生活行動目標 平成27年2月号 磨き合う

学校教育目標
生徒数
298名
1年 92名
2年 81名
3年125名
磨き合う
学ぶ糸中 心の糸中 鍛える糸中
まぶしい姿と将来への期待
校長
檜垣 幸久
「おはようございます。」「おはようございます。」小学校の校門で挨拶運
動をする糸中生。竹ぼうきを持って、地域の落ち葉を掃く糸中生。朝、学
校の廊下をモップがけする糸中生。小学校の運動会やバザーでお手伝
いをする糸中生。夏休みに小学校のサマースクールでマル付けをする糸
中生。夏休み、汗を拭き拭きサルビアの種に水やりをする糸中生。開花し
たサルビアをフェンスにかける糸中生。今年、一年間に行ってきたボラン
ティアの風景である。さまざまなボランティアに参加した生徒は、堂々とし
て立派だった。ボランティアに参加した生徒に心から感謝している。「有り
難い」ことだ。「有り難い」とは、文字通り「有る」ことが「難しい」ことだ。つま
り、当たり前ではないこと。だから、「有り難い」とは、「尊い」という意味に
なる。挨拶で迎える人がいる校門。竹ぼうきを持って地域の落ち葉を掃く
姿。朝の廊下をモップがけする光景。「ある」のと「ない」のとでは、雲泥の
差がある。
一人ではできないことが、3人ならできることもある。3人になるために
は、「よし、やろう。」という一人が、3人いなければできない。「よし、やろ
う。」と思うのは、行動する意義を理解し、大いに共鳴したからだ。そして、
行動する表情は、きらきら輝いていてまぶしい。「損」「得」を勘定に入れ
ずに、自分が正しいと思ったことを実行しているから、まぶしいのだ。正し
いと思う自分に「自信」を持っている。「自信」とは、自分を信じることであ
る。 「自 信がない 。」 とは 、自 分を信 じら れ ない というこ とになる。「自信 」
は、やがて「誇り」を生む。
自分に自信を持って行動する生徒は、やがて地域を動かす人になる。
「損」「得」ばかりを勘定せず、「どうすることが、正しいのか。」「人として、
どうするべきか。」「全体のために、何ができるのか。」を考える人が、社会
を正しく動かしているのではないだろうか。
学校もPTAというボランティアの組織力によって支えられている。PTA
会長をはじめ、保護者の皆様に感謝せずにはいられない。
わたしの一冊
わたしの一冊 『オール1の落ちこぼれ、教師になる』宮本延春
全国家読ゆうびん
コンクール 特 別賞
教育長賞
受賞作品
2年 山本茉聖愛
1月28日(水)、彦糸
中学校区の彦糸小学校・
彦郷小学校・彦糸中学校
の3校が、昨年度より取
り組んできた「小中連携
教育推進研究」の成果を
発表しました。
発表は、受付となった
彦糸小から本会場の彦糸
中までの間で児童・生徒
が行った「あいさつ運動」
から始まり、彦糸中に到
着後、3校で共に取り組
んでいる「もくもく清掃」(無言清掃)の様子を参観いただきま
した。続く「小中体験授業」では、彦糸中の先生方が担当する7
つの授業に児童が参加し、彦糸中の2年生が学習のサポートにあ
たりました。
授業後、休み時間でホッとし
た中に、緊急地震速報の訓練報
が鳴り響きました。小中連携に
あたる彦糸小・彦郷小・彦糸中
の3校は、昨年度「実践的防災
教育総合支援事業」の指定校と
して、緊急地震速報に対応した
防災訓練を行ってきました。今
回はその成果を生かし、児童・
生徒・先生方が一緒に身を守る
一次避難に続き体育館への二次
もくもく清掃 参観
避難を行いました。
群読 「雨ニモ負ケズ」
日
9
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24
曜
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
2・3 月
の
行
事
予 定
火①②水②金④火⑤⑥
建国記念の日
生徒専門委員会
生徒評議員会
サタスタ1・2年
県公立願書・調査書等提出 育成会あいさつ運動:彦郷小
サタスタ1・2年
県公立志願先変更
諸活動停止
木曜授業①~⑥
三郷市立彦糸中学校だより
平成27年2月号
三郷市彦成3-14-4
TEL. 048(957)1215
体育館に集合した児童・生徒
は改めて整列し、アトラクショ
ン「群読・雨ニモ負ケズ」を披
露しました。中学生が英語翻訳
されたパートを担当したこの群
読は、行事が立て込む小・中学
校3校で一緒に練習できたのは
