第 207 号 が く が (発行 平成 27 年 4 月 24 日) く 【編集・発行】 特定非営利活動法人 あだち学習支援ボランティア「楽学の会」 【 事 務 所 】 早坂 津夜子 方 〒120-0001 足立区大谷田 3-1-15-203 ホームページ http://gakugaku.main.jp/ 大判「社会教育」サポーターの会発足(3 月 28 日) この度、会場となった日本青年館は、2020 年東京オリンピッ ク・パラリンピックのための国立競技場拡張に伴い、移転,新築 のため 3 月 31 日までの営業となった。 そうした最中に、サポーターの会の発足に至ったことは、現在 の「社会教育」に関わる様々な課題を皆で共有しながら現状把握 をしてみよう、何か出来ることがあるのではないか、という思い を持つネットワークが築かれてきたからだと考えられる。 そして、当会発足当時からご支援を頂き、顧問でもある大久保 邦子さんや瀬沼克彰桜美林大学名誉教授をはじめ、行政職員、学 校職員、博物館のボランティア担当者、地域活動のエキスパート の皆様など、サポーターを買って出た多彩なメンバー25 名が参集し、早坂も楽学の会の一員として発起人 に加えて頂いた。発足のスタートでは、近藤真司社会教育編集長より「社会教育」の現状と課題、社会をつ くる学びを提案する具体化の方策についてのプレゼンターションを皮切りに、参加者それぞれの活動紹介や、 「新しい学びの提案」のミニレクチャーなどが行われた。 また、真のねらいとするところは、地域社会を社会教育の視点で広く捉え、地域の 社会教育 を活性化 させていくこと。それらの後方支援の具体策として、各地の公民館・図書館・博物館など社会教育・文化・ スポーツ施設を拠点とする「文化ボランティア」を支援すること。また、年 2 回程度の交流の場づくりや「社 会教育」の社会的知名度アップ、学校教育の場での社会教育についての理解促進(地域で学ぶ、卒業後に学 ぶ他)などの構想が確認された。 日頃、当会の運営については、広い視野でネットワークづくりを実践し、活動に反映させて行くことを方 針の一つに挙げてきているが、今回のサ ポーターの会には、この 3 月入会したて の会員が同行してくれた。活動の未来を 託せる仲間と共に育ち合っていきたい と考えた集会でした。 (参加者:成田三吉・早坂津夜子(記) ・移転・新築される日本青年館 注:「社会教育」編集部事務所移転先(2017 年初夏までの予定) 港区虎の門 3-23-6(秀和虎ノ門 3 丁目ビル 4 階) 寄贈:三上卓治氏より(吉祥寺村立雑学大学最高顧問) 「明かり灯して三十年」 吉祥寺村立雑学大学三十周年記念誌 三上様は当会の NPO 法人設立における学習会の講師として平成 14 年度に来 局されております。 -1- 平成 27 年度 大学塾開催案内(第 1 ステージ) 千葉さなが生れた 北辰一刀流千葉家、その実像 坂本龍馬の婚約者と囁かれた千葉さなは千住に住んでいました。 この千葉さなの伯父こそ、江戸時代後期に爆発的に普及した北辰一刀流を 創始した千葉周作でした。 いままで小説のイメージが色濃く残り、生誕地論争まで発展したこの千葉家 の正史を、千葉さなが『千葉の灸』を広めた明治を解いていきます。 講 日 会 師: 時: 場: あさくら ゆう氏 歴史研究家 「歴史企画研究」主宰 6 月 7・14・21 日 各 日曜日 午後 2 時∼4 時 足立区生涯学習センター 研修室 4 第1回 北辰一刀流千葉家の誕生 第2回 千葉さなと坂本龍馬、そして明治維新と千葉家 第3回 維新後の千葉家と「千葉の名灸」千住の灸 千葉灸治院 口腔ケアで保つ健康と長寿 日本歯科医師会では、8020運動を展開しています。 これは「80 歳になっても 20 本以上自分の歯を保とう」 という運動です。20 本以上の歯があれば、食べる楽しみを あじわうことが出来ます。 口腔ケアについて学び、健康を保ち・病気を予防し・長寿に つなげましょう 講 日 会 師: 時: 場: 第1回 一生自分の歯で噛もう 第2回 歯と口のケアで健康増進 荻原 芳樹 氏 歯科医・医学博士 6 月 10・17 日 各 水曜日 午後 2 時∼4 時 足立区生涯学習センター 研修室 1 講座運営スタッフへの参加をお待ちします。 