帰国生徒特別入学試験要項

2016 年度
(平成 28 年度)
帰国生徒特別入学試験要項
入試部入試課
〒135-8548 東京都江東区豊洲 3-7-5
TEL 03(5859)7100
www.shibaura-it.ac.jp
帰国生徒特別入学試験要項
目次
1.アドミッションポリシー・・・・・・・・・・・・・・・
1
2.募集学科について
・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
3.出願手続
4.選考方法・日程・合否発表
5.入学手続
・・・・・・・・・・・・・
5
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6
6.入学後に必要な納入金について
・・・・・・・・・・・
7
・・・・・・・・・・・・・
8
・・・・・・・・・・・・・・・・・
9
7.入学後の「学び」について
8.学生生活サポート
1.
アドミッションポリシー
<芝浦工業大学に学ぼうとするみなさんへ>
芝浦工業大学は「社会に学び社会に貢献する技術者の育成」を建学の精神として、1927 年に有元史郎に
よって東京高等工商学校として創立されました。以来、「実学を通じて真理を探究できる技術者、高い
倫理観と豊かな見識を持った技術者、自主・独立の精神を持って精微を極めることのできる技術者の育
成」を掲げて多くの卒業生を輩出し、社会の発展に貢献してきました。
そして現在、本学は工学分野だけでなく理学やデザインの分野にも教育・研究のフィールドを広げ、複
雑化・高度化した社会の要請に応える人材を育成しています。今後も実学重視という建学の精神に立ち、
教育と研究そしてイノベーション(社会経済的価値の創造)を一体的に推進し、社会の期待に応えるべ
く改革を進めていきます。
本学へ入学を志望する受験生は、まず本学の建学の精神と「求める人物像」を理解し、さらに各学部の
教育方針、学科のカリキュラム、教員および研究の内容をよく理解して出願することが望まれます。そ
の上で自分の夢と希望をぜひ本学で実現してください。
芝浦工業大学が求める人物像を以下に示します。本学は下記のような志を持つ人の入学を心から歓迎し
ており、その実現に挑戦し、そこに情熱を傾けようとする学生をさまざまな側面から支援します。
1.本学での学修、研究を強く希望し、本学で自己成長・自己実現を成そうと希望する人。
2.数学および自然科学(物理学、化学、生物学などの科目)の基礎を学び、工学と科学技術に対し
て強い興味関心を持ち、将来この学問を通じて我が国と世界の持続的発展に貢献しようという意
思を持つ人。
3.大学において幅広い教養と経験、さらにコミュニケーション能力を身につけ、常に社会との関わ
りを意識しながら市民社会の一員としての責務を自覚し、人類の進歩と地球環境の保全に尽くす
との気概を持つ人。
上記のような学生を受け入れるため、以下に示す入学者選抜制度を設けています。
1.一般入学試験
高等学校卒業段階における学習の到達度を測り、入学後の本学の教育目標に対する理解力と適応
力に優れた人を選抜するため、英語・数学・理科の学力検査を用いた入学試験を実施します。ま
た上記教科だけでなく国語・地歴・公民等、より幅広い学力を備えた学生を受け入れるため、大
学入試センター試験の得点を利用した入学試験を実施します。
2.推薦入学
高等学校在学期間における継続的な学習において優秀な成績を修め、かつ人物面でも優れた人の
中で、本学の教育理念を理解し、さらに学部学科への適性に優れた者を優先的に受け入れるため、
推薦入学制度を設けます。
3.特別選抜
大学に集い学ぶ人の多様性を確保するため、上記入試方式では測ることのできない個人が持つさ
まざまな個性(文化、地域、経験、資質等)と可能性を考慮した特別選抜入試を実施します。
1
工学部アドミッションポリシー
<工学部の理念>
我々の生きる現代社会は、資源・エネルギー・環境などのさまざまな問題やあらゆる面でのグローバル
化に直面しています。こうした課題に対して、安心・安全で持続可能な社会の実現が求められています。
食料自給率が低く資源を持たない我が国が、人類・社会の持続的発展に貢献するとともに真に豊かな生
活を実現していくためには、イノベーションに基づく科学技術創造立国をめざす必要があります。
本学は、1927 年(昭和 2 年)の創立以来、創立者有元史郎が掲げた建学の精神「社会に学び社会に貢献
する技術者の育成」に基づき、工学実学教育を通して社会で活躍できる人材の育成を理念とし、実践し
てきました。工学部では、こうした理念に基づき、大きく変貌する時代の流れを見据え、新しい時代に
対応できる能力を身につけた人材を社会に送り出すことを使命としています。
<工学部が求める人物像>
1. 工学を学ぶにあたり、関連する教育分野の基礎学力をつけた者
2. 工学各分野での技術とその基礎・応用に興味がある者
3. 実際に対象に触れ、自ら具体的に設計・製作・運用することに価値を見出す者
4. グローバル社会の一員として社会と技術のかかわりに向き合い、技術の発展と変革に貢献する志を
持つ者
5. 工学を礎とし、人類のさまざまな活動に、国際的な視点を持って主体的に取り組みたいと考える者
2.
