News No.11 平成27年6月1日 教育普及事業のご紹介 遠隔授業

報道関係各位
News
2015年6月1日
No. 11
教育普及事業のご紹介
遠隔授業
長崎歴史文化博物館では、情報システムを使った教育普及事業として、テレビ会議システムを用いた遠隔授業を
行っています。離島など博物館に来館するのが困難な地域にある学校や施設を対象に開催しており、今回は平戸
市立度島町小中学校の小学6年生、中学2年生のみなさんに、当館の資料を使って授業を進めます。
ぜひ、ご取材のほど宜しくお願いいたします。
■ 日
■ 対
■ 会
時
象
場
2015年6月9日(火) [小学生]10:25~12:05 [中学生]13:35~15:25
平戸市立度島小中学校 小学6年生 12名 度島中学校 中学2年生 10名
平戸市側) 平戸市立度島町小中学校多目的室
博物館側) 2階歴史文化展示ゾーン
■ 内
容
[小学生] テーマ「南蛮貿易から鎖国まで」
当館の収蔵資料や展示品を紹介しながら教科書の該当箇所を参照し、南蛮貿易を通して、
ヨーロッパの文化や文物とともに、キリスト教が入ってきたこと、長崎・平戸が当時の日本で重
要な役割を担っていたことを知る。また踏絵の学習を通して、キリスト教禁教政策を学習すると
ともに、地域の歴史が持つ様々な側面についてとらえる必要性を伝える。
1時間目: 南蛮屏風を読み解く
①南蛮屏風パズルを通して南蛮貿易とキリスト教の布教の様子、当時の平戸の
様子を学ぶ。
2時間目: 江戸時代初期の長崎県について:キリスト教禁教と「鎖国」
①踏絵を通して江戸時代のキリスト教禁教を学ぶ。
②長崎港之図を用いて、江戸時代の長崎港の様子を確認する。
[中学生] テーマ「江戸時代の長崎を知ろう」
当館の収蔵資料や展示品を紹介しながら、江戸時代の長崎がオランダと中国との交流の窓口
として、当時の日本で重要な役割を担っていたことを知る。また長崎と平戸藩との関連性につい
ても学習し、自分達の郷土の歴史文化への興味関心を持つことの大切さや面白さを伝える。
1時間目: 平戸の海外交流史と江戸時代の長崎について
①平戸の海外交流史を復習し、貿易の舞台が長崎に移ったことを知る
②出島でのオランダ人の生活の様子について学習する。
2時間目: 出島・唐人屋敷での生活の様子や、平戸藩と長崎の関わりについて
①出島や唐人屋敷での生活の様子を絵巻から読み解き、長崎貿易についても
体験を交えながら学習する。
②平戸藩と長崎との関わりについて知る。
〒850-0007 長崎市立山1-1-1
TEL:095-818-8366 FAX:095-818-8407
担当 教育普及グループ 広報担当 大石美・前田
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