【 義肢装具自立支援学科 】

【 義肢装具自立支援学科 】
項目
アドミッション・ポリシー
入学後の修学に必要な高校卒業相
知識・理解
当の英語・国語・数学・理科等の
基礎学力を有する。
カリキュラム・ポリシー
ディプロマ・ポリシー
義肢装具自立支援学科のカリキュラムは、
「時代が求めるQOLサポーターとしての義肢装具士」を
義肢装具、福祉用具・機器に関す
育成し、義肢装具士(国家資格)や福祉用具プランナーなどの資格を取得してもらうために、学年
る専門的な知識と技術、および関
に応じた効果的な知識の構築と技術の習得ができるよう以下のように各科目が配置されています。
連する多職種間連携、対象者理解
のための知識と教養を有する。
1年次は、外国語や、スポーツ、情報処理(コンピュータ操作の基本)などの「基礎教養科目」や
ある事象に対して論理的な思考を
思考・判断
もって多面的に考察し、妥当な判
断をくだすことができる。
「保健医療福祉教養科目」である哲学、倫理学、数学や物理学などの自然科学を学習します。さら
に本学科が目指す資格取得に向けて、
「専門基礎科目群」の中から解剖学や生理学、運動機能解剖学
やリハビリテーション概論、
「専門専攻科目群」の中から義肢装具概論、基本工作実習、福祉用具概
論を学習します。
関連多職種からの情報を正しく解
釈し、対象者へ適切な義肢装具、福
祉用具・機器の提供を行うために
必要な科学的評価をすることがで
きる。
2年次は、「基礎教養科目」と「保健医療福祉教養科目」の学習に加えて、「専門基礎科目群」の中
社会の変化や科学、特に義肢装具、
から運動学や整形外科学、神経科学や臨床神経学などを履修し、人間のことをさらに詳しく学習す
義肢装具、福祉用具・機器に強い
福祉用具・機器に関わる技術的進
るとともに、
「専門専攻科目群」の義手や下腿義足の実習で専門技術を磨きます。福祉用具・機器で
関心・意欲
関心があり、積極的に学ぼうとす
歩に常に関心を持ち、生涯を通し
は車いすやコミュニケーション機器などの学習も始まります。臨床実習Ⅰで病院での外来診察やリ
る高い意欲を有する。
て自らの専門性を高めることがで
ハビリテーションの見学、義肢装具製作施設や車椅子メーカーの訪問を通して義肢装具、福祉用具・
きる。
機器に対するニーズと専門職の役割を理解します。
3年次は、義肢装具と福祉用具・機器の各論を通して、理論と製作適合技術に磨きをかけると同時
義肢装具、福祉用具・機器を通じ
専門領域への探求と自己研鑽を怠
に、障害評価学演習や臨床歩行分析演習、そして卒業研究計画によって卒業研究の準備をします。
態度
て、社会に積極的に貢献しようと
らず、自らの専門性を通じて対象
義肢装具や福祉用具・機器の演習と実習内容は、より専門性の高いものとなります。臨床実習Ⅱで
する態度を有する。
者への貢献を行うことができる。
整形靴や車椅子シーティング、福祉用具・機器に関するいずれかの施設で 4 週間実習し、製造、流
通、ユーザーへの適合現場で専門職としての心構えや態度、厳しさを会得します。
4年次は、特殊義足や特殊装具、福祉用具プランニング演習によって専門専攻科目の知識と技術を
技能・表現
自分の考えを適切に表現し、相手
確かなものにします。後に現場経験を経て付与される福祉用具プランナーの資格試験を受けます。
にわかりやすく伝えることができ
臨床実習Ⅲで義肢装具士の指導のもと5週間実習し、患者の評価、義肢装具の採寸採型とデザイン
る。
決定、適合作業を経験します。4年間の総まとめとして自分のテーマで卒業研究を行います。後期
は年度末に実施される義肢装具士国家試験に備え知識や考え方を整理します。
義肢装具、福祉用具・機器に関わる
専門職に求められる技能を有する
と共に、チームの一員として対象
者のQOL向上のために関連多職
種とコミュニケーションをとるこ
とができる。