中井町の人口分析・将来人口推計について 資料 6

資料
6
中井町の人口分析・将来人口推計について
▷今後、人口推計を行うが、その際に、①人口の変動要因をどう見るか、②政策要因をどう加味するか(政策実施が担保されるか、政策効果があるかどうか)
が重要となる。
▷総合計画(実施計画)で新規に位置づける必要がある施策(国の政策パッケージを活用し)の選定と事業内容のツメを担当セクションと集中的に持って行
う必要がある(事前研修の必要性)
。
■推計にあたっての人口の変動要因
転入転出(純移動率)の設定、政
策的要因(例:子育て環境、二地
域居住、準町民)
合計特殊出生率を
どう設定するか
増加要因
①出生
③転入
N年の人口
N+5年の人口
減少要因
②死亡
③転出
自然動態(増減)
社会動態(増減)
1
■人口推計について
1 推計結果の分析
●パターン 1 では 2060 年には 45%減少。パターン1の純移動率のまま合計特殊出生率を 2030 年以降 2.1 に固定したシミュレーション1でも 33%の
減少。
推計対象自治体の人口の長期的見通し(2010年を1.0とした指数)
1.2
1.0
0.8
0.6
0.4
パターン1(社人研推計準拠):総人口
パターン2(民間機関推計準拠):総人口
パターン3(独自推計)
0.2
シミュレーション1(パターン1+出生率上昇):総人口
シミュレーション2(シミュレーション1+移動ゼロ)
0.0
2010年
2015年
2020年
2025年
2030年
2035年
2040年
2045年
2050年
2055年
2060年
2
■パターン 1 に基づく人口減少段階の分析
12000
パターン1に基づく人口の減少段階
(人)
第1段階
10,005
10000
9,742
9,412
第2段階
9,013
8,539
8,020
8000
第3段階
総数
7,492
6,970
6,296
5,573
6000
5,099
4,809
4,569
4,180
4000
3,703
3,321
6,476
3,005
0
3,284
3,292
3,157
3,091
3,086
1,270
1,164
1,029
912
813
749
702
2010
2015
2020
2025
2030
2035
2040
2,992
658
2045
5,521
0~14歳
15~64歳
3,059
2,849
2,812
2,601
2,439
2000
5,998
604
2050
548
2055
2,656
65歳以上
2,372
492
2060
注)第 1 段階:高齢者のみ増加 第 2 段階:高齢者が横ばい・微減 第 3 段階:すべてが減少
●現状は第1段階にあり、2025 年以降、第2段階に移行し、2045 年移行第3段階に突入する。
3
■中井町将来人口の増減と人口増加施策との関連イメージ
施策
教育・子育て福祉策
未病、健康対策
転出抑制対策
転入促進対策
○:実施
△:比較対象として実施
●:国配布資料で実施済
推計
●充実
現在の人口
●充実
将来人口A
●充実
将来人口B
●何も手を打たずに手をこま
ねいていると人口減少幅は
拡大(将来人口8【パター
ン1に該当】
)
。
●自然増・社会増を増やす施
策を実施することで人口減
少の幅を小さくし、さらに
は人口増加を目指すことが
求められる。
※生残率(死亡率)の低下は人
口の維持・増加に与える影
響は大きくないため、推計
としては加味しない(将来
人口A~Hのパターンは推
計しない)
。
△背伸び
しない施策
△背伸び
しない施策
△背伸び
しない施策
将来人口C
将来人口D
●充実
将来人口1
●充実
将来人口2
△背伸び
しない施策
△背伸び
しない施策
将来人口3
●充実
将来人口4
合計特殊出生率
の上昇
△
将来人口E
将来人口F
△背伸び
しない施策
将来人口G
●充実
将来人口H
将来人口5
△背伸び
しない施策
効果
○
人
口
減
少
幅
小
・
人
口
増
加
生残率(死亡率)
の低下※
転出率の低下
△
将来人口6
転入率の上昇
将来人口7
△
将来人口8
●
人
口
減
少
幅
4 大
この部分の将来人口は条件設
定により順位が前後する。