保健だより7月号 - 愛媛県立伯方高等学校

自転車事故発生状況(平成26年)
H27.7.3
伯方高等学校
保健委員会
担当:3年1組
加納
佳穂・中野
明佳
全体件数 999件(死者13人・負傷者1013人)
高校生の事故件数 152件(死者2人・負傷者158人)
梅雨明けも間近に迫り、暑い夏がやってきました。生徒の皆さんは夏バテ等大丈
夫ですか?暑さで体を壊さないよう、服装を涼しくし、水分補給をこまめに行って
くださいね。
さて、7月1日から愛媛県の県立高校生にヘルメットの着用が開始されました。
今月の保健だよりは自転車と交通安全について特集しています。
皆さんもこの機会に交通安全の大切さについてもう一度振り返ってみましょう。
2015年度7月1日、愛媛県内の全ての県立学校で自転車通学生のヘルメッ
ト着用がスタートしました。
事故で損傷した部位は頭部が
一番多くなっています。
本校生徒会が中心となって、
頭には頭蓋骨や硬膜と呼ばれる硬い組織があり、脳を守っています。しかし、交通事
ヘルメット着用推進ポスター
故など、頭部に大きな力が加わると、直接脳に大きな力が加わるので、脳がくずれたり
を制作し、愛媛県下の県立高校
(脳挫傷)
、脳が出血を起こす(脳挫傷性血腫)ことがあります。さらに脳が傷んだこと
に配布されました。
で脳が炎症を起こして腫れたり(脳腫脹)
、脳ヘルニア(脳が腫れて、本来あるべき場所
からずれ出てしまうこと。この場合、脳幹という生命維持中枢が存在する大事な部分が
損傷してしまうことがある)を起こし、最悪死に至ってしまいます。
6月30日に本校でもヘルメ
ット贈呈式が行われました。ヘル
メットは、自転車通学生ではない
生徒を含め、全ての県立高校生約
3万人に無償で配布されました。
自転車死亡事故の 64%は頭部の損傷です。ヘルメットの着用で、頭
部損傷による死者は 1/4 にまで減るといわれています。命を守るため
に、通学以外でも着用を心がけましょう。ヘルメット着用の際はひも
をきちんと調節し、はずみで脱げたりしないように注意しましょう。
道路交通法上、自転車は軽車両と位置づけられています。
平成27年6月1日から危険行為を繰り返す自転車運転者に「自転
車運転講習」の受講が義務化されました。
①自転車は、車道が原則、歩道は例外
②車道は左側を通行
③歩道は歩行者優先で、車道よりを徐行
④安全ルールを守る
講習の流れ
14歳以上の者で、信号無視など、危険運転を3年以内で2回以上、
摘発された自転車運転者に講習を受けるように命令
■飲酒運転は禁止
↓
■二人乗りは禁止
■夜間はライトを点灯
自転車運転講を受講
【講習時間:3時間】
【講習手数料:5,700円】
↓
1.
■並進は禁止
受講命令に従わない場合
■信号を守る
5万円以下の罰金
■交差点での一時停止
と安全確認
対象となる危険行為14項目
①
信号無視
⑧
交差点優
先車妨害
等
②
③
通 行 禁 止 歩行者用
違反
道路にお
ける車両
義務違反
⑨
⑩
環 状 交 差 指定場所
点 安 全 進 一時不停
行義務違 止
反等
④
通行区分
違反
⑪
歩道通行
時の通行
方法違反
法
⑤
路側帯交
通時の歩
行者の交
通妨害
⑫
制動装置
不良自転
車運転
⑥
遮断機踏
切立入違
反
⑦
交差点安
全進行義
務違反等
⑬
酒酔い運
転
⑭
安全運転
義務違反
6月のエコキャップ
6月1日から6月30日までの間に、300個集まりました。
活動開始からの合計は、40392個になります。今月も、保護者の方に御
協力いただきました。
本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。