授業科目・単位 教育実習 5単位 担当者 加藤 紀子 大見 由香 岩治まとか

担当者
授業科目・単位
教育実習
5単位
加藤 紀子
大見 由香
岩治まとか
関根 久美
嶌田 貞子
英 語 表 記
Teaching Practices
通年 半期(前・後)
in Kindergarten
2年生
卒業必修 ・卒業選択
幼免必修 ・幼免選択必修・保育士必修
授業形態: 講義 演習 実習 実技
幼稚園での実習を通し幼児を理解し、専門職としての教師の自覚と態度を培うことを目的とする。その為、実習の
概 要 及 び
到 達 目 標
事前学習では実習の目的・意義を理解し、各自がしっかり実習課題を考え、目的意識を持ち実習に臨む事を学ぶ。
更に、ビデオや講演を通して学習意欲を高め、具体的な指導計画の立案方法等を学ぶ。実習後は実習を通し学んだ
事や反省点をもとに、今後の課題を見つけ各自が更に学習を深め、自己の望ましい教師像を形成できるよう計画さ
れている。
項
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
授 業 計 画 8.
目
事前学習1
内
容
実習の目的・意義・内容・方法等実施計画を理解する。
幼稚園実習について
本学「保育・教職の手引」を使用し、学内で定めた実習規則を確認する。
事前学習2
実習の目的、意義を理解した上で、自己の実習課題、日々の着目点等につき考
実習の心構えと準備
え、実習にむけ実習予定を立てる。
事前学習3
視聴覚教材を通し、子どもの生活する姿を捉える。
映画
併せて、保育者の役割、援助の仕方を理解し学ぶ。
事前学習4
なぜ指導計画が必要かを理解した上で、
指導計画の立案とその具体化の方法を
指導案の立て方・書き方
学習する。一日の流れを想定し、計画を立てる。
事前学習5
子どものより自由な発想、あそびの展開を大切にし計画を立てる。
指導案の立て方・書き方
指導案を作成する。
事前学習6
子どもの状況を捉え、計画の柔軟な活用を学び、一日のある特定の活動、時間
指導案の立て方・書き方
帯を想定し、部分指導案を作成する。
事前学習7
現職の園長より「幼稚園の子どもたち」の話を聞き、実習への期待と意欲を高
講演
めると共に、実習生として態度・心構えを自覚する。
事前学習8
子どもの興味・関心、発達に合わせた活動や遊びの紹介を個人発表する。
教材研究、実技発表
9.
事前学習9
子どもの生活する姿と保育者の援助の様子、
更に子どもの自発性を育てる環境
日誌、記録の書き方
構成、安全管理の留意事項などに着目し、日々の日誌の書き方を学習する。
10. 事前学習10
日誌、記録の書き方
11. 事前学習11
幼稚園実習オリエンテーション
12. 教育実習
記録の取り方、日誌の書き方を先輩の記録や資料をもとに学習する。幼稚園実
習事前学習の総まとめをし、実習にむけ事前学習に不備がないか点検する。
本学「実習の心得」を中心に、実習の心得や態度について考え、実習への意欲
を持つ。実習中の事務連絡の方法等も確認する。
観察実習、参加実習、責任実習を通して、幼稚園教育の実際を学び、教育技術
を習得する。
13. 事後学習1
幼稚園実習 反省会
14. 事後学習2
幼稚園実習評価、個別指導
15. 事後学習3
幼稚園実習評価、個別指導
成績評価の
方法・基準
実習を自己評価する。実習内容、感想、反省、課題達成度等につき、学生同士
発表する。担当教員が助言をする。
今後の課題を見つけ、各自が更に学習を深めていくよう、実習園の評価、日誌、
学内での評価をもとに、担当教員が個別指導する。
実習を通し学んだ事や反省点をもとに、個人指導と併せ、各自の今後の課題と
し、実習意欲を高めるよう担当教員が助言をする。
実習園が与えた実習評価票の評価(30%)
、学外実習における出席状況(20%)
、実習日誌(20%)
、学内実習にお
ける提出物の提出状況(10%)
、提出物の内容および事前・事後の学習の取組み(20%)
、を総合して評価する。合
計 60 点以上を合格とする。その他詳細は「保育・教職の手引」による。
テ キ ス ト
書名
最新保育園・幼稚園の実習完全マニュアル
著者名
参
書名
幼稚園教育要領
著者名
考
書
事前学習の内容
履 修 条 件
備
考
林 幸範他
教育実習を行う学生は、学内実習Ⅰ(保)を受講しなければならない。
実習期間が後学期になる場合もある。
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発行所名
発行所名
成美堂出版