わずか2回、さらに小学校では
インフルエンザの流行による欠
席者も出ている中での発表とい
う厳しい状況でしたが、児童・
生徒とも練習での出来を遙かに
超える発表を見せ、まさに「や
ればできる」彦糸中学校区の面
目躍如たる活躍でした。
その後、研究発表全体会へと
会は進行し、三郷市教育委員会
教育長 榎本幹雄 先生の御挨
拶、教職員の研究発表に対する
三郷市教育委員会指導課長 大
塚正樹 先生の御指導を頂き、
発表会を終了しました。
あいさつ運動や無言清掃、防
災訓練等の学校に定着した取組
の様子や授業・群読等での小・
中学生が自然に協力・協同する
姿に多くのお褒めの言葉をいた
だきました。ありがとうござい
ました。
生活行動目標
○礼儀正しい行動を
心がけよう
○正しい言葉使いをしよう
防災訓練
一次避難する児童・生徒
小中体験授業・社会
小中体験授業・数学
日 曜
行 事 予 定
25 水 育成会あいさつ運動:小学生来校 5 S 指導
26 木 期末テスト①
27 金 期末テスト②
28 土
3/1 日
2 月 県公立学力検査 あいさつ運動(~3日)
3 火 県公立実技検査等
4 水 育成会あいさつ運動:彦糸中
5 木 生徒専門委員会(1・2 年)
6 金 生徒評議員会
7 土
8 日
9 月
10 火 県公立入学許可候補者発表
3/12(木)卒業式予行 3/14(土)第35回卒業証書授与式
3/18(水)2年保護者会 3/19(木)1年保護者会 3/26(木)修了式
生徒会代表 島貫 泰行
3学期は、1年を振り返り、まとめをする時期です。学習面では、「糸中学習10ヶ条」にもあ
る「宿題・提出物は期限を守る」を重点的に行っていきましょう。これは、2学期の期末テスト
時に行った自己評価でも達成率が低かった項目です。宿題や提出物は前日に生活ノートを見るな
どチェックし、忘れないようにしましょう。また、今の学年、今のクラスで過ごす日々も残りわ
ずかです。友達との友情を更に深め、たくさんの思い出をつくりましょう。そして、友達と助け合い、励まし合い
ながらこの1年間を締めくくり、最高の1年にしましょう。
3年代表 坂下 龍樹
卒業まで残り2ヶ月もない中の冬休みとなりましたが、3年生の皆さんは勉強に打ち込むこ
とができたでしょうか。今日から始まる3学期は勝負の学期となります。ここで、真剣に勉強を
する人、手を抜いてもいいかと思う人で差が開いてしまいます。ですから、自分に甘い気持ちを
捨て、少しでも多くの勉強をし、質の向上を目指しましょう。生活面でも、3学期は最後の学期となります。今ま
で彦糸中で作り上げてきた良い思い出を大事にして、最高の思い出を作り上げましょう。そして、3年生最後の行
事として卒業式があります。今まで先輩達が作り上げてきた彦糸中の伝統を後輩達に伝えていき、卒業までの2ヶ
月という残り少ない日々を大切に過ごしましょう。
2年代表 三浦 ひな
3学期は、2年生のまとめと3年生への準備の季節です。勉強と部活により一層力を入れてい
きたいです。勉強では、苦手な英語を特に頑張りたいです。3学期は授業に積極的に参加し、し
っかり理解したいと思います。分からなかったものは家庭学習で復習し、その日の内に分かるよ
うにしていきます。2学期は挙手して発言をすることができませんでした。そこで、3学期は挙
手を心がけたいです。部活は、新人戦で一人一人が使える技を増やすなど、改善点が見つかったと思います。学校
総合体育大会に向けて少しでも上手になれるようにしていきたいです。バスケットボールはチームで行うスポーツ
です。一人が上手なだけではだめだと思います。そこで、一人一人がゴール下のシュートは絶対外さないようにす
るなど目標を持ち、お互いに高め合っていきたいです。私たちも、4月からは3年生です。受験に向け、少しでも
いろいろなことで自信がつけられるように、高い目標を持って頑張っていきたいです。
1年代表 小櫃 愛紗
3学期は、1年生にとって2年生になるための準備をする期間です。今までは先輩に教えても
らっていましたが、これからは自分達で行動しなくてはいけません。部活、委員会などでも先輩
とともに中心となって活動していきます。しかし、2学期を振り返ると、忘れ物が多かったり、
授業態度が悪かったり、あいさつの声が小さくなっています。これからは、一人一人が中学生と
しての自覚を持って過ごし、お手本になるような中学生になりたいです。
