平成27年2月 道院だより - 金剛禅総本山少林寺 大阪府教区

2015.1.29
2・3月の主な行事予定
2月
1日(日) 昇級考試 9:00~11:00 千代田道場 3 級~1 級受験者
2 月15日(日)
河内長野シティーマラソン 協力 (一般のみ)
2 月22日(日)
昇格考試 8:30~
3月
1 日(日) 審判講習会
大阪市立中央体育館
8:30~ 大阪市立中央体育館
3 月15日(日) 昇級考試 9:00~11:00 千代田道場 3 級~1 級受験者
3 月22日(日) 昇格考試 8:30~
吹田市立武道館「洗心館」
特 別 稽 古 のご案 内
昇格考試の合格を期して、下記の日程で特別稽古を行います。昇段は修行の大きな節目となります。黒帯を締
め有段者の仲間入りをするためには、少林寺拳法の有段者としての自信と自覚が求められます。十分な準備をし
て、自信を持って受験できるよう下記の日程で特別稽古を行います。対象者は必ず出席してください。
日 時
場 所
2月7日・14日・21日・28日(土)
千代田小学校 多目的室 1階
午後7時~9時
☆平成27(2015)年度の手続きについて(重要)☆
新年度(平成27年度)の登録更新手続きについてご案内申し上げます。
2月4日(水)に本山から“会費納入手続き案内メール”が皆様方のもとに届きます。その後、
“マイページ”を開き、“各種申込手続”から“個人更新手続”へ進んで、手続きをお済ませください。
新年度に向けて皆様方にお納めいただく費用は
金剛禅総本山少林寺の信徒会費 7,000円 と、一般財団法人少林寺拳法連盟の兼籍会費 3,000円
です。
一般財団法人少林寺拳法連盟への兼籍会費3,000円をお納めでない方は、大会への参加ができませんの
でご注意ください。納入期限は3月20日(金)です。お忘れなきように手続きをお願いいたします。
手続きのことでお分かりにならないことがあれば、下記の関西地区エリアサポートセンターもしくは、道院長ま
でお問い合わせください
エリアサポートセンター
TEL(0877)56-6115
FAX(0877)56-6022
感 謝 の気 持 ちを忘 れずに
今 年 も修 行 に励 もう!
平成27年の鏡開き式が1月12日(成人の日)、千代田中学校体育
館で行われました。谷正拳士と谷亮太拳士の気合の入った奉納演武
の後、昨年11月23日(日)に大阪千代田道院の設立50周年記念式
典が行われたということもあって、大阪千代田道院の森口拳士が、門
人を代表して挨拶を行ってくれました。
【門人代表挨拶】
成人となり初めての国政選挙に臨んだ森口拳士は、今回の投票率
の低さに愕然とし、自分たち自身が自分の国を支えていると言う自覚
を持たなければならない。また、自分の今があるのは両親をはじめと
する家族や先祖のおかげであることから、「感謝」の気持ちを持って生
活すべきだと話してくれました。少林寺拳法の修行を通じて、社会や
家族のあり方をしっかりと考える人に成長した森口拳士は、非常に頼
もしく見えました。
その後、挨拶に立たれた西野議員をはじめとするご来賓の方々か
らも「感謝」の気持ちを持つことの大切さについてのお話があり、今年
も一人ひとりがこの場に集い、少林寺拳法が出来ることのありがたさ
を、もう一度かみ締めることの出来る良い機会となりました。
【拳士表彰】
拳士表彰では、今年も休まずコツコツと修行を続けた拳士を表彰し
ました。大会成績や段位が大切なのではなく、真剣な修行の日々をど
れだけ重ねるかということに意義があります。今年も表彰拳士には図
書券を贈りました。是非、たくさんの本を読んで自分の知の世界を広
げて欲しいと思います。
【道院長法話】
道院長法話では、「自由」について話しました。普段、何ものにもとら
われず自分の思いのままに行動できることを「自由」と言っていますが、
仏教では少し意味が変わるのです。仏教では「自由」を「自らに由る
(みずからによる)」と読み、他人によらず、自立することを言います。
釈尊は、「自らをよりどころとし、他のものをよりどころとせずにあれ」と
弟子たちに教えられました。この言葉は、我々が鎮魂行で唱和してい
る聖句「己こそ 己の寄るべ 己をおきて だれに寄るべぞ よく整えし
己こそ まこと得がたき寄るべなり」の中にも生かされています。
私たちは普段の生活の中で、他人の意見や圧力によって自分の意
見や行動を左右されてはいないか、そしてその結果とった行動の責任
を他人のせいにしてはいないか、自分自身の行動をもう一度見直さな
ければならないと思います。自分の意見や行動は自分で決め、そして
その結果については、自分が全責任を負うことが出来て初めて、「自
らに由る」ことが出来たと言えるのです。つまり、「自由」とは、誰かに
与えてもらうものではなく、自分自身の力で獲得するものなのです。言
いかえれば、私たち少林寺拳法を修行する拳士は、この「自由」を手
に入れるために日々修行しているのだということです。
【ぜんざい会食】
各道院の幹部紹介や功労者等の表彰が行われた後は、お待ちか
ねのぜんざい会食が行われました。育成会役員の皆さんにご用意い
ただいた温かいぜんざいは、冷えた体に染み込むようなおいしさで、
おかわりを待つ拳士の列が出来るほどでした。おなかも心も満たされ、
今年一年も少林寺拳法の修行に頑張ろうと決意を新たにする鏡開き
式となりました。