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(2015)
→ Press release Paris 2015 - パリ観光・会議局 - 10/01/2015
2015年もパリは一歩先を進みます。そして2020年代のパリの顔も少しずつ見えてきました。常に変貌し、革新の先端を行く
からこそ、パリは世界で最も魅力的なデスティネーションなのであると言えるでしょう。新たな施設のオープン、有名観光
地のリニューアル、数々の魅力的なイベントなど文化関連のニュースが、パリをデスティネーションとする最大の切り札と
なることは間違いありません。美術館、おしゃれなバー、画廊、デザインホテル、歴史的建造物、人気のレストランなど、
パリはかつてなく注目を集め、パリジャンだけでなく観光客にもサプライズを与え続けています。
イベントの生まれる街パリ
パリでは一年を通じて、あらゆる領域にわたる300近いイベントが毎日開催されています。最も人気が高いイベントに挙げら
れるのが「音楽の日Fête de la Musique」や「美術館の夜la Nuit des musées」。街を海水浴場に変えてしまう夏のイベント「
パリ・プラージュParis-Plages」や市内各地に多くの芸術作品が展示される「ラ・ニュイ・ブランシュla Nuit Blanche」、あ
るいは街全体が光り輝くクリスマスのイルミネーションles illuminations de Noëlも見逃せません。2015年には多くの特別展
も企画されています。巨匠やクラシックなものとしてはプティ・パレPetit Palaisで開催される「クロード・ロラン展Claude
Gellée」やルーブル美術館musée du Louvreでの「ニコラ・プッサンNicolas Poussin」展、オルセー美術館musée d’Orsayの
「ボナールBonnard」展、グランパレGrand Palaisの「ヴェラスケスVélazquez」展が特に話題となることでしょう。現代ア
ートファンは、大きな国際展示会であるフィアックFiac (国際コンテンポラリーアートフェア) 、モニュメンタMonumenta、
アール・パリ・アートフェアー Art Paris Art Fairへどうぞ。
写真やモード、絵画などさまざまな分野における一流アーティストの企画展も数多く開催されます。ポンピドゥーセンター
Centre Pompidouでは「ジェフ・クーンズJeff Koons」展、パリ市立近代美術館musée d’Art moderne de la Ville de Parisで
は「アンディー・ウォーホルAndy
Warhol」展、ガリエラ宮Galliera(パリ市立モード博物館)では「ジャンヌ・ランバン
Jeanne Lanvin」、グラン ・パレGrand Palaisでは「ジャン=ポール・ゴルチェJean Paul Gaultier」が開催される充実のラ
インナップです。デザイン関連では、メゾン・エ・オブジェMaison & Objet、デザイン蚤の市Puces du Design 、デザイナー
ズ・デイ Designer’s Daysやパリ・デザイン・ウィークParis Design Weekとイベントが続きます。
グルメ関連も、フーディングFooding やオムニヴォールOmnivore、« トゥス・オ・レストランTous au restaurant(みんなで
レストランへ行こう)
»と、イベントがもりだくさんです。また今年初めて、有名シェフが一同に会するイベント、テース
ト・オブ・パリTaste of Parisがアラン・デュカスとジョエル・ロビュションの後援のもとグラン・パレで開催され、人気料
理を楽しむことができます。
輝ける街・パリは第7の芸術である映画とも密接につながっています。いくつもの映画がパリを舞台に撮影されています。ま
るでオープンエアのセットのようなパリの街を出演俳優や有名シーンに関連した場所を訪ねるなどしてパリの滞在を楽しむ
観光客も数知れません。
スポーツもローラン・ギャロス・スタジアムでのテニス、全仏オープンRoland-Garros、自転車ロードレース、ツール・ド・
フランスTour de France cyclisteのゴール、競馬のアメリカ賞Prix d’Amériqueやディアンヌ賞Prix de Diane、パリ・マラソ
