2015 年 4 月国際プログラム・アソシエイト (海外大学在籍者)募集要項

2015 年 4 月 1 日
2015 年 4 月国際プログラム・アソシエイト (海外大学在籍者)募集要項
1. 制度の趣旨
国際プログラム・アソシエイト制度(IPA)は、理研が国内外の大学等と協力して優秀な学生の発掘及び
育成を行うとともに、機関間の連携を深め、国際的な研究推進のためのネットワークを構築することを
目的とし、国内外の大学院博士課程に在籍する外国籍を有する若手研究者を受け入れ、研究指導する制
度である。
2.本制度の対象となる分野
理研において研究指導が可能な物理学、化学、工学、生物学または医科学等の科学技術分野
3.受入予定人数
8 名程度を予定
4. 応募者
応募者は、受入れに関する責任者となる受入れ研究室の主宰者(PI)とする。応募者は、申請前に十分に
IPA 候補者および候補者の在籍機関の指導教官に本プログラムを説明し、双方の承諾を得たうえで、応募
すること。
5. 指導担当研究者
指導担当研究者は、IPA を直接に研究指導する者とする。なお、
「応募者」と「指導担当研究者」は同
一人物でも可とする。指導担当研究者は、理研を本務とする常勤の研究者(ポスドクおよびポスドク相当
の者を含まず)であり、学生の受入期間中責任をもって指導できる者とする。
6. 受け入れ研究室等
IPA を受け入れることができる研究室等は次のとおり。
 最低限1年間以上の受け入れが可能であり、かつ受入れ希望期間に亘っての受入れが可能であ
ること(受入希望期間中に研究室等が終了する場合は、受入れ不可)
 応募者が主体的に研究活動を実施している研究室等であること。
 指導担当研究者が所属している研究室等であること。
7.
IPA の対象者(候補者)
*(1)
(2)のいずれも満たす者
(1)受入開始日までに海外の大学院博士(後期)課程に在籍する外国籍の者
(2)以下に該当する者
ア) 理研と国際連携大学院協定*1 を締結している(もしくは締結予定の)大学院の博士後期課程に在
籍(見込みを含む)する者で、かつ理研で研究指導を受けることについて在籍する大学院から許
可を得られる者
イ) センター枠*2 を利用する場合、所属する研究センター等からの推薦を受けている者
ウ)機関特別協定枠*3 を利用する場合、事前に外務・研究調整部研究人材育成課から承認を得てい
る者
エ)候補者の英語能力、実施テーマのマッチング、研究室等への適応能力等を、応募者が候補者と
面接して確認している者
オ) 受入時に他の公的機関の若手研究者育成制度*4 に採用されていない者
*1 適用される国際連携大学院協定は、当該制度の所内向けホームページ「4. 現在の連携先一覧」に記載
(下記 URL 参照)。なお、受入開始日までに国際連携大学院協定が締結されていることが必要。国際
連携大学院協定がない海外大学・研究機関の大学院生を受入れたい場合には、必ず応募前に外務・研
究調整部研究人材育成課に相談すること。
http://common.intra.riken.jp/gro/ja/programs/ipa.html
*2 センター枠対象機関からの応募は、原則、各研究センター1 名/年である。センター枠を利用する場合
は、必ず所属する研究センター推進室に応募を希望する旨連絡すること。
*3 機関特別協定枠(戦略枠)対象機関からの応募はセンター枠に含まれず、各機関に別途枠数が定めら
れている。
*4 他の公的機関における若手研究者育成制度の例:日本政府(文部科学省)奨学金留学生、日本学術
振興会、特別研究員 DC 等。
8.受入先
理研内の受入研究室の所在地。
9. 受入期間
受入期間は 1 年~3 年とする。ただし、受入期間中に博士号を取得した場合、または大学院を中途退学
した場合は、その時点をもって受入を終了する。
10.受入形態
理研の研究者の指導のもとで研究を行うために本プログラム参加者として受け入れるものである。
(理
研との雇用関係はない)
11. 待遇等
IPA は下記の待遇とする。ただし、協定によっては、費用の一部を連携大学・研究機関が負担する場合
がある。候補者が理研以外の大学/研究機関から奨学金等の経済的支援を受けている場合は、理研からの
支給額は理研以外から受けた支援分が減額される。宿舎光熱費・国民健康保険については学生個人が負
担する。
(1)滞在費*1
日額 5,200 円
(2)宿舎
構内住宅を無償で提供。構内住宅が利用できない場合は宿舎費を実費支給
(月額上限 7 万円まで)
(3)旅費
来所時および帰国時の往復旅費を実費支給(1 回分)
(4)保険
傷害保険を理研で付保
(3)休養日
休日は、土日祝日、年末年始(12/29-1/3)、当研究所設立記念日、その他
研究所が定める休日。上記に加え、所属長が許可すれば、年間 20 日程度
の休養日を取得することができる。
その他、当研究所規程による。
*1 滞在費は、IPA が理研で研究指導を受けるに当たり、理研に滞在するために支払われる手当である。
大学の用務および私用で国内を離れる場合には支給されない。
12. 応募申請、審査、受入について
(1)応募申請
応募者は下記募集スケジュールに沿って応募書類を準備し、外務・研究調整部研究人材育成課国
