SHOOT… SELECT… DEVELOP… PC 撮影専用ソフトウエア HS-V5 for Windows® Super Guide Book スーパーガイドブック HS-V5 でできること Hyper-Utility3 で PC を使った撮影を行う Hyper-Utility3 で整理・加工・印刷などを行う Hyper-Utility3 から他の RAW 現像ソフトにデータを送り込む Hyper-Utility Software HS-V5 Hyper-Utility3 撮影機能でできること 撮影機能対応カメラ 対応カメラ (2015 年 1 月現在) FUJIFILM X-T1/ X-T1GS(ファームウエア 3.10 以降 ) FinePix S5 Pro カメラとパソコンを USB で接続し、パソコンからカメラを制御したり、 カメラで撮影した画像を自動的にパソコンへ転送したりできます。 ■ コントロールモードの違い カメラ コントロールモード 撮影データをパソコンへ 自動転送 ※ 以下は主に X-T1 の撮影機能について説明いたします。 カメラコントロールモード パソコンを外部記憶装置として利用する動作モードです。 撮影操作はカメラ本体で行います。カメラで撮影した撮影画像は パソコンのハードディスクへ自動的に転送されます。 PC コントロールモード パソコンからカメラを 遠隔操作 パソコンとの接続 専用の USB ケーブルを使い、パソコンとカメラを接続します。 AC アダプターの接続 撮影データをパソコンへ 自動転送 万一の電池切れに備え、別売の AC アダプターの使用をおすすめします。 FUJIFILM X-T1 をご使用の場合は縦位置バッテリーグリップ VG-XT1、 DC カプラー CP-W126、AC パワーアダプター AC-9V をご使用ください。 FinePix S5 Pro をご使用の場合は AC-135VN をお使いください。 ■ パソコンとカメラの接続と設定 <カメラの設定> PC コントロールモード セットアップ画面で「USB モード」から接続方法を選択します。 USB モードについて パソコンから撮影する動作モードです。主要なカメラ設定が ・MTP(PTP): カメラと PC を USB ケーブルで接続し、カメラに挿入されているメモリーカードのデータを PC に取り込む ときに設定します ( 工場出荷時設定 )。 パソコンから行えるほか、遠隔操作も可能です。 一定間隔で自動撮影するインターバルタイマー撮影も可能です。 撮影したデータはパソコンのハードディスクへ自動的に転送されます。 ※画面は FUJIFILM X-T1 のセットアップ画面です。 ・PC SHOOT 自動 : カメラと PC を USB ケーブ ル で 接 続 すると、自動 的に PC 撮 影 のモードになります。PC 上 の 撮 影 ソフトと同時にご使用いただくと、撮影画像は自動的に PC に転送、保存されます。HS-V5 の初期設定では、撮影画像は カメラのメモリーカードに記録されませんのでご注意ください*。カメラと PC を USB ケーブルで接続していないときは、 通常通りカメラとしてご使用いただけますが、カメラに挿入されているメモリーカードのデータを PC に取り込む機能は ご使用いただけません。 ・PC SHOOT 固定 : カメラは常に PC 撮影専用のモードになります。カメラと PC を USB ケーブルで接続する以前に撮影した 画像も、PC に接続して撮影ソフトを立ち上げると、自動的に PC に転送、保存されます。HS-V5 の初期設定では、撮影画像は カメラのメモリーカードには記録されませんのでご注意ください*。 *メモリーカードへの記録方法は、画面右上のスパナマークのボタンをクリックすると表示される画面で設定してください。 –2– パソコンを利用しての撮影 パソコンを外部記憶装置として撮影する カメラを遠隔操作する カメラコントロールモードではパソコンを外部記憶装置として PC コントロール機能では接続したカメラの撮影設定と撮影を 利用できます。撮影操作はカメラで行います。 パソコン上でコントロールしてカメラを遠隔操作することができます。 ※ 以下は X-T1 を接続した場合の例です。 インターバルタイマー撮影をする インターバルタイマー撮影を行う際には、 ボタンをクリックします。 インターバルタイマー撮影では、撮影回数と撮影間隔を設定して 自動撮影することができるので、天体写真や動物の生態観測などの <カメラの設定を確認する> 撮影に最適です。 カメラ本体で現在設定されている撮影設定が画面で確認できます。 <撮影条件を設定する> <撮影条件を設定する> 撮影回数を設定します。 