約して記入 地域の農業者等からの意見等を踏まえた平成２７年度の目標及び活動計画 目 標 遊休農地の解消面積 １０ｈａ 調査実施時期 調査員数（実数） ４月～１月 活 農地の利用状 動 況調査 計 画 ３１人 調査結果取りまとめ時期 ４月～２月 農業委員と町担当職員の連携により現地確認を行い、所有者、番地、面積、 現況を調査し、その状況を耕作放棄地管理システムに入力し、地図データとリ ンクさせデータベース化を図る。 また、農業上利用を図るべき農地と活用が困 調査方法 難な農地に分類する。 遊休農地への指導 実施時期： 1 Ⅱ 促進等事務 １ 認定農業者等担い手の育成及び確保 （１） 現状及び課題 現 状 １，５０７戸 １，１７２戸 ４法人 農家数 うち主業農家 農業生産法人数 認定農業者 特定農業法人 １３３経営 特定農業団体 法人 団体 急傾斜地の多い条件不利地域であることと、近年の農産物販売価格の下落などにより、農 業による生計維持が非常に苦しくなり、本町でも年々農業後継者が減少し、農家の高齢化が 進んでいる。 こうした状況から、担い手の育成が急務となっており、認定農業者へ優良農地 課 題 の集積を図ることや、また、現状の農家だけでは農業の維持が困難であるため、農業の新規 参入者や、町外からの農業参入者を創出していく必要がある。 ※ 農業者や農業経営体の把握時点が異なる場合には、欄外にそれぞれの把握時点を注記 （２） 平成２７年度の目標案及び活動計画案 認定農業者 特定農業法人 １０経営 目 標 案 目標案設定の考え方： 活動計画案 法人 特定農業団体 団体 若手農業者にターゲットを絞り、制度内容についての啓発活動を 強化し、加入するメリットについて理解してもらう。 ・若手農業者との交流会を開催 し、認定農業者となるメリットを説 明する。 ・若手農業者等から新規就農や規 模拡大の相談の際、認定農業者 となるメリットを説明し、啓発活動を 強化する。 ※１ 目標案は、１年間に（１）の認定農業者、特定農業法人及び特定農業団体をどの程度増加させるかを記入 ※２ 活動計画案は、目標案の達成のために何月に何を行うのか等詳細かつ具体的に記入 （３） 地域の農業者等からの意見等 目標案に対する意見等 活動計画案に対する 意見等 ※ 地域の農業者等から寄せられた主な意見等について、同内容のものは集約して記入 （４） 地域の農業者等からの意見等を踏まえた平成２７年度の目標及び活動計画 認定農業者 目 標 活動計画 特定農業法人 １０経営 法人 ・若手農業者との交流会を開催 し、認定農業者となるメリットを説 明する。 ・若手農業者等から新規就農や規 模拡大の相談の際、認定農業者 となるメリットを説明し、啓発活動を 強化する。 2 特定農業団体 団体 ２ 担い手への農地の利用集積 （１） 現状及び課題 管内の農地面積 現 状 これまでの集積面積 ２，４１４ｈａ １２７ｈａ 集積率 5.26% 町内農地の大部分が中山間地域に位置し、不正形な急傾斜地の樹園地で遊休農地が増 加しており、また、農業従事者の減少・高齢化等による担い手不足等が、農地の確保・有効利 用を図る上での課題となっている。農地が遊休化するまでに積極的に担い手へのあっせんを 課 題 図っていくとともに、遊休農地の中で農地として再利用可能なものについても調査し、担い手 への集積を行うことが必要である。 ※ これまでの集積面積は、把握時点において担い手へ利用集積されている農地の総面積を記入 （２） 平成２７年度の目標案及び活動計画案 集積面積 １０ｈａ 目 標 案 目標案設定の考え方： 活動計画案 農地が遊休化するまでに担い手への集積を進め、比較的復旧しやす い遊休農地についても集積を図っていく。 