申し込みは、あだち区民大学塾事務局 へ 電話・ FAX 03-5813-3759(平日午後 1 時∼5 時) E-Mail:[email protected] (ボランティア活動推進部 -2- 齋藤龍男) 平成 27 年4月 月例会 開催報告 3 4 月 15 日(水)午後 3 時半から生涯学習センター5 階、研修室 3 で開催された。 テーマ:平成 26 年度の振り返りと 27 年度の抱負と題して、4 部局に分かれ、肩の凝らない話し合いをして 頂いた。普段、あだち区民大学の事業で、なかなか会員同士でフリーディスカッションする機会がなかった が、皆さんそれぞれ意見を出し合い、充実した時間を共有できたのではないかと感じました。「楽学の会」 の課題としての提案もありましたが、代表より、「課題としての意見は、共有できる学習の場を作って行く 必要がある。」と結ばれました。月例会が会員にとってより良い雰囲気で開催できるように、ボランティア 活動推進部は考えています。皆様たくさんのご意見有難うございました。参加者 21 名。 ボランティア活動推進部) 学習支援部 ・新・旧会員が、新たに考えを出し合って いけたらいい。 ・新入会員が増えて活動が活性化した。 ・分野別分科会を作り、講座内容の拡充と深化を図る。 ・女性会員の入会を望んでいる。 ・月例会でディスカッションをしては・・。 ボランティア活動推進部 ・月例会のテーマ、各部局からも提案してほしい。 ・自分から進んでやってみることが大切。 ・会員のコミュニケーションの場として充実出来る月 例会にして行かなくては・・。 事務局 ・昔、運営ボラ。今、あだち区民大学塾 ・講座終了後、講師・受講生・ボランティアが集ま って、おしゃべり会はどうか? ・事務局としてのスキルの継承。健康管理・・。 広報部 ・パソコン会議の導入で、顔を合わせなくても打合せ ができる、しくみ(フォーマット)と、編集作業は 顔を合わせて、コミュニケ―ションを図りながら詳 細に作業を進める2方式で運営を行なって行きま す。・著作権の課題も・・。 -3- 平成 27 年度 大学塾開催報告(第 1 ステージ) だれでもわかる日本経済入門 4 月 4・11・18 日の日曜日 3 回に亘り講師に元農林水産省管理官 の柴田 寛氏をお迎えして実施しました。 経済問題を取り上げたのは大学塾では初めてのケース。硬いテ ーマで受講者が集まるか多少の不安を持っての企画でしたが、40 名の受講応募があり、講座には延 92 名が受講されました。 1 回目、「景気」はどうやって見るのだろう。 2 回目、国の巨額借金はどうなるのだろうか。 3 回目、少子高齢化で日本経済はどうなるのだろうか。 というテーマを展開するためにGDPとGNP・アベノミクス などのキーワードに即してデータやグラ フ・受講者へのテストなどを駆使、一般的に理解があいまいな経済用語等を判り易く解説して頂いた。 日本経済の将来は大変だという暗い話題から一転、最終日には 「課題先進国」の ① デフレ脱却 ② 巨額借金の背景 ③ 少子高齢化、 の 3 点につき希望的観測を述べて講座を締めくくられた。21 名 からアンケートを頂き、総じて好評の意見が多くみられました。 (鹿島健一) みんなの広場 著作権法を知ろう 著作権は、特許法、実用新案法、商標法、意匠法などの「知的財産法」の一つです。日常生活の中にたく さんの知的財産法が関わっているものに囲まれていますが、著作権法で守られているものも多くあります。 著作権は「自分の著作物である」という証明が立証された権利で、著作物であるなら、著作権が発生します。 創作物は、人間の思想、感情を創作的に表現したもので、著作権はその創造物の利用を制限することが出来 る権利です。複製権・公衆送信権など著作物を勝手に使用することを禁止する権利なのです。私的利用のた めの複製は許可を必要としませんが、あくまでも「私的使用」が条件です。