現在設定されている 露出モード 現在設定されている絞り値 露出条件の設定 現在設定されている シャッター速度 ・露出モード ・ISO 感度 ・シャッター速度 ・絞り値 ・露出補正 現在設定されている ISO 感度 現在設定されている 露出補正 ホワイトバランスの設定・表示 フィルムシミュレーションの 設定・表示 <撮影する> カメラ本体のシャッターボタンを押して撮影します。撮影した画像は ダイナミックレンジの設定・表示 パソコンのハードディスクに自動転送され、画面上にサムネイル表示 たくさんの画像を撮る場合には、チェックボックスを外しておくと正確 なインターバル撮影が可能です。 されます。 撮影回数と、撮影間隔の指定内容を確認して、[開始]ボタンをクリック 顔キレイナビの設定 するとインターバル撮影が開始されます。インターバル撮影中は、[開始] ボタンが[やめる]ボタンに変わります。インターバル撮影を中止するには、 [やめる]ボタンをクリックします。 シャッターボタン パソコンに自動転送された画像 設定条件の初期化、 保存、読み込み –3– 撮影機能の環境設定 撮影機能の動作設定 保存先フォルダの設定 保存ファイル名のルールを 変更することができます。 ボ タ ン を ク リ ッ ク し て、 転送画像の保存先フォルダを 保存先に指定したフォルダに変更されます。 指定します。 多目的文字列を保存フォルダ名に利用する この項目にチェックすると、指定した親フォルダ下に[多目的文字列]で入力した名前のサブフォルダを 作成し、そのフォルダ内に転送ファイルが保存されます。バーコードスキャナを利用して顧客の 写真注文管理などを行う際に便利です。 <多目的文字列の利用> [トップウィンドゥで多目的文字列入力を使用する]がオンになっているときは[多目的文字列]を入力できます。 フォルダは、[環境設定]で指定した親フォルダの下に自動的に作成されます。チェックボックスをオフにすると、 保存先フォルダを直接指定することができます。 コピーライト情報を設定する 転送画像保存時に、画像情報のそれぞれ コピーライト 1、コピーライト 2、 コメント情報に入力した名前(半角英数字のみ) [トップウィンドゥで多目的文字列入力を使用する] オンの場合 を記録できます。 [トップウィンドゥで多目的文字列入力を使用する] オフの場合 ※ 文字列はコピーライトやコメント情報にも利用することができます。 この項目にチェックしている間は、他のソフトウエアを同時に使用できなくなります。 <親フォルダの指定> コントロールエリア下部領域の使い方を切り替えます。 親フォルダの指定 –4– その他のHyper-Utility3でできること Hyper-Utility3(ハイパーユーティリティ 3)は、デジタルカメラで記録した静止画 / 動画 / 音声ファイルを パソコンに保存して、整理、加工、印刷なども行えるソフトウエアです。 ここでは簡単にその機能をご紹介します。 ファイル・フォルダを閲覧・整理する。 レイアウト選択エリア 作業エリア 静止画 / 動画 / 音声などの各ファイルおよび フォルダを、サムネイル表示でわかりやすく 確認できます。 サムネイルを高速表示する。 サムネイルデータを一時フォルダに データベース格納することで、 サムネイルを高速表示できます。 フォルダ ツリーエリア プレビュー エリア 2 枚の画像の比較を行う。 縦・横のプレビュー 2 画面モードで画像の 比較・確認ができます。 画像の解析を行う。 アシスタント ツールエリア 画像のヒストグラム(領域指定可能)表示や、 黒つぶれ・白とびなどの警告を表示でき、 画像のさまざまな解析が行えます。 画像情報の一括処理を行う。 撮影画像のコメント編集、ファイル名、 撮影日時などの情報を一括で編集できます。 その他豊富な機能。 プリント機能、コンタクトシートファイルの 作成機能、スライドショー機能など撮影データの 利用に必要な機能を用途に応じて使用できます。 ツールバーエリア –5– サムネイルエリア マーカー機能と画像の整理方法 ■ ツールバーの基本操作 画像にマーカーをつけて分類する 選択したサムネイル(ファイルまたはフォルダ)に対しての 画像に対して「赤」「青」「黄」の 3 色のマーカーを設定できます。 操作が行えます。 1 枚の画像に複数設定することもできます。 フォルダへ移動 移動先のフォルダを選択するための ダイアログを表示します。 フォルダへコピー コピー先のフォルダを選択するための ダイアログを表示します。 ゴミ箱へ移動 ファイルまたはフォルダをゴミ箱へ 移動します。 スライドショーで表示 選択された画像をスライドショー表示します。 