募集学科について
a. 募集学科・定員
募集学部
工
学
募集学科
部
募集定員
機械工学科
機械機能工学科
材料工学科
応用化学科
電気工学科
電子工学科
通信工学科
情報工学科
土木工学科(社会基盤コース)
土木工学科(社会システムデザインコース)
建築学科
建築工学科
各学科若干名
(注意)システム理工学部およびデザイン工学部の募集はありません。
b. 入学後のキャンパス
学部
工学部
1年次
2年次
3年次
4年次
大宮キャンパス
豊洲キャンパス
(埼玉県さいたま市)
(東京都江東区)
(参考)
大宮キャンパス
システム理工学部
(埼玉県さいたま市)
デザイン工学部
(参考)
芝浦キャンパス
豊洲キャンパス
(東京都港区)
(東京都江東区)
建築・空間デザイン領域
大宮キャンパス
エンジニアリングデザイン領域
(埼玉県さいたま市)
芝浦キャンパス
(東京都港区)
プロダクトデザイン領域
2
3.
出願手続
a. 受験資格
日本国籍を有する者で次の (1) ~ (7) の条件のうち一つを満たし、かつ入学時において 18 歳に達
している者(年齢・年数は入学時を基準とする)。ただし、在外日本人学校で教育を受けた期間は
在籍期間に算入しないものとします。
[基礎資格]
(1) 外国において、通常の高等学校教育の課程に最終学年を含め 2 年以上継続して在籍し、卒業(見
込)した者。既卒業(修了)者は、卒業(修了)後 1 年半以内であること。
(2) 外国において大学入学資格を取得した者、または大学入学資格試験がある国において、その試
験に合格した者。ただし、資格取得後 1 年半以内であること。
(3) 外国において、通常の学校教育課程に通算 5 年以上在学し、外国の高等学校教育の課程を卒業
(見込)した者。既卒業(修了)者は、卒業(修了)後 1 年半以内であること。
(4) 外国において 4 年以上継続して教育を受け、帰国して日本の高等学校に編入学した者で、当該
年度の 3 月に卒業見込、あるいは卒業後 1 年半以内である者。ただし、日本の高等学校の在籍
期間は 1 年半以内であること。
(5) 外国において、通常の大学教育の課程を修了した者。
(6) 外国において、通常の高等学校教育の課程を修了した者に準ずる者で、文部科学大臣の指定し
た者。
(7) 中国引揚者の子弟で、日本の高等学校を卒業または卒業見込みの者。
[要件]
次の要件を満たしている者。
・TOEFL iBT または IELTS を受験していて、有効なスコアを提出できること。
<有効受験期間:2013 年 11 月 1 日~2015 年 10 月 31 日>
b. 出 願 書 類
出願書類に不備がある場合、書類の不備が解決されるまで受付保留となります。
(1) 入学志願書・写真
入学志願書は、Web サイトからダウンロードし、A4用紙へ印刷してください。写真は最近3
ヶ月以内に撮影したもので、上半身正面、脱帽、縦4㎝×横3㎝、カラーのものを使用してく
ださい。髪型・眼鏡等で試験当日と著しく違いのあるものは避けてください。スナップ写真お
よび不鮮明な写真も使用できません。写真の裏面に氏名を記入してから志願書の写真欄にはが
れないようにしっかりと糊付けしてください。
(2) 最終学校の卒業証明書または卒業見込証明書、あるいはこれに代わる証明書
(3) 最終学校の成績証明書、あるいはこれに代わる証明書
(4) 入学検定料振込金受取証【C票】…入学志願書裏面の所定欄に糊付け
(5) 外国において通常の学校教育課程における在籍期間を証明する書類またはこれに準ずるもの
(6) 「TOEFL iBT®」または「IELTS」の公式スコア(原本)