また、公衆送信権とは、不特定 多数の人に対して著作物を送信することを禁止する権利で、許可なく複製して送信することは「著作権を侵 害」することになります。 著作権の証明は「いつ、誰が、何を創作したか」の三点を実証できること。 証明の方法は、第三者が客観的に証明することが有効とされています。登録という方法で、著作物が「著作 権」として立証され、活用されますが、著作物を創作した著作者のもので著作権という権利で保護されてい ますが、権利を守るための手続きをしなくても権利は発生します。それだけに著作権がなぜ必要なのかを知 ることが大切です。 著作者には、人格的な利益を保護する著作者人格権と財産的な利益を保護する著作権(財産権)」の2つ で守られていますので、著作物を利用するときは気をつけましょう。 田中桂子(会員・著作権管理士) -4- 運営委員会だより (4 月 1 日) 1.代表挨拶:報告および提案 運営委員の皆様には、「楽学の会」の事業推進のために、27 年度もご協力のほどお願いいたし す。足立区行政の仕組みから、社会教育や生涯学習課という名称がつかわれなくなって久しい わけですが、「楽学の会」が今まで担って来ている分野は、一貫してそうした分野であり、設立 当時も 20 年後の今も変わっておりません。 そうした関連からこの度、社会教育の重要性を広めて行くために、当会顧問・大久保邦子さん、 瀬沼克彰名誉教授などが中心となり、様々な分野で関わりのある方々の賛同を得て『 「社会教育」 サポーターの会』を発足させました。 「楽学の会」も協力しながら会の運営に役立てていきたいと思います。 また、※総務省地域の元気担当より地域文化課を介し調査票が届いております。 これからの施策に反映されるよう協力してまいりたいと思います。 2.議題 (1) 情報交換 ・「社会教育」サポーターの会発足、資料 ・内閣ふるさとづくり有識者会議調査票 ・足立区 人事異動 地域文化課課長・浅見信昭 松野美幸 課長 → 教育委員会・幼児プロジェクト推進担当課長 森太一 課長 → 同 ・学力定着推進担当課長 教育長 定野 司 (2) 月例会開催について ・4 月月例会 4/15(水) テーマ: 「平成 26 年度の振り返りと 27 年度の抱負」 (3) 26 年度事業報告・27 年度事業計画(案)について 資料に基づき、各部長より説明 監査会 4/24(金)14:00 開催する (4) あだち区民大学塾(検討会議・企画会議・地域協働講座) ・「吉田松陰」終了 応募者 95 名(抽選 80 名) 受講者 65 名 ・「日本経済」4/4、11、18 応募者 38 名 ・「ジャズ」 4/12、19、26 応募者 72 名 ・「スケッチ」「吾妻鏡」5月開催 依頼状発送 4/465 名 (5)受託事業について ・「どうなる?人口減社会の未来とみんなの暮らし方」終了 応募者 61 名、受講者合計 85 名 実施報告書・請求書 センターへ提出済 (6) 各部局・PT からの報告および提案(省略) (7)その他(省略) 「あだちサークルフェア 2015」第 3 回準備報告(概要)2 月 7 日 今年度は 10 月 10 日(土)11 日(日)の両日に開催が予定されています。 本日の準備会では、予算議題、支出費目についての議論を、「楽学の会」田中さんの進行で下記確認が行わ れました。 1.参加募集資料内容最終確認 ・事務局より従来の募集内容との変更点を以下の通り説明。 ① 開催日時(午前 10 時から午後 4 時)から、参加団体の増加に対応【午前 10 時から午後 5 時】とした。 ② 募集団体数を(ステージ部門)24→28、(展示・体験部門)16→24 に増やした。 ③ 前回の準備会決議を受けて参加料 2,000 円→3,000 円とした。 以上変更点は、異議無く了承された。 2.「2015」実行委員会予算収支 ・事務局より予算試算書について以下の通り説明。 ① 4 階駐輪場整理要員人件費 ②通信費 ③予備費 ほか(詳細省略) 3.