プリント / コンタクトシート出力 他の RAW 現像 ソフトで変換する [プレビュー画像]を確認しながら、印刷の 設定を行う設定ダイアログが表示されます。 表示する画像をすべてサムネイルエリアで複数選択し、 [スライドショー]ボタンを押すとスライドショーが再生されます。 ショートカットキーを使用すると便利です(P17 参照)。 マーカー機能 赤マーカー PreviewPrint スライドショーでマーカーをつける 赤マーカーの 一括操作 青マーカー 黄マーカー 青マーカーの 一括操作 黄マーカーの 一括操作 マーカーの 設定 / 解除 一時停止 / 再生 1 つ前 / 後ろの画像を表示 スライドショーの 終了 スライドショーの設定 選択された画像をプリント / コンタクトシート に出力するための設定ダイアログを表示します。 RAW ファイルを別のアプリケーションで開くこと ができます。 <マーカーをつける / 解除する> ※画面右下の同様のボタンは、FinePix S5Pro よりも古いカメラが保存する RAW データに 対応した、現像機能です。 Exif Extractor RAW ファイルから、Exif-JPEG プレビュー 画像(撮影時のカメラ設定)を取り出せます。 CustomRendered TAG Modifier CustomRendered TAG Modifier(カスタム レンダードタグモディファイア)を起動します。 プリント時の自動画像補正の ON/OFF を切り 替えることができます。 ファイル名を変更 ファイル名を一括して変更するための ダイアログを表示します。 日付を編集 撮影日を一括して変更するための ダイアログを表示します。 コメントを編集 ファイルのコメントを一括して変更するため のダイアログを表示します。 形式を変えて保存 ファイルの保存形式およびファイルサイズを 一括して変更するためのダイアログを表示します。 環境設定 アイコンの表示 / 非表示や表示方法など Hyper-Utility3 の操作環境を設定できます。 <コントロールバーの操作> マーカーをつける画像を スライドショー実行中に プレビュー表示した状態で、 マウスを動かすと、画面の 分類したい色のマーカーボタン 右上にコントロールバーが をクリックします。マーカーが 表示され、マーカーを ついた状態でクリックすると つけることができます。 そのマーカーを解除できます。 <マーカーの色単位で操作する> マーカーの色単位で操作するには、 ツールバーの各マーカーボタン横に ある ボタンをクリックし、 表示されたメニューの中から 選択します。 カメラシューティングプラグインを起動します。 ※ FUJIFILM X-T1、FinePix S5 Pro のみ有効 –6– 画像を解析する 白とび、黒つぶれを警告表示する プレビュー表示エリアの [警告の表示]ボタンをクリックすると、 設定した範囲を超えている場合に警告が表示されます。 白とびの範囲 ■ 画像情報を表示して解析する ■ ヒストグラムの表示方法を変更する [ヒストグラム]は撮影画像を形成する階調分布をグラフに [ヒストグラム]では表示されている画像の輝度 /RGB 値、 R 値、G 値、 表したもので、モニターの明るさや環境光の影響を受けず、 B 値のヒストデータのグラフ表示のほか、それぞれの平均値、 露出状況をデータで確認することができます。 標準偏差、中間値を数値で表示します。 ● 演算領域の選択 <ヒストグラム表示の見方> RGB RGM (緑) B(青) R(赤) (画像全体) (画像全体)G 多い ● 2 画面比較表示の場合 情報量 少ない シャドー 明るさ ハイライト 黒つぶれの範囲 <ヒストグラム表示例> 表示方法を 変更したい場合 [環境設定]で警告表示の範囲、色を変更 できます。 <ヒストグラムの演算対象の領域> ● 適正露出 画像全体 プレビュー画像全体のヒストグラムを表示します。 画像ウィンドウ領域 オレンジ枠の領域(プレビュー表示範囲)の ヒストグラムを表示します。 ■ 画像情報を表示して解析する 矩形選択領域 画像サイズなどの基本情報のほか、Exif 形式で記録された情報を マウスで範囲を選択、または[画像]メニューの [全体を選択] [表示範囲を選択] [指定範囲を選択]を 使って選択した領域のヒストグラムを表示します。 表示できます。[画像情報]は、アシスタントツールエリア、 [画像情報付きサムネイル]、 [画像情報ツールチップ表示]、 ● オーバー露出 [詳細リスト]で表示できます。 アシスタントツールエリア での撮影情報表示例 ● アンダー露出 < 2 画面比較表示の場合のヒストグラム> 通常 作業対象の表示画像を演算対象とします。 