資料4-1 パークアンドライドの取り組みについて

交通政策会議
資料 4-1
パークアンドライドの取り組みについて
1
⼭梨県総合交通構想の位置づけ
基本目標 4
施策 1
「パークアンドライドシステムの推進」
・マイカーと公共交通機関との機能分担を図るとともに、公共交通機関の利⽤を促進
するため、パークアンドライドシステムの普及を推進します。
2
これまでの取り組み
パークアンドバスライド実証実験
(H9〜H16)
・パークアンドバスライドの本格運⾏に向けた課題抽出のため、平成 9 年から平成
16 年にかけて敷島ルート、開国橋ルートの 2 系統で実証実験を実施。
・どちらも⼗分な利⽤者が獲得できなかったため本格運⾏には⾄らず、以下の課題が残
された。
①交通渋滞の影響でダイヤどおりの運⾏が困難
②マイカーと比較して運賃等の負担感が大きい
③バスの便数が少なく、最終バスの時間も早い
④駐⾞場の確保が困難
3
郊外ショッピングセンターでのパークアンドバスライドの検討
・実証実験により抽出された課題をクリアする方策として、郊外のショッピング
センターの駐⾞場を利⽤したパークアンドバスライドの実施を検討。
①駐⾞場の規模が⼤きく平⽇の利⽤状況に余裕があること
②運⾏本数が多く運賃が低廉な既存バス路線が存在すること
以上から、イオンモール甲府昭和で実証実験を実施。
4
イオンモールでのパークアンドバスライドの実施(詳細は資料 3-2)
・平成 24 年 4 月から、2 年間の実証実験として、イオンモール甲府昭和の駐⾞場を利
用したパークアンドバスライドを実施。
・利⽤者は、イオンモールの駐⾞場にマイカーを無料で駐⾞し、⽚道 200 円の運賃を
⽀払ってバスを利⽤し、甲府⽅⾯へ通勤通学する。
・赤字が発生した場合に県とイオンモールで 1/2 ずつ補填するという協定を締結して
事業を実施。
5
イオンモールでのパークアンドバスライドの利⽤者の状況(詳細は資料 3-3)
・平成 24 年度
1 ⽇平均利⽤者数
収支
・平成 25 年度(2 月末まで)
17.43 人
△747 千円
1 ⽇平均利⽤者数
(県からは 373 千円を補助)
27.53 人
⾚字補填を⾏わない⾒込み