50周年記念 鋼構造シンポジウム 2015

一般社団法人 日本鋼構造協会
50 周年記念 鋼構造シンポジウム 2015
当協会では、協会活動成果の発表および会員ならびに鋼構造関係者相互の交流の場として、2004 年
より「鋼構造シンポジウム」を開催しております。
特に今回は、協会創立 50 周年の節目でもあることから「50 周年記念 鋼構造シンポジウム 2015」として、
若手技術者を中心としたタスクフォースによる企画「おこせ!鋼構造からのイノベーション」(鋼構造
のこれからを展望する特別講演ならびにディスカッション)を予定し、併せて、例年通り業績表彰受賞
式典、受賞講演、若手技術者の研究成果発表の場である「アカデミーセッション」など多彩な構成とし
ております。また、
(一社)日本鉄鋼協会との共同シンポジウム、会員企業によるパネル展示も行います。
主な内容を以下のプログラムにまとめましたのでご覧ください。
なお、第 2 日目の 11 月 19 日(木)には 17:30 より懇親パーティー(無料)を開催いたしますので、
奮ってご参加くださいますようご案内申し上げます。
期 日:2015 年 11 月 18 日(水)〜 20 日(金)、今年は 3 日間です。
場 所:東京ファッションタウンビル 東館 9F(東京・有明)
参加方法:当日、会場受付にお越し下さい。(名刺を 2 枚ご用意下さい)
資 料:鋼構造年次論文報告集は、CD 版にて当日販売致します。
協賛:危険物保安技術協会 一般社団法人建設コンサルタンツ協会 国立研究開発法人建築研究所 建築用アンカーボルトメーカー協議会
(予定)
一般社団法人鋼管杭・鋼矢板技術協会 公益財団法人高速道路調査会 一般社団法人新都市ハウジング協会
一般社団法人スタッド協会 全国建築用ターンバックル協議会 一般社団法人全国鐵構工業協会 一般社団法人鉄骨建設業協会 独立行政法人鉄道建設 ・ 運輸施設整備支援機構 公益財団法人鉄道総合技術研究所 一般社団法人電気学会 公益社団法人土木学会
日本放送協会、一般社団法人日本橋梁 ・ 鋼構造物塗装技術協会 一般社団法人日本橋梁建設協会 一般社団法人日本建設業連合会 一般社団法人日本建築学会 一般社団法人日本建築構造技術者協会 一般財団法人日本建築センタ― 一般財団法人日本建築防災協会
公益社団法人日本港湾協会 日本試験機工業会 公益社団法人日本船舶海洋工学会 一般社団法人日本造船工業会 一般社団法人日本鉄鋼協会 一般社団法人日本鉄鋼連盟 一般社団法人日本鉄塔協会 公益社団法人日本道路協会 一般社団法人日本防錆技術協会 一般財団法人日本溶接技術センタ- 一般社団法人日本溶接協会
一般社団法人表面技術協会 一般社団法人溶接学会 ステンレス協会
会 場 案 内 図
東京ファッションタウンビル(TFT)
国際展示場駅(TWR)
(東京都江東区有明 3 丁目 6 番 11 号)
有明駅
東京ベイ有明 有明
ワシントンホテル パークビル
東京ファッションタウンビル フロンティア
ホール
東 館
国際展示場正門駅
(ゆりかもめ)
ビル
◦新交通「ゆりかもめ」で新橋から 22 分。
「国際展示場正門駅」と直結。
◦りんかい線で大崎から 13 分。
「国際展示場駅」下車、徒歩 5 分。
東京ビッグサイト
◦ 9 階へは A エレベータをご利用下さい。
〈お問い合わせ〉
一般社団法人 日本鋼構造協会「50 周年記念 鋼構造シンポジウム 2015」係
〒 160-0004 新宿区四谷 3-2-1 四谷三菱ビル 9 階
TEL.03 − 5919 − 1535 Fax. 03 − 5919 − 1536
URL http://www.jssc.or.jp
プログラム
各行事の主な内容は以下の通りです。なお、講演者敬称は略させていただきます。
(開催時間、使用会議室、講演順序等は変更される場合があります)
日本鋼構造協会業績表彰・受賞記念講演
19 日(木)
表
彰
式 10:00 〜 10:30 授賞式・講演ともに会議室 9 - A
受賞記念講演 10:30 〜 12:30
当協会では、1995 年より鋼構造およびその複合構造に関する技術の向上や発展普及に功績があると認められ
る業績に対して表彰を行って参りました。今年度の業績表彰対象者は、表彰選考委員会(委員長:長井正嗣
(長岡技術科学大学名誉教授))の厳正な選考を経て、今年 6 月の定時社員総会にて発表されました。各賞の表彰
式のあと、受賞記念講演が行われます。
日本鋼構造協会 協会賞
◦ 6 径間連続合成斜張橋(ニャッタン橋)の施工 IHI インフラシステム・三井住友建設共同企業体
【協会賞】6 径間連続合成斜張橋(ニャッタン橋)
日本鋼構造協会 業績賞
◦ Ribbon Chapel の設計と施工 中村浩志(㈱ NAP 建築設計事務所)、柴田育秀(Arup)、
蓑田勇造(新日鉄住金エンジニアリング㈱)
◦日本生命丸の内ガーデンタワーの設計と施工
長瀬 悟(㈱日建設計)、金山 功(㈱日建設計)、
加賀美安男(㈱日建設計)、高橋 徹(㈱大林組)、田中祥之(㈱大林組)
【業績賞】Ribbon Chapel
Ⓒ Koji Fujii, Nacasa & Partners Inc.