注1:出願書類の中で (2)、(3)、(5) は日本語または英語とします。
注2:一度受理した書類及び入学検定料は返却しません。
3
TOEFL iBT®
志願者本人が、試験実施団体(米国ETS)から本学へ「Official Score Report」の直送手続を行い、
提出してください。
※芝浦工業大学の登録コード番号は B185 です。
※受験者の手元に届く「Examinee Score Report(Test Taker Score Report)」ではありません。
※iBT のみ有効とし、PBT ・CBT・ITP のスコアは認めません。
※郵送の場合は大学への到着までに1~2ヵ月間、データ送付の場合は試験日より2週間ほど要しま
す。
CIEE Webサイト参照
IELTS
http://www.cieej.or.jp/toefl/toefl/myhomepage_7.html
志願者本人が,試験実施団体から本学へ「Test Report Form」の直送手続を行い,提出してくださ
い。送付先住所等は本学入試課(表紙参照)を指定してください。
※ジェネラル・トレーニング・モジュールのスコアは認めません。
※「Test Report Form 」は志願者本人宛に再発行されませんので,手元に届くものは大切に保管
してください。大学に提出された書類は,返還しませんのでご注意ください。
※直送したスコアの到着までにかかる日数は受験国によって異なります。
IELTS
Webサイト参照
http://www.eiken.or.jp/ielts/result/
<備考>
・スコアは有効期間内(3ページ参照)に受験し、かつ出願期間内に到着したもののみを有効とします。
・試験実施団体から公式スコアが届かない場合は書類不備となり,出願は認められませんので必ず手続きを行ってく
ださい。
c. 出願期間・場所
出願受付期間:2015 年 11 月 9 日(月)~ 12 月 4 日(金)
(原則として窓口受付)
窓口受付時間:9:30~16:00(土曜日は 9:30~15:00
窓口受付場所:豊洲キャンパス教室棟 2 階
日曜、祝祭日を除く)
入試課
d. 入学検定料
金額:35,000 円
入金方法:
Web サイトから「入学検定料の振り込みについて(帰国生徒特別入試)」を A4用紙へ印刷し該
当部分を切り取って、金融機関(ゆうちょ銀行を除く)の窓口から本学指定口座にお振り込みく
ださい。その後、振込金受取証【C 票】を入学志願書裏面の振込金受取証【C 票】貼付欄に貼っ
てください。
【B 票】は入学検定料振込の証明になりますので、大切に保管してください。
東日本大震災に関する特別措置について
2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災の被災受験生を対象に入学検定料の免除制度を設けて
います。詳細は本学 Web サイトで確認してください。
4
e. 志願書記入上の注意
(1) 黒のボールペンを使用して記入してください。
(2) 記入ミスや誤字などを訂正する場合は、修正液や修正用テープを使用し訂正してください。そ
の際、黒い枠線を消さないように注意してください。
f. 受験票の発送
(1) 受験票は出願受付期間終了後、志願者全員に一括して発送します。
(2) 試験 2 日前[ 2016 年 1 月 8 日(金)]になっても受験票が到着しない場合は、入試課に問い合わ
せてください。
(3) 受験票到着後、何らかの理由で紛失・破損した場合、または試験当日に受験票を忘れた場合は、
試験会場入口の係員に申し出て受験票の再交付を受けてください。
4.
