G空間プラットフォーム構築事業全体概要(細川(翁長)氏)(pdf形式:3.3

G空間プラットフォーム構築事業全体
概要 東京大学CCSSIISS--ii 第10回公開シンポジウム 平成2277年11月2277日((火)) 執行役 兼ソーシャルICT推進研究センター副研究センター長 細川 瑞彦
独立行政法人 情報通信研究機構 1
本日のご説明事項
Contents –  GG空間プラットフォームの目的 –  体制
–  全体スケジュール –  実施内容 ・GG空間情報の現状調査 ・GG空間プラットフォームの開発・構築 ・GG空間プラットフォームの機能検証 ・周�知活動 ・継続運用・普及計画の策定 2
G空間プラットフォームの目的
数々のG空間情報を一箇所に集め、価値ある情報に変換して社会・産業に貢献し、
データ提供者、情報利用者にもメリットをもたらすという社会的な仕組みを G空間プラットフォームを構築することで実現します。
G空間プラットフォーム
情報利用者
データ提供者
公共施設情報
リアルタイム
データの処理
機能等
道路・建物情報
航空写真
プローブ情報
人の移動情報
道路・公共交通
情報
防災情報
提
供
利用者の登録
データの登録・
検索機能
データの変換・編集・加工・ データベース構築・解析機能
ハザードマップ
法⼈人
利
用
公共団体
⼀一般ユーザ
気象・防災情報
ボーリング情報
動的データ
基盤データ
静的データ
3
体制
再委託
再委託
組織
本件責任者
情報通信研究機構(NICT)
富田 二三彦 (ソーシャルICT推進研究センター)
東京大学
関本 義秀 (生産技術研究所) 日立製作所
松田 純一 (公共システム事業部)
4
電磁波利活用技術とG空間データ利活用技術の融合ビジョン
5
全体スケジュール 〜~平成25年年度度
平成26年年度度
平成27年年度度
平成28年年度度
平成29年年度度
平成30年年度度〜~
基本検討
マスタースケジュール
1.全体に係る検討・調整
2.目的・ミッションの検討
G 空間プラットフォーム運用
防災・減災・経済活性化等実証
データ・サービス・システム拡充
専門部会を中心とした全体調整
基本方針の
とりまとめ
3.プラットフォーム構築
機能選定、
利活用実証
内容設定等
4.プラットフォーム運用
プラットフォーム構築
G 空間プラットフォームの運用主体による運営・
アウトリーチ活動
利活用実証を通じた見直し等
機能検証を通じた見直し等
基本機能実装
運営主体による見直し等
実証・G 空間
シティ事業等を
踏まえた実装
運営主体による見直し等
利活用実証
機能検証
(防災・減災・経済活性化)
運営主体・役割
分担の候補案/ビ
ジネスモデルの
検討
ビジネスモデル検討
運営
ビジネスモデル検討
G 空間シティ構築事業
5.関連する取組
G 空間プラットフォーム
共通基盤D B 構築事業
H 28以降の運営主体
G 空間プラットフォームの利用展開
G 空間プラットフォームにおけるリア
ルタイム情報利活用技術研究開発
凡例:
産学官(専門部会)
国
平成2 8 年度以降の運営主体
民間等
6
G空間情報の現状調査
現状調査では、PFで取り扱うべきG空間情報を整理するため、アンケート、ヒアリング調査による
利用者ニーズ等の調査を行います。また、有識者や関係事業者の意見を踏まえ、調査結果か
ら、「G空間PF 運営指針」「G空間PF 情報提供・活用ガイドライン」を作成します。 【整理・検討内容】 ① 取り扱うべきG空間情報
② データ形式、存在する権利関係、入手・管理方法 ③ 技術的課題、制度的課題(プライバシー問題、関連法規等) ④ G空間PFでの取扱が困難となりうる理由、状況(セキュリティ、技術、コスト的制約等) ⑤ 空間情報保有者・G空間情報利用者・G空間プラットフォーム運営主体の権利・責任分界点等整理 【調査方法】
① 既往の書籍、調査研究報告書、インターネット上の情報の参照
② 「地理空間情報の共有・相互利用促進に関する専門部会」の検討内容の参照
③ G空間情報保有者・想定利用者へのアンケート、ヒアリング
アンケート対象想定
BtoG事業者 (200程度), BtoB・C事業者 (30程度), 自治体(500~1000程度), 一般へのWeb調査 (1000程度)
ヒアリング対象想定
BtoG事業者 (10程度), BtoB・C事業者 (5程度), G空間シティ構築事業関係者(10程度)
G空間情報保有組織(団体・国・独法等)
運営指針、ガイドラインの作成にあたっては、有識者や関連事業者への1次ヒアリング、 2次ヒアリングを行います。 7
機能検証にて利活用予定のG空間情報
機能検証タイプ
機能検証で共通利用
観光(島根県)
地域活性化(秋田県)
集中豪雨(神戸市)
津波(高知県・高知市)
データ名
