2月教育委員会定例会議事録 1 日 時 平成27年2月26日(木) 2 場 所 湖西市民会館 特別会議室 3 出席者 委 員 長 委 員 教 育 長 事 務 局 大林 裕子 柴田 隆夫 袴田 雄司 山下 宗茂 教 育 次 長(落合 進) 学 校 教 育 課 長(渡辺 宜宏) 社 会 教 育 課 長(朝倉 陽美) スポーツ推進課長(松井 滝由) 教育総務課長代理(三浦 祐治) 第 5 号 第 6 号 平成27年度当初予算要求について 湖西市放課後子どもプラン推進事業運営委員の委嘱又は 任命について 湖西市学校支援地域本部運営委員会委員の委嘱又は任命 について 湖西市教育委員会公告式規則等の一部を改正する規則制 定について 4 議 案 第 7 号 第 8 号 午後3時~午後3時42分 飯田 宣子 教育総務課 幼児教育課 文 化 課 図 書 館 長(竹上 弘) 長(森 宣雄) 長(後藤 建一) 長(内藤久仁英) 午後3時00分開会 (大林委員長) 大林委員長) 出席は5名、定足数に達しているので、平成27年2月湖西市教育委員 会定例会を開会する。 それでは審議に入る。議案第5号「平成27年度当初予算要求について」事務局の説 明を求める。 (教育次長) 教育次長) 議案第5号「平成27年度当初予算要求について」、地方教育行政の組織 及び運営に関する法律(昭和31年法律第162号)第29条の規定により、市長に別紙の とおり当初予算を要求したいので、教育委員会の意見を求める。平成27年2月26日提 出 湖西市教育委員会教育長 山下宗茂。 平成27年度教育委員会の予算編成は、緩やかではあるが回復を見せる財政環境の中 で、事業の見直しや費用対効果等を多角的に検討し、経費の圧縮に努めている。しか し、必要なものは、積極的に予算付けするよう努力をした。 平成27年度の市全体の一般会計当初予算は204億8,000万円である。そのうち教育委 員会が所管する歳出予算額は31億196万6,000円で、一般会計に占める教育委員会予算 は15.1パーセント、前年度比は12パーセント減となった。 減額の主な理由は、幼児教育課が所管する微笑保育園の建替事業、文化課が所管す る新居関所の大御門の整備事業及びスポーツ推進課が所管する新居体育館の整備事業 がそれぞれ平成26年度で事業が完了したことによるものである。 平成27年度の教育委員会の重点事業を説明する。 新規事業として、新居小学校体育館と新居中学校武道場の吊天井落下防止対策に 5,677万円を計上し、教育総務課が事業を実施する。 次に拡充事業として、岡崎、白須賀、新居の各幼稚園に加えて、平成27年度は鷲津 幼稚園で一時預かり事業を行うこととし、これに635万円を計上した。幼児教育課が 事業を実施する。 次に継続事業として、市民会館耐震改修工事の実施設計に6,387万円を計上し、文 化課が事業を実施する。 また、新規事業として、空き部屋となっている湖西中学校南校舎1階を利用し、文 化財を展示する郷土学習室を設置するために63万円を計上し、文化課が事業を実施す る。 詳細な各事業について、前年度との相違点などの概略を説明する。 第3款民生費、3目保育所費の民間保育所等施設型給付費は、従来の民間保育所運 営費に替え、本年4月からスタートする子ども・子育て支援新制度により創設された もので、特定教育・保育施設となる民間の認可保育所への給付費である。 民間保育所助成事業費の減額は、平成26年度に微笑保育園の建替えが終了したこと から、民間保育園等施設整備費補助金を減額したことによる。 第10款教育費、3目教育指導費、教育指導関係経費の増額は、教育振興事業におい て、平成27年4月から新たに使用する小学校の教科書に合わせて、教師用教科書と指 導書を購入するためである。 学校給食推進事業は、鷲津小学校と新居小学校の給食業務委託を新規に実施するも のである。 指導資料作成事業費の減額は、3年ごとに改訂している小学校3・4年生の社会科 副読本「わたしたちの湖西」が本年度に完成するためである。 幼稚園一時預かり事業費の増額は、事業の名称を改めるとともに、新たに鷲津幼稚 園において一時預かり事業を実施するため、非常勤職員の報酬等の経費を計上したこ とによるものである。 教職員育成事業の減額は、平成26年度から新規事業として取り組んだ教職員研修推 進事業について、外部から講師を招く研修、学校教育課指導主事が行う研修を整理・ 精査したことによる。 2項小学校費、3目学校整備費は、小学校施設の整備のための経費で、新居小学校 体育館の吊天井落下防止対策を実施する経費である。 