1月20日(火)~22日(木)、2学年で「中学生社会体験チャ
レンジ事業 ・3daysチャレンジ」を実施しました。 今年度は、
三郷・吉川市の22事業所に御協力いただき、仕事をすることの責
任や喜び、働くことの意義、社会における礼儀やマナー等を学ぶ3
日間としました。2学年の生徒は、地域の多くの方々に支えられな
がら、それぞれが大きな成果を手にして3日間の職場体験を終える
ことができました。御協力くださった各事業所の皆様、本当にあり
がとうございました。また、今後ともよろしくお願いいたします。
[生徒感想]
・僕は、働くことは簡単ではなく、常に考えながら行動するということ
が必要だと思いました。そして、話をよく聞くことが大切だと思いまし
た。これからの生活でも3daysで学んだことを生かしたいです。(セ
ブンイレブン三郷彦成3丁目店:藤田弥希也)
・働くことは楽しい時もあるけれど、大変で、甘くはない、どんなこと
もやらなくちゃいけないと思うので、これからは嫌がらず、挑戦する気
持ちを持つように心がけたいです。(天馬堂:長谷川結夏)
・働くことは大変だし結構疲れたけれど、仕事をやり終えた後の達成感
があって、”明日も頑張ろう
”と思えるので、大人になっても「仕事は大変だけど楽しい」というこ
とを忘れないようにしたいです。(イトーヨーカドー三郷店:佐藤翔希)
・働いてお金を稼ぐことは、自分で体験して容易ではないと実感し、い
つも働いてくれている父の気持ちに少し近づくことができたので、お金
の大切さや重要さを考えて、これからものを買ったりしたいと思いまし
た。(三郷市立さくら保育所:橋本美玖)
・親や先生にもっと敬意を持って生活していきたいなと思います。仕事
から帰ってくる親に対して、普段は恥ずかしくて言えないけれど、「い
つもありがとう」や「お疲れ様」など、何かひと言かけてみようと思い
ます。(三郷市立彦糸小学校:ユーリナ)
1月15日(木)~17日(土)の2泊3日、長野県菅平高原ス
キー場にて1学年のスキー教室が行われました。ほとんどの生徒
がスキー初心者ということで、スキーを履いたり歩くだけでも精
一杯でしたが、あっという間に上達し、2日目午後には多くの生
徒がフリー滑走にチャレンジすることができました。ホテルでの
時間を守った素早い行動や部屋の片付けなどの生活面でも1学年の力が発揮され、大きな
実りある3日間となりました。インストラクターの先生方、宿泊地となったホテル白樺荘
の皆様、3日間お世話になりました。
[生徒感想]
・初めてのスキーでしたが、とても楽しい思い出ばかりでした。スキーを教えてくれたイ
ンストラクターの方も優しく教えてくれたので、スキー教室が楽しい思い出になりました。
班員のみんなで支え合ったり、励まし合ったりして、支え合い、励まし合いの大切さを学
びました。また、仲間と過ごす3日間の中でも、あまりしゃべることの無かった友達とも
仲良くなり、団体行動を身につけました。スローガンどおり、ケガなくスキーを楽しめた
3日間になったので、良かったと思います。(金子由茄)
・スキー教室を振り返ってみると、みんなと協力し合いながら過ごすことができたけれど、整理整頓ができていなかったと思います。
みんなとは布団を敷いたり、片付けをしたりと協力し合いながら過ごせました。でも、自分の荷物の整理整頓ができませんでした。今
度は気をつけていきたいと思います。スキーのレッスンでは、班の足を引っ張ってしまったけれど、最後の方では助け合いながら滑り
ました。スキー教室で過ごした2泊3日はとても楽しかったです。(宇田川明莉)
・今回僕は、初めてスキーをやりました。最初はすぐできると甘くみていました。だけど実際にやってみると、すごく難しく、全然で
きませんでした。しかし、頑張って練習しているうちに滑れるようになり、すごく楽しかったです。特に3日目は、普通に滑れるようになりました。他にも、友達と一緒に泊まった
り、食事をしたり、お風呂に入ったりしてすごく楽しく良い思い出ができました。今回のスキー教室で色々なことを学びました。特に、協力という大切さを知りました。(前﨑隆英)
1月11日(日)に、三郷市文化会館で三
郷市消防出初式が行われました。本校の地
域貢献部がオープニングでは空手の試技と
あわせ、フィナーレでは一斉放水にあわせ
て和太鼓の演奏を行いました。出席された
多くの来賓の皆様の前で、地域貢献部員は
堂々と演技をし、市民の方々を含め多くの
拍手をいただきました。