際プログラム・アソシエイト担当に提出する。応募書類は当該制度の所内向けホームページよりダ
ウンロード可能。書式は必ず最新のものを使用すること。
募集・選考スケジュール【2015 年 4 月募集】
募集開始
4 月 1 日(水)
募集締め切り
4 月 30 日(木)午後 5 時必着
書類審査
5月
審査結果通知
5 月末
受入開始日
10 月~2016 年 3 月
※受入開始日は、ビザ取得手続き等にかかる時間や研究計画を十分に考慮し、
余裕のある日程を設定すること。設定後の変更は原則として行わない。受入時
期の希望についてはなるべく研究室の意向に沿うが、協定の締結状況やビザ取
得状況によっては調整が必要になる可能性がある。
(2)審査
提出書類[1]をもとに書類審査を行う。IPA 応募申請書と研究計画書を除く各種書類は、応募時点
ではコピー提出も可とするが、受入決定後、すみやかに原本を提出すること。何らかの事情で提出
書類が準備できない場合は、事前に外務・研究調整部研究人材育成課国際プログラム・アソシエイ
ト担当に相談すること。
(3)受入
受入決定後、協定の締結状況やビザ取得にかかる時間、研究計画を考慮して受入開始日を設定し、
提出書類[2]を外務・研究調整部研究人材育成課国際プログラム・アソシエイト担当に提出する。
提出書類
応募申請書(書式あり)
研究計画書(書式あり)
候補者の CV(書式あり)
博士課程の在籍証明書(英文)
学部および修士の卒業(見込み)証明書(英文)
学部および修士の成績証明書(英文)
英語能力の証明書
(該当者のみ、奨学金受給証明書)
写真(4×3cm) 1 枚*1*2
パスポートの写し(顔写真のあるページ)
受入願(書式あり)
健康診断書
受入同意書(書式あり)
海外旅行総合保険同意書(書式/見本あり)
[1]
応募
書類
[2]
受入
書類
原本
原本
原本
原本
JPEG, GIF, PNG 等の拡張子のファイル
コピー
原本
原本
原本
原本
※IPA 担当者にお求めください
※IPA 担当者にお求めください
*1 これまでは応募書類として写真を 2 枚(Visa 用および ID カード用) を提出してもらい、受入決定後のビザ
申請書類を当課より受入書類とともに研究支援部に提出してきたが、2014 年度 10 月募集分よりビザ申請
および ID カード発行に関する手続きについて各研究支援部のウェブページを確認の上、必要書類を直接
研究支援部に提出することとしている。
*2 この写真は当課が発行する若手研ニュースの新規着任者紹介欄にも使用する。写真の掲載不可、別写真で
の掲載希望等あれば、その旨連絡すること。
13.提出先及び問合せ先
国立研究開発法人 理化学研究所 外務・研究調整部 研究人材育成課
国際プログラム・アソシエイト担当
〒351-0198 埼玉県和光市広沢 2 番 1 号
Email: [email protected]
HP: http://common.intra.riken.jp/gro/ja/programs/
※ 応募状況、審査の詳細に関する問い合わせは一切受け付けない。
14. 個人情報の取扱について
提出書類は、国立研究開発法人理化学研究所個人情報保護規程に則り厳重に管理し、受入審査の用途
に限り使用される。これらの個人情報は正当な理由なく第三者への開示、譲渡及び貸与することは一切
ない。
15. その他
・提出書類等は一切返却しない。
・提出書類に不備がある場合は受理しないことがある。
・本募集要項の内容は政府関係予算の成立を前提としており、事情により変更されることがある。
IPA 応募書類 記入要領
応募書類は、格別指定がない限り、日本語又は英語で記載すること。
1. 国際プログラム・アソシエイト応募申請書 [原本 1 部]
・応募申請書は応募者(PI)が記入すること。
・候補者氏名は省略せず、パスポートにある表記のとおり記入する。パスポート上、名前(Given name)
とミドルネームの区別がない、または名字(Family name)と名前(Given name) の区別がない場合は、
研究計画書に揃えること。フリガナは本人に確認の上、記入する(ミドルネームを含め)。
・候補者の在籍大学・研究科名は省略せず、正確に記入する。
・複数の研究室を主宰する PI の場合、どの研究室で受け入れるか明確にする。
2. 国際プログラム・アソシエイト研究計画書 [原本 1 部]
・研究計画書は双方の指導者と相談の上、候補者本人が記入すること。ただし、Signature ページは応
募者(PI)、指導担当研究者、先方指導教官および候補者が記入すること。
・研究計画書は両面印刷で A4 紙 2 枚以内であること。Signature ページには Signature のみあるように
すること。
・候補者氏名は省略せず、パスポートにある表記のとおり記入する。パスポート上、名前(Given name)
とミドルネームの区別がない、または名字(Family name)と名前(Given name) の区別がない場合は、
候補者の判断で記入してもかまわない。
・University address 欄は、在籍中または在籍予定の大学・研究室の情報を記入する。