3項中学校費、3目学校整備費は、中学校施設の整備のための経費で、新居中学校 武道場の吊天井落下防止対策を行う経費である。 幼稚園管理運営費の増額及び幼稚園総務費の減額は、幼稚園総務費に計上していた 公立幼稚園の光熱水費を、各幼稚園の管理運営費に組み替えたことによる増減である。 一般諸経費の減額は、制度改正により、就園奨励費の補助対象となる幼稚園は新制 度に移行しない私立幼稚園とされたことによるものである。 私立幼稚園等施設型給付費は、民間保育所等施設型給付費と同様、新制度により創 設されたもので、特定教育・保育施設となる私立幼稚園等に対する給付費である。 西部公民館等管理運営費の増額は、ホールの間仕切りを修繕するための経費を計上 したことによる。 文化振興関係経費の減額は、文化財保護保存事業を文化財保護保存費へ予算組み替 えをしたことによるものである。 文化財保護保存費は、前年度の文化財調査費を名称変更したもので、大幅な減額は、 国特別史跡新居関の大御門整備と史跡南側の国道301号線沿いの整備が終了したため である。 組み入れた文化財保護保存事業としては、湖西中学校の南校舎1階に学校教材とし て郷土学習室を設置するものである。 市民会館管理運営費の増額は、市民会館の耐震補強及びリニューアルに向けて、13 節委託料に実施設計業務の予算を計上したものである。 北部地区多目的研修施設管理運営費の増額は、空調機の修繕料を計上したものであ る。 南部地区構造改善センター管理運営費の増額は、北部地区多目的研修施設管理運営 費と同様、空調機の修繕料を計上したものである。 新居図書館管理運営費の増額は、市町村振興事業等助成金を利用して窓ガラス飛散 防止フィルムを設置するものである。 保健体育総務関係経費の減額は、体育協会運営費補助金の見直しを行ったことによ る。 新居スポーツ広場公園管理運営費は、本年度までの新居社会体育施設管理運営費か ら名称を変更したもので、新居体育館整備事業の完了に伴う減額である。 アメニティプラザ管理運営費の増額は、本年度の光熱水費の変動に伴う市負担の見 込み額を計上したものである。 スポーツ活動推進費の増額は、健康づくり事業としてウォーキングコースのPR用 看板の設置をすることを予定しているためである。 なお、詳細については、各課長が説明する。 以上。 (大林委員長) 大林委員長) 質疑のある方は発言をするように。 吊天井の工事は、いつから始まるのか。 (教育総務課長) 教育総務課長) 基本的には、夏休み前から準備を始め、夏休みを挟んで、2学期に はかかってしまうが秋に終わる予定である。 (大林委員長) 大林委員長) 子どもたちには、あまり迷惑はかからないということか。 (教育総務課長) 教育総務課長) そのとおりである。 (袴田委員) 袴田委員) 空調の修繕が何箇所かあったが、空調機を省エネ設備に代えることによ る国の補助金はないか。 (社会教育課長) 社会教育課長) 国の補助金はない。 (教育次長) 教育次長) 全額市の単独である。 (社会教育課長) 社会教育課長) 現在ある設備の修繕である。 (袴田委員) 袴田委員) 新しく入れ替えるわけではないのか。 (社会教育課長) 社会教育課長) 入れ替えるわけではない。 (大林委員長) 大林委員長) 質疑がないようであれば、議案第5号「平成27年度当初予算要求につ いて」採決を行うがよろしいか。本案を原案のとおり承認する方の挙手をお願いする。 (挙手全員) (大林委員長) 大林委員長) 挙手全員である。よって、議案第5号「平成27年度当初予算要求につ いて」は原案のとおり承認された。 議案第6号「湖西市放課後子どもプラン推進事業運営委員の委嘱又は任命につい て」事務局の説明を求める。 (社会教育課長) 社会教育課長) 議案第6号「湖西市放課後子どもプラン推進事業運営委員の委嘱又 は任命について」、湖西市放課後子どもプラン推進事業運営委員会設置要綱(平成19 年湖西市教育委員会告示第21号)第3条の規定により、下記の者を湖西市放課後子ど もプラン推進事業運営委員に委嘱又は任命したいので承認を求める。平成27年2月26 日提出 湖西市教育委員会教育長 山下宗茂。 湖西市放課後子どもプラン推進事業運営委員会設置要綱では、放課後子ども教室推 進事業及び放課後児童健全育成事業の運営方法等を検討するため湖西市放課後子ども プラン推進事業運営委員会を置くとされている。委員の定数は15人以内、任期は2年 で教育委員会が委嘱又は任命することとなっている。 平成26年5月1日付けで委嘱した委員について、組織役員の異動により一部変更と なったので、改めてこの1名を委嘱しようとするものである。 