事前広報と当日会場装飾 ・団体紹介冊子、新聞折込みや駅貼りポスター検討、東武線主要駅での掲示、会場の飾りや表示、 事前広報にもっと力を入れて等、今後の準備会で引き続き話し合いを深める。 (田中桂子) -5- 楽学インフォメーション 生涯学習センター 講座情報 ボランティア 情 ◎講座名:講演「江戸指物の魅力 職人の技と心を探る」 日 時:平成 27 年 6 月 7 日(日) 午後 1 時∼2 時 30 分 場 所:生涯学習センター 5 階 研修室 5 受講料:500 円(一般)、350 円(70 歳以上の方、 障がい者手帳をお持ちの方) 定 員:30 人 対 象:16 歳以上の方 内 容:足立で神具仏壇を中心に様々な作品を作っ ている江戸指物師にその歴史と技術・精神 を語っていただきます。また、作品紹介や 実演を通して江戸指物の魅力に迫ります。 講 師:飯岡一夫(伝統工芸江戸指物師、足立区在 住) ◎講座名:歴史を「装う」 江戸時代の公家の暮らしと衣装 日 時:平成 27 年 5 月 30 日(土) 午後 2 時∼4 時 場 所:生涯学習センター 5 階 研修室 1 受講料:800 円(一般)、560 円(70 歳以上の方、 障がい者手帳をお持ちの方) 定 員:35 人 対 象:16 歳以上の方 内 容:江戸時代の公家の服装をテーマに、当時 の生活や歴史的背景について学びます。 公家の勤務服の試着体験もあります。 講 師:田中 潤氏(学習院大学非常勤講 師 博士(史学) 申し込みは、生涯学習センターへ 電話(03−5813−3730)または直接窓口へ 27 年通常総会・5 月月例会開催案内 「楽学の会」平成 27 年通常総会を開催します。 ★会合のお知らせ★ ◎ 運営委員会 5 月 1 日(金) 午後 3 時∼5 時 研修室 4 ◎ 平成 27 年 通常総会、月例会 5 月 22 日(金) 午後 3 時半∼ 研修室 4 ◎ 学習支援部 5 月 13 日(水) 午後 2 時∼ ワークルーム ◎ ボランティア活動推進部 5 月 7 日(木) 午後 2 時∼4 時 ワークルーム ◎ 広報部 5 月 8 日(金) 午後 2 時∼4 時 PC 会議 5 月 20 日(水) 午後 2 時∼4 時 ワークルーム 5 月 26 日(火) 午後 2 時∼4 時 ワークルーム ◎ 事務局 5 月 7 日 (木)午後 2 時半∼4 時半ワークルーム 5 月 12 日(火)午後 2 時半∼4 時半ワークルーム ◎ 大学塾講座検討会議 5 月 22 日(金) 午後 2 時∼3 時半 研修室 4 ◎ 大学塾講座企画会議 5 月 1 日(金) 午後 1 時半∼3 時 研修室 4 ◎ 生涯学習センター 休館日 5 月 11 日(月) ★お問い合わせ&ご意見等 ◎「楽学の会」の運営に関するお問合せ 事務局 江川武男 電話:090-3105-8140 E-Mail:[email protected] ◎「ホームページ」に関するお問合せ E-Mail:[email protected] ホームページ・メルマガのご案内 ・楽学の会ホームページは毎月更新しています。 一般の人にも広く、会員のみならず訪問して いただくよう内容を充実していきます。会員 皆さんの協力よろしくお願いします。 ・メールマガジンの発行も 4 月で 55 号となりま した。大学塾講座受講者のアンケートで、メ ルマガを見て受講応募したとのコメントも増 えてきました。これからも発信続けます。 総会後、引き続き月例会をおこないます。 1)日 編集後 記 時:平成 27 年 5 月 22 日(金) 平成 27 年度、楽学ニュースの 207 号をお届け 致します。会員皆さんの声とお顔が紙面にてお 伝え出来ます様、活動の状況や様々な情報をお 待ちしています。 本年度も広報部員一同、楽しく情報をお届けし ていきます。 (広報部) 午後 3 時 30 分∼午後 5 時 30 分 2)場 所:生涯学習センター・研修室 4 欠席の場合には、委任状に署名・捺印上 事務局江川宛提出をお願いします。(事務局) -6
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