事 業 報 告 書 - 学校法人尾張学園

平成26年度
事 業 報 告 書
(平成 26 年4月1日から平成 27 年3月 31 日)
学校法人 尾張学園
目
1
次
学園の沿革 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
1頁
学校法人の概要
2頁
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
1.設置する学校・学科及び入学定員の状況
2.設置する学校の生徒数の推移
3.設置する学校の教職員数の推移
4.役員の概要
2
事業の概要 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
5頁
1.各校の概要
(1) 名古屋大谷高等学校
(2) 豊田大谷高等学校
2.平成26年度 特別事業の概要
3
財務の概要 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
1.資金収支計算書
2.消費収支計算書
3.貸借対照表
4.財産目録
7頁
学
園
の
沿
革
文政10年(1827 年)東本願寺掛所(名古屋別院)に閲蔵長屋を創設
明治 5年 講究所と改称
9年 尾張小教校となる
16年 尾張教校と改称
20年 大谷派普通学校と改称
27年 尾張中学寮となる
29年 真宗尾張中学と改称
41年 私立尾張中学校として文部省認可
昭和11年 瑞穂区高田町(現在地)に移転
23年
学制改革により新制高校となる
尾張高等学校設置許可
26年
学校法人尾張学園組織変更認可
30年
商業科設置
38年
洗心館(体育館兼講堂)竣工
40年
NHK学園協力校となる
49年 本館(現管理部門及び 30 教室)竣工
西館(旧本館)特別教室棟として改修
52年 正道館(武道館)竣工
53年 創立 150 周年記念式典挙行
58年 東館竣工
59年 尾張高等学校を名古屋大谷高等学校と改称
豊田大谷分校開設
60年
名古屋大谷高等学校校地を名古屋別院より無償譲渡される
61年 豊田大谷高等学校開設
62年
平成 2年
5年
豊田大谷高校 豊徳館(体育館兼講堂)竣工
成績管理コンピューターシステム導入
豊田大谷中学校開設
豊田大谷高等学校創立 10 周年記念式典挙行
9年
名古屋大谷高校校訓を「人と生まれ、人になる」に変更実施
平成11年 愛知新城大谷短期大学 社会福祉学科開設
名古屋大谷高校 男女共学制に移行及び福祉医療進学コース新設
創立 170 周年記念式典挙行
平成16年
短期大学を愛知新城大谷大学短期大学部 介護福祉学科と名称変更
愛知新城大谷大学 社会福祉学部を開設
平成17年 豊田大谷中学校募集停止(平成19年度より休校)
平成21年 愛知新城大谷大学・同短期大学部募集停止を届出
平成23年 愛知新城大谷短期大学部の廃止の認可
平成25年 豊田大谷中学校の廃止の認可
平成25年 愛知新城大谷大学の廃止の認可
平成26年 名古屋大谷高等学校総合体育館(洗心館)竣工
1
.
1
学校法人の概要
学校法人尾張学園は、教育基本法及び学校教育法に従って、建学の精神である「宗祖
親鸞聖人のみ教え」と「真宗の教義」に基づいた学校教育を行い、
「いのちを大切にし、
真実に生きる人間形成」を目指しています。
この目的を達成するために設置された本学園の平成 26 年度における概要は、以下の
とおりです。
1.設置する学校及び入学定員の状況
(平成 26 年 5 月 1 日現在)
入学定員
校
名
学
科
コース
(26 年度)
特別進学コース
普通科
特別選抜コース
福祉医療進学コース
450
名古屋大谷高等学校
文理進学コース
商業科
商業科
90
特別選抜コース
人間福祉コース
豊田大谷高等学校
普通科
240
情報メディアコース
文理コース
合
計
―
―
(収容定員合計)
780
(2,340)
2
2.設置する学校の生徒数の推移
校
名
(平成 26 年 5 月 1 日現在)
合計
25 年度
24 年度
1,647
1,527
1,517
186
657
587
533
683
2,304
2,114
2,050
1年
2年
3年
名古屋校
628
522
497
豊 田 校
248
223
計
876
745
合 計 2,304名 (平成 25 年度比 190 名、24 年度比 64 名)
3.設置する学校の教職員数の推移
【平成 26 年度】
(平成 26 年 5 月 1 日現在)
教
校
員
事務・用務
合
計
名
