「中国 法務戦略セミナー」開催のご案内 本年8月に中国商務部から発表された2015年上期の世界における対中投資は前年同期比 8.02%と増加する中、日本からの投資は減少傾向にありました。中国進出企業の多くが、世 界や中国国内の経済環境、中国の関連法令・政策の変化、現地事業の状況などに迅速に対応 して、事業拡大や買収、再編・撤退を行っていることと存じます。 そこで、当法人では、長年にわたって第一線で多数の日系企業の買収、再編・撤退案件に 携わってこられ、豊富な経験を有しておられる中国弁護士の劉新宇氏を講師にお招きし、関 連の法制度、ビジネス実務として注意すべき点などについて、具体例を踏まえて解説してい ただくことといたしました。あわせて、商業賄賂規制分野についてもテーマとして取り上げ、 実用的、効果的、予防的なコンプライアンス業務を進める上で役立つ情報を提供いたします。 中国事業担当者、国際法務担当者、海外監査関係者など実務に関わる方々にご参加いただ きたく、下記の通り、ご案内申しあげます。 記 1.開催日時、テーマ(全2回) 回 開催日 2016 年1月 12 日(火) 14:00~17:00 2016 年2月2日(火) 第2回 14:00~16:00 第1回 テーマ 中国進出企業の買収・再編・撤退の最新実務 中国商業賄賂規制のケーススタディ(書籍配付) ※会場は両日とも、経団連会館 5 階会議室(東京都千代田区大手町 1-3-2) 2.講 師 北京市金杜法律事務所パートナー 中国弁護士 劉 新宇 様 3.対 象 経団連会員企業・団体 中国業務担当者、国際法務担当者の方々 4.定 員 50 名(先着順、当日の代理出席は可) 5.参加費 各回 1 名様 18,360 円(17,000 円+消費税 1,360 円、含 資料代・書籍代) [申込要領]①別紙2「参加申込書」に必要事項をご記入のうえ、第1回は1月 5 日、第 2 回は 1 月 26 日までに、FAXにてお申込みください。申込書受領後に請求書をご送付いたします ②参加費は、請求書記載の銀行に、開催日前日までにお振込ください なお、振込手数料につきましては、ご負担願います ③キャンセル料(1名様分) : (但し、日数は営業日。土日祭日は日数に含まれない) 申込締切日以降は、3,672 円(3,400 円+消費税 272 円)を申し受けます 開催日前日・当日のお取消しは、参加費全額を申し受けます(配付資料等は後日送付) ④事前に、出欠確認等のご連絡をする場合がございますので、申込書所定欄にメールアドレ スのご記入をお願い申しあげます [本件問合せ先] 経団連事業サービス(竹川、長沢) TEL:03-6741-0042 FAX:03-6741-0052 1 E-mail: [email protected] (別紙1) 「中国法務戦略セミナー」講義概要 第1回 2016 年1月 12 日(火)14:00~17:00 経団連会館 503 号室 中国進出企業の買収・再編・撤退の最新実務 ≪概要≫ 中国国内および世界経済が著しく変化する中、様々な要因により在中日系企業が事業再編 や撤退を迫られるケースも少なくありません。その一方で、今後の事業拡大を視野に入れ、 積極的に出資持分買収、事業回収、会社合併・分割等を進める企業も見受けられます。 そこで、第1回は以下の構成で、中国において買収、再編、撤退を行うにあたっての注意 点などを具体的な事例を交え実務的な観点から解説いただきます。 1.外資系企業の買収、再編・撤退の背景と動向 2.外資系企業の買収、再編・撤退の方法、問題の所在とリスク回避 3.中国におけるデュー・デリジェンス調査の実態と問題所在 4.買収契約作成の留意点 5、出資持分譲渡と事業譲渡 6、会社解散・清算 7.再編・撤退に伴う人員の削減・調整 第2回 2016 年2月2日(火)14:00~16:00 経団連会館 502号室 中国商業賄賂規制のケーススタディ ――営業利益を確保するための法令遵守、接待・贈答との境界 ≪概要≫ 近年の中国では「商業賄賂」の摘発が強化され、日系企業関連の事件も増加傾向にあり ます。