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富士市立鷹岡中学校
生徒指導便り NO.1
平成 27 年4月 19 日
現在、地球のまわりには大小数千個の人工衛星が回っています。私たちの生活を便利にする
ために、人工衛星は欠かすことができないものになっています。
さて、人工衛星が地球の周りを回る高さは地上数百キロから数万キロの高さです。そこまで
大小の人工衛星は、ロケットで打ち上げられます。打ち上げのシーンをイメージしてください。
人工衛星は、ロケットの先端のカバーの中に入っている、それほど大きくないものです。し
かし、人工衛星を「
「目的の
目的の場所」
場所」まで持っていくためには、地球の重力が邪魔になります。地
球の重力という、
「目的の
「壁」を乗り越えるために、大きな推進
目的の場所」
場所」にたどりつくまでの「
力をもつロケットが必要になります。しかし、1段目、2段目のロケットが切り離されても、
「目的の
目的の場所」
場所」で人工衛星は地球の周りを回り続けることはできません。再び地上に落ちてこ
ないために、人工衛星をのせたロケットは、秒速8km(時速28800km)まで加速しな
ければいけないのです。秒速8kmとは新幹線の100倍の速さです。人工衛星は「
「目的の
目的の場
所」で、地球の重力という「
「壁」を乗り越え、目的を果たすために回り続けるために、落ちな
いスピードまで加速しなければいけないのです。
学校の生活に置き換えて考えてみましょう。
「目的
の場所」
場所」とは、4月の最初の日、みなさんが今年1年
でやり遂げたいと思ったこと、成長したいと思った自
分の姿です。
「壁」とは、その自分の姿になるための
邪魔になる、自分の環境や自分に身に付いてしまった
悪い習慣です。みなさんというロケットは今「
「目的の
目的の
場所」
「目的の
場所」に向かって飛び立ちました。しかし、
目的の
場所」
場所」にたどりつくまでは、加速を続けなければ、再
び元の自分にもどってしまうのです。意識して自分に
身に付いた習慣を断とうとしなければ、あっというま
に元の自分に戻るのです。「目的の
目的の場所」
場所」で、安定し
た軌道に乗り、自分の目的を果たすために活動を続け
ていくためには、落ちない速度
ちない速度まで
速度まで加速
まで加速する
加速する必要があ
する
るのです。
新年度が始まり3週目に入りました。みなさんのロケットは、
「目的の
目的の場所」
場所」に向けて順調
に加速していますか?
発見!
入学式の当日、湿度が高く中央廊下が少し汚れていまし
た。新入生を気持ち良く迎え入れるために、野球部や
部を中心とした2、3年生が掃除をしてくれていました。
また、掃除の時間に1年生が一生懸命、雑巾で廊下を拭い
ています。気持ちの良い環境をつくるために進んで体を動
かすことができる心掛けがすばらしいですね。
正しい服装や服装を ご家庭でも ご確認ください
新年度になり、子どもたちは新たな決意を胸に学校生活を送っています。しかし、様々な原
因から、自分の決意が実行に移せないときがあります。その兆候は、やはり持ち物や服装や頭
髪に現れることが多い傾向にあります。学校では、以下のように服装や頭髪について指導をし
ています。ご家庭でも毎朝お子様を見送る時に、
「中学生だからもう親の確認はいらない」で
はなく、「中学生だからこそ、方法を変えながら親の確認は必要」という認識で、お子様が自
己実現にむけて邁進できるように、服装や頭髪の確認にご協力いただきたいと思います。
【服装について】
冬服:標準型の学生服(標準マーク付き)と白のYシャツ・学生ズボン・ベルト(色
は黒か紺)
夏服:標準型の白いYシャツ・学生ズボン・ベルト(色は黒か紺)
男
※上着は詰めえり。ソフトカラーでない場合は、カラーを付ける。儀式では、
ホックをしっかりと留める。
※ボタンは中学生用を使用する。
子
※ズボンは、ウエストでベルトをしめる。布製のベルトは不可とする。
※上着・ズボンとも黒色とし、形が変形しているものは不可とする。
※胸に「学校指定の名札」をつける。
冬服:学校指定の紺のセーラー服・スカート・ネクタイ
夏服:学校指定の白のセーラー服・スカート・ネクタイ
※胸ポケットに「学校指定の名札」をつける。
女
※スカートは紺色とする。丈は、膝が隠れる程度。(立て膝でスカートの裾が
床に着く)
※セーラー服の袖口を留める、またはきちんと折る。冬服の場合は、防寒着が
子
見えないようにする。
※ネクタイは正しく着用する。
※男女とも「白無地の下着」
(女子はベージュも可)を着る。普段の校内生活では体操服でも
可とする。ただし、校外へ 出掛けるとき(修学旅行など)や儀式(入学式、卒業式など)
、
文化的行事は、体操服ではなく白無地の下着を着る。
【頭髪について】
・髪の毛を加工しない。
【パーマ・脱色・毛染め・そり込み・整髪料は使用しないなど】
・まゆ毛などに手を加えない。
【まゆ毛を切る・剃る・抜くなど】
・髪の毛が肩につくようならば、女子は黒・紺・茶色のゴムで縛るか、ピンで留める。または
切る。男子の場合は切る。
・左右非対称のカット(アシメ)
、ツーブロック、ワンブロック、ソフトモヒカンなどの髪型
は望ましくない。
※極度の縮毛のため矯正を希望する場合は、保護者が学校へ申し出て許可を得なければなりま
せん。
(文責 加藤)