専任・常勤
専任・常勤
専任・常勤
名古屋大谷高等学校
92
15
107
豊田大谷高等学校
42
11
53
―
4
4
134
30
164
法
人
合
計
【平成 25 年度】
(平成 25 年 5 月 1 日現在)
教
校
員
事務・用務
合 計
専任・常勤
専任・常勤
名
専任・常勤
名古屋大谷高等学校
84
13
97
豊田大谷高等学校
40
12
52
法
人
―
3
3
合
計
124
28
152
3
4.役員の概要
平成 26 年 5 月 1 日現在
【理
事】
9名(理 事 定 数
9名)
【監
事】
2名(監 事 定 数
2名)
【評 議 員】
19名(評議員定数 19名)
4
2
事業の概要
1.各校の概要
●
建学の精神
宗祖 親鸞聖人のみ教えに基づき、いのちを大切にし、真実に生きる人間形成
を目指す。
(1)名古屋大谷高等学校
校 訓 「人と生まれ 人になる」
【教育方針】
① 「宗教」「しつけ」「進路実現」と「部活動」=3S&Bの実践
② 「学力向上運動」の推進
~しつけ(生徒指導)を基盤においた学力向上運動~
③ 「環境美化運動」の推進 整理・整頓・清潔・清掃
④
退学者削減(緊急課題)への取り組み
【めざす生徒像】
① 社会性を身につけた生徒
② ひとを思いやる心をもった生徒
③ あいさつ(おほよう・こんにちは・ありがとう)が大きな声で言える生徒
【モットー】
①
生徒モットー 『笑顔・あいさつ・身だしなみ』
②
教員モットー 『指導の内実を高める-授業で勝負する』
(2)豊田大谷高等学校
校 訓 「命尊し」
【教育方針】
①
あいさつ、マナー、部活動の推進
②
授業規律の確立と授業の工夫
③
体罰、いじめの防止
④
コースの特色ある教育と退学者・転学者の減少
⑤
生徒の基礎学力向上と一人ひとりの進路目標の実現
【めざす生徒像】
①
学校生活(団体行動)がきちんとできる生徒
②
報恩感謝の心を持ち、「挨拶」や「ありがとう」が言える生徒
③
授業や講演会など、人の話を聞く姿勢ができる生徒
④
モラル・マナーをしっかりと身につけた生徒
⑤
何事にも、最後まで諦めずにやり遂げる忍耐力を持った生徒
⑥
相手のことを思い遣り、広い社会性を持った生徒
【モットー】
①
生徒モットー 『あいさつと思いやり』
②
教員モットー 『笑顔とコミュニケーション』
5
2.平成26年度 特別事業の概要
(1)学校施設設備整備事業
教育環境づくりを目的として以下の施設設備工事等を行った。
学園情報システム刷新
〇教務、事務システム刷新
〔刷新の概要〕
①学内統一の教務システム
②サーバーのクラウド化によるネット管理の一元化
③全教員へのパソコン配置
④タブレット導入による生徒管理
⑤学内統一の学費管理システム
〔設置の概要〕
①予算科目
ソフトウェア、教育機器備品
②財
源
学園資金
名古屋大谷高等学校の施設工事
○総合体育館建設
〔工事の概要〕
①実 施 時 期
平成 26 年 9 月完成
②事 業 箇 所
旧体育館・武道場跡地
③予 算 科 目
建物
④財
源
学 園 資 金・融資
豊田大谷高等学校の施設工事
○屋上防水工事、特別教室移設・改修工事
〔工事の概要〕
①実 施 時 期
平成 26 年 6 月
②事 業 箇 所
屋上防水工事(管理棟・中央棟)
特別教室移設工事(理科室)
特別工事改修工事(調理実習室)
③予 算 科 目
建物・構築物
④財
源
学園資金
○第2体育館(武道場)建設工事
名古屋大谷高等学校にて使用されていた仮設体育館をリニューアルし
豊田大谷高等学校の第2体育館(武道場)として再利用
〔工事の概要〕
①実 施 時 期
平成 26 年 12 月
②事 業 箇 所
多目的棟横グランド
③予 算 科 目
建物・構築物
④財
源
学園資金
6
3.財務の概要
1.資金収支計算書
平成26年4月 1日から
平成27年3月31日まで
(単位:千円)
№ 収
入
の
部
科
予
目
算
決
算
差
異
1 授
業
料
収
入
680,218
688,086 △
2 入
学
金
収
入
144,268
144,268
入
190,512
190,834 △
322
3 教
育
充
実
費
収
料
収
入
37,973
38,118 △
145
5 寄
付
金
収
入
108,650
110,732 △
2,082
6 補
助
金
収
入
1,113,682
1,114,580 △
898
9,160 △
494
7 資
産
運
用
収
入
8,666
8 資
産
売
却
収
入
308,830
入
