放射能対策推進町民会議だより 第 30 号 平成 27 年 11 月 18 日発行 会長:髙橋 事務局:桑折町原発事故対策課 桑折町放射能対策町民会議 ☎024-582-2123 講演会 玄 侑 宗 久 氏 「放射能 を 巡 る ア レ コ レ」 「福島県内の全原発の廃炉を求める会」の呼びかけ人の一人と しても活躍されている、芥川賞作家で福聚寺住職の玄侑宗久氏 による講演会を開催します。 当日は、原発事故以前の全国の放射線量などを見ながら、現 在の福島における現象などについてお話しいただくことになっ ています。皆様お誘いあわせの上、ぜひご来場ください。 平成27年12月3日(木) 午後6時30分~ 場所 桑折町屋内温水プール ・多目的スタジオ「イコーゼ!」 1階多目的スタジオ 費用 無料 講師プロフィール 1956 年福島県三春町生まれ。 慶応義塾大学文学部中国文学科卒業。 現在は福聚寺住職の傍ら、花園大学仏教学科および新潟薬科大学応用生命科学部の客員教 授、福島県警通訳、福島県立医科大学経営審議委員など。 2001 年、 『中陰の花』で第 125 回芥川賞受賞。また 2007 年には柳澤桂子氏と の往復書簡「般 若心経 いのちの対話」で第 68 回文藝春秋読者賞、2014 年には東日本大震災の被災者を描 いた短編集『光の山』にて芸術選奨 本賞受賞。 近著は『風流ここに至れり』 (幻戯書房) 、 『お寺からの賜りもの』 (大法輪閣)、 『仙厓 無法 の禅』(PHP研究所)など。 公式サイトは、http://genyu-sokyu.com 宣博 要望活動を実施しました 去る11月10日、髙橋会長ほか町民会議幹事により、環境省福島環境再生事務所、復 興庁福島復興局、東京電力(株)福島復興本社福島分室へ要望活動を実施しました。主な 要望内容と要望活動の様子は次のとおりです。 ○環境省福島再生事務所 環境大臣 丸川珠代 様 中間貯蔵施設の早急な整備等に関する要望 次の事項について強く要望します。 1 中間貯蔵施設を早急に整備するとともに、除去土壌等を 一刻も早く搬出すること。 2 原発事故に起因し飛散した放射性物質によって汚染さ れた土壌等がある限り、除染事業を継続して実施するこ と。 3 除染作業により生じた除去土壌等の中間貯蔵施設への 搬出及び仮置場の撤去に伴う作業にあたっては、町の要望 を把握するとともに、実施する場合は十分考慮すること。 土居福島環境再生事務所長に要望書を手渡しました ○復興庁福島復興局 田谷福島復興局長に要望書を手渡しました。 東京電力(株)代表執行役社長 廣瀬直己 様 原子力損害賠償完全実施と事故対策に関する要求 次の事項について、強く要求するとともに、平成2 7年12月9日までに明確かつ具体的な回答を求め る。 1 当町及び町民が被ったすべての損害に対し、原 発事故災害の原因者としてその責任において、そ れぞれの被害の実態に見合った賠償を確実、迅速 に誠意を持って行うこと。 2 当町が、平成27年3月18日に賠償請求した 本件事故に起因する事業に要した人件費を含め た行政経費について、原発事故災害の原因者とし てその責任において、迅速かつ確実に誠意を持っ て対応すること。 3 福島県内にある原子力発電所は、全て廃炉の決 定をし、その考えを明示すること。 4 商工業等に係る営業損害について、年間逸失利 益の2倍相当額を一括して賠償するとした素案 を撤回するとともに、被害者に対して、損害の実 態に見合った賠償を行うこと。 5 被害者が賠償請求の機会を失うことのないよ う、未請求者の掘り起こしや周知活動を継続して 実施するとともに、将来にわたり消滅時効の援用 しないことを明示すること。 復興大臣 髙木 毅 様 原子力損害賠償完全実施と事故対策に関する要望 次の事項について関係機関に対し強く働きかけるよう要望 します。 1 当町及び町民が被ったすべての損害に対し、原発事故 災害の原因者としてその責任において、それぞれの被害 の実態に見合った賠償を確実、迅速に誠意を持って行う こと。 2 当町が、賠償請求した本件事故に起因する事業に要し た人件費を含めた行政経費については、原発事故災害の 原因者としてその責任において、迅速かつ確実に誠意を 持って対応すること。 3 福島県内にある原子力発電所は、全て廃炉の決定を し、その考えを明示すること。 4 商工業等に係る営業損害について、年間逸失利益の2 倍相当額を一括して賠償するとした素案を撤回すると ともに、被害者に対して、損害の実態に見合った賠償を 行うこと。 5 被害者が賠償請求の機会を失うことのないよう、未請 求者の掘り起こしや周知活動を継続して実施するとと もに、将来にわたり消滅時効の援用しないことを明示す ること。 6 中間貯蔵施設を早急に整備するとともに、除去土壌等を 一刻も早く搬出すること。 7 原発事故に起因し飛散した放射性物質によって汚染さ れた土壌等がある限り、除染事業を継続して実施するこ と。 ○東北電力(株)福島復興本社福島分室 林福島復興本社副代表に要求書を手渡しました。
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