ンmarathon de Parisなど、わくわくするイベントが目白押しです。今年は更に、世界選手権自転車競技大会トラックレース
les Championnats du monde de cyclisme sur pisteがサン・カンタン・イヴリーヌSaint-Quentin-en-Yvelinesで開催されるほ
か、12月12日に行われる、ユーロ2016の決勝トーナメントの抽選もサッカーファンなら待ち遠しい日に違いありません。
さらにチョコレートや農業、航空関連など、業者向け、一般向けの数々の見本市が予定されており、パリは<マスト>なデ
スティネーションということがおわかりになるでしょう。
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ここ数年、パリではレ・ドック&モード・デザインセンターLes Docks、Cité de la Mode et du design、ルイ・ヴィトン財団美
術館Fondation Louis Vuittonなどの現代美術関連の施設の新規オープンや、屋内マルシェのカロー・デュ・タンプルCarreau
du Templeやピカソ美術館Musée Picassoの全面リニューアルなどが相次ぎましたが、2015年は更に、建築家ジャン・ヌー
ヴェル設計による大規模なコンサートホール、フィルハーモニー・ド・パリPhilharmonie de Parisがラ・ヴィレット公園内
にオープン(1月)、人類博物館musée de l’Hommeの全面リニューアルオープン(11月)、モンパルナス美術館musée du
Montparnasseのリニューアルオープン、そしてルイ14世没後300年に合わせたヴェルサイユ宮殿Château de Versaillesの展
示室の新規公開、などが予定されています。美術が好きな人なら待ち遠しいものばかりです。
パリには数多くの多様なイベントホールがあり、プロ向けイベント業者からも高く評価されています。パリは押しも押され
ぬビジネストリップの中心地で、展示会、会議だけでなく企業のイベントも数多く行われています。
パリは人を引きつける街です。パリはそのライススタイルを日々新しく塗り替えています。ホテル業界では、全体の収容客
数、バラエティーに富んだ施設の数とも増え続けています。パリの評価を高めている超高級ホテルは、パリジャンそして利
用者に愛されるようあらゆる努力を惜しみません。外資のグループ企業がホテルオープンにパリを選んでいることからも、
いかにパリが魅力的かということが窺われます。リッツle Ritz、ホテル・クリヨンl’hôtel de Crillon、リュテシアle Lutétiaと
いった老舗のパレス級ホテルは現在改装を実施中で近いうちにその全貌を明らかにしてくれるでしょう。パリ市内には、革
新的で驚くようなコンセプトを導入し、テーマを持ったホテルも数多く、サンク・コデ5 Codet, デゥポン・スミスDupontSmith, マルイユMareuil, 123セバストポール123 Sébastopol, クレヨン・ルージュCrayon Rouge、そしてレジデンス・シタデ
ィーヌ・スイート・アルク・ド・トリオンフRésidence Citadines Suites Arc de Triompheなどが挙げられます。
食の分野でも、シェフたちは創造性を追求し、新店舗を開いて料理を提供しています。サン・ラザール駅にオープンしたエ
リック・フレションEric Frechonや証券取引所に店を構えたヤニック・アレノYannick Alléno、ジャン=フランソワ・ピエー
ジュJean-François
Piègeのレストラン、クローバーClover、フランス国立造幣局に移転したギー・サヴォワの店などが話題
です。« ビストロノミーbistronomie »は、ビストロの精神と美食の絶妙なコラボで、こちらも人気が継続中。続々と新しい店
がオープンしています。これらの店は本物の味と地元でとれる素材のエキスパートで、パリならではの楽しみ、料理教室や
グルメツアーの舞台となっています。そのほか、注目が集まるストリート・フードや1つの食品をテーマにした、また小規
模農家から取り寄せた食材を取り扱ったレストランなど、美味しいスポットがいっぱいです!