◦読売新聞東京本社ビルの設計と施工
小板橋裕一(㈱日建設計)、木村征也(㈱日建設計)、
加賀美安男(㈱日建設計)、清水建設㈱
日本鋼構造協会 論文賞
◦柱に STKR 材を用いた既存鉄骨造骨組の補強設計法
鋼板と PC 鋼棒による補強/根巻き補強/鋼板ならびに
山形鋼による補強
【業績賞】日本生命
丸の内ガーデンタワー
【業績賞】読売新聞
東京本社ビル
聲高裕治(京都大学)、長谷川 隆(建築研究所)、
中野達也(宇都宮大学)、長嶺賢吾(日揮プラントイノベーション(株))
◦有効切欠き応力概念を用いた止端仕上げ面外ガセット溶接継手のルート疲労破壊防止法の検討
森 猛(法政大学)、鈴木俊光、大前 暢、村上貴紀、射越潤一(日本橋梁建設協会)
50 周年記念企画
おこせ ! 鋼構造からのイノベーション
19 日(木)13:30 〜 17:30[会議室 9 - A]
第一部 特別講演 13:30 〜 15:00
第二部 特別ディスカッション 15:30 〜 17:30
JSSC50 周年記念企画に当たって協会内に若手研究者・技術者を中心とする「タスクフォース」を組織しました。
今回の特集テーマは、その中で議論され生まれたものです。第一部「特別講演」と第二部「特別ディスカッショ
ン」との二部構成になっています。
第一部 特別講演「技術の最先端を走る〜未知領域への挑戦」
特別講演の第一部では、鋼構造分野を超えた、興味深い最先端研究を紹介していただくとともに、最先端研究
者がどのように未知の領域に踏み込み、新たな分野を確立してきたかを語っていただきます。成熟期を迎えて
いると言われる鋼構造分野において、新たなブレイクスルーの可能性について考える契機となればと思います。
その 1
「宇宙太陽発電所がつなぐ
未来の持続可能な生存圏」
その 2 「宇宙探査から起こす
イノベーション」
〈略歴〉
1983 年京都大学工学部卒業
1988 年東京大学大学院工学系
研究科 博士課程修了
同年 宇宙科学研究所助手
2005 年同教授
2012 年はやぶさ 2
プロジェクトマネージャ
2015 年現職 工学博士
〈略歴〉
1991 年京都大学工学部
電子工学科卒業
1993 年同大大学院工学研究科
博士課程修了
同年 同大超高層電波
研究センター 助手
2010 年現職
篠原真毅
國中 均
京都大学生存圏研究所教授
宇宙航空研究開発機構、東京大学
大学院 工学系研究科教授
第二部 特別ディスカッション「鋼構造がいまを変え、未来を創る」
第二部は、鋼構造分野の最先端と新たな展開・技術展望について各分野から講演していただき、それを基に鋼
構造の可能性、新技術、未知の領域など将来の発展に向けた方向性について、講演者の方々、並びに聴衆の皆
様とともにディスカッションにより議論を深めます。
キールアーチは諸悪の根源、か
「代々木」と「新国立」の
構造デザインをめぐって
斎藤公男
A-Forum、日本大学名誉教授
鋼構造の発展を支え続ける
鉄鋼材料とその更なる可能性
菅野良一
新日鐵住金株式会社
“超”急速施工が可能な
「ハイブリッド防潮堤」
の適用
堤体のブロック化で現場作業・
現地生産資材のミニマム化
田中祐人
JFE エンジニアリング株式会社
ステンレス構造材の普及と
今後の展開
志村保美
新日鐵住金ステンレス株式会社
パネル展示(会員企業紹介)
19 日(木)10:00 〜 15:00
20 日(金)10:00 〜 15:00 [研修室 906]