中国法上の「商業賄賂」は、その行為主体が公務員に限定されず、民間企業の取引 においても成立し、また、中国には独特の商慣習が存在することもあって、日本人駐在員 すべてが贈収賄のリスクと隣り合わせにあるといえます。そこで、第2回は以下の構成で、 講師が監修を務めた所属事務所編『中国商業賄賂規制コンプライアンスの実務』 (2015年) も参考に、豊富な事例に基づき注意点、予防・対応策を解説いただきます。 1.中国「商業賄賂」をめぐる基礎知識 2.商業賄賂摘発の最新動向及び習金平新体制下の規制強化 3.ケーススタディで読み解く実務的な諸問題 事例1:リベートと割引 事例4:景品の取扱 事例2:贈答行為 事例5:寄贈、スポンサー 事例7:販売宣伝活動の方法 事例10:代理店の起用と管理 事例3:飲食・研修(旅行) 事例6:販売契約の有効性の保持 事例8:コミッション 事例9:シンポジウム、国際会議の参加 事例11:日本人駐在員の管理責任、従業員の活動 4.日常経営における商業賄賂の防止策と調査・捜査時の対応策 5.政府当局への対応・働きかけの方法 2 [劉弁護士略歴] 上海復旦大学法学部卒業、早稲田大学大学院修了、修士(法学)。1990年、中国労働部(省) 入省、同部直轄の大手企業で総務副部長、法務部長を歴任。1995年より弁護士として活動。 2001年、丸紅(株)法務部中国法顧問、2005年に中国最大規模の渉外法律事務所である北京市 金杜法律事務所パートナーに転じ現在に到る。 多数の日本企業の中国法顧問を担当し、主に外国投資、M&A、国際貿易、コンプライアン ス、渉外訴訟・仲裁等に携わる。弁護士のほか、中国政法大学大学院特任教授、中華全国弁 護士協会国際業務委員会委員、中国人民大学法学院税関・外為法研究所所長、中国国際経済 貿易仲裁委員会仲裁人、一般社団法人日本商事仲裁協会名簿仲裁人、中国社会科学院法学研 究所私法研究センター研究員としても活躍。 『中国赴任者のための法務相談事例集』 (監修、 2010年、商事法務)の監修、 『中国専門家が語る最新チャイナビジネス』 (2010年、日外協)、 『事例でわかる国際企業法務入門』(2012年、中央経済社)の共同執筆のほか、再編・撤退 に関しては『中国進出企業 再編・撤退の実務』(編著、2012年、商事法務)、自身が監修 を務めた『中国商業賄賂規制コンプライアンスの実務』 (北京市金杜法律事務所編、2015年、 商事法務)など刊行、発表された書籍、論文は多数に上る。 以上 3 (別紙 2) 送信先: FAX 03-6741-0052 経団連事業サービス 研修グループ 竹川 行 「中国法務戦略セミナー」参加申込書 御社名 所在地 〒 ご参加者 ご所属/お役職名: (ご参加される回をチェッ ご芳名: クしてください) T E L: □第 1 回 □第2回 E-mail: ご参加者 ご所属/お役職名: (ご参加される回をチェッ ご芳名: クしてください) T E L: □第 1 回 □第2回 E-mail: ご連絡担当者 ご所属/お役職名: (ご参加者と異なる場合 のみご記入ください) ご芳名: T E L: 各回、出欠確認等をお送りい E-mail: たしますので、 メールアドレスのご記入をお願い ※本欄ご記入の場合、請求書・事前連絡等の送り先とさせていただきます いたします。 備 考 ご参加回と参加費 *1名様分、税込 該当項目の□欄に チェック願います ※ご請求先が上記と異なる場合は、本欄にご記入ください ※ご参加回にチェック願います □第1回 1/12(火) □第 2 回 2/2(火) 計 1 回 18,360 円 × 回× 名 = 円 参加費のお支払方法:参加申込書受領後、「請求書」をお送り申しあげます。 ※お預かりしました個人情報は、経団連事業サービスの個人情報保護規程に基づき、安全かつ適正に管理いたします。 ※E-mail をご記入いただいた方には、経団連事業サービスよりメールにてセミナー等のご案内をさせていただきます。 HP 4
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