乗算 2 画面に表示されている画像データの乗算値を 対象とします。 差の絶対値 2 画面に表示されている画像データの差の絶対値を 対象とします。 除外 2 画面に表示されている画像データの除外値を 対象とします。 表示方法を 変更したい場合 表示する画像情報の 項目・表示順は[環 境設定]で変更でき ます。 表示方法を 変更したい場合 –7– [環境設定]で表示方法を変更できます。 標準設定は 0 と 255 以外のレベルでヒスト グラムが最大になる値で正規化しています。 プレビュー画像の比較と操作方法 ■ プレビューエリアの基本操作 プレビュー画像を拡大/縮小表示する プレビューエリアに表示された画像を回転、拡大縮小、 画像表示範囲の移動、範囲選択などの操作ができます。 画像を 90° 回転 [拡大]ボタンまたは [縮小]ボタンをクリックするたびに、 プレビュー画像が拡大 / 縮小表示されます。 プレビューエリア 画像の選択 <表示倍率の変更 / 表示範囲の移動> <[2 画面連動]機能> [2 画面連動]機能を使うと、2 枚のプレビュー画像に対して同時に、 拡大 / 縮小表示、手のひらツールによるプレビュー表示範囲の移動、 回転表示などの操作を行うことができます。2 枚の画像を詳細に 手のひらツール 警告の表示 比較する時に便利な機能です。 <表示範囲の移動> 拡大した画像は [手のひらツール]ボタンをクリックし、 プレビュー画像の上でドラッグすると表示範囲を移動できます。 画像の拡大 / 縮小 2枚のプレビュー画像を比較操作する 範囲の選択 フェイスズームイン 現在、作業対象となっている プレビュー画像の上部には、 が表示されます。 <メニューを表示する> プレビュー画像の上で右クリック するとメニューが表示されます。 [ズーム]を選択するとサブメニュー から任意の倍率に変更できます。 画像を回転表示する [時計方向に回転]ボタンまたは FIT 表示ボタン [反時計方向に回転]ボタン をクリックするたびにプレビュー画像が 90°ずつ回転します。 [2 画面連動]ON [2 画面連動]OFF 規定倍率表示ボタン 100%表示ボタン <[2 画面をあおり表示]機能> [2 画面をあおり表示]ボタンをクリックすると、2 枚の画像が重ねて 表示されます。スプリットバーをドラッグすると、それぞれの <[ナビゲータ]の使い方> プレビュー範囲を調整できます。 [ナビゲータ]のスライドバーを左右に動かすと、プレビュー画像の [2 画面をあおり表示] ボタン 表示倍率を変更できます。倍率は 5 ∼ 1600%の範囲で変更が可能です。 時計方向に回転 反時計方向に回転 表示倍率 プレビュー画像の 表示範囲 オレンジ枠をドラッグすると 表示範囲を移動できます。 [2 画面をあおり表示]OFF 注意 元の画像ファイルは回転されません。 回転状態はお使いのパソコンでのみ有効です。 スライドバー –8– [2 画面をあおり表示]ON 範囲指定とトリミング 範囲選択方法の切り替え 範囲選択ボタンを長押し、または右クリックすると、 [ 範囲指定][ 写真館トリミング][ 天地トリミング] 写真館トリミング [ 天地トリミング 写真館トリミング]を選択すると、中抜き台紙のサイズを 指定して範囲を選択することができます。 [ 天地トリミング]を選択すると、被写体の長さに合わせて 範囲を選択することができます。全身ポートレート写真の範囲選択 3 つの範囲選択方法が選べます。 などに利用します。 選択した範囲は、スライドショー実行時の画像の表示領域、保存対象領域、 印刷対象領域などに反映されます。 <台紙サイズを指定する> 囲む前に[用紙サイズで指定]のチェックボックスをオンにすると、 <範囲の設定> 指定した用紙サイズで範囲を選択できます。 被写体の長さを指定して、上下余白の比率を指定し、被写体の端点から 端点までマウスをドラッグします。台紙を利用する場合は用紙サイズを 選択し、中抜き台紙の幅を設定してからマウスをドラッグしてください。 指定用紙サイズの他にユーザー定義 で任意の用紙サイズを作成すること ができます。 ■ 範囲枠の設定/解除 プレビュー画像の上でマウスをドラッグして、 選択したい範囲を囲みます。範囲枠を解除するには、 台紙付きにチェックを入れると 中抜き台紙の幅を表示して 範囲選択できます。 被写体の長さや上下の余白を指定 すると範囲指定に反映されます。 <範囲の選択方法と表示例> <範囲の選択方法と表示例> 上余白 プレビュー画像の矩形選択枠外でクリックします。 中抜き枠 ドラッグ操作をすると 選択範囲を移動できます。 