通年、町広報誌やホームページ等を活用し、期間を定めて安心して貸し借りが出 来る農業経営基盤強化促進法による利用権設定等の制度周知を実施。 また、農地 法第３条の下限面積緩和など新規参入者への受け入れ態勢整備について町内外 へ周知し、新しい担い手の創出を図る。農地利用集積円滑化団体など関係機関と連 携し情報の共有を図り、積極的に担い手への農地あっせん活動を行う。 ※１ 目標案は、１年間に（１）の集積面積をどの程度増加させるかを記入 ※２ 活動計画案は、目標案の達成のために何月に何を行うのか等詳細かつ具体的に記入 （３） 地域の農業者等からの意見等 目標案に対する意見等 活動計画案に対する 意見等 ※ 地域の農業者等から寄せられた主な意見等について、同内容のものは集約して記入 （４） 地域の農業者等からの意見等を踏まえた平成２７年度の目標及び活動計画 目 標 活動計画 集積面積 １０ｈａ 通年、町広報誌やホームページ等を活用し、期間を定めて安心して貸し借りが出 来る農業経営基盤強化促進法による利用権設定等の制度周知を実施。 また、農地 法第３条の下限面積緩和など新規参入者への受け入れ態勢整備について町内外 へ周知し、新しい担い手の創出を図る。農地利用集積円滑化団体など関係機関と連 携し情報の共有を図り、積極的に担い手への農地あっせん活動を行う。 3 ３ 違反転用への適正な対応 （１） 現状及び課題 現 状 管内の農地面積（Ａ） （平成２７年３月現在） 課 題 違反転用面積（Ｂ） ２，４１４ｈａ 割合（Ｂ／Ａ×１００） ０ｈａ 0% 一時的な農地の転用や自己所有農地を農家自らが転用する場合、高齢者など一 部農業者の中で農地法に基づく農地転用許可制度を知らない農業者があり、より一 層制度の周知を図る必要がある。 ※ 違反転用面積は、把握時点において管内で農地法第４条第１項又は第５条第１項の規定等に違反して 転用されている農地の総面積を記入 （２） 平成２７年度の目標案及び活動計画案 違反転用の解消面積 ０ｈａ 目 標 案 違反転用があった場合、是正指導を行うとともに、農地転用許可制度 目標案設定の考え方： の周知を徹底し、悪質な違反転用に対しては早急に農地への復元が 図られるよう厳正な対応を行う。 活動計画案 ・８月を目途に町広報紙、ホームページ、農協有線放送などの媒体を利用し制度の周知を図 り、また、農家相談、各種会議等においても啓発活動を実施する。 ・農業委員が毎月実施している農地パトロールをより徹底し、早期発見・未然に防止できるよう に努め、発見した場合は早急に是正を行うよう指導する。 ※１ 目標案は、１年間に（１）の違反転用面積をどの程度減少させるかを記入 ※２ 活動計画案は、目標案の達成のために何月に何を行うのか等詳細かつ具体的に記入 （３） 地域の農業者等からの意見等 目標案に対する意見等 活動計画案に対する 意見等 ※ 地域の農業者等から寄せられた主な意見等について、同内容のものは集約して記入 （４） 地域の農業者等からの意見等を踏まえた平成２７年度の目標及び活動計画 目 標 活動計画 違反転用の解消面積 ０ｈａ ・８月を目途に町広報紙、ホームページ、農協有線放送などの媒体を利用し制度の周知を図 り、また、農家相談、各種会議等においても啓発活動を実施する。 ・農業委員が毎月実施している農地パトロールをより徹底し、早期発見・未然に防止できるよう に努め、発見した場合は早急に是正を行うよう指導する。 ※その他の促進等事務 上記１から３に掲げる事務以外の促進等事務について、次年度の目標及びその達成に向けた活動計画を作成する 場合には、それぞれの事務ごとに、上記１から３の様式に準じて取りまとめること。 4
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