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霞が関整形外科フォーラム
- 橈骨遠位端骨折の手術と術後ケア •
はじめに
–
大腿骨近位部骨折をはじめとして、高齢者の骨粗鬆症性骨折は年々増加してい
ます。疫学的な研究では、若年層で橈骨遠位端骨折が発生し、続いて椎体骨折、
大腿骨近位部骨折の発生率が加齢とともに増加していくと言われています。す
べての骨粗鬆症患者が、最初に橈骨遠位端骨折を起こすわけではありませんが、
逆に橈骨遠位端骨折を起こした患者で骨粗鬆症を診断することは重要と考えま
す。
–
橈骨遠位端骨折を起こした患者は、一般的にまず整形外科を受診し、骨折の治
療を受けます。すなわち、橈骨遠位端骨折が初発で他に膝や腰などの異常がな
ければ、その患者は初めて医療機関(整形外科)を受診することとなります。
骨粗鬆症検診の受診率が低い現在では、このタイミングでこの骨折患者が骨粗
鬆症か否かを確認する絶好の機会となると考えます。
–
一方、橈骨遠位端骨折の治療に携わる整形外科医の多くは、骨折の治療とその
後の機能回復が第一と認識しており、その他に日常業務を多く抱えていること
より、術後に骨粗鬆症の診断または治療に取り組むことが難しい現状があると
いう声を聞きます。
–
今回、橈骨遠位端骨折の背景に潜む骨粗鬆症性骨折のリスクを再認識していた
だき、骨折の治療後に骨粗鬆症の診断と治療介入する意義を理解していただく
場を設けました。
–
当フォーラムでは、橈骨遠位端骨折の術式の実際に加えて、骨粗鬆症性骨折の
リスクと治療介入の重要性を分かり易く解説いただき、最新の骨接合材料及び
エコー機器、X線透視機器等のデモンストレーションを通して技術についても学
ぶ機会としました。
霞が関整形外科フォーラム
- 橈骨遠位端骨折の手術と術後ケア 日時:2015年3月14日(土) 15時~18時30分
場所:霞が関コモンゲート西館 29階
講師:酒井 昭典先生 産業医科大学整形外科学教室 教授
渡部 欣忍先生 帝京大学医学部整形外科学教室 教授
坂野 裕昭先生 平塚共済病院 院長補佐 整形外科・手外科センター部長
横浜市立大学大学院医学研究科 運動器病態学(整形外科) 客員教授
新井 通浩先生 帝京大学医学部整形外科
プログラム:
Time
Duration
15:00-15:05
5
Topic
Opening
講師代表挨拶
Lecturer
酒井昭典先生
Session 1
15:05-16:10
16:10-16:20
16:20-17:25
17:25-17:35
30
講義:撓骨遠位端骨折に対する手術の実際
35
ハンズオン:Ultra-distal Radius Fracture に対する
遠位設置掌側プレートの固定術
10
休憩
30
Session 2
講義:骨折治療後のLIPUS照射の効果
35
ハンズオン:超音波エコーを活用した効率的な
LIPUS照射ポイントの決定
10
休憩
坂野裕昭先生
渡部欣忍先生
新井通浩先生
Session 3
17:35-18:25
30
講義:橈骨遠位端骨折に潜む骨粗鬆症性骨折のリスク
酒井昭典先生
20
ハンズオン:骨密度測定におけるTips & Tricks
GE Healthcare
Closing
18:25-18:30
5
講師代表挨拶
坂野裕昭先生
共催:GEヘルスケア ・ ジャパン株式会社
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社
デピューシンセス・ジャパン
トラウマ & ジョイント リコンストラクション事業部
帝人ファーマ株式会社
JB28072JA
GE Healthcare
霞が関整形外科フォーラム 2015
- 橈骨遠位端骨折の手術と術後ケア 申込用紙
開催日
: 2015年3月14日(土)15:00~18:30
申込締切 : 2015年3月10日(火)
042-585-9371
FAX送信先
E-mail
[email protected]
*E-mailでのお申込みはGEヘルスケア宛に、下記の内容をご記入頂き送信願います。
*定員になり次第、受付は終了させていただきます。
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