任期は、平成27年3月1日から平成28年4月30日までの前任者の残任期間である。 以上。 (大林委員長) 大林委員長) 質疑のある方は発言をするように。 (質疑なし) (大林委員長) 大林委員長) 質疑がないようであれば、議案第6号「湖西市放課後子どもプラン推 進事業運営委員の委嘱又は任命について」採決を行うがよろしいか。本案を原案のと おり承認する方の挙手をお願いする。 (挙手全員) (大林委員長) 大林委員長) 挙手全員である。よって、議案第6号「湖西市放課後子どもプラン推 進事業運営委員の委嘱又は任命について」は原案のとおり承認された。 議案第7号「湖西市学校支援地域本部運営委員会委員の委嘱又は任命について」事 務局の説明を求める。 (社会教育課長) 社会教育課長) 議案第7号「湖西市学校支援地域本部運営委員会委員の委嘱又は任 命について」、湖西市学校支援地域本部設置要綱(平成24年湖西市教育委員会告示第 6号)第4条の規定により、下記の者を湖西市学校支援地域本部運営委員会委員に委 嘱又は任命したいので承認を求める。平成27年2月26日提出 湖西市教育委員会教育 長 山下宗茂。 湖西市学校支援地域本部設置要綱では、地域本部の活動を効果的に実施するため、 湖西市学校支援地域本部運営委員会を置くとされている。委員の任期は2年とし、教 育委員会が委嘱又は任命することとなっている。 平成26年5月1日付けで委嘱した委員について、組織役員の異動により一部変更と なったので、改めてこの1名を委嘱するものである。 任期は、平成27年3月1日から平成28年4月30日までの前任者の残任期間である。 以上。 (大林委員長) 大林委員長) 質疑のある方は発言をするように。 (質疑なし) (大林委員長) 大林委員長) 質疑がないようであれば、議案第7号「湖西市学校支援地域本部運営 委員会委員の委嘱又は任命について」採決を行うがよろしいか。本案を原案のとおり 承認する方の挙手をお願いする。 (挙手全員) (大林委員長) 大林委員長) 挙手全員である。よって、議案第7号「湖西市学校支援地域本部運営 委員会委員の委嘱又は任命について」は原案のとおり承認された。 議案第8号「湖西市教育委員会公告式規則等の一部を改正する規則制定について」 事務局の説明を求める。 (教育総務課長) 教育総務課長) 議案第8号「湖西市教育委員会公告式規則等の一部を改正する規則 制定について」、湖西市教育委員会公告式規則等の一部を改正する規則を別紙のとお り制定したいので承認を求める。平成27年2月26日提出 湖西市教育委員会教育長 山下宗茂。 市議会3月定例会初日の2月19日に山下教育長の新教育長としての任命同意議案が 可決された。これにより、本年4月1日から山下教育長が新教育長として就任され、 委員長の職が廃止されるなどの変更が生じるので、これに対応するため、湖西市教育 委員会公告式規則、湖西市教育委員会会議規則、湖西市教育委員会傍聴人規則、湖西 市教育委員会公印規則、湖西市教育委員会教育長に対する事務委任規則の五つの規則 の改正をまとめて行うものである。また、これに合わせ、見出しのない規則には見出 しを付けるとともに、字句の整理を行っている。 それぞれの規則の改正内容については、新旧対照表により説明をさせていただく。 湖西市教育委員会公告式規則の改正は、第2条の「委員長」を「教育長」に改める とともに、それぞれの条に見出しを付けるものである。 湖西市教育委員会会議規則は、第1章、第2章、第3章に区分されている。第1章 では、委員長職務代理者の選任方法を規定しているが、委員長職の廃止に伴い委員長 職務代理者も廃止され、また、教育長の職務代理者については、委員のうちからあら かじめ教育長が指名することとなるので、この章を廃止することとした。また、今回 の改正により条数も減り、章で区分しなくても十分内容が理解できると思われるので、 章の区分を廃止することとした。第3条は、第2章の趣旨の規定であるが、章の区分 の廃止に伴いこれを廃止し、代わりに第1条として、この規則の趣旨の規定を設ける。 以上の結果、第2条及び第3条が廃止されるので、第4条から第16条までについては、 2条ずつ繰り上がることになる。 第4条の改正は、「委員長」を「教育長」に改めるとともに、委員の請求による会 議の招集について、新たに法律で「委員の定数の3分の1以上の委員から請求された 場合」と規定されたため、これまで「委員3人以上」としていたものを、法律に定め る委員定数4名の3分の1以上となるよう「委員2人以上」に改めるものである。