マッカーサー盆地シェールガス プロジェクトの概要 ダーウィン キャサリン テナントクリーク アリス・ス プリングス 0 ガスパイプライン 主要町村 100 km 幹線道路 鉄道 会社概要 インペリアル・オイル・アンド・ガス社は、エン パイア・エナジー社の完全子会社です。エン パイア・エナジー社は米国に長寿命の石油ガ ス資産を所有しているオーストラリア株式市 場上場会社です。 インペリアル・オイル・アンド・ガス社はノーザ ンテリトリーでシェールガス探査を大規模に 行っている子会社です。 ASX: EEG 株式時価総額: 2015年6月4日現在 772万豪ドル 発行済み株式数: 2015年6月4日現在 308,863,682株 ウェブサイト:www.empireenergygroup.net 資源:在来型ならびにシェール石油ガス 連絡先 インペリアル・オイル・アンド・ガス社 ジェフ・ホーキン 主席顧問 (探査および運営担当) Eメール:[email protected] ノーザンテリトリー政府 鉱山エネルギー省投資誘致部 フィオナ・パーク 投資誘致部長 電話:+61 8 8999 1385 Eメール:[email protected] 当プロジェクトおよびノーザンテリトリーのそ の他のプロジェクトについての詳細は以下の ウェブサイトをご覧下さい。 www.core.nt.gov.au インペリアル・オイル・アンド・ガス社はノーザンテリトリーのマッカーサ ー盆地に、シェールガス探査対象地として有望な、一繋がりの七区画、合 計59,000km2 (1460万エーカー)の土地を100%保有しています。マッカー サー盆地は、石油やガスが実際に見つかっているが大半は未探査のまま になっている、石油資源フロンティアです。インペリアル・オイル・アンド・ ガス社の保有区画に広く見られる炭素に富んだ黒色石油貯留シェールと 同様のガスが近隣地で2012年に掘られた調査井でも出ています。同社の これまでの作業で、この地域が石油・ガスシェールの非常に有望な地域で あることが明らかになっています。インペリアル・オイル・アンド・ガス社で は、P(50) (リスクを含む)推定資源量を石油換算18億4600万バレル相当 もしくはガス換算11兆立方フィート相当と見ています。 区域内には既存のガスパイプラインが通っており、もう一本のパイプライン も計画中です。 保有鉱区で最初に認可されたのがEP184(面積11,210 km2)で、2013年 8月認可、二番目がEP187(同3,679 km2)で、2015年3月に認可されまし た。EP184鉱区では、2014年に探査コア試掘孔が4本掘られました。得られ たコアを分析したところ、有機炭素が豊富なシェール中に炭化水素の存在 を示す有機炭素物質が見られました。 残り5鉱区の探査認可および探査活動の開始は、先住地権所有者との間で 合意が締結されたあとに行われます。そのための交渉は順調に進捗してい ます。認可が下り次第、地震波調査と試掘が開始される予定です。 地質学およびこれまでの探査活動 マッカーサー盆地は中期原生代の堆積岩が主で、北部オーストラリア大陸 塊東端に重なるように存在しています。インペリアル・オイル・アンド・ガス 社の認可鉱区は同盆地の北東部にあります。この堆積岩は、生成当時地球 上唯一の生命体だった藻類に由来する有機物が豊富であり、そのため大量 の炭化水素を含有しています。インペリアル・オイル・アンド・ガス社の保有 鉱区は、石油資源が有望なマッカーサー盆地中部トラフ(陸上部分)の75% を占めています。この地区は過去に限定的な試掘が行われており、1979年 には試掘孔から出たガスに着火して、高さ6メートルの黄色で煙を伴う炎が 約6ヶ月間上がり続けました。この期間に出たガスは5億立方フィート、流量 一日あたり標準600万立方フィートと推定されており、石油ガスシステムの 存在が裏付けられました。ガス分析の結果C1~C7が確認されています。イ ンペリアル・オイル・アンド・ガス社は2014年に4本の試掘孔を掘り、また認 可申請中の鉱区のうち3鉱区で水質調査、動植物調査、今後の地震波観測 のためのロジスティクス検討、主な露出岩石の視察などを行いました。 インフラストラクチャー インペリアル・オイル・アンド・ガス社が保有する合計59,000km2 に及ぶ鉱 区は、石油資源が有望なマッカーサー盆地中部トラフ(陸上部分)の 75%を占めています。区域内の南側には既存のガスパイプラインが通ってい ます。区域の北辺はサービスが集中するヌランベイおよびゴーヴ港から80 ㎞の近さです。区域を横切るようにカーペンタリア・ハイウェイが通っていま す。 事業概要 • インペリアル・オイル・アンド・ガス社は近隣の鉱山会社との間で、直接 ガス供給の機会について協議を始めています。 • EP187を通っている既存のガスパイプラインを通じて、大規模なマッカ ーサー・リバー亜鉛鉱山へのガス供給、またはノーザンテリトリーの首 都ダーウィンで現在建設中のLNG処理施設向けとしての早期商業化機 会が考えられます。 • ノーザンテリトリー政府が提唱しているノースイースト・ガス・インターコ ネクター・パイプライン(NEGI)の建設計画が実行に移されれば、大量 生産による規模の経済性が得られる可能性があります。計画中のNEGI パイプラインは、ノーザンテリトリー内の既存のガスパイプラインとオ ーストラリア東海岸のガス市場とを繋ぎます。 • 親会社であるエンパイア・エナジー社は在来型石油ガス生産に実績が あり、アメリカ合衆国において非在来型資源開発に成功しています。 プロジェクトの現況と開発タイムライン • インペリアル・オイル・アンド・ガス社は、ノーザンテリトリー政府の地質 調査局が保管している、対象区域内で以前に行われた試掘コアの再評 価と再試験を行う予定です。また、最近、EP187では1980年代にもコア 試掘孔が掘られたことが明らかになりました。 • 試掘目標地点を確定するため、EP187を縦断するカーペンタリア・ハイウ ェイに沿って地震波観測を行う準備も進められています。 • 2015年末頃までには、残り3鉱区の許可申請も認可されると予想してい ます。 投資機会 インペリアル・オイル・アンド・ガス社では、探査計画の次期段階を支援する ジョイントベンチャー・パートナーを求めています。 資源量予測 インペリアル・オイル・アンド・ガス社は、ノーザンテリトリーの保有鉱区の P50(リスクを含む)推定未発見資源量を、ガス9兆8900億立方フィート、石 油1億9800万バレルと公表しました。 免責事項: この文書には第三者から提供された情報が含まれています。それらの情報は一般的性格のものであり、あくまで参考のためのものです。ノーザンテリトリ ー政府は第三者から提供された情報の真正性・正確性を保証しません。情報を利用するにあたっては独自に相当の注意を払う必要があります。独立した専 門家に相談することを推奨します。 © Northern Territory Government 2015
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