“第 32 回ATP賞”募集開始に際して 回ATP賞”募集開始に際して

“第 32 回ATP賞”募集開始に際して
会員社 各位
ATP 副理事長(事業センター長)
金澤 宏次
ATP 賞担当理事 荻原 伸之
“第 32 回 ATP 賞”募集開始につき、会員社の皆様方へ、あらためて事業セン
ターよりエントリーの呼びかけをさせて頂きます。
“ドキュメンタリー”
“情報・バラエティ”
“ドラマ”
ドキュメンタリー”、
“情報・バラエティ”、
“ドラマ”の基幹 3 部門の充実は
当然のことですが、新たに下記の 2 点を新機軸といたします。
1)非放送系コンテンツの顕彰
非放送系コンテンツの顕彰
“特別賞”の中に非放送系コンテンツ部門を新設
2)新人賞
新人賞部門
新人賞部門の
部門の拡充
最優秀新人賞の新設ほか
1)放送と通信が融合を深め、動画配信が大きなビジネスを生み、今や映像コ
ンテンツ産業が新たなステージに突入しています。こうした流れを汲み、
“特別賞”
特別賞”のなかに非放送系コンテンツ部門を新設いたします。
伝統的テレビに刺激を与える非放送系コンテンツ作品を顕彰していきます。
ジャンル、尺に規定はありません。
配信動画、パッケージ DVD・BD、WEB 等々。奮ってご応募ください。
2)新人賞部門
新人賞部門に関しては、思い切った充実を図ります。
新人賞部門
優秀新人賞 5 名、新人奨励賞
新人奨励賞 5 名を選考、表彰いたします。
応募作品は完パケ番組は勿論ですが、5分以上であればコーナー作品でも
可とします。
また、優秀新人賞に選ばれた 5 名の 5 作品を、事前に全会員社の各代表
1 名に視聴頂き、テレビグランプリ同様に 1 票を投じ、最優秀新人賞
最優秀新人賞を
最優秀新人賞
受賞式当日に決定、発表いたします。
以上 2 点を、この第 32 回からの大きな新機軸といたします。
今、テレビのド真ん中で大活躍している情報・
情報・バラエティ番組
情報・バラエティ番組に関しまして
バラエティ番組
は、ますます複数社の共同エントリーが増え、受賞を重ねています。複数社で
制作の番組は、是非、お互い声を掛け合い、局にもご協力頂き、引き続きエン
トリーを積極的にご検討ください。勿論、一社制作の作品も大歓迎です。
ドキュメンタリー番組
ドキュメンタリー番組も秀作が数多く寄せられ、審査を充実させてくれてい
番組
ます。今回は戦後70年に因んだ特集番組の応募が大いに期待されています。
民放各局における、ドキュメンタリー枠の急減は確かに辛い現実ですが、
ジャーナリズムとして、また文化としてドキュメンタリーがこの国には欠かせ
ないと誰もが考える日が、近い未来に必ずや帰って来ることを念じ、ATP賞
のこの部門の一層の充実を肝に銘じたいと思います。多くの社からのご応募を
をお待ちいたします。
ドラマ番組
“クオリ
ドラマ番組は演出、技術、美術、音響効果等のスキルが益々充実し、
番組
ティー”の高まりは目を見張るものがあります。監督、製作者共にデジタル化
によるスキルを身に付け、並びに映画製作をも修得して来ているという背景が
あるのでしょうか。ところがごく一部の作品は別として、何故、多くの番組が
視聴者の心に届かないのか、胸に響かないのか、創り手は日々、苦悩していま
す。大成功した作品は勿論ですが、悩み続けた作品も是非、エントリーをお待
ちしています。審査員は、努力の成果を評価してくれるはずです。視聴率だけ
が価値観ではありません。
審査の価値観は多様です。豊かな娯楽性が求められる一方で、完成度、硬派
審査の価値観
なテーマ性もまた重要な価値観です。東北復興の渦中で苦悩するヒューマンな
作品は今なお強く求められています。また昨今、テレビ番組、配信コンテンツ、
共にアジア展開に大きな期待が寄せられています。更に地域発信のアジア展開
も大きく注目されています。
エンターテイメント作品の中にも、高い娯楽性と併せて社会性、深く人間を
見つめる眼が描き込まれた作品も多々あります。特にドラマ部門では、連続、
単発問わず、サスペンス(謎解き)も盛り込んだ、ヒューマンな娯楽作品が、
多くの視聴者を集めています。こうしたエンターテインメント・ドラマもふる
ってご応募ください。創り手の熱き思いとぶれない志はきっと評価につながり
ます。
新人賞部門
新人賞部門は、若手クリエーターに夢と自信を授けます。生涯に一度の栄誉と
部門
もなります。上記2)でも触れましたが、完成した 1 本の作品でなくとも構い
ません。番組内の一つのコーナーでも、5 分を超えるものであれば対象となりま
す。経営陣、また先輩の皆様方、貴社の該当若手スタッフたちの 1 年間の仕事
を洗い出してください。是非、ご応募ください。
最後に。
地上波、BS、CS 問わず、ほぼ全ての
ほぼ全てのTV
ほぼ全てのTV番組
TV番組を
番組を製作会社が企画、製作、制作
製作会社が
協力、派遣と、濃淡はあるにせよ、創り、支えている実態は
創り、支えている実態は、今や
創り、支えている実態は、今や疑う余地も
、今や疑う余地も
ありません。製作会社が長年積み上げてきた実績ともいえるこの現実からは、
ありません。
我々に一層の企画力、制作力が求められている
企画力、制作力が求められていると同時に、重い社会的責任も突
重い社会的責任も突
企画力、制作力が求められている
きつけられ
きつけられて
られています。
更に動画配信という新たなプラットフォームが定着し、活躍の領域が益々広が
っています。
この ATP 賞の場は、コンテンツ・メーカー集団が底力を誇示する良き機会
底力を誇示する良き機会であ
賞の場
底力を誇示する良き機会
ると共に、我々の責任ある仕事ぶりを社会に示す場
責任ある仕事ぶりを社会に示す場でもあります。
責任ある仕事ぶりを社会に示す場
是非、ふるってご応募ください。