ま た、「附議」の漢字表記を法律の表記に合わせ、古い仮名遣い表記であるおおきな 「つ」の文字を小さな「っ」の文字にするという字句の整理を行うとともに、見出し を付けることとした。以下、全ての条について、見出しを付ける改正を行っている。 第5条の改正は、「委員長」を「教育長」に改めるものである。このほか誤字の修 正及び第4条と同様の字句の整理を行う。 第6条及び第7条の改正は、「委員長」を「教育長」に改めるものである。 第8条の改正は、新たに「議事録」作成の努力義務が法律で定められたため、これ まで「会議録」としていた表記を改めるものである。 第9条、第10条、第12条、第13条、第14条の改正は、「委員長」を「教育長」に改 めるものである。また、漢字表記、仮名遣い表記の整理及び誤字の修正を行う。 第15条の改正は、漢字表記の整理を行うものである。 第16条の改正は、「委員長」を「教育長」に改めるとともに、秘密会の成立要件に 関する法律の表記が「出席委員」から「出席者」に改正されたので、これに合わせた 改正を行うものである。 第17条の規定は、第2章の補則を定めたもので、章の区分の廃止に伴って廃止する ものである。これにより、第19条から第21条までについては、第2条及び第3条の廃 止と合わせて3条ずつ繰り上がることになる。 第18条の改正は、「会議録」を「議事録」に改めるものである。 第19条の改正は、「会議録」を「議事録」に、「委員長」を「教育長」に、「事務 局職員中より教育長の推せんする者」を「事務局職員」に、「出席委員」を「教育長、 出席委員」に改めるものである。 第20条の改正は、「会議録」を「議事録」に、「出席委員」を「教育長及び出席委 員」に、「委員」を「教育長、委員」に、「委員長」を「教育長」に改めるとともに、 仮名遣い表記の整理を行うものである。 新たに設ける第19条は、議事録の公表に関する規定であり、新たに議事録公表の努 力義務が法律で定められたため、公表の時期及び方法を定めるものである。公表の時 期及び方法については、現在、議事録に署名をいただいた後、ウェブサイトに掲示し て公表しているので、これを条文化した。 第22条の規定は、第3章の補則を定めたもので、章の区分の廃止により不要となる ので、これをこの規則の補則とするよう改め、漢字表記、仮名遣い表記の整理を行う とともに、この条を第20条に繰り上げるものである。 湖西市教育委員会傍聴人規則の改正は、「委員長」を「教育長」に改め、それぞれ の条に見出しを付けるとともに、一部字句の整理を行うものである。 湖西市教育委員会公印規則の改正は、委員長職の廃止に伴い、別表中の委員長印の 規定を廃止するものである。また、学校及び幼稚園の印の数量について、合併後の学 校等の数が反映されていなかったので、この際、整理をすることとした。 湖西市教育委員会教育長に対する事務委任規則の改正については、今回、事務の委 任以外の規定も追加することとしたので、他市の例にならい、題名を「湖西市教育委 員会の権限に属する事務の委任等に関する規則」に改める。また、内容が増えたこと に伴い、この規則の内容を端的に表現するため、第1条に趣旨規定を設けることとし た。これに伴い、第1条、第2条を1条ずつ繰り下げて、それぞれ第2条、第3条と し、この2条に共通見出しを付けた。 今回の法改正により、教育長に委任された事務又は教育長が臨時に代理した事務の 管理及び執行の状況を、教育委員会規則で定めるところにより教育委員会に報告しな ければならないと定められた。法律では、報告する具体的内容や時期に関する定めは なく、これらについては、それぞれの教育委員会で定めればよいとのことである。そ こで、これまでも教育委員会自己点検・評価を行う際には当然、その点検・評価に係 る事務の状況を皆様にお知らせしており、その内容も広く教育委員会の事務全般にわ たることから、報告する内容としては最適であると考え、これを繰り下げた第2条の 第2項として規定した。 また、これまでは、法律に規定する教育委員会の臨時代理に関する事項ついては、 特に定めていなかったが、万が一のことを考え、臨時代理に関する規定を第4条とし て設けるものである。さらに、専決に関する規定についても、他市の例にならい、第 5条として設けることとした。 新教育長制度においては、教育長の職務代理者は、あらかじめ教育長が指名する教 育委員会委員となる。しかし、非常勤の委員が常勤の教育長の職務を代理することは 実際には困難であるので、地方自治法の規定に基づき、その職務を教育次長に委任す る規定を第6条として設けることとした。 