平成27年度福岡県立大学附属研究所生涯福祉研究センター 教育研修事業部門 募集要項 第9回ペアレントトレーニングを応用した 特別支援教育スキルアップ・プログラム 1 目的 「教室からいなくなる」「わすれものが多い」「休み時間にけんかばかりしてい る」「何度注意しても伝わらない」など、子どもが困った行動をしてしまうとき、 それを無理してやめさせるよりは、それに代わる適切な行動を身につけさせるよ うに支援していくことが効果的です。 なぜなら、困った行動に目を向けると、それをやめさせるために叱りつけてし まうことになりますが、適切な行動に目を向けると、それを伸ばすためにほめて いこうとするからです。適切な行動が目立ってくると、困った行動は少しずつ目 立たなくなっていきます。 これまでわれわれは、子どもの行動の改善を目ざして親(保護者)とともにペ アレントトレーニングに取り組んできました。そこでは、一番改善したい行動を 具体的に決め、その行動を親(保護者)が家庭で観察・記録し、それを手がかり に対応をいっしょに考えてきました。このようなペアレントトレーニングの取り 組みは、観察・記録されたデータを手がかりに対応を考えていくので、保育・教育 現場における特別支援教育にも応用可能だと考えるようになりました。これまで 蓄積してきた多くの考えを先生方にお知らせし、また先生方がお持ちの考えを共 有することで、スキルアップを目指します。本プログラムはリカレント教育とし ての意義ももっております。 2 スケジュール・募集人員 ① 期間 平成27年5月29日(金)、6月12日(金)、6月26日(金)、 7月10日(金)、7月24日(金)の5回 ② 時間・内容 18:30~21:00 ・前半 約1時間:講義 ・休憩 約 10 分 ・後半 約 1 時間20分:事例の共有、検討 ③ 募集人員 20名程度(子どもの保育・教育などに携わっている人) 会場 ・ 〒825-8585 福岡県田川市伊田 4395 番地 ・ 福岡県立大学附属研究所2階 中セミナー室 http://www.fukuoka-pu.ac.jp/research/welfare/map.html 参加費・テキスト代 ・ 参加費 ¥5,000 円 ・ テキスト代 ¥2,200 著者割引 3 4 *使 用テキス トは、 「 ペ アレント トレーニ ング実 践 ガイドブ ック 」/(あいり 出 版 ¥2,780) です。既にお 持ちのか たは 購入の必 要はあり ません 。ご希望の 方は応募 時にお 申 し出てく ださい。 5 申し込み方法 ① E メール(*携帯メールは不可: 携 帯 に よ っ て は こ ち ら か ら の メ ー ル が 、 届 か な い 場 合 が あ り ま す 。)またはファックスか往復はがきを使用してください。 ② メールの表題に「特別支援教育スキルアップ・プログラム受講希望」と 必ずご記入ください。メールは、受信フォルダで自動整理をするためで す。 ③ メール、ファックス、往復はがきの文面に以下の内容をご記入ください。 1)(返信を希望される送付先の)郵便番号・住所 2)氏名 3)昼間に連絡がつく電話番号 4)勤務先と担当学年(幼稚園・保育園の場合は担当年齢) 5)応募理由(100字程度) 6)取り組みたい事例の有無 7)事例提供の可否 * 提 供 し た 事 例 を 一 緒 に 検 討 し て ス キ ル ア ッ プ を 目 指 し ま す 。 8)テキストの申し込みの有無 6 以上を明記のうえ、お申し込み下さい。 *なお、事例提供希望者が多い場合は全ての事例を取り上げる事はでき ませんが、他の事例を聞くことでご自身の事例に応用可能だと考えてい ます。ご了承ください。 選考方法と通知 ① 応募者多数の場合は、応募理由を参考に受講者の選考をします。 1)現場で子どもの行動を観察できる立場にある方 2) 観察できる人をサポートできる方 を、優先いたします。 ② メールまたはファックスか返信はがきにて決定の通知を5月22日(木) 頃までに行います。選考に もれた人にも、その旨、通知いたします。 ※受講申 込者より ご提供 い ただく個 人情報 、今 後の本 講座の案 内 、改善 を目的と した統計 資料の 作 成のため に使用 さ せてい た だきます 。 7 申し込み締切日 ・ 平成27年5月14日(木)必着 8 主催 ・ 福岡県立大学附属研究所生涯福祉研究センター 9 申し込み・問い合わせ先 〒825-8585 福岡県田川市伊田 4395 番地 福岡県立大学生涯福祉研究センター 特別支援教育スキルアップ・プログラム 中藤広美宛 メールアドレス [email protected] TEL 0947-42-2118(代) 特別支援教育スキルアップ・プログラム スケジュール詳細 18:30 月日 1 21:00 講義と質疑応答 1時間20分 グループワーク 45分 3グループに分かれる 事例に取り組む人を選ぶ 休憩 できるようになってほしい行動 3つ 10分 やめてほしい行動 3つ をあげる ペアトレの実際と特別支援教 事務 育への応用 5月30日 連絡 5/29 質疑応答 15分 自己紹介 月日 講義と質疑応答 50分 観察と記録の仕方 質疑応答 グループワーク 1時間30分 休憩 10分 目標行動の設定 記録の仕方の検討 2 6/12 6月13日 3 困った行動を減らし,望ましい行 6/26 動を増やすには 6月27日 質疑応答 記録に基づいた検討 4 環境の整え方と手助けの仕方 7/10 7月11日 質疑応答 記録に基づいた検討 5 7/24 7月25日 事例発表会 質疑応答 講義内容の順番が入れ替わる可能性もありますのでご了承ください。
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