顧客への道 - ITコーディネータ協会

IT コーディネータ協会機関誌
目次
VOL.8
巻頭言
2〜3
◎ 智恵を使って更なる発展を
(社)日本情報システム・ユーザー協会 専務理事 細川 泰秀
4 〜 15
特集 Part 1
顧客への道
— IT コーディネータはどう市場を開拓し、顧客から求められる存在になるか —
◎ IT コーディネータビジネス拡大への課題
◎ 顧客との接点の作り方それぞれのケース
1 秋田 〜地縁を活かし、自ら顧客開拓を行う〜 ITコーディネータ 大澤 昌
2 富山 〜 ITコーディネータ組織を基盤に連携から信用を獲得〜 ITコーディネータ 吉田 誠
3 静岡西部 〜 Web 支援を強みに地域に浸透する〜 ITコーディネータ 和田 喜充
4 新潟 〜県と一体になり IT 経営の旗振り役に〜 ITコーディネータ 星野 雅博、青木 龍雄
◎ IT コーディネータ協会としてのビジネス支援の取り組み
16 〜 19
特集 Part 2
知のネットワーク
( ITコーディネータのための SNS )
◎ 知る喜び、加わる喜び、伝える喜び
~「知のネットワーク」で実現~
トピックス
20 〜 27
◎ 中国地域での特色を出した IT 経営カンファレンス 2009in 中国 ◎ 中小企業 IT 経営力大賞 2010 記念式典
◎ 簡易版 PGL(英語)
を作成
◎ IT 経営の理解者拡大に向けて
◎ 平成 21 年度 機械振興協会委託調査研究事業の現状について
独立のキーポイント
28 〜 29
◎ 独立 IT コーディネータとしての決意・活動・心得について
IT コーディネータ 阿部 満
協会ニュース
30 〜 34
◎ IT コーディネータ協会 2009 年度の活動状況について
◎ 2009 年度業務開発・広報委員会の活動実績
◎ 2009 年度支援・開発委員会の活動実績
◎ 2009 年度育成・認定委員会の活動実績
コラム
36
◎ 国から地方へ
〜地域特有の課題を現場目線で解決〜
岐阜市役所企画部総合政策課 伊藤 真
編集後記 39
特集
特集 Part1
顧客への道
―ITコーディネータはどう市場を開拓し、
顧客から求められる存在になるか―
● Introduction
ITコーディネータビジネス拡大への課題
● Case Study
顧客との接点の作り方それぞれのケース
1
秋田・大澤 昌 氏
2
富山・吉田 誠 氏
地縁を活かし、自ら顧客開拓を行う
ITコーディネータ組織を基盤に連携から信用を獲得
3
静岡西部・和田 喜充 氏
4
新潟・星野 雅博 氏、青木 龍雄 氏
Web支援を強みに地域に浸透する
県と一体になりIT経営の旗振り役に
● ITコーディネータ協会としてのビジネス支援の取り組み
(マッチング事業紹介)
中小企業のIT経営推進支援の第一歩は、
まず顧客をつかむことから
日本を取り巻く環境は、一層厳しさを増しています。日本の産業活性化
のために必須である中小企業の競争力強化は、国の最重要課題の一つとし
て認識されています。これまで IT コーディネータは、中小企業の競争力強
化に向けた要の施策であるIT 経営の推進支援に様々な形で取り組んでき
ました。
しかし、まだまだその成果は限定的であり、広く中小企業経営者の懐深
くにまで IT コーディネータの支援活動が行き届いているとは言えません。
IT コーディネータの支援活動を持続的に行うには、それがビジネスとして
成立する必要がありますが、今も中小企業の経営者の多くはこんな疑問を
持っているのではないでしょうか。IT コーディネータはどこに居るのか? ITコーディネータは何をしてくれるのか? ITコーディネータとどうやって付
き合えばいいのか? そうした中小企業経営者の疑問に応えるには、顧客である中小企業の
経営者との出会いを実現し、コミュニケーションを通じて信頼を勝ち取り、
効果を実感してもらうプロセスが必要です。それは何よりもIT コーディネー
タ自身の営業活動そのものであると言えます。
かつてないほどITコーディネータのニーズは市場で高まっています。その
ニーズに応えてIT コーディネータとしての支援実績をあげるために、IT コー
ディネータはどのようにして営業力を強化し、顧客と出会い、顧客をつかむ
のでしょうか。今回、各地で独自の工夫を重ねて顧客をつかみ IT 経営推進
支援の実効をあげているIT コーディネータの事例を紹介し、具体的な顧客
への道の築き方を特集いたしました。
特集
Part2
知のネットワーク
(ITコーディネータのためのSNS)
知る喜び、加わる喜び、伝える喜び
~「知のネットワーク」で実現~
https//sns.itc.or.jp/
来る3月よりITコーディネータ(ITC)のた
めのSNS(Social Network Service)
である「知のネットワーク」が本格的に稼
働する。昨年より、委員会や協会のWG
(ワーキンググループ)活動等で使ってき
ていたが、このたびITC資格者と協会会員
の認証機能が整ったことから、全国の仲間
だけでなく、海外にいるITCとの情報交換
を含め、ITCの知の共有が一気に加速され
るものと期待されている。
知のネットワークは、ITCにとって参考と
なる情報やヒントや示唆、ノウハウのみな
らず、ノウフーも含めた、情報検索の入口
(ポータル)であり、また日頃の研鑽や活
動情報の出口(発露の場)となることを目
指している。
16