OmniTrust プラグインのデバッグログ取得手順書(第 1.03a 版) はじめに

OmniTrust プラグインのデバッグログ取得手順書(第 1.03a 版)
はじめに
OmnitrustCopyLog プログラムは、OmniTrust プラグインで発生中の障害状況を調査する
ためのユーティリティプログラムです。このプログラムを実行することで、障害原因を
分析するためのデバッグログを取得できます。
1
プログラムの説明
ファイル名: OmnitrustCopyLog.exe
アイコン表示:
製品バージョン: 1.0.1.3
プログラム実行に必要となる権限:Administrators グループに所属していること
2
OmnitrustCopyLog の実行手順
2.1
Internet Explorer を全て閉じます。
2.2
OmnitrustCopyLog をダブルクリックで実行します。
2.3
図1のメッセージボックスが表示された後、タスクバーに図2のアイコンが
表示されます。
図1
図2
2.4
図1のメッセージボックスで[ OK ]をクリックします。
2.5
Internet Explorer を起動します。
2.6
指定の保護文書をリクエストします。
2.7
OmniTrust プラグインの警告メッセージ(画面)が表示されることを確認し
ます。
2.8
Internet Explorer を全て閉じます。
2.9
図2のアイコンを右クリックして、表示されたメニューの[ CLOSE ]を選択し
ます。
図3
2.10 図4のメッセージボックスで[ はい(Y) ]をクリックします。
図4
2.11 図5のメッセージボックスが表示されて、OmnitrustCopyLog.exe と同一フォ
ルダに OmnitrustLogFile_[date-timestamp].cab が保存されます。
図5
2.12 図5のメッセージボックスで[ OK ]をクリックすると図2のアイコンがタス
クバーから消去されて、OmnitrustCopyLog は終了します。
3
デバッグログについて
取得されたデバッグログ OmnitrustLogFile_[date-timestamp].cab を解凍すると
以下のファイルおよびフォルダが展開されます。
3.1
クライアント PC の環境情報
-
System.txt: OS のバージョン、UAC の状況、IE のバージョン、IP Address
(ローカル)、および、IP Address(プロキシ設定)の環境情報。
-
OmniTrust_ProcesList.log: OmnitrustCopyLog.exe の起動時、クライアン
ト PC 上で動作していたプロセス情報リスト。
-
DebugView.txt: Win32 API“OutputDebugString”のログ出力を取得。
-
OmniTrustCopyLog.log: OmniTrust デバッグ処理のレジストリ情報。
-
plugin_version.csv: OmniTrust プラグイン(dll)のファイルバージョン
情報リスト。
3.2
OmniTrust プラグインのデバッグログ
-
PBInstall.log: OmniTrust for Browser のインストールログ。
-
T4PPluginInstall.log: OmniTrust for Documents のインストールログ。
-
RogueTest.log: OmniTrust プラグインのインストール時に記録される、
ローグアプリケーションの一覧。
-
PROBIXDG.log: クリーンアップユーティリティ(ProbixUtil.exe)の実行
ログ。
-
PROBIXCLN.log: クリーンアップユーティリティ(ProbixUtil.exe)の実
行ログ。
ProbixTraceLog (フォルダ) : OmniTrust プラグインによって記録された
-
デバッグログの保存フォルダ。
(例)doc_2256.trc, ProbixPB_2256.trc …が保存されます。
wnps (フォルダ) : OmniTrust プラグイン画面キャプチャ制御プログラム
-
によって記録されたデバッグログの保存フォルダ。
(例) PROBIXAPP.EXE.pbx, iexplore.exe.pbx …が保存されます。
4
OmnitrustCopyLog の設定変更について
デフォルト設定:
-
デバッグログは OmnitrustCopyLog.exe と同一フォルダに保存されます。
-
クライアント PC の IP Address を記録します。
-
OmniTrust プラグインのデバッグログ(WNPS を含めて)を全て保存します。
-
デバッグログの保存後、%TEMP%フォルダにあるログファイルを削除します。
上記のデフォルト設定の変更および確認手順:
4.1
図2のアイコンをダブルクリックすると図6のダイアログボックスが表示さ
れます。
デバッグログの保存場所の変更
IP Address を記録する場合は選択
OmniTrust プラグインのデバッグログを保存する場合は選択
OmniTrust プラグインの wnps ログを取得する場合は選択
%TEMP%にあるデバッグログを削除する場合は選択
図6
4.2
ダイアログボックスの [×]または[-]をクリックして、設定を終了します。
注意: 設定変更を有効にするため、変更作業は必ず保護文書をリクエストする前に
実施してください。
5
保存されたデバッグログのメール送信
保存されたログファイル OmnitrustLogFile_[date-timestamp].cab をサポート担当者
へメール送信してください。