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パリは今までも、そしてこれからもファッション、高級品、ショッピングの中心地です。冬と夏に行われるバーゲンは、業
界の一大イベント。また一年を通じて、店舗の開店や臨機応変なイベントで、つねに新しいものを求めるお客さまを引きつ
けています。また、モンマルトルMontmartre、マレMarais、シャンゼリゼChamps-Élyséesといった7カ所の観光地にはロン
シャンやフェンディ、グッチ、モンクレールといったブランドが軒を連ね、日曜日でもショッピングが楽しめるようになっ
ています。そして世界的に有名な高級ブランドは、みなパリを愛しています。いずれもデザイン性が高く大胆な趣向を凝ら
し、サービスの質を競い合っています。パリのどの地区にもバラエティーに富んだお店が並び、クリエーターファンからヴ
ィンテージファッションファン、またエスニックタッチのファッションファンまで、あらゆる客層を魅了します。
夜、パリはさらににぎやかでアットホームな雰囲気に包まれます。パリのスタイルは、さまざまなジャンルや時代をとり
まぜる、というもので、この街ならどんな要望にも応えられるのです。リニューアルしたプランス・ド・ゴールPrince
de
Galles、最近ではファウストFaustやセーヌ河岸のワンダーラストWanderlustも注目です。
クリエイティブ・ツーリズムでパリが生まれ変わる
毎年何百万もの来場者があることからもわかるように、パリの美術館・博物館、歴史的建造物は多くの人々を魅了し続けて
います。企画展も人気で、毎年入場者数の記録を上回っています。
クリエイティブ・ツーリズムtourisme créatifという参加型、持続型の観光で、パリはまたワンステップ上へ進みました。イン
ターネットのサイトcreativeparis.infoでは、100種類以上ものクリエイティブ・ツーリズムの商品がオファーされています。
旅行者はここからきわめてバラエティーに富んだプログラムの情報を得ることができます。工芸、モード、あるいは料理と
いった分野から好きなものを選べばよいのです。クリエイティブ・ツーリズムの盛り上がりは旅行業界全体に影響してお
り、さまざまな試みが形となっています。特にウエルカム・シティー・ラブWelcome City Labのような若い起業家集団から
も革新的なツアー商品が提案されています。
エコレスポンシブルを大切にする街パリ
460もの公園や庭園を筆頭にパリにはエコロジーのあらゆる切り札がそろっています。特に交通機関には力がいれられてお
り、整備されたバスレーン、トラムウェイの路線拡大、誰でも自由に使えるレンタサイクルサービスのヴェリブ Vélib’や、
自動車のカーシェアリングシステム、オートリブAutolib’のネットワーク拡大、開設100年を迎えながらきわめて便利で使い
やすい16路線の地下鉄など、極めて充実しています。さらにセーヌ河岸の道路とレピュブリック広場も拡張工事を終了し、
よりエコロジーでダイナミックな姿へと変身。パリジャンや観光客にとって、まさにパリは新しいライフスタイルを発信す
る街、となっているのです。
ホテル業界も環境保護に力を入れています。ラ・クレ・ヴェルトLa
Clef
VerteやエコラベルÉcolabel、グリーングローブ
Green Globeといったエコロジーのラベル認証を受けたパリのホテルがますます増えています。2015年末(11月30日から12
月11日)には国連気候変動パリ会議 Paris Climat COP21が開催され、パリは環境や持続可能な発展の問題の最前線に位置す
る事になります。
また、パリはあらゆる人に開かれた街であり、障害のある人に係るアクセシビリティを高めるため、各地で整備が整えられ
ています(エッフェル塔の2階、ザッキン美術館Musée Zadkineなど)。
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変化する街パリ。パリは毎日少しずつ、境界線を外に広げています。まずバーチャルな面では、パリには公園・庭園、カフ
ェ、文化施設などにWi-fiのネットワークがあり、世界中とつながることができます。地理的な面でいうと、パリは近隣コミ
ューンとのつながりを深めています。パリ北東部は、18区と19区をサン・ドニSaint-Denis とオベルヴィリエAubervilliersの
方へ広げ、パリ東部は、新しい境界線をリラ門La porte des Lilasよりも外に描こうとしています。野心的な都市計画や建築も
見どころで、目下変身中のレ・アル地区のカノペune canopéeや開発中のボーグルネルBeaugrenelle地区、新しい高層建築(
新裁判所nouveau Palais de Justiceなど)が注目です。こうしてパリは未来の世界を作る都市としての地位を確固としたもの
にしているのです。
文化関連も負けてはいません。大胆な改修計画が進行中のフランス国立造幣局モネ・ド・パリMonnaie de Parisは新たな文
化そしてショッピングの中心となるでしょう(2015-2016年)。スガン 島l’île Seguinの再開発開始と、ヴァレ・ド・ラ・キ
ュルチュール計画Vallée de la culture(2017年初め完成予定)も実施中です。こうした数々の大プロジェクトによってパリで
は、すでに目につき始めた変化や進化をしっかりと追いかける、野心に満ちた未来の姿が見えるようです。
連絡先
+33 (0) 1 49 52 53 27 – [email protected]
More information: http://presse.parisinfo.com
Access to photo library: http:// pro.photos.parisinfo.com/en/
Photos: OTCP / Marc Bertrand, Amélie Dupont, Jocelyne Genri, Daniel Thierry ; Fondation Louis Vuitton / Todd Eberle;
Plaza Athénée / Éric Laignel; Wanderlust; Centre Pompidou; Grand Palais; Musée du Louvre; Philharmonie de Paris / Arte
Factory; SNCF; Palais de Justice / Renzo Piano; Canopée des Halles / P. Berger et J. Anziutti Architectes; Monnaie de Paris.