7,250
7,252 △
2
入
44,894
47,500 △
2,606
入
189,840
209,520 △
19,680
12 引 当 預 金 か ら の 繰 入 収 入
150,000
150,000
0
13 前 期 末 未 収 入 金 収 入
395,100
395,103 △
3
14 長 期 貸 付 金 回 収 収 入
99
収
10 雑
収
11 前
15 預
受
り
16 そ
金
金
収
受
の
入
他
収
収
308,830
0
入
71,920
74,190 △
入
75,380
75,380
0
2,270
17 期
末
未
収
入
金 △
131,770 △
132,763
993
18 前
期
末
前
受
金 △
187,840 △
187,840
0
1,165,501
1,165,501
20 収
4,373,173
4,408,550 △
支
入
の
出
の
22 教
23 管
件
育
合
理
究
支
経
経
予
目
費
研
計
35,377
部
科
21 人
部
費
費
支
支
算
決
算
差
異
出
1,477,652
1,476,417
1,235
出
371,482
364,823
6,659
出
55,188
51,081
4,107
24 借
入
金
等
利
息
支
出
2,089
2,089
0
25 借
入
金
等
返
済
支
出
221,809
221,808
1
26 施
設
関
係
支
出
523,830
523,280
550
27 設
備
関
係
支
出
96,625
95,219
1,406
28 資
産
運
用
支
出
756,030
756,030
0
29 前 期 末 未 払 金 支 払 支 出
91,635
91,634
1
30 預
出
70,010
70,577 △
費
15,000
金 △
40,941 △
41,238
297
金 △
236 △
236
0
り
金
支
31 予
32 期
33 前
払
支
備
末
期
未
末
払
前
払
34 次 年 度 繰 越 支 払 資 金
35 支
出
要
0
99
19 前 年 度 繰 越 支 払 資 金
摘
0
数
業
要
7,868
4 手
9 事
摘
の
部
合
※ 差異の△印は増額 無印は減額
計
567
15,000
733,000
797,066 △
64,066
4,373,173
4,408,550 △
35,377
7
2.消費収支計算書
平成26年4月 1日から
平成27年3月31日まで
(単位:千円)
№消
費
収
入
の
科
部
予
目
算
決
算
差
異
1 授
業
料
680,218
688,086 △
2 入
学
金
144,268
144,268
費
190,512
190,834 △
322
3 教
育
充
実
料
37,973
38,118 △
145
5 寄
付
金
109,150
113,773 △
4,623
6 補
助
金
1,113,682
1,114,580 △
898
7 資
産
運
用
収
入
8,666
9,160 △
494
8 資
産
売
却
差
額
2,570
2,572 △
2
入
7,250
7,252 △
2
入
44,894
47,500 △
2,606
計
2,339,183
2,356,143 △
16,960
59,010
3,502
2,297,133 △
13,458
収
10 雑
11 帰
収
属
収
入
合
12 基
本
金
組
入
額
合
計 △
13 消
費
収
入
の
部
合
計
消
費
支
出
の
科
15 教
予
件
育
16 管
研
究
経
理
2,283,675
経
算
決
算
差
異
費
1,477,652
1,476,417
1,235
費
574,482
552,870
21,612
費
57,618
53,458
4,160
17 借
入
金
等
利
息
2,089
2,089
0
18 資
産
処
分
差
額
46,483
46,449
34
費
15,000
計
2,173,324
2,131,283
21 当 年 度 消 費 収 入 超 過 額
110,351
165,850
22 前 年 度 繰 越 消 費 支 出 超 過 額
3,884,695
4,632,865
23 翌 年 度 繰 越 消 費 支 出 超 過 額
3,774,344
4,467,015
19 予
20 消
備
費
支
出
の
要
部
目
14 人
55,508 △
摘
0
数
業
要
7,868
4 手
9 事
摘