選考方法・日程・合否発表
a. 試験期日および試験会場
試験日
試験場
:
:
2016 年 1 月 10 日(日)
豊洲キャンパス(右図参照)
b. 試験科目時間割
試験科目
数
試験時間
学
9:30~10:30(60 分)
理 科
10:45~11:45(60 分)
〔
※
※
※
昼
食
〕
小論文
12:45~13:45(60 分)
面 接
13:50~(一人 15 分程度)
試験は、出題・解答ともに日本語とします。
理科は物理または化学のいずれかを出願時に選択します。
受験学科により上記試験科目の一部を免除することがあります(小論文は全学科共通)
c. 合否発表
発表日
:
2016 年 1 月 16 日(土)
当日 10:00 に芝浦工業大学の Web サイトへ掲載します。また受験生全員に合否に関する通知を志
願書に記載された住所に郵送します。キャンパスでの掲示による発表は行いません。
5
入学手続
5.
a.
学費等納入手続
第一次学費等納入手続の締切 : 2016 年 2 月 19 日(金) 280,000 円
第二次学費等納入手続の締切 : 2016 年 3 月 14 日(月) 691,000 円
(1) 学費等納入手続は、入学申込金(第1次学費等納入手続)および授業料・維持料(第 2 次
学費等納入手続)を納入することにより完了となります。納入にあたっては、入学申込金
(280,000 円)と授業料・維持料(691,000 円)に分納することもできます。
(2) 納入は合格通知に同封した振込用紙を使用して、銀行窓口から「電信扱い」により納入し
てください。詳細は合格通知とともにお知らせします。
(3) 一度納入された学費等納入金は返還しません。ただし、入学を辞退する場合には、2016 年
3 月 31 日(木)[必着]までに所定の用紙(合格通知に同封)に必要事項を記入・捺印の上、
提出してください。納入額のうち、授業料・維持料(691,000 円)のみ返還します。
《芝浦工業大学血縁者学費等減免措置》
本学では、入学される方の血縁者(親子・兄弟姉妹等2親等以内)が以下に該当する場合、入学者
の入学金相当額(280,000 円)を免除いたします。
① 過去に血縁者が本法人の設置する、または設置していた学校に在籍していた者。
② 現在、血縁者が本法人の設置する学校に在籍している者。
③ 複数の者が本学に同時に入学する場合は、1 名を除いたその他の者。
学費等の減免申請は、入学後に手続きを行っていただきます。
b.
入学までの流れ
提出予定日:2016 年 3 月下旬
学費等納入手続完了者に対し、2016 年 2 月下旬に入学手続書類を発送予定です。また、2016
年 3 月下旬から 4 月上旬にかけて、大宮キャンパスにて入学手続書類の提出、プレイスメント
テスト、新入生ガイダンス等が行われます。これらの出席は必須です。日程等の詳細は、2 月
下旬発送予定の入学手続書類でご確認ください。
6
6.