中抜き台紙の幅 被写体の長さ 用紙サイズ枠 プレビュー画像の上で マウスをドラッグして、 選択したい範囲を囲みます。 マウスをドラッグして選択します。 下余白 マウスをドラッグして範囲選択 パディング部分の 色指定 –9– [環境設定]で写真館トリミング、 天地トリミング指定時のパディング部分の 色指定ができます。デフォルトは白色です。 範囲選択の利用 ■ 被写体の顔を拡大して表示する ■ クリップボードにコピーする ■ 形式を変えて保存する 被写体の顔部分を拡大してピントの確認などを 範 囲 指 定 し た フ ァ イ ル デ ー タ は ク リ ッ プ ボ ー ド に コ ピ ー し て、 範囲指定したファイルデータはファイル形式を選択してトリミング 簡単に行うことが可能です。 Photoshop などの他のアプリケーションソフトにペーストして 保存することが可能です。 使用することができます。 <フェイスズームイン> フェイスズームインボタンをクリックすると [ フェイスズームイン ] モードとなり、検出された顔の領域が矩形枠で囲まれます。 続けて ボタンをクリックすると、検出した顔を順番に選択していきます。 <メニューの選択> <メニューの選択> トリミングする範囲を選択し、[ファイル]メニューまたは右クリックで コピーする範囲を選択し、[画像]メニューまたは右クリックで [形式を変えて保存]を選択します。 [クリップボードへコピー]を選択します。 <ファイル形式を選択する> 表示されるダイアログで[範囲選択を利用する]にチェックを入れ、 変換するファイル形式を選択します。 – 10 – プリント機能の種類 プレビュープリントで印刷する プリント/コンタクトシート出力 Hyper-Utility3 で選択した 1 枚の画像をプレビューで Hyper-Utility3 で選択された画像をプリントしたり、 確認しながら、用紙サイズやプリント位置などを調整して コンタクトシートとして保存できます。さまざまなレイアウトが 印刷することができます。 ご使用いただけます。 注意 Hyper-Utility3 PreviewPrint では、複数の画像を 印刷することはできません。 コンタクトシート出力とはサムネイルを並べて ひとつの画像ファイルとして保存する機能です。これにより、 プリンタドライバで制御できないミニラボを使った出力でも 画像を一覧印刷することができます。 PreviewPrint(プレビュープリント)を起動する プリント / コンタクトシート出力を起動する [カスタムレンダード タグ モディファイア] CustomRendered TAG Modifier でできること Exif ファイルの CustomRenderd 情報をセットすると、 この情報に対応したプリンタや編集アプリケーションで 画像ファイルを利用する際に、自動補正、再編集を抑制すること が出来ます。例えば、ミニラボフロンティアでプリントする際の デジカメプリント自動補正を OFF にしてプリントできます。 CustomRenderd TAG Modifier を起動する CustomRendered 情報の変更 プレビュー確認して印刷する プレビュー画像を確認してプリントを実行する プリント / コンタクトシートに出力 プリント / コンタクトシート出力を選択する CustomRendered 情報を変更する CustomRendered TAG Modifier が起動すると、変更の対象と なるファイルが[ファイル名]の欄に表示されます。 CustomRendered 情報をどのように変更するか プレビュー画像 印刷設定 ご使用のプリント環境に合わせ、 [プリント]または[コンタクトシート] 設定が完了したら、 [プリント]ボタンをクリックします。 のどちらかを選択して[次へ]ボタンをクリックし、ダイアログに従い 印刷が開始され、PreviewPrint が終了します。 プリント設定を行います。 (セット / リセット)を選択し[変更]ボタンを押してください。 注意 – 11 – CustomRendered 情 報 は、Exif 規 格 Version2.2 で 新規に追加された情報です。Exif 規格 Version2.2 以 前 の 規 格 に 従 って 記 録 され た 画 像 ファイル や、 CustomRendered 情報が記録されていない 画像ファイルでは、CustomRendered 情報を 変更することができません。 プリントバリエーション プリントバリエーション機能紹介 設定したレイアウトの 出来上がりイメージが 確認できます。 余白の設定 背景色の設定 余白設定ダイアログを OS 標準のカラーパレットを 表示します。