部
合
15,000
※ 差異の△印は増額 無印は減額
8
42,041
3.貸借対照表
平成 27 年 3 月 31日
(単位:千円)
科
固
目
定
資
本
産
(
年
度
末
前
10,237,760 ) (
年
度
末
増
9,628,801 ) (
減
摘 要
608,959 )
地
6,477,892
6,465,116
12,776
物
2,914,018
2,041,923
872,095
教育・その他機器備品
114,549
55,450
59,099
土
建
物
・
構
築
図
書
53,965
56,232
車
輌
0
0
定
0
576,124
そ の 他 固 定 資 産
677,336
433,956
建
設
流
仮
動
勘
資
産
(
1,297,879 ) (
△
2,267
0
△
576,124
243,380
1,928,889 ) ( △
631,010 )
現
金
預
金
797,066
1,165,501
△
368,435
未
収
入
金
500,813
763,153
△
262,340
金
0
235
△
235
11,535,639
11,557,690
△
22,051
前
資
払
産
固
の
定
長
借
動
短
合
負
期
流
部
債
入
負
期
借
計
(
金
1,023,350 ) ( △
171,872 )
851,478
1,023,350
171,872
△
476,724 ) (
551,763 ) ( △
75,039 )
金
171,872
221,808
△
49,936
△
50,396
債
入
851,478 ) (
(
未
払
金
41,238
91,634
前
受
金
209,520
187,840
21,680
預
り
金
54,094
50,481
3,613
負
債
の
部
合
計
1,328,202
1,575,113
△
246,911
第
1
号
基
本
金
14,409,762
14,350,752
59,010
第
3
号
基
本
金
72,690
72,690
0
第
4
号
基
本
金
192,000
192,000
0
基 本 金 の 部 合 計
14,674,452
14,615,442
59,010
4,632,865
165,850
消 費 収 支 差 額 の 部
負債の部・基本金の部及び
消費収支差額の部合計
△
4,467,015
△
11,535,639
11,557,690
9
△
22,051
4. 財 産 目 録
(単位:千円)
1 . 資 産 総 額
金
11,535,639 千円
金
金
9,581,630 千円
1,954,009 千円
2 . 負 債 総 額
金
1,328,202 千円
3 . 正 味 財 産
金
10,207,437 千円
内
1
2
基 本 財 産
運 用 財 産
(二)
負 債
(1) 固 定 負 債
(イ) 長 期 借 入 金
(2) 流 動 負 債
(一) 資 産
(1) 基 本 財 産
金
9,581,630 千円
(イ) 土 地
金
6,477,893 千円
金
2,729,781 千円
金
金
184,236 千円
53,965 千円
金
114,549 千円
(ヘ) そ の 他
金
21,206 千円
(2) 運 用 財 産
金
1,954,009 千円
金
金
金
金
金
金
金
金
797,066 千円
796,691 千円
375 千円
72,690 千円
333,000 千円
250,000 千円
500,813 千円
440 千円
(イ) 短 期 借 入 金
(ロ) 前 受 金 (ハ) 未 払 金
(ニ) 預 り 金
金
1,328,202 千円
金
851,478 千円
金
851,478 千円
金
476,724 千円
金
金
金
金
171,872 千円
209,520 千円
41,238 千円
54,094 千円
88,618.00 平方メートル
(ロ) 建 物
10
30,520.08 平方メートル
(ハ) 構 築 物
(ニ) 図 書
44,914 冊
(ホ) 教具・校具及び備品
9,302 点
(イ) 現 金 預 金
① 預 金
② 現 金
(ロ) 積 立 金
(ハ) 有 価 証 券
(ニ) 引 当 特 定 預 金
(へ) 未 収 入 金
(ト) 長 期 貸 付 金
上記は、平成27年3月31日現在における当法人の財産目録である。
平成27年5月25日
名古屋市瑞穂区高田町4丁目19番地
学 校 法 人
尾
理事長
瀬
張
尾
学
園
顯
證