入学後に必要な納入金について
【学費等納入金】
工学部
2016 年度/単位:円
1 年 次
2 年 次
期
後
期
前
期
後
4 年 次
入学時
後 期
入 学 金
280,000
-
-
-
-
-
-
-
授 業 料
549,500
549,500
549,500
549,500
599,500
599,500
599,500
599,500
維 持 料
141,500
141,500
141,500
141,500
141,500
141,500
141,500
141,500
諸 会 費
-
34,230
18,790
3,790
18,790
3,790
58,790
3,790
971,000
725,230
709,790
694,790
759,790
744,790
799,790
744,790
計
前
3 年 次
期
前
期
後 期
※諸会費とは学生団体諸会費・後援会費・校友会終身会費を指します。詳細は下記をご参照ください。また、学生団体諸会費
は学生大会により毎年見直しが行われるため、金額が変更となる場合があります。
※入学後の学費等納入金については、学費を負担される方(入学手続に際して指定していただきます)宛にお送りする振込依
頼書にて納入いただきます。なお、納入時期は原則として 1 年次後期は 9 月末、2 年次以降前期は 4 月末、後期は 9 月末とな
ります。これらを期日までに納入いただけない場合、以後の履修登録ができなくなりますので、ご注意ください。
【学生団体諸会費】
本学には学生が自主的に活動する学生団体として、学生自治
学 部
団体の「工学部学生会」「システム理工学部学生自治会」、学
費
目
園祭を企画運営する「芝浦祭実行委員会」
「大宮祭実行委員会」、
クラブサークル活動の取りまとめを行う「文化会執行部」
「体
入会金
育会執行部」があります。これらの活動は、学生自身が自分
学生会
たちを取り巻くさまざまな環境や条件について真剣に考え、
会 費
学生生活の向上のために自ら企画・運営しています。諸会費
文 化 会 費
は、それらの自主的な活動を支えるために使用されます。な
お、会費納入は 1 年次後期から学費納入時にあわせてお願い
体 育 会 費
しています。
大 学 祭 費
2016 年度/単位:円
工学部
金
額
*学生会・学生自治会の入会金・会費は 1 年次のみ納入いただきます。
諸会費合計
*2 年次以降は、学生会・学生自治会の入会金・会費を除いた額を、前期・後
期に半額ずつ納入いただきます。
*各費目とも学生大会において毎年見直しが行われるため、金額が変更となる場合があります。
400
1,250
2,760
3,800
1,020
9,230
【後援会費】
2016 年度/単位:円
芝浦工業大学後援会は本学学生の保護者を
2~4年
費 目
1年次
(各年次)
会員とした団体で、学生の入学と同時にご入
会いただきます。学生生活の向上、教育・研
入会金
10,000
-
後援会
究の充実、さらに会員相互の交流・親睦や大
会 費
15,000
15,000
学との情報交換など、さまざまな活動を通し
計
25,000
15,000
て、学生および会員の支援を行っています。
会費納入は学費納入時とあわせて 1 年次は後
期、2 年次以降は前期にお願いをしています。後援会では、過去に入学者の兄弟姉妹の保護者の方で後
援会入会金を納入いただいた場合には、今回入学される方の入会金(10,000 円)を免除いたします。詳
細につきましては入学時にご案内いたします。
後援会費をもって行う
取り組み内容
主な取り組み
父母懇談会
毎年全国の主要都市に教職員を派遣し、本学の財務状況や進路状況の説明だけで
なく、学生の成績や進路についての説明、相談を行っています。
アクティブプラン
本学の学生が主体となって行う教育・研究、社会活動などに対して、その活動資
金を援助する制度。多岐にわたる学生の自主活動を支援します。
成績通知報告
各学期(前期・後期)末に授業科目ごとの成績通知書を学生個人宛に送付します。
加えて保証人には、年度末に成績通知書を送付します。
7
【校友会終身会費】
芝浦工業大学校友会は卒業生を会員とし、会員の相互の交流と親睦を深め、さまざまな地域・社会活
動等を通じて母校の発展に寄与することを目的とした組織です。在学生に対しても「卒業生である現
役企業人を就職指導講師として派遣」「すぐれた成績をあげた学生団体の顕彰」「父母懇談会のサポー
ト」などの支援活動を続けています。校友会には卒業と同時にご入会いただきますが、卒業年次の前
期学費納入の際、あわせて終身会費 40,000 円の納入をお願いしています。入会案内等は卒業年次にご
案内いたします。
参考Webサイト www.shibaura-koyu.jp/
【教職課程受講料ほか】
教職課程の履修を希望する場合は、通常の授業に対する学費のほかに、教職課程受講料として 10,000
円を納入していただきます。また 4 年次の教育実習受講時には教職課程受講料とは別に実習費用等と
して 15,000 円(受講年度によって変更する場合があります)が必要となります。なお中学校教諭免許
状取得に必要な特別支援学校や社会福祉施設等での介護等体験には、体験費用として約 10,000 円(体
験先の都道府県により異なります)を別途ご準備いただきます。詳細については入学後のガイダンス
でご確認ください。
【寄付金について】
入学手続完了者には入学後に寄付金をお願いすることがありますが、応募は任意です。
参考 Web サイト
www.shibaura-it.ac.jp/educational_foundation/contribute/kind_of_contribute.html
7.