基盤地図情報・地理院地図
住宅地図
国土数値情報
基盤地図情報(標高)
道路ネットワークデータ
道路の区間IDテーブル
プローブカー情報(災害時・平時)
携帯電話からの統計情報
位置情報付きSNS解析結果データ
森林基本図
衛星写真・衛星画像
タンパク含有量データ
プローブカー情報(平時)
携帯電話からの統計情報
フェイズド・アレイレーダー・データ
衛星写真・衛星画像
プローブカー情報(平時)
携帯電話からの統計情報
津波の浸水想定マップ
衛星写真・衛星画像
※この他、G空間プラットフォームにおいて共通で利用するデータを加えて、約50種類程度を収集予定
8
【参考】G空間情報の現状調査全体の流れ
(1)具体的な利用シーン、利用者ニーズ等の
観点から取り扱うべきG空間情報の選定
<調査項目>
①G空間プラットフォームで取り扱うデータの選定
方針の設定
②今後期待される利用シーン、利用者ニーズの
把握(利用が想定されるG空間情報、プラット
フォーム利用意向を含む)
③取り扱うべきG空間情報とその概要
<手法>文献、アンケート、ヒアリング
<②に関するアンケ、ヒアリング対象>
■情報利用者
・to G 事業者:建コン協議会、測量協会等の会員企業
へアンケートを約200社程度実施。そのうち、10社程度
にヒアリング。
・to B,C 事業者:GISベンダー、A IGID会員およびスマホ
アプリ開発事業者等のG空間情報サービス提供事業者
へアンケートを約30社程度。そのうち5社程度にヒアリン
グ。
・G空間シティ構築事業関係者は実施計画書等により概
要を把握し、必要に応じて5者程度にヒアリング。
(2)取り扱うべきG空間情
報の入手方法、提供方法
等の検討・整理
<調査項目>
①情報保有者からの入手
方法
②情報利用者への提供方
法(利用条件)
③効率的な変換方法
④編集・加工方法
⑤取得した情報の管理対
象・方法
⑥G空間プラットフォームへ
の提供意向や条件
(3)取り扱う際の課題の
検討・整理
(5)各者の権利・
責任分界点等の整
理及びガイドライン等の作成
<調査項目>
①課題の分類
②課題に対するプラット
フォームでの対応策
<調査項目>
①G空間プラットフォームを介したG空間
情報のサプライチェーンの設定
②情報保有者、利用者、プラットフォー
ム運営者の3者の関係整理と責任
分界点
③G空間プラットフォーム情報提供・活
用ガイドラインの作成
④G空間プラットフォーム運営指針
(4)取り扱うことが困難
なG空間情報の理由に
関する調査
<調査項目>
①困難な理由の分類
②理由の調査把握
<手法>文献、アンケート、ヒアリング。(2)①②は、情報収集依頼(4.3シ
ステム構築)とあわせて情報保有者へヒアリング(アンケート)を実施
<(2)~(4)に関するアンケ、ヒアリング対象>
■情報保有者
・民間・団体等:収集対象情報の保有者(リスト+α:10~15者程度)へヒ
アリング。
・国:提供依頼兼ヒアリングで対応
・地公体:都道府県、特定のデータを保有する市町村(約500~1000)に
アンケート。G空間シティ構築事業関係団体(31団体)は実施計画書
等により概要を把握し、10団体程度にヒアリング。
・情報利用者(一般):位置情報に関するサービスの利用状況、意向、プライバシー等に関する問題意識についてWebモニタ調査(約1,000票
回収)を実施
<アウトプット>
○今後期待される利用シーン、利用ニーズとその
際に必要となるG空間情報
○G空間プラットフォームの利用意向
○G空間プラットフォームで取り扱う(取り扱いたい)
G空間情報案
<アウトプット>
○取り扱うべきG空間情報別入手方法等一覧表
(プラットフォームで取り扱う情報種別(メタ、実データ)も含む)
○上記のうち、当面・優先的に取扱うG空間情報(リスト)
○G空間プラットフォームへの提供意向
<手法>文献、ヒアリング、専門部会への提示
③、④は案を作成した後、4.3システム構築や
4.4利用実証等実際に利用できる環境を体
験していただいた上で、機能評価とあわせ
てアンケート及びヒアリングを行う。
<③に関するアンケート・ヒアリング対象>
■情報保有者
・本実証に協力いただいた情報保有者にアン
ケート。そのうち、10者程度にヒアリング
※情報保有者には(2)~(4)のアンケート、ヒ
アリングとあわせて2度ご協力いただく。
■情報利用者
・G空間シティ構築事業関係者、AIGID会員へ
ヒアリング・意見交換会1回
・アーバンデータチャレンジ(5.1)参加者
<アウトプット>
○G空間プラットフォーム情報提供・活用
ガイドライン
○G空間プラットフォーム運営指針
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G空間プラットフォームの開発・構築手順(1)