これらの改正については、平成27年4月1日から施行する。 以上。 (大林委員長) 大林委員長) 質疑のある方は発言をするように。 (袴田委員) 袴田委員) 改正後の湖西市教育委員会会議規則第14条について、改正前は「出席委 員の3分の2以上の多数で議決したときは」というところが、「出席者の3分の2以 上の多数で議決したときは」となっているが、この場に出席している者全員の3分の 2という意味合いに変わるということか。 (山下教育長) 山下教育長) 今までは、教育長も委員であるから、委員が5人いてその3分の2と いう形であった。今度は、市長が委員を議会の承認を得て任命すると同時に、教育長 を単独で議会の承認を得て任命する形になり、教育長は委員からはずれてしまう。 「出席委員」というひとまとめにできなくなったため、「出席者」という表現に変 わったということである。中身は変わっていない。 (飯田委員) 飯田委員) こういう規則などの言葉について、男女共同参画基本条例や議会基本条 例でもそうだが、なるべく市民の方が分かりやすい言葉を使うようにということが言 われていると思う。ぱっと見て分かりにくい言葉や、読みにくい言葉があると思う。 たとえば「動議」という言葉が、どういうことかピンとこなかった。また、「諮る」 という言葉についても、この漢字を使わなければいけない理由があるのかどうかとい うところが知りたいと思う。 もう1点、今回たくさん変わるので、暫定的でもいいので改正後の状態のものを、 できれば事前にいただけると、全体を見られてイメージがつかめるのではないか。変 わるところだけを言われても、全体を見ることができないと、これでいいかと問われ たときに判断がしづらい。いただけるとありがたかった。 (教育総務課長) 教育総務課長) 表記については、今まで平仮名で書いてあった字句について、日常 で使えるものはなるべく漢字で表す形で、今回併せて直させていただいた。なじみの ない用語については、なかなかかみ砕いて書くのも難しく、そのまま使えるものは極 力修正せずに生かす形となった。今回の一番大きな改正点は、委員長職がなくなり、 それが教育長に代わったということで、ほぼそれに関連する改正が主なものという形 になっている。 (飯田委員) 飯田委員) 全体的に、今回のものに限らず、難しい言葉、読みにくい言葉というも のがあるような気がするので、このようなタイミングの時に、そういうところも少し ずつ見直していくといいのではないか。そうすることにより、市民の方が見やすい、 理解しやすいものになっていくのではないかと思うが、いかがか。 (教育総務課長) 教育総務課長) 今回、改正前の条文には付いていなかった見出しを各条文の前に付 け、ここにはこういうことが書いてあるということを分かりやすくしたつもりである。 (山下教育長) 山下教育長) 飯田委員のおっしゃるように、特に古い規則などには、昔の言い回し、 表記がたくさんあり、気が付いたところは変えてはきている。ただ、「動議」や「諮 る」などについては、現在も使われている言葉であり、これを分かりやすい言い回し にするということになると、逆に「動議」という言葉自体の持つ意味合いがずれてき てしまう可能性がある。「諮る」という漢字も、実際に常用漢字として使われている 言葉であるので、それをまた別の言い回しにしていくということになると、他の法律 等との整合性もあり、難しいところかと思う。できるだけ大きな「つ」を小さな 「っ」に変え、今と同じような表記にするよう努めてはきているし、今後も別の規則 なども変えていきたいと思っている。どのレベルと言われてしまうとなかなか難しい が、実際に言葉として一般的に用いられている部分については、それ以上かみ砕いた 表現にはできないだろうと考えている。 (大林委員長) 大林委員長) 質疑がないようであれば、議案第8号「湖西市教育委員会公告式規則 等の一部を改正する規則制定について」採決を行うがよろしいか。本案を原案のとお り承認する方の挙手をお願いする。 (挙手全員) (大林委員長) 大林委員長) 挙手全員である。よって、議案第8号「湖西市教育委員会公告式規則 等の一部を改正する規則制定について」は原案のとおり承認された。 本日の案件については、これをもってすべて終了した。これにて、平成27年2月湖 西市教育委員会定例会を閉会する。 閉 会 午後3時42分終了
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