入学後の「学び」について
a. 就学年数について
本学の最低就学年数は 4 年です。しかしながら、
単位取得状況によっては進級停止等の措置があり、
最低就学年数を超える場合があります。工学部には、2 年次から 3 年次への進級時に進級停止制度
があり、4 年次への進級時に必修科目である卒業研究に着手できない等の措置があります。
b. 基底科目について
「基底科目」とは
工学部では、専門教育に必要な基礎学力を確保することを目的に、数学(代数、解析)、物理学、
化学、英語(L & S、 R & W)の 4 教科において 6 科目を基底科目として設定し、工学部全学科の
入学生全員に認定の取得を義務づけています。これらの科目は 1 年次前期に配置され、専門教育が
本格的に始まる 3 年次までにはすべて取得しなければなりません。それが満たされなかった場合は、
工学部規則により「警告」「自主退学勧告」の対象となる場合があります。この基底科目は、入学
時に実施されるクラス分けの試験(プレイスメントテスト)の結果による「習熟度別のクラス編成」
を行うほか、
「学習サポート室」を開設していますので、安心して学習に取り組むことができます。
c. JABEE(日本技術者教育認定機構)認定制度について
JABEE とは、1999 年に設立された日本技術者教育認定機構(Japan Accreditation Board for
Engineering Education)のことで、大学の教育プログラムが一定の水準以上にあるかどうかを審
査・認定する非政府団体です。このプログラム認定の目的は、教育の質を高め、わが国の技術者の
質を国際的レベルに確保することにあります。従って、JABEE の審査を受け、社会の要求する水準
を満たしていることが認定されれば、その教育プログラムは国際水準に認められたことになります。
また、そのプログラム修了者は、国際的に通用する技術者に必要な基礎教育を完了したものと見な
され、以下の具体的なメリットがあります。
8
①
認定プログラム修了者は質の高い技術者基礎教育を受けたことが客観的に証明され、即戦力を
期待する社会に自信を持って出ることができ、就職などあらゆる局面で有利な評価を受けられ
る。
技術者の国家試験「技術士」の第一次試験合格と同等とみなされ、一次試験が免除されて、直
ちに修習技術者として実務修習を始めることができる。
②
現在、本学工学部の機械工学科、機械機能工学科、応用化学科、電気工学科、電子工学科の 5 学科
が認定されています(土木工学科社会基盤コースは 2015 年度に受審予定)。
参考Webサイト www.shibaura-it.ac.jp/alumni/spea/about/professional_engineer.html
8.
学生生活サポート
国際学生寮
大宮キャンパスにある国際学生寮は、留学生と遠距離出身の日本人学生が共同生活を通じて、社会に通用
する国際感覚と人間力をめざす教育寮です。1 階の多目的スペースは、寮生に限らず学生同士の異文化交
流の場となるなど、世界に向けた情報発信の拠点となることもめざしています。なお、入寮に関する詳細
については、2 月掲載予定の本学 Web サイトをご覧ください。
<個室、寮費:月額 35,000 円 食事なし・水道光熱費別>
アパート・マンション
合格後のお部屋探しは、大宮キャンパスの本学消費生活協同組合(生協)でも紹介しています。
生協では《安心》
《安全》
《納得》のお部屋探しができるように年間を通じて窓口を開設。合格者には
合格通知発送時に「生協 入学準備のお知らせ」を同封しますので生協宛にご請求ください。大宮キ
ャンパス周辺の物件やひとり暮らしのアドバイスを入れた「お部屋情報ガイドブック」をお送りしま
す。また、下記 Web サイトからでもご請求いただけます。
学
部
工学部・システム理工学部・デザイン工学部
場
所
大宮キャンパス
期
間
通年(2016 年 2 月~3 月は特設会場を設置)
営業時間
生協ホームページでご確認ください。
免許番号
国土交通大臣(3)第 6942 号
生協 Web サイト
お問い合わせ先