・研究計画は専門分野外の人でも理解できるように、わかりやすく簡潔に書くこと。必要ならば図表
を記入してもよい。
・Signatures の先方大学欄には、該当する大学名を記入する。
3. 候補者 CV [原本 1 部]
・CV は候補者本人が記入すること。
・候補者氏名は省略せず、パスポートにある表記のとおり記入する。パスポート上、名前(Given name)
とミドルネームの区別がない、または名字(Family name)と名前(Given name) の区別がない場合は、
候補者の判断で、記入してもかまわない。
・在籍大学・研究科・研究室名は省略せず、正確に記入する。
・学歴および職歴欄が足りない場合は、両面印刷で A4 紙 1 枚に収まる範囲で欄を足すか、別紙を添付
する。
・学会誌等に発表した論文は、著者名、所属、題名、掲載誌名、年月、巻号およびページを記入する。
投稿中の論文は「投稿中」と注記する ( 受理されたものに限る ) 。
・学会等における口頭発表は、共同研究者名、所属、題名、発表した学会名、場所および年月を記入
する。
4. 博士課程在籍証明書[原本 1 部]
・在籍証明書は英文で記載されているものとする。英文の証明書の発行が困難な場合は、英文翻訳し
たものを準備し、原本と内容に相違がないことを在籍大学/機関に証明してもらうこと。証明書の原
本が 1 つしか作成されない場合は、在籍大学/機関が原本と相違がないと認めたコピーを提出するこ
と(Certified copy)。
・候補者が応募時点では博士課程に在籍していない場合、博士課程への入学が確約されていることが
わかる書類(オファーレター、先方指導者からの受入証明レター等)を代わりに提出し、入学後すみや
かに原本を提出すること。
・大学/機関のレターヘッド、日付、調印者の名前と身分、公印もしくは署名があること。E-issue も可
とする。
この書類は審査のみに使用する。査証申請が必要な場合には、別途、原本が必要となる(証明書
類の有効期限(3 か月)に注意)
。手続きの詳細については、各支援部担当課に確認すること。
5. 学部および修士の卒業(見込み)証明書[原本 1 部]
・卒業(見込み)証明書は英文で記載されているものとする。英文の証明書の発行が困難な場合は、英文
翻訳したものを準備し、原本と内容に相違がないことを在籍大学/機関に証明してもらうこと。証明
書の原本が 1 つしか作成されない場合は、在籍大学/機関が原本と相違がないと認めたコピーを提出
すること(Certified copy)。
・大学/機関のレターヘッド、日付、調印者の名前と身分、公印もしくは署名があること。E-issue も可
とする。
6. 学部および修士の成績証明書[原本 1 部]
・成績証明書は英文で記載されているものとする。英文の証明書の発行が困難な場合は、英文翻訳し
たものを準備し、原本と内容に相違がないことを在籍大学/機関に証明してもらうこと。証明書の原
本が 1 つしか作成されない場合は、在籍大学/機関が原本と相違がないと認めたコピーを提出するこ
と(Certified copy)。
・大学/機関のレターヘッド、日付、公印もしくは署名があること。E-issue も可とする。
7. 英語能力証明書[原本 1 部]
・英語能力証明書は英文で記載されているものとする。
・英語能力証明書は TOEIC、TOEFL、IELTS もしくはこれに換算できるスコアとする。英語が母語あるい
はそれに準じる言語である国の国民の場合は、英語力の証明を必要としない(公用語であっても母語と言
えない場合は必要)。
・有効期限が終了した証明書は、終了後 2 年以内のものであれば受け付ける。
8. 奨学金受給証明書(該当者のみ)[原本 1 部]
・奨学金受給証明書は英文で記載されているものとする。英文の証明書の発行が困難な場合は、英文
翻訳したものを準備し、原本と内容に相違がないことを発行元もしくは在籍大学/機関に証明しても
らうこと。証明書の原本が 1 つしか作成されない場合は、在籍大学/機関が原本と相違がないと認め
たコピーを提出すること(Certified copy)。
・奨学金受給証明書は最新のものを提出すること。また、支給額が年によって変更される場合はその
旨 IPA 担当に連絡し、変更の都度、新しい奨学金受給証明書を提出すること。
この書類は審査のみに使用する。査証申請が必要な場合には、別途、原本が必要となる(証明書
類の有効期限(3 か月)に注意)
。手続きの詳細については、各支援部担当課に確認すること。
9. 写真[電子ファイル]
・JPEG, GIF, PNG 等の拡張子の電子ファイルで提出すること。
10. パスポートの写し
・顔写真のあるページのコピーを提出すること。
様式は外務・研究調整部所内ウェブページ(http://common.intra.riken.jp/gro/ja/programs/)よりダウンロード
の上、記入して提出のこと。直筆・タイプは不問。すべての書類は応募者が取りまとめて提出すること。
提出方法
応募者は角 2 号の封筒に提出書類一式を入れ、表面に候補者氏名、受入研究室名、応募者(PI)氏名を書い
て、提出先 (募集要項 提出先及び問合せ先を参照 ) へ応募期限までに持参または送付すること。