部訓 心と技 - 滋賀県柔道連盟

部訓
心…すばらしい人間
人間となる
心と技
技…すばらしい技を身につける
につける
部の概要
部員
3年生 12 名、2年生 11 名、1年生7名の計 30 名
顧問
3名
日頃の練習
【学期中の平日】
2時間30分程度、寝技と立技の練習を中心に行っています。
【1~3学期の土日】
強い練習相手を求めて、遠征に出ることがあります。
【長期休業中(夏・冬・春休み)】
休業中だからこそできる県外での合同合宿や練習試合大会に積極的に参加します。
練習メニューについて
○基礎の反復練習・・・・・・・良いイメージを体に習慣づけることを目的にしています。
良いイメージを体に習慣づけることを目的にしています。
○寝技の乱取・・・・・・・・寝技での攻防の力を身につけることはもちろんのこと、体の“芯”の強さを
寝技での攻防の力を身につけることはもちろんのこと、体の“芯”の強さを
身につけることを目的にしています。寝技に自信が持てると立技において積
極的に仕掛けていく自信が持てます。
○立技の乱取・・・・・・・・柔道の競技力を高めるためには必要不可欠です。試合において日頃の練習の
柔道の競技力を高めるためには必要不可欠です。試合において日頃の練習の
成果を発揮するたに必要な気力と、トーナメントを勝ち上がっていくために
必要な体力を身につけることを目的にしています。
○トレーニング・・・・・・・自分の体の重みやペアの相手の重さを利用したトレーニングを行っています。
自分の体の重みやペアの相手の重さを利用したトレーニングを行っています。
○ウエイトトレーニング・・・正しいフォームを習得したうえで、
正しいフォームを習得したうえで、基礎体力作りの一つとして器具を使った
基礎体力作りの一つとして器具を使った
ウエイトトレーニングを取り入れています。
平成23年秋以降の戦績(新チーム)
平成23年秋以降の戦績(新チーム)
●秋季大会
男子団体
第3位
66Kg 級
優勝
沖鷹廣
廣、第3位
73Kg 級
優勝
松谷
秀
→近畿新人大会(個人試合)出場
近畿新人大会(個人試合)出場
81Kg 級
第3位
山本
慧
→近畿新人大会(個人試合)出場
近畿新人大会(個人試合)出場
90Kg 級
第2位
松本吏世
松本吏世、第3位
100Kg 超級
第3位
西山直介
女子 57Kg 級
●新人大会
第2位
朝田凱、田中大智
芥川勇太
→近畿新人大会(個人試合)出場
近畿新人大会(個人試合)出場
→近畿新人大会(個人試合)出場
近畿新人大会(個人試合)出場
→近畿新人大会(個人試合)出場
近畿新人大会(個人試合)出場
伊吹祐香
→近畿新人大会(個人試合)出場
近畿新人大会(個人試合)出場
(団体および男女個人5階級)
男子団体
第3位
→近畿新人大会(団体試合)出場
73Kg 級
優勝
松谷
秀
90Kg 級
第2位
松本吏世
90Kg 級
第3位
芥川勇太
女子57Kg 級
第2位
伊吹祐香
→全国高校柔道選手権大会出場
瀬田工業高校電子部報 2012
●平成23年度近畿高校柔道新人大会
個人試合
81Kg級
ベスト8
山本
慧
90Kg級
第3位
松本
吏世
団体試合
第3位 *初の近畿大会団体試合
近畿大会団体試合3位入賞
優秀選手賞
松谷
秀
近年の柔道部卒業生進路
〔進学〕
関西大学
〔就職〕
滋賀県警察
近江鍛工
龍谷大学
中京大学
大阪経済法科大学
豊郷町役場(一般行政職)
新旭電子工業
大同塗料
JR東海
大阪産業大学
村田製作所
愛知工業大学
カネカ
等
パナソニック電工
等
中学生のみなさんへ
ここではおおまかな活動内容を紹介しました。日々の練習は決して楽な内容ではありませんが、それぞれ
の体力に応じて、ケガをしない体づくりと、すばらしい技を身につけるために必要な基礎体力づくりを徐々
にすすめていけるようにしています。
中学校で柔道部に所属していたけれど
中学校で柔道部に所属していたけれど、自分の体
力でついていけるかと入学当初に不安をいだいてい
不安をいだいてい
た選手もいましたが、今では十分にメニューをこな
し、メキメキ強くなっています。
高校生であるからには勉強もしなければなりませ
んし、学校や社会のルールはきちんと守らなければ
なりません。そしてまた、柔道が強いだけではただ
の乱暴者です。瀬田工柔道部では、ただの“最強の
選手”ではなく、心も柔道も“最高の選手”となる
心も柔道も“最高の選手”となる
ことを目標にしています。
一緒にチャンピオン目指してがんばりましょう!お待ちしております!
一緒にチャンピオン目指してがんばりましょう!お待ちしておりま
す!
『柔の心』
作家 井上靖
柔道のすばらしさは、相手との闘
闘いであると同時に、自分自身との闘いであることである
いであることである。自分に克
たずして、どうして相手を倒すことができよう
すことができよう。
柔道の美しさは、いかなる勝負も
も、それが成立した瞬間消えてしまうことである
えてしまうことである。技をかけた。相手
が飛んだ。―――瞬間、それは消えて
えて、跡形もない、勝ち負けは、単なるその結果
結果であるに過ぎない。
柔道の勝負は本来生死の問題である
である。スポーツではない。生死を賭けた対決であり
であり負けることは、死
を意味する。だから、柔道の試合においては
においては、どうしても勝たなければならないのだ
たなければならないのだ。
柔道は本来自己防衛の技として生
生まれ、成立した受身である。相手の攻撃の力
力を利用して、相手を倒
す。これほど謙譲な、しかもこれほど強靱な体技はない。
しかもこれほど
どこからでも攻めて来い
い、それを持っている。
柔道は本来非エリートの体技である
である。非エリートがエリートを倒し、自らがエリートになる
らがエリートになる体技であ
る。柔よく剛を制す。これほど柔道
柔道の本質を言い現している言葉はない。
柔道のすばらしさは、自分より強
強い者に向って、必勝の精神を持つことである
つことである。
勝つことに自己の全てを賭けずして
けずして、なんの柔道ぞや。
瀬田工業高校電子部報 2012