公益財団法人建築技術教育普及センター専務理事選考経過及び選考理由 本法人の使命は、建築設計・工事監理業務に関する試験の実施、これらに係わる建 築技術者の啓発及び資質の向上に資する事業の実施等を通じ、健全な建築活動の発展 を図り、もって国民の生活の安定に寄与することにある。 また、本法人は、建築士法に基づき、建築士試験の実施に関して中央及び都道府県 指定試験機関として指定されるとともに、建築設備士試験の実施に関して登録試験実 施機関として登録し、さらに、構造設計一級建築士講習を始め8種類の建築士関係法 定講習の実施に関して登録講習機関として登録しており、専務理事は、これら試験及 び講習の実施事務について適正かつ円滑な実施を図るため、建築士法等関係法令に精 通するとともに、国、都道府県及び関係団体との連携の下で適切な実施体制を構築し、 法人組織の業務執行責任者としてのマネージメント能力を発揮することが求められる。 本件専務理事の選考に当たっては、評議員会において西尾信次氏は理事に選任され、 その後、外部の有識者で構成される特定役員評価委員会において同人は専務理事候補 者として適任であるとの評価を受け、その評価結果を理事会に提示し、理事会の決議 により専務理事に選定されたところである。 選考理由については、同人は国において携わった建築士試験を始めとする建築士行 政、また、県及び市において携わった建築指導行政を通じて建築関係資格制度につい て豊富な知見を有するとともに、国を始めとする組織において豊富なマネージメント 経験を有し、加えて、民間企業における経営理念や社会的責務の重要性とその実施状 況を経験してきたことから、専務理事として必要とされる能力、経験が十分にあり、 かつ、本法人の経営・運営改革を実施するという明確な目的意欲と情熱を有している ことから、実施事業全般を統括し、かつ適正・円滑な実施について手腕を発揮するこ とが十分期待できるとして、特定役員評価委員会においてもこれらのことが確認され、 本法人の専務理事として適任であることが認められ、選考されたものである。
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