G空間プラットフォームの開発・構築では、ヒアリングに基づき、G空間情報のニーズや課題を
踏まえた要件定義、機能設計を行い、開発・構築を実施します。また構築後、機能への改善要
望等のアンケート&ヒアリングを行い、有効性、改善点等について検証します。 【要件定義、機能設計、機能開発】 G空間情報の保有者へのヒアリング結果に基づき、要件定義、機能設計、開発を行います。また並行して、
G空間プラットフォーム上で稼動するG空間情報の機能検証に用いる利活用サービスも構築します。 10
【参考】G空間プラットフォーム ハードウェア・ネットワーク構成
名称
けいはんなM2Mデータセンター
(当機構 ユニバーサルコミュニケーション研究所内)
住所
京都府相楽郡精華町光台3丁目5番地
【構築場所】
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G空間プラットフォームの開発・構築手順(2)
【機能への改善要望等を、アンケート&ヒアリング】
ア)以下の方々にアンケートを実施します
l 機能検証の参加者
l シンポジウム等の普及活動の参加者
l G空間情報有識者
l 自治体・行政機関等の関係部署
イ)アンケート中で、ヒアリングのご承諾をいただいた方の中から、ヒアリングを実施します
l データ提供者様、自治体・行政機関、他のG空間関連案件の関係者といった、今後、継続的にG空
間PFと連携いただく可能性の高い方々を中心に実施します
l ヒアリングは、当機構職員が実施します。ただし必要に応じ、G空間情報有識者、システム構築事業
者等に同席を依頼します
ウ)得られたご意見・回答に基づき、以下の内容を検証し、実施結果報告書に記載します
l G空間プラットフォームに追加が必要な機能
l 追加で収集が必要なG空間情報
l 扱い方の変更・改善が必要なG空間情報(個人情報のマスキング範囲等)
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G空間プラットフォームの機能検証
機能検証では、G空間情報を活用した「経済の再生」や「防災・減災」等の課題に寄与するサー
ビス検証を44つの地域で実施します。また、データ提供者・参加者に対してアンケート・ヒアリン
グを行い、平成2288年度の民間開放に向けた運用上・技術上の課題を整理します。 テーマ
実施地域
概要
経済の再生
(観光)
島根県(松江市、出雲市、
大田市、雲南市、飯南町
など)
携帯電話位置情報から、観光資源の集客要因、複数観
光資源の相関を分析すると共に、道路標識や案内設備
整備に役立てる
経済の再生
(地域活性化)
秋田県
間伐材・木材の流通状況を可視化し、森林整備・林道の
計画等と重ね合わせることで、事業計画などの策定支援
策を検討する
防災・減災
(集中豪雨)
神戸市
気象レーダの降水分布データと、携帯電話の混雑統計
等を重ね合わせ、降水域内の車・人を把握する
防災・減災
(津波)
高知県・高知市
津波シミュレーション結果と、携帯電話の混雑統計等を
重ね合わせ、想定浸水エリア内の車・人を把握する
データ提供者・参加者等に、アンケート・ヒアリングを実施し、G空間の有効性に関する
見解と、改善要望を聴取します
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【参考】機能検証例:: 経済の再生(観光)/島根県
テーマ
経済の再生
(観光)
実施地域
概要
島根県(松江市、出雲市、
大田市、雲南市、飯南町
など)
携帯電話位置情報から、観光資源の集客要因、複数観
光資源の相関を分析すると共に、道路標識や案内設備
整備に役立てる
活用するG空間情報: 気象情報、統計GIS情報、プローブカー情報など
観光活性化
G 空間プラットフォーム
観光資源の集客動向
リアルタ イム情報
=携帯電話から
の統計情報
駐車場等の利
用者数データ
施設来訪者数の
集計
X⽉月X⽇日 00⼈人
Y⽉月Y⽇日 00⼈人
Z⽉月Z⽇日 00⼈人 ・・・
松江市
周辺自治体
松江国道事務所
データの
加工・分析
地元観光協会
民間事業者
・・・
観光地での移動実態
JR西日本
気象情報
プローブカ ー情報
統計GIS情報
詳細かつ広域な実態
把握と観光活性化施
策の立案
基盤的G空間情報
関連機関のデータ
データ提供(交通実態、利利⽤用実態等)
データの一元化
観光実態の分析
分析結果の見える化
分析結果の共有=関連機関における誘客
施策の立案
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【参考】機能検証例: 経済の再生(地域活性化)/秋田県
テーマ
経済の再生
(地域活性化)
実施地域
秋田県
概要
