平成27年6月号 (ファイル名:safetynews201506 サイズ

発行:米原市防犯自治会
(米原市防災危機管理課
2015.06
電話52-6630)
6月号
地域安全ニュース
道路交通法が改正されました!
■違反を繰り返す自転車の利用者に「自動車運転者講習」を義務づけ
平成27年6月1日から、交通の危険を生じさせる違反を繰り
返す自転車の運転者には、安全運転を行わせるため講習の
受講が義務づけられます(子どもでも14歳以上は対象)。
交通の危険を生じさせる違反とは、たとえば「信号無視」「一
時不停止」「遮断踏切立ち入り」「酒酔い運転」など右の14項目
の違反をさします。
これらの違反を3年以内に2回以上繰り返す自転車利用者に
講習の受講を義務づけ、未受講者は罰金刑が適用されます。
(※平成27年6月1日以降の違反行為が対象となります)
※ 安全運転義務違反とは、自転車側の過失に
よって人身事故が起きたような場合に、多くの違反が
該当すると考えられます。例えばスマートフォンを
見ながら自転車を運転していて歩行者と衝突する
ようなケースです。
1
信号無視
2
通行禁止違反
3 歩行者用道路徐行違反
8
交差点優先車妨害等
9
環状交差点の安全進行
義務違反
10 指定場所一時不停止等
11
歩道通行時の通行方法
違反
4
通行区分違反
5
路側帯通行時の歩行者
通行妨害
12 ブレーキ不良自転車運転
6
遮断踏切立入り
13 酒酔い運転
7
交差点安全進行義務
違反等
14 安全運転義務違反
5月末現在の犯罪件数
凶悪犯
粗暴犯
窃盗犯
知能犯
風俗犯
その他の
刑法犯
合計
平成27年
1件
5件
71件
6件
1件
24件
108件
平成26年
0件
11件
61件
7件
1件
16件
96件
+1件
-6件
+10件
-1件
0件
+8件
+12件
増減
● 犯罪情勢について
前年に比べて犯罪が増加しています。増加の原因は、
乗物盗が増加しており、窃盗犯71件のうち20件が乗物
盗となっています。中でも自転車盗は前年比 8件増と
なっています。自宅や出先、
ちょっとした時間でもしっかり鍵を
かける習慣をつけましょう。
市内で不審な電話多発!
市役所職員や、警察官などをかたり、「一人暮らしか?家
族構成は?」などを問い合わせる電話が多発しています。
一人暮らしを確認するような電話は詐欺の予兆電話と考
えられますので、そのような電話があれば、誰かに相談す
るとともに米原消費生活相談窓口(電話52-8088)または、
米原警察署(電話52-0110)まで御相談下さい。
また、全国的に年金情報流出問題に乗じた年金調査な
どといった電話も増えています。そのような電話は詐欺の
可能性がありますのでご注意ください。
年間通して振り込め詐欺などの特殊詐欺が発生しています。
多くの人は、「私は大丈夫!だまされない!」と思っています
が、詐欺グループは言葉巧みにあの手この手でだまそうとし
ます。次は、あなたが狙われるかもしれません。
個人ができる防止策としては(1)電話でお金の話が出たら、
まず疑う(2)次に事実を確認(3)自分だけで抱え込まずに誰
かに必ず相談する― という三つのポイントが挙げられます。
不審な電話がかかってきたら、まず冷静になって確認や相談
をすることが、被害防止の第一歩です。
年金支給日に特殊
詐欺防止啓発実施!
滋賀県内における特殊詐欺被害は、5月末現在で35件
(被害額約1億3,770万円)の発生でしたが、6月に入っ
て11日までに主に高齢者を対象に6件(被害額約1,493
万円)発生して多発傾向にあります。また、年金情報の流
出に伴う不審電話の相談が相次いで寄せられるなど、今
後も被害の拡大が懸念されることから、6月15日(金曜日)
市内の量販店で特殊詐欺の啓発運動を実施しました。