トンネル急速覆工 K-NTL工法 K-NTL(鴻池式Nippon-Tunnel-Lining)工法は、高流動・急硬性コンクリートをコア技術とし た、地山や下層コンクリートに密着した高品質な覆工コンクリートを短時間に構築できる覆工 工法です。 工 法 概 要 ■高流動・急硬性コンクリート ・施工中は高流動性を保つため、狭い間隙への充填を確実に行えます(写真1)。 ・打設後、急激に硬化し、吹付けコンクリート同様な初期強度発現特性を示します。 ■打設・脱型 ・型枠と地山や下層コンクリートとの間隙にコンクリートをポンプ打設します(図1) 。 ・打設後数十分で脱型ができます。 地山 NTL型枠 コンクリート打設 写真1 高流動・急硬性コンクリート (鋼繊維補強コンクリート) 特 図1 施工概要(トンネル切羽での施工事例) 徴 適 用 分 野 ■品質 ・初期強度・長期強度が大きい ・品質が均一である ・繊維補強での繊維ロスがない ・仕上がりが平滑である 吹付けコンクリート ■施工性 に対する優位点 ・材料の跳ね返りロスがない ■環境 ・粉じんが発生しない 特許出願 機械 ・構造関連 8件 コンクリート関連 3件 自由断面掘削機による型枠移動NTLコンクリート配管 ■新設トンネル ・NATMの吹付けコンクリート代替(図1) ・単線鉄道トンネル高速機械掘削(図2) ・矢板工法地山不良部における補助工法 ■既設トンネル(リニューアル) ・水路トンネル補修(粗度改善)・補強(図3) ・道路・鉄道トンネル補修・補強・拡幅 ■新トンネル構造-シングルシェル・トンネル (仕上げ用覆工を施工せずNTLで完成とする) ・新設・補強・拡幅トンネル エアバック式妻型枠 NTL型枠 コンクリートポンプ 急硬材注入ポンプ 3 先端撹拌装置 4m /hr R H 3 J NTL型枠 自由断面掘削機 コンクリートポンプ 図2 単線鉄道トンネル高速機械掘削概要 1409 図3 水路トンネル補修概要 ㈱鴻池組 土木事業本部 技術部 大阪 TEL 06-6245-6580 東京 TEL 03-5617-7790 https://www.konoike.co.jp/request/index.php
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