間伐材・木材の流通状況を可視化し、森林整備・林道の
計画等と重ね合わせることで、事業計画などの策定支援
策を検討する
活用するG空間情報: 森林基本図、植生指標データ(NDVIデータ)など
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【参考】機能検証例: 防災・減災(集中豪雨)/神戸市
テーマ
防災・減災
(集中豪雨)
実施地域
神戸市
概要
気象レーダの降水分布データと、携帯電話の混雑統計
等を重ね合わせ、降水域内の車・人を把握する
活用するG空間情報: フェーズドアレイ気象レーダ、プローブカー情報、携帯電話の混雑統計情報
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【参考】機能検証例: 防災・減災(津波)/高知県
テーマ
防災・減災
(津波)
実施地域
高知県・高知市
概要
津波シミュレーション結果と、携帯電話の混雑統計等を
重ね合わせ、想定浸水エリア内の車・人を把握する
活用するG空間情報: 津波シミュレーションデータ、プローブカー情報、携帯電話の混雑統計情報
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G空間シティとの連携
G空間シティ構築事業における10の実証プロジェクトそれぞれに対してヒアリング調査を実施。
•  G空間シティ構築事業における利活用データ等の把握
•  G空間プラットフォームへ提供可能なデータ・G空間プラットフォームから入手可能なデータなどG空間プラットフォーム
における取扱いデータ等の検討
•  G空間プラットフォームにおける機能・サービスの検討
•  G空間プラットフォームおよびG空間シティの事業継続性や相乗効果を発揮するための連携等G空間プラットフォーム
とG空間シティの事業展開における連携の可能性の検討
No
代表提案団体(意見交換先)
1東北大学(災害科学国際研究所)
等を利用した津波等の災
害予測及び情報伝達の
実証事業
2湘南広域都市行政協議会
課題
(1)-a 波浪計のデータ
(1)-b 都市災害時の地
下街等閉鎖空間における
情報伝達の実証事業
(1)-c 山間部や過疎地
等における豪雨・洪水の
迅速把握及び情報伝達
の実証事業
3立命館大学
(2)-a 高精度測位やビッ
グデータを活用したネット
ワークロボットに関する実
証事業
7北海道岩見沢市
4徳島県
5福岡県北九州市
6熊本県人吉市
8(株)横須賀テレコムリサーチパーク
9(公財)京都高度技術研究所
10沖縄県久米島町
事業名
リアルタイム津波浸水・被害予測・災害情報配信に
よる自治体の減災力強化の実証事業
レジリエントシティ湘南
~時間や季節に応じた人的被害予測及び人やモノ
の位置に応じた情報伝達・制御で実現する防災モ
デル実証事業~
被災に伴い制限された通信環境下における、地下
空間を含む情報伝達・避難誘導支援の実現
実施地域
高知県、高知市
宮城県石巻市、東松島市、
静岡県静岡市
神奈川県藤沢市、茅ヶ崎市、
寒川町
戦略的災害医療“G空間”プロジェクト
災害時の「電力確保」まで想定した世界最先端のG
空間防災モデルの構築
G空間技術を活用した地域連携型防災まちづくり実
証事業
高精度測位やビッグデータを活用したネットワーク
ロボットに関する地域利活用モデル実証事業
オープンデータによるG空間地域プラットフォーム整
備事業
多様なバリア情報のオープンデータ活用によるオー
プンイノベーションとシームレスな3次元バリアフリー
ナビゲーションによって創造する新たな観光移動ス
タイル革新の実証
沖縄離島G空間シティ構築事業
徳島県、美馬市
福岡県北九州市、直方市、
雪橋市、香春町、苅田町
熊本県人吉市、鹿児島県
伊佐市、湧水町
北海道岩見沢市、秋田県
大館市、鹿角市
神奈川県横須賀市、東京
都豊島区
京都府京都市、滋賀県大
津市
大阪府大阪市、愛知県名
古屋市、東京都
沖縄県久米島町、石垣市、
与那国町
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周知活動 本開発・実証に関する周�知活動では、G空間シティ構築事業と連携した各地でのシンポ
ジウム、セミナーの開催を実施します。また、開発・実証内容や活動状況を広く周�知す
るため情報発信用WWeebbページの作成を行います。 ①  シンポジウム(東京)
–  G空間×ICT関連施策の発表の場として、シンポジウムを開催します
–  実施内容は、G空間シティ構築事業の事業管理支援法人、および関連調査の受託者と調整し
ます
–  開催時期は、平成27年3月を想定しています
②  セミナー(高知市ほか)
–  本開発・実証内容や活動状況を周知すると共に、G空間情報保有者・利用者(官公庁、自治
