2014 年 12 月 28 日(日) た く し ひーじゃー 首里城お水取り行事(澤岻 樋 川 )(浦添市沢岻) ※地名と樋川どちらも「たくし」と読みますが、標記は違います。 体験記者:湧き水 fun 倶楽部 年末に行われたお水取り行事について、12月28日に浦添市役所と澤岻樋川(たくしひーじゃー)で 行われた様子について紹介します。 へ ど うっかー 12月20日に国頭村の辺戸大川で汲まれた若水が役伝により浦添市に到着し、 「あやかり若水贈呈」 の儀が行われました。 今回の式典は、『「首里城お水取り行事」で取水した聖水(若水)を宿次役走者(7 名/組)に よって ち ふ じ ん うどぅんあと 役伝(えきでん)で那覇市首里(聞得大君御殿跡・首里中学校)まで 運搬し、「首里城への美御水の奉納 祭(献上式)」へ引き継ぐ。 途中、運搬役伝で通過する市町村(国頭、名護、恩納、読谷、浦添)と到着 地 の那覇市へ「あやかり若水」の贈呈セレモニーを行う』(「首里.com」HPより引用)というものです。 国頭からの役伝が浦添市役所に到着。 贈呈を受けるのは、浦添市の比嘉市民部長。そして、首里城へ向けて出発します。 それから約2時間後、浦添の沢岻でもお水取り行事が行われました。 王様に献上されるお水は、辺戸大川のお水と、首里城から見てその年の吉方にあたる湧き水から汲ま れたお水を奉納されていたそうですが、今ではこの沢岻樋川以外に汲める場所がないために、毎年ここ から汲まれるお水が使われています。 この沢岻樋川の水と、辺戸大川の水は首里の円覚寺に奉納され、首里城に献上されたそうです。 【参考情報】(浦添市教育委会資料より引用) この泉は 1000 年あまりの歴史があると言われています。 沢岻部落発祥の頃から地域の住民に重宝され、子供が産まれ たときには産水を授かったという由緒ある泉です。 琉球王朝時代の頃は、風水の方位が「亥の吉方」で水質も良 いので、正月の朝、国王の長寿・繁栄を祈願して「若水」とし て献上された名泉として広く知られています。 【周辺情報】 所在地:浦添市字 沢岻 461−3 駐車場:無し 交通: バス停「沢岻」より徒歩 5 分程度 トイレ:無し 概略位置図(沢岻樋川): 【参考アドレス】 湧き水fun倶楽部 活動記録(http://wakimizufun.ti-da.net/)
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