左右上下の 表示します。印字する背景の 余白スペースを設定できます。 色を設定できます。 タイトルとログマーク画像の設定 余白設定ダイアログを表示します。 左右上下の余白スペースを設定できます。 ❶ タイトル設定 ダイアログを 表示します 指定文字列の挿入例 主なプリントアウト例 フルページ 写真プリント コンタクトシート (1 × 2) コンタクトシート (2 × 4) コンタクトシート (4 × 2) コンタクトシート (5 × 3) コンタクトシート (4 × 5) 情報付き インデックス 4 コマ 情報付き インデックス 6 コマ ❷ タイトル挿入 位置の指定 – 12 – 印字位置を、それぞれ、左上、上中 央、右上、左下、下中央、右下の中 から選択できます。 ロゴマーク画像の挿入例 環境設定 ① ■ 画像表示方法 表示方法や背景色の設定 ❶ 画像縮小時の補間方法 ■ カラーマッチング ■ 警告表示 カラーマネージメント処理の方法を設定 ■ 画像情報 警告表示範囲の設定 画像情報の表示/非表示の設定 画像表示、画像印刷、画像形式変換におけるカラー 画像の[黒つぶれ]と[白とび]の警告表示範囲 表示する[画像情報]の項目のチェックボックス マネージメント処理の方法をここに設定できます。 を設定できます。 をオンにします。ここで設定した内容は、 表示速度を優先するには[高速表示]を、 アシスタントツールエリアの[画像情報]、 [黒つぶれ]と[白とび]の範囲は、左右の数値の 画質を優先するには[高画質表示]を 下にある矢印ボタンで、数値を変更できます。 選択してください。 警告表示色はそれぞれの[表示色]ボタンを クリックし、 [色の設定]ダイアログで設定できます。 ❷ 回転表示 サムネイルエリアの[画像情報付きサムネイル]、 [画像情報のツールチップ表示]、[詳細リスト] の表示項目に反映されます。 画像表示の初期状態を設定できます。 数値の変更 チェックボックス をオンにした状態 <マッチング方法の種類> 知覚的 (Perceptual) コントラストを維持します。 写真や自然画に最適です。 彩度 (Saturation) 彩度を維持します。 ディザーのかかっていない カラーチャートなどに最適です。 相対的な色域を維持 (Relative Colorimetric) Colorimetric match を 維持します。 グラフィックデザインや色を名 称で扱う場合に最適です。 絶対的な色域を維持 (Absolute Colorimetric) 白点を維持します。 変換先色空間に対して、 もっとも近い位置にある色を マッチさせます。 ❸ 背景色 背景色を黒にするには[黒]を、背景色を灰色に するには[グレー]を選択してください。 警告表示色の変更 OS 標準のカラーパレットを 表示します。警告表示する色を それぞれ設定できます。 チェックボックス をオフにした状態 項目順の変更 出荷時の状態に 戻す 「すべての画像データを sRGB IEC61966-2.1 に変換してから プリンタドライバに渡す」について 項目順を変更するには、項目を選択した状態で、 [上へ移動]または[下へ移動]をクリックします。 [初期設定に戻す]をクリックすると、出荷時の お使いのプリンタドライバが sRGB 色空間の入力を 想定している場合に選択してください。 マッチング方法で指定した方法で sRGB 色空間に 変換し、プリンタドライバに渡します。 設定に戻ります。 – 13 – 環境設定 ② ■ 表示画像の種類 表示するファイルの種類と アプリケーションの設定 ■ 保存画像の種類 ■ サムネイル 保存するファイル形式の設定 サムネイル一時ファイルの使用/非使用の設定 ❶ 設定 [保存画像の種類]のチェックボックスをオンに 表示するファイルの種類のチェックボックスを します。ここで設定したファイル形式での保存が オンにすると、ここで設定した[表示画像の種類] 可能となります。 チェックボックスをオンにすると、サムネイルの 0 と 255 以外のレベルでヒストグラムが最大に なる値で正規化しています。 一時ファイルが保存され、サムネイルの表示速度 が高速になります。 なります。[関連付けられたアプリケーション] したときに指定したアプリケーションでファイル ヒストグラム表示方法の設定 ❶ 標準 [サムネイル一時ファイルを使用する]の のプレビューおよびサムネイル表示が可能と を設定することで、サムネイルをダブルクリック ■ ヒストグラム 注意 異なる色空間への変換には、 [カラーマッチング]で指定した カラーマッチング方法を使用します。 ❷ メンテナンス 他のアプリケーションでファイルの削除、移動、 を開くことができます。 