体等)から、G空間PFへの要望等を収集します
–  G空間シティに関連する総合通信局所在地のうち、地域実証を行う高知市他、計5箇所にて
実施します
③  情報発信用Webページの作成
–  開発・実証内容や活動状況を広く周知するために、情報発信用Webページを作成します
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継続運用・普及計画の策定
継続運用・普及計画の策定では、一般的な「データプラットフォーム」の事業モデルをベースに、
具体的な情報保有者、情報利用者となりうる候補者を、アンケートやヒアリング等から調査し、
実現性のある事業モデルの策定を図ります。
①  事業モデルの検討 情報保有者、情報利用者の候補者を、アンケートやヒアリング等から調査し、実現性のある事業
モデルの具体化を図ります
②  継続運用及び計画 ①の事業モデルを踏まえ、以下の事項を含む3カ年計画を策定します。
(ア)提供する機能・サービス(内容・時期)
(イ)取り扱うG空間情報(予定含む)
(ウ)継続的な運営に必要な体制(人員・拠点)
(エ)運営維持に必要なコスト(概算)
③  周�知・普及に関する計画 ①②の検討を踏まえ、G空間PFや、それを活用したサービスの周知・普及を図る対象者と
それに合わせた周知活動計画を策定します
④  利活用サービスにおける継続運用 利活用サービスについて、今後のサービス継続・本格化にあたっての課題等を整理します
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【参考】継続運用に関する3ヵ年計画の策定
事業モデル、機能検証でのニーズ等を踏まえ、以下の事項を含む3カ年計画を策定します。
なお、G空間プラットフォーム運営主体は、専門部会での検討を踏まえるものとします。
(ア)G空間プラットフォームにおいて提供する機能・サービス
本開発・実証終了時に提供できる機能やサービス、終了後に機能改修や追加
の方針や内容とその時期を整理します。
(イ)G空間プラットフォームにおいて取り扱うG空間情報
本開発・実証で収集したG空間情報の取扱いや今後新たに収集・取扱うことが
望ましい情報を整理します。
(ウ)継続的な運営に必要な体制(人員・拠点)
G空間プラットフォームの運用管理や情報保有者、利用者へのアプローチ、 周知活動など継続運用に必要な体制を整理します。
(エ)運営維持に必要なコスト(概算)
上記の(ア)~(ウ)を実現するために必要となるコストを概算します。
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平成2266年度スケジュール ・機能開発 :平成26年10月 ~平成27年2月
・機能検証 :平成27年1月~2月(各フィールドと調整)
・中間報告 :平成27年1月末(開発状況、実証計画説明)、平成27年2月末(実証成果と納品物説明)
・シンポジウム :平成27年3月
・納品 :平成27年3月20日
平成26年度
9
#
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
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15
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18
19
20
21
22
23
作業項目
平成27年度
10
11
12
1
2
3
4 5
…
平成28年度
2 3 4 5 …
15 22 29 06 13 20 27 03 10 17 24 01 08 15 22 29 05 12 19 26 02 09 16 23 02 09 16 23 30
ヒアリング・結果まとめ
1回目(ニーズ・課題調査)
2回目(P F/利活用実証)
環境(ハード・ミドルウェア)
要件定義
設計
構築・ドキュメント作成
ミドルウェア連動テスト
機能(A) 開発
要件定義
設計
実装・ドキュメント作成
テスト
機能(A) エンハンス
機能(B) 開発
利利活⽤用実証 (平成26年年度度)
津波浸水通知(高知)
ゲリラ豪雨通知(神戸(調整中))
デイリー観光客数共有(島根県)
森林情報地域活性化(秋田県)
普及活動 (シンポジウム)
報告書まとめ (平成26年年度度)
商⽤用運⽤用
…
※機能((AA)):調達仕様書 表11 項番 11,, 22,, 33,, 55,, 77((一部)),, 88,, 99 の機能、および調達仕様書 表22 の機能 ※機能((BB)):調達仕様書 表11 項番 44,, 66,, 77((全部)),, 1100,, 1111,, 1122,, 1133 の機能 22