山王小だより 開校40周年 狭山市立山王小学校 児 童 数 434名 平成27年10月30日 № 8 子供の笑顔・元気・夢をはぐくむ山王笑楽校 豊かな歴史うけついで、遠い未来に夢をのせ、元気に進め 山王っ子 - 開校40周年に寄せて - 校長 佐 藤 潤 山王小学校は、狭山市が人口急増期を迎えた昭和51年4月に入間小、狭山台南小、堀兼小から 分離し、開校しました。校名は、「山王塚」に由来するとされており、歴史の香りを感じます。 開校当時は、児童数1202名、29学級でした。現在と比べると、驚くほど大きな規模ですが、 児童の数は、さらに増え続けます。最多のときは、昭和57年。児童数は、なんと1736名、 41学級にもなりました。その間、教室が足りなくなり、校庭に仮設のプレハブ校舎ができたり、 現在、学童保育室が入っている東校舎が増設されたりしています。昭和58年には、御狩場小が開 校となり、233名の児童がお別れしました。その後、児童数は少しずつ減少し、40年目の今年、 児童数は、434名。学級数は、特別支援学級2クラスを含む15学級となりました。児童数につ いては、最多のときの4分の1です。人数が減った分、校庭を思い切り走り回ることができたり、 水飲み場の長い行列に並ばずにすんだりと、よいことも増えたかもしれませんね。 開校記念日は11月15日。平成22年までは、学校の誕生日として開校記念日は、お休みでし た。こちらは、ちょっと残念ですが、今年はちょうど日曜日です。よかったですね。 平成26年度末までに輩出した卒業生の数は、5920名。第1回の卒業生は、今年51歳にな る年齢ですから、現在もさまざまな分野で現役としてご活躍されていることと推察します。 本年度までに勤務させていただいた教職員の数は、のべ426人。 校舎の傷、校庭の樹木一つ一つにも、山王小で過ごされた諸先輩方の思い出がつまっていること と思います。私たちは、それを大切にしなければなりません。 歴史を懐かしむ一方で、高度情報化社会、グローバル社会という時代の潮流のなか、学校教育も 教育設備や方法・内容の面でずいぶんと変わってきました。コンピュータ室の開設や視聴覚情報の デジタル化、英語教育の推進などなど。今後、もっともっと大きな変化があることでしょう。 けれど、どんなに時代が変化しようともそれに対応できる人を私たちは育てなければなりません。 初代校長 粕谷 昭 先生は、第1回卒業生に贈る言葉として卒業記念誌にこう綴られています。 「 常に進歩ある人間たれ 」 「進歩は遅々としてでもよい。人生は長い、現実に安住する人間にいつかは先んずる。」と。 時代の流れとともに進歩する人。そうあるためにも、私たちは、遠い未来に夢をのせなければな りません。 さあ、前を向いて元気に進もう! 山王っ子! 宮越 安永 山王小学校校歌 作詞 作曲 清 郁郎 一 もえたつ緑 さわやかな ここ武蔵野に 風かおる 学びの声は こだまして みんな元気に 進もうよ ああ狭山 山王小学校 二 不老の流れ ゆるやかな ここ狭山路に 雲がわく ゆたかな歴史 うけついで みんななかよく 学ぼうよ ああ狭山 山王小学校 三 明るいひとみ かがやいて ここ学舎に 日がのぼる 遠い未来に ゆめのせて みんな輪になり 歌おうよ ああ狭山 山王小学校
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