お 父親のPTA活動参加について -PTA活動へのご協力、ありがとう

妙典小だより
4月臨時号(平成27年4月22日)
市川市立妙典小学校
お 父親のPTA活動参加について
校長 片野 良治
PTA活動に、父親の参加が強く求められるようになったのは、特に中学校において、荒れる生徒に対処す
るために学校への父親の関与が必要であったからです。そこで、
「おやじの会」が誕生していきます。一方、
小学校では、むしろPTA活動や学校行事へのお手伝い役として、父親の関わりが要請されました。
私が、以前、勤めた学校では、父親が参加する場面が数多く用意されていました。夏祭りでは焼きそばを
作ったり、氷を削ったり。また、秋祭りでは親子でバスケットやサッカーに興じる等々。親子クリーン作戦
や運動会での準備・後片付けなどのお手伝いもありましたが、それぞれの父親が時間を割いて、何かしら関
わりを持っておられました。そして、こうした関わりの中から、何か一緒になって体を動かそう(出て来た
腹を引っ込めよう)ということで「おやじバスケット」チームが誕生し、また折にふれて集まってはボーリ
ングをしたり、飲み会を開いたりしています。学校を介して集まった父親同士が、子どもが卒業した後も、
自分たちの「楽しみ」のために結び付いています。
このように、父親が学校のさまざまな活動に関わっていくことは、家庭と学校とが手を携えて児童の成長
を育む上で大事なことです。しかし、義務感だけで「お手伝い役」として関わっていくのでは、長続きして
いかないのも無理からぬことです。PTA活動に関わることで、父親同士の仲間ができること、そして楽し
めるものに変えていくこと、それが父親の積極的なPTA活動のために必要なことだと思います。
―学校説明会での校長の話ー
本校の学校教育目標は「心豊かに 考えぬく子の育成」です。この意図するところは、学校の教育活動の
根本は授業にあるということです。そして、授業とは、人との関わり方を知り、知・徳・体を磨き、自己を
生かす術を学ぶことです。他の児童との学びの中で、常に自分自身を高めようとすることに挑戦する児童を
育てていきたいと思います。
これは、端的な言葉で言えば、何か「やりたがり」の気持ちを持った児童を育てていきたいということで
す。児童の眼は、いわゆる良い授業を求めています。そのために、私たち教員は、児童が自らの課題を持っ
て学習に取り組んでいけるように、教材との出合わせ方を大切にしたいと考えています。さらに、こうした
事柄を可能にする基盤として活用したいのが「妙典スタンダード」です。これによって、家庭及び学校での
生活・学習の望ましい習慣づくりに役立てたいと思います。
ところで、PTAは、その名の通り、
「保護者」と「教職員」の会であり、各々の責任と、相互の信頼関係
の下に組織されるものです。
① 家庭と学校との信頼関係は、児童に対する適切な教育活動によって作られる。
② PTAの会員である保護者と教職員は、より優れた人的環境であることが大切である。
これらを実現するためには、保護者の皆様と教職員とが、できる限り
新しい、用務員さん
同じ方向性を持って、それぞれの立場から教育に当たることが必要です。
4月10日付けで、決まってい
したがって、保護者の皆様には、本校の教育活動に大いに関心を持って
なかった用務員として
「板﨑誠治
いただき、対話を通して課題を解決していけるようにお願いしたいと思
います。話し合いを繰り返し、共に汗を流すことで、できる限り同じ考 (いたざきまさはる)」さんが着任し
ましたのでお知らせします。
え方で児童の教育に当たっていくことが大切であると信じています。
-PTA活動へのご協力、ありがとうございます-
4月13日(月)のオープンスクールと学級懇談会には、多
くの保護者の皆様のご参加をいただき、ありがとうございまし
た。児童の緊張した面持ちが微笑ましく感じられました。
その中で、学級のPTA役員としてご協力をいただいた皆様
には、重ね重ねお礼を申し上げます。学級での役員を受けてく
ださった方々は、
「役は受けたくない」という思いがありなが
らも、そして忙しい中であるにもかかわらず、
「他になり手の
方がいなかったから仕方なく」
「担任の先生に気持ちよくスタ
ートを切ってほしいから」などの理由で受けてくださったのだ
ろうと思います。私たちは、こうして役員を引き受けてくださ
った皆様の気持ちを重く受け止めて参りたいと思います。
☆交通安全教室★
4月14日(火)に1年生(歩行)と4
年生(自転車)は交通安全教室を行いまし
た。
「右、左を遠くまでよく見て。手をま
っすぐ高く上げて」と交通指導員の方から
話を聞いた1年
生は、雨が降っ
ていたため、ア
リーナで実際に
道路を横断する
練習を行いまし
た。