会員の相互交流ならびに鋼構造分野を志す学生に対する技術紹介・商品紹介および会社紹介など話題を提供で
きる「場」として「企業パネル展示コーナー(休憩スペース兼備)」を設けました。
アカデミーセッション(第 23 回鋼構造年次論文報告集講演会)
※別添プログラムあり
18 日(水)13:00 〜 17:30 [研修室 902・905・908]
19 日(木)10:00 〜 12:00 [19 日および 20 日は、研修室 902・904・905]
20 日(金)10:00 〜 17:30 当協会では、1993 年度から「鋼構造年次論文報告集」を刊行し、掲載論文・報告の講演会を“アカデミーセッ
ション”として継続開催し、鋼構造に関わる研究者・技術者および学生の発表の場、情報交換の場として例年好
評を博しております。23 回目の開催となる本年度についても、これまで同様、講演会とともに、若手研究者(35
歳以下)を対象に、当日の発表内容や発表方法等を審査し、“優秀発表表彰”(賞状、副賞を授与)を行います。
資料:
「鋼構造年次論文報告集 第 23 巻(CD)」(会員:4,600 円、非会員:5,100 円(税込))
※シンポジウム開催中、4,000 円で販売致します。
(会場税込特価)
刊行物展示販売
18 日(水)・19 日(木)・20 日(金) [研修室 901(事務局)]
当協会制定の規格・標準類、テクニカルレポート、活動成果報告書、各種講習会テキスト等、鋼構造建築物な
らびに鋼橋等に関する図書や資料を販売いたします。
懇親パーティー
19 日(木)17:30 〜 [研修室 906]
「鋼構造シンポジウム 2015」参加の皆様の懇親の場をご用意いたしました。アカデミーセッションに参加され
る学生の方々も奮ってご参加下さい。(無料でご参加いただけます)
(一社)日本鉄鋼協会との共同シンポジウム
第 14 回 鉄鋼材料と鋼構造に関するシンポジウム「鋼材とその利用技術のあゆみ」
20 日(金)13:00 〜 17:20 [会議室 9 - A]
(一社)日本鋼構造協会と(一社)日本鉄鋼協会は、1996(平成 8)年度より「日本鋼構造協会・日本鉄鋼協会
交流企画連絡会活動の経緯」の趣旨に沿って、両協会間の交流に努めて参りました。 2015(平成 27)年度は、
“鋼
構造シンポジウム 2015”に併せて両協会共催で「鋼材とその利用技術のあゆみ」と題したシンポジウムを開催
いたします。
▪開会のあいさつ
穂積 秀雄 新潟工科大学 名誉教授
▪日本鉄鋼協会 13:05 〜 14:05
①構造用鋼材の発展(厚板)
田中 睦人 新日鐵住金株式会社
②構造用鋼材の発展(形鋼)
青木 秀未 JFE スチール株式会社
▪日本鋼構造協会 14:15 〜 16:15
建築①設計技術の変遷と作品
日建設計) 常木 康弘 (一社)日本建築構造技術者協会((株)
土木①設計技術の変遷とプロジェクト 平原 伸幸 (株)ブリッジ・エンジニアリング(元本四公団)
建築②加工技術と建設技術の変遷
鉄骨建設業協会
松下 眞治 (一社)
土木②加工技術と建設技術の変遷
日本橋梁建設協会(宮地エンジニアリング
(株)
)
村上 貴紀 (一社)
▪パネルディスカッション 16:25 〜 17:15 「より高度な要求と将来展望」
▪まとめと閉会の挨拶
聴講料:会員 2,000 円 非会員 3,000 円
岩崎 英治 長岡技術科学大学 教授