生協内
芝浦工業大学消費生活協同組合・住まい係
TEL 048-720-6600/FAX 048-686-6592
E-mail [email protected]
www.univcoop.jp/sit/
お部屋探し専用 Web サイト
www.univroom.com/sit-coop/
SAFEシステム
芝浦工業大学では、すべての在学生が安心して充実した学生生活を送れるよう、「芝浦工業大学学生
総合保障制度(SAFEシステム)
」を設けています。
授業中や大学に届け出た課外活動中の事故で傷害を負った、不幸にして親の死亡などにより経済的に
困窮した、事故の賠償責任で学費支出が困難になった…。こうした学業の継続を阻害するさまざまな
トラブルやアクシデントに対して、緊急な奨学金の貸与、見舞金の支払いなど、経済面から総合的に
サポートします。本制度の加入にかかわる手続、費用の負担等はすべて本学が行います。詳細につい
ては、入学手続時にパンフレットを配布します。
9
【緊急奨学金として】
a. 芝浦工業大学特別奨学金……家計支持者の経済的事情が急変した場合
(原則として半期学費相当額の貸与)
b. 芝浦工業大学緊急時奨学金…家計支持者の経済的事情が急変した場合
(当座の必要額の貸与)
【災害傷害保険として】
a. 学生本人…………偶然な事故による死亡・入院・後遺症および個人賠償責任に対応
b. 学費納入者等……偶然な事故により死亡した場合に、残余の学費相当額を保障
教 育 ローン
本学では、入学時のまとまった出費や在学中の学費の一時的補填に対して、大手都市銀行等との提携によ
る教育ローンを用意しています。一定の条件がありますが、詳しくは合格通知に同封する案内を参照して
ください。
給付奨学金
・芝浦工業大学育英奨学金・・・・・・各学科 1 学年、2 学年、3 学年の各修了時点までの在学期間において、学業・
人物ともに最も優秀と認められる 1~3 名に対して、学年ごとに規定額を給
付します。
・エスアイテック奨学金・・・・・・・各学科 1 学年、2 学年、3 学年の在学期間において、学業、人物ともに優秀
で、意欲的に課外活動に参加している学生に対し、規定額を給付します。
(2015 年度実績)
後援会奨学金
すでに設けられている各種の「学資支援」奨学金にとどまらず、学生の多様なキャンパスライフへの支
援を積極的に行うことを目的とした貸与奨学金です。
a.
自活支援奨学金・・・・・・・・・・
b.
国外研修奨学金・・・・・・・・・・
c.
国外留学支援奨学金・・・・・・
d.
語学研修支援奨学金・・・・・・
e.
課外活動支援奨学金・・・・・・
関東地方 1 都 6 県以外からの入学者で、ひとり住まいの者を対象
としたものです。ただし、1 都 6 県からの入学者でも、通学に片道 2
時間以上を要する者については、願い出により審査の上、その対象と
します。
学生の国際体験を積極的に推進するため、4 週間以上 8 週間程度
の海外研修をする者への支援。
国際化への対応として、本学在学中または卒業後 2 年以内に海外
留学をする者への支援。
生涯学習活動の一環として、学生の自己資質の向上を促すため、
本学の指定語学研修機関で語学を修得する者への支援。
学生の課外活動を積極的に推進するため、課外活動に参加する者
への支援を目指し、学内公認団体が正式行事として行う「合宿」等へ
の参加経費補助を目的としたもの。
大学院進学支援のための奨学金
本学学部から本学大学院に進学を希望する学生のうち、学業・人物ともに優秀と認められる者に対し、
修士課程在学中の 2 年間にわたり奨学金を給付します(返還不要)
。
a.
b.
修士課程給付奨学金・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・年間上限 60 万円を給付します。
創立 80 周年記念・大学院修士課程給付奨学金・・・・・・・・・・年間 20 万円を給付します。
(2016 年度入学者より適用)
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