データで見るパリ
→ パリの観光に関するデータ
∙ 2つの飛行場 : ヨーロッパ屈指のハブ空港。6つの駅は外国の都市とつながっている
∙ 2時間15分:パリ - ロンドン間
∙ 6時間25分:パリ - バルセロナ間
∙ 23 500台:自由に使えるレンタサイクルサービス「ヴェリブ」の自転車台数
∙ 110 000室以上:ホテルの客室数
∙ 297 :メトロの駅数 13分:パリを横断するのにかかる時間
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→ パリを選ぶにはこんな理由も
∙ 魅力的な価格
サンドイッチ : 5 € / クロワッサン : 1 €
コーヒー : 2 € / セットメニュー : 15 €
メトロの切符: 1,80 €
14の美術館・博物館が入場無料
∙ 豊かな文化遺産
37の橋
10 100トン:エッフェル塔に使われている鉄鋼の量
465の公園や庭園
2 000種の動物
6500年の歴史
∙ 充実した文化施設
120:チュイルリー公園の彫刻の数
36 000:ルーヴル美術館で展示されている作品の数
200の教会
1 360万人:ノートルダム寺院を訪れる人数
∙ ショッピング
17 500件のショップ、4つのデパート
ヨーロッパ域外からの観光客には12 %の免税
年に69日間バーゲンが行われている
∙ イベント
1日に300以上のイベントが開催されている
ニュイ・ブランシュでは130万人が街に出る
パリ・プラージュでは1 500トンの砂が使われる
∙ 多種多様な娯楽
パリのオペラ座では450もの上演が行われる
パリのキャバレーで一晩に開けられるシャンパンの本数は、2 300本
10 000 軒のバー、レストラン
毎日500本の映画が上映されている
毎日100のクルージングが出航する
∙ トレンド
25 000人のアーティストがパリで活躍している
パリでは、年間950回以上撮影が行われている
モードの発表期間中には、100ヶ国から15 000人のクリエーターや製作者が集ま
る
∙ ビジネスの会合
2014年には1 000以上の会議が行われた
15の会議場、展示場
展示スペースは600 000 m²以上
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パリ観光・会議局
世界最大の観光都市であるパリは、古い文化遺産だけでなく、流行の最先端をとりいれるスタイルゆえに、多くの人々を惹
きつけます。パリ観光・会議局は、パリ観光に役立つ情報をご提供いたします。
→ データ
∙ 3つの主要な任務:観光客を迎えること、情報を与えること、観光の促進。
∙ 60万人以上が2014年に通年営業の観光局に来場。
∙ パリ観光・会議局のメインとなる観光案内所は、パリの中心部、ルーヴル美術館と
オペラ座の間にあります。建物は有名な建築家Christian Biecherの設計です。
住所:25, rue des Pyramides, Paris 1er
∙ パリ市内4つの出張所でも観光客を迎えています。
リヨン駅、北駅、アンヴェール駅、ポルト・ドゥ・ヴェルサイユ見本市会場、東
駅。
∙ 2014年には1500万近いアクセスがインターネット・サイト parisinfo.comにありま
した。
5つの主要インタネットサイトは、フランス語、英語、スペイン語、ドイツ語。
7のミニサイトは、イタリア語、ポルトガル語、オランダ語、ロシア語、中国語、日本語、簡体中国語、ハングル語。
∙ 50万部近い各種無料ガイドブックの発行。英語版とフランス語版。
∙ パリの街歩きガイド-Paris est à vous !、グルメガイド-Paris Gourmand、ショッピングガイド-Paris Shopping Book、
パンフレット-Paris se visite。
→ 旅行業者、プレス向けツール
∙ フランス語、英語、スペイン語、ドイツ語によるフォトライブラリー
パリの多様な魅力を伝える4000枚の高画質写真をそろえております。メディアの記事
やパンフレットにご利用下さい。
∙ 数カ国語で書かれたプレスリリース
∙ インフォメーション資料「パリ2015」:
フランス語、英語による資料3種「芸術と文化 Arts et culture」。
多国語による資料5種「ライフスタイル Art de vivre」。
「シーズンごとのパリ情報Paris en toutes saisons」2 種。フランス語、英語。
フランス語・英語による補足資料« Sur mesure » 3種。
∙ フランス語・英語によるマンスリー・ニュースレター
「新規オープン情報」 、「トレンド」、「ズームアップ」、「ビジネス旅行」の4項
目から構成。
∙ パリのポスター6種類(60×80㎝)
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