子どもの上手なほめ方 先月号には子どもの上手な叱り方を載せましたが,今回は上手なほめ方について触 豆まき(2月1日) 今年もやってきました,附属幼稚園恒例の豆まきです。年長さんがグループごとに製作した鬼の 紹介・追い出したい鬼の発表・豆まきとすすみ,いよいよクライマックスの本物の鬼登場!薄暗い ホールの中で太鼓の音が鳴り響き迫力満点です。鬼に向かって,必死に豆を投げつける子,泣き叫 ぶ子,その場で固まってしまう子,「鬼の顔が見えた」と指さす子と様々でした。さてさて,心の鬼 は退治できたのでしょうか。 れたいと思います。 得てして,叱ったり注意したりする言葉はたくさん思いついても,いざほめるとな ると通り一遍になったり,良いほめ方が分からなったりしますね。子どもは(大人も そうですが)ほめられる事が大好き。ほめられることで,頑張る気持ちが生まれたり, 感謝する気持ちが育つのです。 子どもをほめる時には,次のことを心がけてみましょう。 ①特別なことではなく,当たり前にできたことをほめよう。 運動会で一等賞になった,みんなの前で絵本がすらすら読めた時は親として誇ら し い で す ね 。 で も,「 食 べ る 」「 身 の 回 り の こ と を す る 」 と い っ た 基 本 的 な 日 常 生 活の行動がきちんとできた時はどうでしょうか。「残さないできちんと食べてえら いね。」「自分から挨拶できて,お母さんうれしい。」と,好ましい行為や当たり前 年長さんによる節分のお話 製作した鬼の紹介 わたしの退治したい鬼は… にできたことを,さりげなくほめ,認めてあげましょう。 ②行為だけではなく,その子の人格もほめる。 叱る時は行為についてのみ叱り,人格を傷つける叱り方をしないのが鉄則ですが, ほめる時は逆です。行為だけでなくこの子を丸ごとほめてあげてください。「○○ ちゃん,○○がんばっていい子ね。お母さん大好き」「すごいね。かっこいい∼」 のように言われると子どもはうれしく感じ,安心感を覚えますね。もちろん,頭を なでてあげたり,ぎゅっと抱きしめてあげるなどのスキンシップも時には大切です。 ③結果だけでなく過程をほめる。 すてきなお面でしょ オニはー外 わー!本物のオニだー 結 果 の み を ほ め る の で は な く ,「 よ く 頑 張 った ね。」 と い うよ う に プロ セ ス や努 力 を ほ め ま し ょ う。「 頑 張 っ た か ら で き た ん だ 。」 と い う 気 持 ち に な れ れ ば , 自 ら 1年生おめでとう大会参加(2月21日) ものすごく雪が降ったこの日,バスの遅れでドキドキしましたが,何とか時間までに文化センターに 到着し,1年生おめでとう大会に参加することができました。たか丸くんや赤十字のマスコットのあい ちゃんも出てきて賑やかなステージとなりました。交通安全のお話・読み聞かせ・クイズなどもあり, あっという間の50分間でした。附属幼稚園のお友達の聞く態度がすばらしかったです。 目標に向かって努力できる人になっていくことでしょう。 ほめるということと,おだてるということは違います。何かをさせるためにおだ てたり,必要以上に大げさにほめるのではなく,親の愛情がきちんと伝わるような ほめ方を心掛けましょう。 保育参観 スクールカウンセラーのお知らせ 3月14日(木) 9:00∼12:00 ※お問い合わせは幼稚園(大里)か保健管理センター(39−3128)まで おひな様
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