加工などを行うと、不要なサムネイル一時 ファイルが蓄積されます。メンテナンスを行うこと ■ フォルダ アプリケーションの変更 で、不要なサムネイル一時ファイルを削除できます。 一時ファイルフォルダの指定 *R,G,B に加え、 RGB 総和の [ヒストグラム] も表示されます。 ❷ Adobe Photoshop ヒストグラム類似モード Adobe Photoshop のヒストグラムに近い表示 方法です。総ピクセル数の 1/68 で正規化 しています。 OS の設定で関連つけられて いるアプリケーションで ファイルを開きます *R,G,B に加え、 輝度の[ヒストグラム]も表示されます。 リストに表示されている アプリケーションを選択 不要なサムネイル一時ファイルを削除して、 最新の情報に更新します。 ❸ Adobe Photoshop レベル補正類似モード Adobe Photoshop のレベル補正に近い表示方法 です。総ピクセル数の 1/68 で正規化しています。 アプリケーションの選択 Hyper-Utility3 が 必 要 な 情 報 を 自 動 保 存 す る 注意 [フォルダ]を指定できます。 [一時ファイルのフォルダを指定する]の チェックボックスをオンにして参照ボタンを サムネイル一時ファイルをすべて 削除するとハードディスクの空き 容量は増えますが、初回起動時のみ、 表示が遅くなる場合があります。 チェックボックスをオンにして [更新する]ボタンをクリックする と、時間がかかる場合があります。 クリックすると、[フォルダ]を指定するための ダイアログが表示されます。 – 14 – *R,G,B に加え、 RGB 総和の [ヒストグラム] も表示されます。 環境設定 ③ ■ ウィンドウ ボタンの大きさ設定 ウィンドウ内に表示されるボタンの大きさを [小さいボタン][標準のボタン]「大きいボタン」 の 3 段階から選ぶことができます。 小さいボタン ■ 画像の長さ ■ トリミング RAWファイル変換時のピクセル設定 パディング部分の色指定 ■ ファイル操作ツールバー ツールバーの表示/非表示設定 ファイルを変換して保存するときに、画像の 写真館トリミング、天地トリミング指定時の 長さを規定する方法を指定します。 パディング部分の色指定ができます。デフォルト チェックをオフにすると、ファイル操作ツールバー のボタンを非表示にできます。また、該当する RAW FILE CONVERTER プラグイン、 は白色です。 メニューも非表示となります。 RAW FILE バッチ処理プラグインで利用されます。 [色設定]ボタンをクリックし、 チェックボックス をオフにした状態 [色の設定]ダイアログで設定できます。 ❶ ピクセル数固定 ピクセル数に応じて解像度情報を変更し、 リサイズしないで画像の長さを規定します。 画像の長さが規定されていない場合には、 ■ コントロールツールバー 元ファイルの解像度情報がそのまま使用されます。 コントロールツールバーの表示/非表示設定 次のような用途に適します。 標準のボタン OS 標準のカラーパレットを表示 します。パディング部分の色を 設定できます。 ●元画像の情報を劣化させずに 最大限利用したい場合 ●モアレや偽色などを発生させたくない場合 ❷ 解像度情報固定 指定した解像度にあわせるため、ピクセル数を リサイズして画像の長さを規定します。 pixel/inch の場合、 1 ∼ 2400 の値が入力可能です。 pixel/cm の場合、1 ∼ 945 の値が入力可能です。 大きいボタン 次のような用途に適します。 チェックをオフにすると、コントロールツールバー のボタンを非表示にできます。また、該当する ●出力プリンタによって解像度が メニューも非表示となります。 指定されている場合 チェックボックス をオフにした状態 – 15 – 他のRAW現像ソフトにファイルを送り込む Hyper-Utility3 のサムネイル一覧表示 から直接他の RAW 現像ソフトにデータを送り込むことが できます。同じパソコンに RAW 現像ソフトをインストールしておくだけで、ソフト一覧が表示 されます。次回から同じソフトを自動的に起動することも可能です。 RAW FILE CONVERTER EX 2 の場合 送り込みたいファイルを 選択 「他の RAW 現像ソフトで 変換する」を選択 フイルムシミュレーションを使った RAW 現像などが可能です。 Adobe® Photoshop® Lightroom® の場合 S5 Pro 以前のカメラで撮影したファイルの RAW 現像は画面右下のこちらのボタンから行ってください。 – 16 – フイルムシミュレーションを使った RAW 現像などが可能です。 キーボードショートカットキー キーボード操作 Δ¬ ø≤ r® フォルダツリーエリア カレントフォルダの移動 (フォルダ展開、収縮表示含む) スクロールバーのページ送り移動+ カレントフォルダの移動 サムネイルエリア / プレビューエリア 選択枠の移動 (プレビュー画像あり)プレビュー画像の スクロールバーを上下ページ送り移動 (プレビュー画像なし)サムネイルエリアの スクロールバーをページ送り移動 v ― 選択枠のついているファイルを開く a+v カレントフォルダのプロパティを表示する 選択枠のついているファイルのプロパティを 表示する d カレントフォルダをごみ箱に送る (警告メッセージ表示) s+d h カレントフォルダを削除する ごみ箱は経由しない デスクトップをカレントフォルダにする 選択枠のついているファイルをごみ箱に送る (警告メッセージ表示) 選択枠のついているファイルを削除する ごみ箱は経由しない (プレビュー画像あり)画像、左上固定で表示 (プレビュー画像なし)ホームポジション (先頭ファイル)のみ選択 (プレビュー画像あり) 画像、右下固定で表示 (プレビュー画像なし) 最後尾のファイルのみ選択 q ツリー最後尾のフォルダを カレントフォルダにする b 親フォルダへ移動 c+X カレントフォルダを切り取り 選択枠のついているアイテムを切り取り c+A サムネイルエリアのすべて選択状態にする すべてを選択する c+C カレントフォルダをコピー 選択枠のついているファイルをコピー c+V カレントフォルダ内にペースト ペースト ¡ ヘルプの表示 ™ 選択されているフォルダをリネーム。 a+¢ Hyper-Utility3 を終了 § または t エリアの移動 手のひら アイコン をダブル クリック c+0 ― (プレビュー画像表示あり) プレビュー画像を Fit サイズに合わせる a+ c + 0 ― (プレビュー画像表示あり) プレビュー画像を 100%で表示する +、− ボタンを ダブル クリック キーボード操作 フォルダツリーエリア サムネイルエリア / プレビューエリア c++ ― (プレビュー画像表示あり) プレビュー画像を一ステップ拡大する c+- ― (プレビュー画像表示あり) プレビュー画像を一ステップ縮小する s + ドラッグ ― (プレビュー画像表示あり、かつ矩形選択 操作時のみ)正方形の選択範囲を作成 a + ドラッグ ― (プレビュー画像表示あり、かつ矩形選択 操作時)選択範囲を中央から作成 (選択範囲がない場合のみ) s+a + ドラッグ ― (プレビュー画像表示あり、かつ矩形選択 操作時)正方形の選択範囲を中央から作成 (選択範囲がない場合のみ) c + ドラッグ ― (プレビュー画像表示あり、かつ矩形選択 操作時)一時的に手のひらツールアイコンに 切り換え画像スクロールモード c+¡ ― [サムネイル一行表示]や、 [全画面画像表示]に切り替える c+™ ― [全画面サムネイル表示]に切り替える c+£ フォルダツリーエリアおよびアシスタント ツールエリアの表示 / 非表示を切り替える c+¢ ― ― コントロールエリアの表示 / 非表示を 切り替える *コントロールプラグインが起動していない場合は 使用できません。 選択されているアイテムをリネーム。 複数選択時は、先頭アイテムが対象 – 17 – ¶ ― ツールバー、赤色マーカークリック動作 • ― ツールバー、青色マーカークリック動作 ª ― ツールバー、黄色マーカークリック動作 c+K ― 選択枠のついている画像を時計方向に回転 c+J ― 選択枠のついている画像を反時計方向に回転 c+L ― (2 画面表示時のみ) 連動ボタンクリック動作(トグル ON/OFF) 仕様 PC撮影専用ソフトウエア HS-V5 Windows 動作環境 ® CPU Core 2 Duo 以上 ●メーカー希望小売価格 接続端子 USB 2.0 for Windows オープンプライス OS パッケージ内容 Windows 7 SP1/Windows 8/Windows 8.1 (x86/x64) メモリー 2GB 以上 モニター 1,024 × 768 ドット以上 ドライブ CD-ROM 読み込み可能なドライブ ● CD-ROM × 1 枚 ●スタートアップガイド× 1 枚 富士フイルムイメージングシステムズ株式会社 http://fujifilm.jp/ http://www.finepix.com/ – 18 –
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