平成27年度第1回蓮田市いじめ問題対策連絡協議会 会議録 日時 平成27年8月20日(木) 午後2時00分~3時45分 場所 市役所301議室 <出席委員> 新井勉会長、小山徹委員、増田孝委員、大瀬洋委員、髙橋保委員、萩原進一委員 田口喜雅委員、上田悟委員、田島幸則委員、林信司委員、橋本理香委員 <事 務 局> 教育長 西山通夫、学校教育部長 宗方健二、学校教育課長 槍田光東 学校教育課指導主事 成田也寸志 1 委 嘱(新規の方) 2 あいさつ 3 自己紹介 4 会長選出 会長 新井勉 氏 5 会議の公開について 蓮田市附属機関等の会議の公開に関する要綱に基づき、原則、公開する。 6 議 事 会 本日は、15名中11名の出席となります。蓮田市いじめ問題対策連絡協議会設 長 置条例第6条第3項で規定する過半数に達しているので、本日の会議は成立とな ります。 (1) 平成26年度第1回議事録確認 朗読 …事務局 学校教育課指導主事 成田也寸志 (2) 蓮田市いじめ問題対策連絡協議会設置の趣旨について 説明 … 事務局 学校教育課長 槍田光東 蓮田市いじめ問題対策連絡協議会設置条例について 蓮田市附属機関等の会議の公開に関する要綱について 蓮田市情報公開条例について -1- 蓮田市いじめ防止基本方針について いじめ根絶に向けた蓮田市教育委員会の取組について 本市のいじめ発生件数について (3)スマホ・ケータイ宣言に係る取組について 説明 … 事務局 学校教育課長 槍田光東 蓮田市立小・中学校ケータイ・スマホ利用の共同宣言について 各学校の取組について 市教委作成の保護者向けの啓発資料(パワーポイント使用)について <主な意見> ・PTA連絡協議会からこの取組について何かありますか。 →PTA連絡協議会として、昨年スマホ・ケータイ利用の共同宣言に取り組み、今年 も継続している。ネットによるいじめ問題が急速に広がっている。子供たちが自分 の世界に入ってしまっているので発見しづらい。そのためにも保護者と子供がいっ しょにいる時間を大切にしたい。いじめの早期発見についても、PTA連絡協議会 として今後も活動したい。 →ラインもいまだに流行しており、親が知らない社会がある。ケータイが無くてもタ ブレットがあれば使えてしまう。このような機器を悪い面でなく有効に使えるよう な教育を家庭でもする必要がある。この活動には、今後も協力していきたい。 ・学校での取組はどうですか。 →小学校5・6年の児童対象にNTTドコモ、ケータイ・スマホ安全安心教室を行っ た。毎年行い、PTAと連携して家庭との協力を一層仰ぎ、ケータイ・スマホにつ いての継続的に取組をする必要がある。こういった話合いの継続が親子関係づくり の良い方向となる。 →5月にEネットキャラバン・インターネット安全使用教室を開催し、保護者にも同 席してもらった。スマホ共同宣言も、引き続き2学期以降も生徒会を中心として、 共同宣言づくり、標語づくり等、ネット上のいじめ防止を生徒同士で声をかけ合っ て、できるよう準備を進めている。 ・スマホ・ケータイによるネット上にいじめは社会問題化している。一番大事なのは 保護者の理解を得るために、いかに話合いの場をつくれるかということである。 (4)いじめ事例の提示によるいじめ防止に係る意見交換 いじめ事例の提示 説明 … 事務局 学校教育課長 槍田光東 <主な意見> ・いじめを未然に防ぐという観点から意見をいただきたい。 →新聞に報道されたことを紹介したい。いじめについて、1,000人のアンケート -2- のうち「教師が気づかなかった」という回答が47%であった。教師の見ていない ところでいじめをやるので見つけるのが難しい。一方、 「対応して解決した」が27% であった。しかし、対応したことにより解決できるものもあれば変わらなかったり 悪くなったりする場合もある。 「教師が気付いても対応してくれなかった」が10% であった。学校でも年何回か調査しているが、自分の学校でもいじめがあると思う ことが未然防止につながる。 ・重要な視点と考える。学校の調査の分析をより深化させる必要がある。 →今日の教育長のあいさつの中で「いつでも、どこでも、だれにでもおこる」が頭に 残っている。学校でも取り組んでいるが「うちの学校にはない」というスタンスに なりがちである。 「うちの学校にもある」と思わないと見逃してしまう。 以前に起きたことを生徒指導部会で、継続して取り上げていくことが重要である。 SOSを見逃したとあるが、それ以前にももうサインが出ていた可能性もある。学 校のトップリーダーのやるべきことは何か。トップリーダーが何をしたかが、わか ることも大切である。校長が家庭訪問に行くと、保護者の対応は違う。トップリー ダーの姿勢が大切である。 →特に学校の組織的対応が大切である。いじめ防止対策推進法の23条で、報告を受 けた時の学校の義務や、警察、市教委との連携等が書かれている。 蓮田市もいじめのサインの見えにくい部分をどう発見するか、年何回かの調査の 研究、問題行動に対する対応の研修、事例研究など、教員が学ぶことが大切である。 →人間には弱さがあり、人間には「まさか」がある。先生も「まさか」と思っている。 私は「まさか」のことも本気で考えている。気を付けなければならない。 「まさか」 で事故が起きる。 →調査で0だとしても安心できない。 →いじめの相談を受けているが、本人と保護者を分けて話を聞く、カウンセリングも する、子供からもしっかり話を聞く、先生からも話を聞く、人の命を意識し、子供 の事案でも大きくとらえている、これらのことは大切である。先生と保護者の間に 齟齬があることがある。先生への対応研修、それに関する講演も必要。クラスだけ でなく、生徒会のアンケートなどが学校全体の対応をする必要がある。最終的には 子供がどうしたいのか、最終的にはそこのクラスに返してあげるのがいい方法だと 考える。学年の途中から転校してきたが、元の学校へ戻りたいと考えているケース もある。小さいことでも調査して、いい方向に持っていく、これを学校全体でやっ ていけるといいと思う。 (5)その他 ・岩槻警察生活安全課長から管内の状況の情報提供 7 傍聴者 1名 -3-
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